映画『SING/シング』挿入歌・曲をキャラクター別に紹介!【サントラ必聴】
『SING/シング』の挿入歌は全85曲!その中でも注目度の高い曲を紹介!
個性あふれる動物たちが歌って踊る、ミュージカルアニメーション映画『SING/シング』。本作の魅力の一つは、レディー・ガガやエルトン・ジョンなど豪華アーティストたちの名曲が多く登場することではないでしょうか。 その数はなんと全部で85曲!この記事ではその中でも注目度の高い楽曲をキャラクター別に紹介します。
声優/吹き替えキャストやあらすじから確認
エンディング曲はレジェンドと歌姫の最強コラボレーション
『Faith』/スティーヴィー・ワンダーfeatアリアナ・グランデ
劇中で動物たちによってカバーされる名曲たちにも注目ですが、まずは本作のエンディング曲『Faith(フェイス)』から紹介。スティーヴィー・ワンダーとアリアナ・グランデが歌っており、洋楽界のレジェンド、スティーヴィー・ワンダーとのコラボレーションについてアリアナ・グランデは「信じられない!」とコメントしました。 本楽曲はお互い最高な相手に出会えたことの喜びや、相手を信じる気持ちが歌われたラブソングとなっています。劇中では、アップテンポの曲に合わせて踊るキャラクター達が可愛らしく、作品を最後まで盛り上げています。
ヤマアラシのアッシュが歌った曲
『Call Me Maybe』/カーリー・レイ・ジェプセン
カナダの音楽家として活動し、この楽曲が世界中で大ヒットしました。15の国で1位を記録、オーストラリアやドイツなどでもトップ3に入り、カナダ内で5人目のチャート制覇となりました。日本でもCMに使われ、馴染みのある楽曲ではないでしょうか。 映画内では歌の練習時間に、劇場支配人のバスターがアッシュに対し「君は女の子だし、ティーンエイジャーだ。君のための歌だよ!」と言い、共に歌っています。
『ROAR』/ケイティ・ペリー
2018年最も稼いでいる女性ミュージシャンに選ばれ、数多くの受賞経験があるケイティー・ペリーが自分をもち、強くあることについての思いを込めた楽曲です。劇中では、アッシュが熱い気持ちを込めて歌い上げます。
『Set It All Free』/オリジナル
『Set It All Free』は映画オリジナル楽曲で、アッシュが新しく生まれ変わった自分自身を歌っています。劇中では、リャマのジュディスによってギターのコンセントを抜かれてしまった際にアカペラで冒頭箇所を歌い上げ、観客を盛り上げることに成功しています。 アッシュ役のスカーレット・ヨハンソンと長澤まさみのアカペラに加え、その歌詞にも注目してみてください。
ゴリラのジョニーが歌った曲
『The Way I Feel Inside』/The Zombies
イギリスのロックバンドであるThe Zombies(ゾンビーズ)が1966年に発売した楽曲です。映画では路地裏でギャングをしているゴリラのジョニーが歌っています。見た目とは違い、とても透明感のある歌声に誰もがうっとりします。
『Stay With Me』/サム・スミス
”世界が最も愛するシンガー”と呼ばれるサム・スミスが第57回のグラミー賞で4冠を達成した人気の高い楽曲です。劇中では、オーディションのシーンでジョニーが歌っており、見た目に反した甘いボイスでバスターを驚かせます。 ジョニーはオーディションにて繰り上げ合格し、見事ステージに立つことに成功します。
『I’m still standing』/エルトン・ジョン
1970年代から活動を開始し、数々の楽曲をおくりだしてきたエルトン・ジョン。1983年に発売された本楽曲は、力強くも生き様を語るような歌詞に、多くの人が共感した名曲です。 劇中ではジョニーが公演中に、ピアノ演奏に合わせて美しい声で高々と歌い上げます。そして、息子が歌っている姿を見た父親は、その歌声の素晴らしさに気づき絶縁宣言を取り消すこととなります。
ハツカネズミのマイクが歌った曲
『Pennies From Heaven』/ビング・クロスビー
1978年にアメリカの同名テレビドラマで使用され、1981年に公開された映画にも使用された名曲です。劇中では、オーディションシーンにて披露されました。動画はフランク・シナトラによって歌われたもの。 自己中な性格ながらも、抜群の歌唱力を持っているジャズミュージシャンでハツカネズミのマイクがこの曲をしっとり歌います。
『My Way』/フランク・シナトラ
1969年にリリースされたフランク・シナトラの楽曲で、エルヴィス・プレスリーやシド・ヴィシャスなどにもカバーされました。劇中では公演の際にマイクによって披露され、それがテレビ放送されたことがきっかけでカジノで金を騙し取ったクマのギャングに見つかってしまいます。 自分自身の今まで行ってきたことに対して、自信を持っていることを歌ったこの曲は、自信満々なマイクのキャラクターに合っているのではないでしょうか。
ブタのグンターが歌った曲
『Bad Romance』/レディー・ガガ
この曲で全世界のランキング上位となり、レディー・ガガという名前を世界に轟かせたきっかけの楽曲です。また映画の予告編でブタのグンターが金のジャージを着てノリノリで歌い、キレキレのダンスを披露したことで、公開前から話題となりました。
ブタのロジータが歌った曲
『Shake It Off』/テイラー・スウィフト
2014年に発売され、テイラー・スウィフト自身の身に起きたことを曲に表現し、「周りのバッシングになんて負けない!気にしない」といったメッセージが込められている楽曲です。 劇中では、たくさんの子ブタを育てている主婦ブタのロジータと、グンターが共に歌い踊った曲。初めは息が合わなかったふたりが、この曲では息ピッタリのダンスを披露します。
象のミーナが歌った曲
『ハレルヤ(Hallelujah)』/レナード・コーエン
”Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー”にも選ばれるほど、熱心なファンが多いカナダのシンガーソングライターです。その有名シンガーが歌った『ハレルヤ』は美しい声が響く、ゆったりと落ち着きのある楽曲で評価が高い曲の一つとなっています。 劇中では、ミーナがこの曲をひとりで歌っているところを、バスターがたまたま見かけ、「君に公演で歌ってほしい」と壊れた劇場を再建することを決心することとなります。
『Don't You Worry Bout A Thing』/スティービー・ワンダー
1973年にスティービー・ワンダーが発表した楽曲。動画は原語版のミーナを演じる歌手、トリー・ケリーによるカバー版となっています。タイトルを日本語訳すると『くよくよするなよ!』となり、ミーナが自分を解放する曲としてふさわしいものとなっています。 劇中では公演の際にミーナが自身のコンプレックスである、あがり症を克服し、見事に歌い上げる様子が描かれています。さらには、観客の盛り上がりやミーナの力強い声量によってステージの壁が壊れてしまうというハプニングも発生しました。
バッファローのリチャードが歌った曲
『Butterfly』/クレイジー・タウン
この楽曲は2000年に発売され、世界で250万枚を越す売り上げを記録し、アメリカを代表するロックバンドに登りつめました。 劇中では、バッファローのリチャードがオーディションにて歌うラップ姿が見もの。すぐにお腹を壊してしまう小心者な性格ですが、いかつい姿で見事なラップを披露しています。
羊(名称不明)が歌った曲
『Kiss From A Rose』/シール
映画『バットマン・フォーエヴァー』で使用され、第38回グラミー賞の3部門(最優秀レコード賞・最優秀楽曲賞・最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞)を授与された名曲です。 劇中では、オーディションに参加した羊(名称不明)によって披露されました。少しぽっちゃり体型で、挙動不審であるものの、その歌声は見事です。
3匹のウサギが歌った曲
『Anaconda』/ニッキー・ミナージュ
PVがセクシーすぎると話題になり、動画の再生回数が大記録となりました。音楽が大好きな3匹のウサギのバニーズがセクシーさの残るダンスを引き継ぎ、ノリノリで歌います。耳に残りやすい曲調と、ウサギたちのお尻をふりふりするダンスが可愛さを増しています。
5匹のレッサーパンダユニット「キューティーズ」が歌った曲
『にんじゃりばんばん』/きゃりーぱみゅぱみゅ
きゃりーぱみゅぱみゅの5枚目のシングルとして発売された楽曲です。”忍者”をテーマとし、忍者とお姫様に変身して踊っています。子供にも覚えやすく、わかりやすいダンスが年齢問わず大人気となりました。
『きらきらキラー』/きゃりーぱみゅぱみゅ
2014年に発売されたシングル曲で、”ラッキー”をテーマとし、アップテンポな曲調となっています。実は“きらきら殺し”という意味も込められた、ダークファンタジーの要素もあり、不思議な世界観が魅力の一曲となっています。
『こいこいこい』/きゃりーぱみゅぱみゅ
人気アイスの「アイスの実」のCMにも使用された、2014年発売の楽曲です。きゃりーぱみゅぱみゅらしいアップテンポでテクノポップな曲調と、”恋”について甘くも深く語った歌詞が印象的な楽曲となっています。
『SING/シング』の挿入歌、曲はまだまだ沢山!豪華サントラも!
今回紹介した挿入歌の他にも『SING/シング』では多くの楽曲が使用されています。本作を観る際には、動物たちによって復活した名曲の数々や、オリジナル楽曲の歌詞にも注目しながら楽しみましょう! また、本作の挿入歌を集めたサウンドトラックもあるので、いつでも『SING/シング』の世界観に浸ることができそうです。