2020年2月26日更新

実はニックが『ズートピア』の主人公だった!?イケメン詐欺師ニック・ワイルドの魅力を紹介

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『ズートピア』

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『ズートピア』ニック・ワイルドをもっと知りたい!

『ズートピア』は個性的な登場人物たちや、練りこまれたストーリーで観客を魅了し、大ヒットを記録!第89回のアカデミー賞では長編アニメ賞を受賞しました。 そんな本作で、大きな役割を担ったのがきつねの詐欺師ニック・ワイルドでした。強がりなところがあり、表面的には冷たく見える彼ですが、心根は優しくとても魅力的なキャラクター。 本記事ではかっこいいニックの知ればより魅力がわかるトピックを紹介します。

ディズニー映画『ズートピア/Zootopia』のあらすじをおさらい!

『ズートピア』ニックの年齢知ってる?プロフィール紹介

■名前:ニコラス・P・ワイルド     (ニック・ワイルド) ■身長:4フィート ■体重:80ポンド ■特技:夜に目が効くこと、鋭い嗅覚     ビジネス知識 ■前科:あり ■年齢:32歳 ■備考:ナマケモノのフラッシュと高校の同級生     ともに陸上部所属 ちなみにうさぎのジュディの年齢は24歳!「アナと雪の女王」のエルサは推定21歳だと言われていますよ。

ジュディではなく、ニックがメインの物語だった?【『ズートピア』の主役は誰?】

『ズートピア』の主役と言えば、うさぎの警察官ジュディです。しかし本作の企画段階では、きつねのニックに重点が置かれた物語となっていました。 そして物語の設定も、草食動物を守るために肉食動物たちが首輪をつけ制御しているというもの。しかしこの物語は内部の上映会で不評の嵐……。 そのため、ジュディを中心とする脚本へと物語が大きく変更されました。この時なんと映画公開から1年半を切っていたとか……。 初期のプロットでは、ニックはスーツをビシッと決めた仕立て屋の息子というキャラクター案も出ていたそうです。

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『ズートピア』ニックのモデルのキャラクターは?【衣装に隠された共通点】

『ズートピア』のニック・ワイルドのモデルとなったキャラクターは、ディズニー作品の『ロビンフッド』だと言われています。映画『ロビンフッド』はアメリカで1973年に、日本では1975年に公開されました。 動物の世界であるイングランドを舞台に、主人公・きつねの義賊ロビン・フッドがリチャード王を呼び戻す物語です。リチャード王は現在不在で、その間王に君臨していた弟プリンス・ジョンは、貧しい街の住人からお金を盗むなどしていて嫌われものでした。 そしてロビンフッドのファッション(緑の衣装&帽子についている赤い羽根)、どこかで見覚えはありませんか?ロビンフッドの衣装は「ピーターパン」にそっくりなんです。 ディズニー作品には、それぞれ繋がりがあって楽しいですね。

サングラスの奥に隠された、幼少期のツライ体験【秘密】

ニックは決して裕福とは言えない家庭環境で育ちました。子供の頃にはジュニアレンジャースカウトに憧れていて、母親がなけなしのお金で買ってくれた制服で、キツネ初の団員として入団式に向かいます。 しかしキツネであるというだけで、ずる賢く凶暴だというレッテルを貼られてしまうニック。仲間にからかわれ、酷いいじめに遭ったこの幼少期の体験は、彼のトラウマとなるのです。 この出来事をきっかけに、キツネならキツネらしく詐欺師になるしかない……と彼は深く傷つき、夢を諦めてしまいます。自分の本心を隠すためにも、サングラスは重要なアイテムだったのでしょう。 ちなみに、モデルとなった動物は、赤ギツネ。夜行性で直射日光に弱いという特徴があることからも、ニックはサングラスが手放せないのだそうです。

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きつねのニック×うさぎのジュディの恋愛関係は?

詐欺師のニックと新米警官ジュディの出会いは最悪でした。 しかしお互い行方不明のカワウソ、オッタートン氏の捜索を進めるにつれ、二人の息はピッタリと合い始め、抜群のコンビネーションを発揮します。 猪突猛進型のジュディとクールなニックの凸凹コンビは相性もバッチリで、ファンからは二人が恋人同志になればいいのに!結婚しないのかな?という声も多々挙がっているようです。 ちなみに、二人の出会いから事件解決まで繰り返し登場し、二人を結びつける重要なアイテムとなるニンジン型をした録音機能付きのボールペンの役割にも要チェック!

気になる続編!「ズートピア2」はあるの?

『ズートピア』では恋人というよりも、良き相棒だったニックとジュディ。映画のラストでは良い雰囲気になっていた二人のこれからの関係が気になります。 バイロン・ハワード監督によると、2017年の時点では続編の企画はないそう。ただし、キャストのひとりクロサイの警官マクホーン役のマーク・ライノ・スミスが、再びマクホーンを演じるとThe Sunに漏らしたことで、続編制作の噂が浮上。 2020年2月現在、『ズートピア』続編の正式な発表はありません。しかしフィニックの声を務めたトム・タイニー・リスターも続編はあると発言しています。

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「俺のこと好きなんだろ?」ニックのイケメンセリフに胸キュン!

『ズートピア』が大ヒットした理由のひとつに、ジュディとニックという二人の主人公の魅力的なキャラクター設定、とくにニックの存在があったことは誰の目にも明らかです。 詐欺師ながらズートピアの情報通で、頭が良く、機転が利くタイプ。一見クールな印象ですが、明るく、ユーモアセンスもあり、優しさと包容力が垣間見える性格。そんなニックに惹かれる女性が続出!という理由も納得です。 出会った当初は反発していた二人ですが、ときにはジュディを守り、過ちを許すニック。そんなニックがジュディに放ったセリフ「俺のこと好きなんだろ?」。イケメンしか発言しないようなことをさらっと言ってしまうニックのツンデレぶりに注目です。

『ズートピア』ニック・ワイルド役の日米声優は?

字幕版『ズートピア』でニックを演じたのは、ジェイソン・ベイトマン。 9歳から子役として活躍し、『マイレージ・マイライフ』(2009)や、『モンスター上司』(2011)などに出演しています。監督のバイロン・ハワードとリッチ・ムーアは、ニック役を選考する際に、"チャーミングで、頭がよく、完全にイヤな奴にはならない演技"ができる俳優を探していたそう。 一方日本語吹替え版のニックは、声優の森川智之が演じました。 洋画ではトム・クルーズやユアン・マクレガーなどの吹替え声優であり、アニメでもクールなイケメン役が多いようです。字幕版、吹替え版とも、包容力のある声の演技で、ニックに息を吹き込みました。 ちなみにうさぎのキャラクター・ジュディの日本語吹き替えは女優の上戸彩が担当していますよ。

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やっぱりニックはかっこいい!ジュディとのその後は『ズートピア』続編に期待!

本記事ではディズニーアニメ映画『ズートピア』のキャラクター、きつねのニックについて解説しました。個性的なキャラクターと奥深いストーリー、随所に散りばめられたパロディやオマージュなど、知れば知るほど魅力が増す『ズートピア』。 続編が製作されることに期待して、改めて『ズートピア』を見直してみるのもいいかもしれませんね。