2017年7月25日更新

ハワイにある『ジュラシック・パーク』シリーズロケ地を一挙ご紹介!

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『ジュラシック・パーク』
©Universal Pictures/Photofest/Zeta Image

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大自然が美しい!『ジュラシック・パーク』シリーズのロケ地、ハワイ

CGなどを駆使して再現されたリアルな恐竜に引けを取らず、『ジュラシック・パーク』シリーズの魅力を支えているのが、その舞台となる美しい大自然です。 こうした舞台の大半は、実はハワイで撮影されていたことをご存知でしたか? 『ジュラシック・パーク』は、ショッピングやグルメとは違う、ハワイのもうひとつの大きな魅力である大自然が楽しめるシリーズでもあったのです。 この記事では、2017年現在までに公開されたシリーズ4作品のロケ地と、2018年6月公開予定の最新作『ジュラシック・ワールド:フォールン・キングダム(原題)』のロケ地をご紹介しましょう。 ハワイに行ったことがある方もない方も、映画の場面を思い返しながら楽しんでいただけると思います。

第1作目『ジュラシック・パーク』の舞台イスラ・ヌブラル島はハワイのカウアイ島!

1作目『ジュラシック・パーク』(1993)の舞台は、中米沖にあるイスラ・ヌブラル島です。この島でのシーンは主にハワイのカウアイ島で撮影されました。 カウアイ島は、ハワイ諸島の主な4つの島の中でもっとも小さく、美しい島です。 たとえば、ハモンド(リチャード・アッテンボロー)に連れられたグラント博士(サム・ニール)とサトラー博士(ローラ・ダーン)が最初に目にするイスラ・ヌブラル島の海岸沿いの断崖絶壁は、カウアイ島のナパリコースト州立公園です。 また、ティラノサウルスがいれられている電流の流れる柵のシーンは、ワイメアという町で撮影されました。

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カウアイ島以外のロケ地は?

グラント博士とティム(ジョゼフ・マゼロ)、レックス(アリアナ・リチャーズ)の3人がダチョウのような恐竜、ガリミムスに追いかけられるシーンは、オアフ島のクアロア地区で撮影されました。 このシーンで3人が隠れた倒木は、撮影時のままその場にあり、“ジュラシック・パーク”の看板が立っているので、世界中からファンが訪れています。

第2作目『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のロケ地はハワイだけじゃない?

第2作目となった『ロスト・ワールド/ジュラッシク・パーク』(1997)の舞台は、前作の舞台イスラ・ヌブラル島の南西140kmにあるイスラ・ソルナ島です。 イスラ・ソルナ島は、“サイトB”と呼ばれる恐竜繁殖のための島でした。 ソルナ島のロケ地もやはりハワイのカウアイ島です。 旅行者家族の幼い娘が小さな恐竜に襲われるシーンは、カウアイ島の南の沿岸にあるキプカイビーチで撮影されました。ここへは船でしか渡ることができません。

多くのアクションシーンはアメリカ本土で撮影!

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』では、意外なことにアクションシーンの多くが、ハワイではなくアメリカ本土で撮影されています。 主にカリフォルニア州北部のユーレカにある、美しいビーチが評判のパトリックス・ポイント州立公園と、背の高いセコイヤ林で有名なプレイリー・クルック・レッドウッズ州立公園でロケが行われました。

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第3作目『ジュラシック・パークⅢ』ではハワイの3つの島でロケを敢行!

『ジュラシック・パークⅢ』(2001)の舞台は、前作と同じイスラ・ソルナ島です。撮影は、おなじみのカウアイ島のほかに、オアフ島、モロカイ島でも行われました。 モロカイ島は、オアフ島とマウイ島の間にあり、カウアイ島の次に大きな島です。あまり開発が進んでいないため、町の灯りや喧騒に邪魔されず撮影を進めることができたそうです。 映画冒頭でカービー親子(ウィリアム・H・メイシー、トレヴァー・モーガン)がパラセーリングを楽しんでいるシーンはモロカイ島で撮影されました。 ジャングルでの多くのシーンは、カウアイ島のジュラシック・カヒリ・ランチで撮影されています。カウアイ島の北の海岸に面する、約10㎢ほどのこの広大な土地は、普段は放牧をしているのどかな場所だとか。 また、恐竜たちが目まぐるしく駆け回るシーンは、オアフ島のヘエイア・ケア・ピア牧場で撮影されました。

近代的な建物も!『ジュラシック・ワールド』のロケ地をご紹介!

最初の惨劇から22年後、故ハモンドが夢見た“ジュラシック・ワールド”は開園から数年たち、大人気のアミューズメント施設となっていました。 この”ジュラシック・ワールド”があるのは、第1作目の舞台と同じイスラ・ヌブラル島です。 『ジュラシック・ワールド』(2015)では、これまでのシリーズでロケ地として使われたオアフ島のクアロア地区やカウアイ島のナパリコースト州立公園、ジュラシック・カヒリ・ランチなどで再び撮影が行われました。

それに加えて、イスラ・ヌブラル島に向かうフェリーは実際に就航しており、ディナー・クルーズやホエール・ウォッチングを楽しむことができます。 また、“ジュラッシック・ワールド”のビジターセンターの外観には、ホノルルにあるハワイ・コンベンション・センターが使われました。 恐竜とのふれあい広場のシーンは、実際にはホノルル動物園で撮影されています。

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最新作『ジュラシック・ワールド:フォーレン・キングダム(原題)』のロケ地が気になる!

2017年7月現在、2018年6月公開予定の続編『ジュラシック・ワールド:フォールン・キングダム(原題)』は、シリアスな作品になると言われていますが、詳細はあまりわかっていません。 撮影は、2017年2月にイギリスのラングレイ・ビジネス・センターでスタートし、その後多くの撮影がロンドンのパインウッド・スタジオで行われました。 ウェールズやスコットランドなどイギリス各地でロケを行い、その後やはりハワイでの撮影がはじまりました。 撮影は、オアフ島のハロナ・ビーチでロケを行われたとのことです。 しかし、物語の舞台となるのが今までのシリーズに登場したどの島なのかは不明。もしかすると、新しい別の島なのかもしれません。 新たな三部作の二作目になるといわれている本作は、2017年の7月上旬に撮影を終え、ポストプロダクションに入っています。

ハワイで『ジュラシック・パーク』のロケ地巡りはいかが!?

いかがでしたか?『ジュラシック・パーク』シリーズでは、他にも様々な場所でロケを行っていますが、今回はハワイを中心にご紹介しました。 大迫力の恐竜に、さらにリアリティを添える豊かな自然がハワイにはたくさんありますね。 好きな映画が撮影された場所を訪れてみたいと思う人は多いでしょう。また、実際に足を運んでみることで、その作品に対する思い入れが一層強くなったりするものです。 『ジュラシック・パーク』シリーズのロケ地の多くは、観光などで比較的簡単に訪れることができる場所です。そこを訪れれば、リアルな恐竜が闊歩する姿が目に浮かぶのではないでしょうか。