おすすめ西部劇映画ランキング30【名作〜最新作まで!】

2017年8月2日更新

血沸き肉躍るガンファイトや、夕日をバックに哀愁漂う1対1の撃ち合い、町を守るべく闘うガンマンの死闘などなど、観る者の心をたぎらせる西部劇映画は、いつの時代も幅広い支持を得られるもの。ここではそんな、傑作と誉れ高い作品30本をランキング形式で紹介します。

血沸き肉躍る、おすすめ西部劇映画ランキング!

「西部劇」とは、19世紀後半当時の、まだ未開拓地とされていたアメリカ西部を舞台とした映画やドラマ、小説を指すと云われます(諸説あり)。厳しい自然を生き抜いていく上で発生した人同士の争いや恋愛を描きますが、初の西部劇映画とされる1903年の『大列車強盗』に代表されるように、銃や馬を伴ったアクション劇がその大半となりました。 荒くれ者を倒すガンマンの巧みな銃さばきや、広大な荒野を颯爽と馬で駆ける勇姿など、さまざまな観客を沸かせる要素にあふれた西部劇映画。 この記事では名作・傑作西部劇をランキング形式で紹介します。

30位:列車を襲う強盗団を描く世界初の西部劇映画【1903年】

強盗団が駅の電信室に押し入って列車を止めさせて社内に侵入し、乗客を客車から降ろします。乗客から金品を奪った強盗団は山の中へ逃げ込みますが、警官隊に追われ激しい銃撃戦となるのでした。 “発明王”ことトーマス・エジソンが率いるエジソン社が製作した正味12分のサイレント作品で、世界初の西部劇映画と云われています。本作ですでに西部劇に欠かせないカウボーイや拳銃、馬などが登場しており、ラストで強盗団リーダーが観客に向けて発砲するシーンは有名です。

29位:ワイアット・アープの知られざる一面を描くケヴィン・コスナー主演作【1994年】

1800年代のアイオワで生まれたワイアット・アープは、厳格な父の下で強さと正義を教え込まれ育ちます。やがてワイアットは成人して結婚するも、若くして妻を亡くしたショックで荒れた生活を送ることに。そこで父によって助けられた彼は保安官となり、アリゾナ州トゥームストーンへの移住を決めます。 『OK牧場の決斗』など、これまでに幾度となく映画化されてきた実在の保安官ワイアット・アープを主人公とした伝記映画。 1992年の大ヒット作『ボディガード』の主演ケヴィン・コスナーと脚本家ローレンス・カスダンが再タッグを組みました(本作でカスダンは監督も兼任)。過去のアープ登場作と異なり、幼少からの成長や家庭崩壊といった一人の男のドラマとして描いています。

28位:冬の山小屋で繰り広げられるダマしあいミステリー【2016年】

南北戦争終結から数年経った冬のアメリカ・ワイオミング。雪が降り注ぐなか進むとある駅馬車に、賞金稼ぎや女性犯罪者といった面々が次々と乗りこみます。やがて駅馬車は猛吹雪のため、道中にあった「ミニーの紳士服飾店」に立ち寄ることに。そこにいた胡散臭い男たちも含めた、合計8人の奇妙なやり取りが幕を開けます。 『パルプ・フィクション』のクエンティン・タランティーノ監督が、『ジャンゴ 繋がれざる者』に次いで製作した3時間超の西部劇映画。アメリカでは、往年の映画界では当たり前だった70ミリフィルム形態で上映されたことも話題に。音楽を巨匠エンニオ・モリコーネが担当し、87歳にしてアカデミー作曲賞を初受賞しました。

27位:OK牧場の決闘をアクション要素を高めて映像化【1994年】

保安官を務めていたワイアット・アープは、妻の療養のために兄弟が住むアリゾナ州トゥームストーンに引っ越してきます。そこで旧友のドク・ホリデイと再会しますが、町はカウボーイズと呼ばれるならず者集団が牛耳っていました。ワイアットは町を守るため、再び銃を手にします。 『荒野の決闘』や『OK牧場の決斗』でも題材となったワイアット・アープとドク・ホリデイの友情物語を、アクション要素を高めて製作した名作ウエスタン。他作品ではクライマックスに置かれることの多いOK牧場(コラル)での決闘を、中盤においているのが特徴です。

26位:スゴ腕ガンマンと飲んだくれ保安官の絶妙コンビ【1965年】

ガンマンのコールは、水源の利権を巡って揉めていた牧場主ジェイソンに雇われ、テキサスの町エル・ドラドを訪れます。そこでは旧友のハラーが保安官を務めており、彼はジェイソン側に付いていたことで敵対する牧場主から命を狙われていました……。 名プロデューサーにして監督のハワード・ホークスが、ジョン・ウェインとロバート・ミッチャムを主演に配して製作した、ユーモア要素も含んだ西部劇。ウェインがお馴染みの巧みなガンマンを演じる一方で、アルコール依存症に陥った保安官役のミッチャムのコンビネーションが見どころです。

25位:銃使いの名手にされてしまった腰抜け歯科医の運命やいかに【1948年】

政府に捕らえられたお尋ね者の女性ガンマンのジェーンは、無罪放免の条件としてインディアン(ネイティブ・アメリカン)に武器を密売する悪党逮捕の協力を求められます。彼女は情報収集するには夫婦として行動すべきと判断、偶然出会った陽気な歯科医ピーターにすり寄って夫婦となり、彼をスゴ腕のガンマンに祭り上げます。 20世紀のアメリカを代表するコメディアンと称された、ボブ・ホープ主演のコメディ。劇中で彼が歌う主題曲「ボタンとリボン」は、劇場公開時の日本でも「バッテンボー」の歌として親しまれました。 女性ガンマンを演じたジェーン・ラッセルはセックス・シンボルとして知られ、マリリン・モンローとの共演作『紳士は金髪がお好き』でさらに人気を獲得します。

24位:父の仇を討つべく銃を手にした美女の執念【1995年】

西部開拓時代の荒れ果てた町リデンプションでは、町長のヘロッド主催による早撃ちトーナメントが開催されていました。参加者の中には一際目立つ美女のエレンもいましたが、実は彼女は、幼少時に父をヘロッドに殺されており、その復讐を企んでいたのです……。 『氷の微笑』での悪女役で一世を風靡したシャロン・ストーンが製作・主演も兼ね、サム・ライミがメガホンを取った西部劇。共演に製作当時まだ無名だったラッセル・クロウや、若手スターだったレオナルド・ディカプリオが名を連ねています。余談ですが、本作の製作には日本衛星放送(WOWOW)も出資しています。

23位:西部を開拓する一家の50年間を綴った一大叙事詩【1962年】

1839年、東部の農夫ゼブロン・プレスコットは家族を連れて、開拓民として西部に移ります。一家は、南北戦争やインディアンとの対立といった激動のアメリカを、世代を渡り生き抜いていきます。 とある一家がアメリカ西部を開拓していく1839年から1889年までの50年間を、全5話のオムニバス形式で綴った大作。ヘンリー・ハサウェイ、ジョン・フォード、ジョージ・マーシャルといった大御所監督を揃え、キャストもジェームズ・スチュアート、 グレゴリー・ペック、ジョン・ウェインといった西部劇でおなじみの豪華スターを配しています。

22位:セクシー&チャーミングなマリリン・モンローの魅力が満載!【1954年】

ゴールドラッシュに沸いていたアメリカ北西部の町の農場で新生活を始めたマットと息子のマーク。彼はある日、“帰らざる河”と呼ばれる急流河川で、マークを預けていた酒場の歌手ケイとその情夫がイカダで流されているのを発見します。マットは2人を救うも、逆に情夫から馬と拳銃を奪われてしまいます。そこにインディアンの襲撃を受け、マット親子とケイの3人は帰らざる河をイカダで下ることに……。 ロバート・ミッチャムとマリリン・モンロー主演で贈る恋愛西部劇。モンローの歌う表題曲「帰らざる河」(River of No Return)も大ヒットしました。酒場でのセクシーな赤いドレス姿や、中盤以降でのチャーミングなジーンズ姿など、さまざまなモンローの魅力が堪能できます。

21位:1万もの牛の大群を導くカウボーイ親子の旅路【1948年】

19世紀半ばのアメリカ西部。開拓者のダンソンはテキサス州のレッドリバーに向かう道中で、インディアンのコマンチ族の襲撃から生き残った少年マシューを養子として育てることに。それから14年経ち有数の牧場主となったダンソンは、成長したマシューとともに1万頭もの牛の大群をミズーリ州の市場へ運ぶロング・トレイルに出ます。 『暗黒街の顔役』、『ヨーク軍曹』のハワード・ホークス監督が、『駅馬車』のジョン・ウェインと初めて組んだ西部劇。危険かつ過酷なロング・トレイルを行うカウボーイの姿を、愛憎混じる親子ドラマと絡めて描きます。 ダンソン役のウェインと成長したマシュー役のモンゴメリー・クリフトは、撮影時は非常に不仲だったと云われています。

20位:名誉回復に焦りすぎた司令官がもたらす悲劇【1948年】

南北戦争で失策したサースデイ将軍は、階級を大佐に下げられた挙句にインディアンとの紛争が絶えないアパッチ砦の司令官に任命されます。彼は将軍への復位を狙うあまり、部下に激しい訓練を課して大尉たちと衝突を重ねるのでした。やがてインディアンの襲撃が激化してきたのを受け、サースデイは大尉の進言を聞かずに殲滅作戦を計ろうとします……。 『駅馬車』や『荒野の決闘』のジョン・フォード監督が、1876年6月にモンタナ州で発生したアメリカ陸軍とネイティブ・アメリカンとの戦い(リトルビッグホーンの戦い)をモデルに映画化。名誉回復を求めすぎた司令官が、敗軍の将となっていく様が描かれます。