『ジュラシック・パーク』シリーズにまつわるトリビア30選

2017年8月4日更新

スティーブン・スピルバーグ監督の大ヒット映画『ジュラシック・パーク』。迫力のある恐竜たちが話題を呼び大人気を博しました。その後『ロスト・ワールド/ジュラシックパーク』などの続編も製作され、今年夏に最新作の『ジュラシック・ワールド』が公開予定です。この『ジュラシック・パーク』シリーズには、リアルな恐竜たちばかりに注目していると見落としてしまうトリビアが存在しています。

恐竜パニック映画の最高傑作『ジュラシック・パーク』シリーズ

1993年に公開された『ジュラシック・パーク』は全世界で9億ドルを超える興行収入を上げ、映画業界に革命をもたらしました。その後、『ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-』『ジュラシック・パーク3』と続編が制作され、2015年にはリブート版である『ジュラシック・ワールド』が公開、こちらも大ヒットを記録しました。尚、『ジュラシック・ワールド』は2018年6月22日に続編『ジュラシック・ワールド フォールン・キングダム(原題)』が公開予定となっています。 今回は『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-』『ジュラシック・パーク3』の旧シリーズにまつわるトリビアをご紹介いたします。

1.不吉な予感を暗示する『ジュラシック・パーク』冒頭のシーン

映画冒頭で主人公であるアラン・グラント博士は、自分の話しを不真面目に聞く子供に対してヴェロキラプトルがいかに恐ろしい恐竜であったか、怖がらせながら説きます。 このシーンが、後に映画終盤でグラント博士一行がその恐ろしいラプトルたちに襲われる事への伏線や暗示となっています。 さらに、島へ向かうヘリコプター内のシーンでも、後に起こる悲劇を予兆するような描写があります。 それは、グラント博士がシートベルトのバックルを合せようとするも、上手くいかずにベルトの両端を無理矢理結びつけたシーン。「間違ったやり方でも良いから無理矢理物事を可能にさせる」というこの描写が、これから後に「ジュラシック・パーク」に起こる不吉な出来事・失敗を仄めかしているのです。

2.特撮技術へのオマージュ

『ジュラシック・パーク』が成功した理由の一つがCGと特殊効果(アニマトロニクス、人形やスーツアクターなど)の融合です。 マルコムの 「don’t you mean extinct?(絶滅してしまうってことなのか?)」というセリフがありますが、これはスティーブン・スピルバーグと特殊効果のパイオニア、フィル・ティペットが特殊効果の将来について議論した時の、実際の会話からの引用なのです。

3.劇中に『ジョーズ』が登場していた

ちょっぴりおデブなパークのエンジニア、デニス・ネドリーが給料の値上げをジョン・ハモンドに要求しているシーンに注目して下さい。 一連の騒動を起こした張本人にもかかわらず、ネドリーはモニターの一つでスティーブン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』を見ています。

4.ラプトルに映し出された文字配列の意味

クライマックスでラプトルがプロジェクターの前を横切ります。その体に文字の羅列が映り込んでいますが、これはラプトルのDNA配列です。科学者たちはこれを基に凶悪なラプトルを生み出したので、なんだか皮肉ですね。 このシーンは目を凝らしたとしても、その意味に気が付くことが中々難しい!

5.映画『シャイニング』へのオマージュ

ラプトルからティムとレックスが隠れているシーンには、ある名作映画へのオマージュが隠されていました。 ティムはラプトルを肉の冷蔵庫に閉じ込め、レックスは金属の棚の反射を使いラプターを退治します。これはスタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』で、ウエンディとダニーがそれぞれジャックから逃げるために使った方法と同じなのです。

6.「ジュラシック・パーク」ジープに描かれたロゴ!

映画が終わりを迎える直前、生存者たちがついにパークから逃げ出すシーンに注目してみて下さい。ジープに描かれた「JURASSIC PARK(ジュラシック・パーク)」のロゴの一部が泥で隠され「UR ASS PARK(お前の糞ったれなパーク)」になっています。 登場人物たちが感じたパークへの思いを代弁したものかもしれません……。

7.『ジュラシック・パーク』エンドロール曲のアレンジ

映画のエンドロールが始まり、ジョンウイリアムスの曲が盛り上がりを迎えます。 映画のタイトルが出てきたら耳を澄ましてみて下さい。スピールバーグの1977年の作品『未知との遭遇』の有名な5音を少しアレンジしたバージョンが流れています。

8.『ジュラシック・パーク』テーマ曲があのシーンにも!

『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』でマルコム博士がジョン・ハモンドの家を訪れるシーンで、聞き馴染みのあるテーマ曲がピアノアレンジで流れてきます。それはもちろん『ジュラシック・パーク』のテーマ!

9.『キングコング』へのオマージュ!

「ジュラシック・パーク」シリーズが『キングコング』('33)から影響を受けていることは明らかです。 スティーブン・スピルバーグは、劇中かなり大きなアイテムで『キングコング』へのオマージュを示していました。それは、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』でティラノサウルスを輸送した船! この船の名前が、『キングコング』を運んだ船と同じ「The Venture」なのです。

10.日本の怪獣映画へのオマージュ

2作目『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』で日本の怪獣映画『ゴジラ』へのオマージュがされていました。 それとは、サンディエゴに上陸したティラノサウルスが市街で暴れ回るシーン。この時、日本人観光客たちが日本語で叫びながら逃げていくのです。

11.ティラノサウルスの動きはコナン・ドイルへのオマージュ

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』において、サンディエゴ市内をイアン・マルコムらが車で逃げまわる際、ティラノサウルスが小さな手で車に襲い掛かるシーンがあります。 このシーンはコナン・ドイルの小説が原作の白黒映画『ロストワールド』で登場するティラノサウルスと同じ動作を再現し、オマージュを捧げているのです。