2017年7月6日更新

『ラン・オールナイト』あらすじ・キャスト【リーアム・ニーソンが過去最高!】

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ランオールナイト

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『96時間』の出来を大幅に上回るリーアム・ニーソン最新作あらすじ

MovieMasterBot はっきり言ってリーアム・ニーソンの最近のイメージは『96時間/レクイエム』がつまらなかったからあんまり良くなかった。だから期待をしないでこの作品を見たんだけど、想像以上に良かった。 一番良かったのは脚本かな。息子と父親の関係を映画の軸である争いにうまく結びつけてある。ジャウム・コレット=セラ監督はいつもどおり臨場感抜群の目を離せなくなるようなストーリーを作ってくれているのだけど、ひとつ言うなら映画の題名は別に”Survive in One Night”(原題)じゃなくて他の題名にしたほうが良かったと思うな。作品と合ってない。 結論としては良い俳優陣と脚本で息子を思う父の愛情をうまく表している素敵な作品だった。

元殺し屋ジミー・コンロンは命を狙われた息子マイクを守るためにある男を殺してしまう。なんとその男は親友で犯罪組織のボス、ショーンの息子だった。 親子で命を狙われる存在となった二人はニューヨークを一晩中逃げ回る。

魅力的なキャスト

ジミー・コンロンの親友で犯罪シンジケートのボス、ショーンを演じるエド・ハリス!

リーアム・ニーソンの息子マイクを演じるヨエル・キナマン! 

親子を追いかける凄腕の殺し屋を演じるラッパーのコモン!

ジャウム・コレット・セラと3度目のタッグ!

2013年冬、
はニューヨークで『ラン・オールナイト』の撮影に臨んでいました。『フライト・ゲーム』の撮影が終了してからわずか1年しか経っていない時期です。

リーアム・ニーソンは2011年『アンノウン』、2014年『フライト・ゲーム』、そして2015年『ラン・オールナイト』とジャウム・コレット・セラとタッグを組むのはこれで3度目です。 ”契約で、リーアム・ニーソン以外と仕事ができないんだよ。” コレット・セラ監督は冗談交じりに語っていました。

リーアム・ニーソンが思う存分暴れ回る!?

『フライト・ゲーム』では狭い飛行機内を行ったり来たりで、リーアム・ニーソンはフラストレーションが溜まっていたかもしれません。 しかし、今回の作品では壁をよじ登ったり、バルコニーから飛び降りたり、ロングアイランドの倉庫に建てられたセットで思う存分暴れているようです。リーアム・ニーソンはほとんどのスタントを自らこなしたと言います。 さらに、燃え盛るビルに囲まれ、リーアム・ニーソンと殺し屋が素手で格闘するシーンが大きな見せ場となっています。 『ラン・オールナイト』スタントコーディネーターのコールマンは格闘シーンについてこう語っています。 ”火が燃え上がることで、危険が迫っている演出効果が生まれる。煙がたちこめる部屋で格闘が始まり、壁を突き破り炎の中へ、屋外やバルコニーなんかで撮影するのが一般的だけど、何か新しいことをやる方が面白いだろ!”

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『フライト・ゲーム』の経験が生かされていた!?

コレット・セラ監督は厳しい寒さの中での撮影は相当ハードだったと語っています。 “午前4時、凍えるような寒さの中、とてもハードな現場だった、ビル5棟に火をつけ、スタントマンたちはバルコニーからバルコニーへと飛び移る、風で全てのクレーンと照明が吹き飛ばされてしまったこともあった。7週にも及ぶ夜間撮影期間中、数少ない屋内撮影は安らぎを与える時間だと思っていた。でもニューヨークにはあまり大きなアパートがない。狭い部屋に、リーアムやヨエルのような大柄の男が二人だけじゃない、20人のスタッフ、カメラを入れて快適なはずがない。” 屋内での撮影現場では『フライト・ゲーム』の経験が生かされていました。監督は壁に穴を開け、カメラをそこら中に埋め込んだと言います。しかし、セットの飛行機と実際のロケーションでは勝手が違いました。キッチンや風呂場のシーンを多くしたことは二度と犯したくないミスだとも語っています。

意外にシリアスな作品!?

これまでの情報を総合するとリーアム・ニーソンの最近の代表作『96時間』をイメージしてしまいますが、『ラン・オールナイト』は『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に近い雰囲気だという情報もあります。