これであなたも虜！イケボ声優・前野智昭の7つの魅力

前野智昭は1982年5月26日生まれ、アニメ『ドラゴンボール』をきっかけに、声優を目指します。専門学校卒業後、もっと勉強がしたいと日本ナレーション演技研究所を経て、さらに6年の下積み時代の後に事務所正所属となった苦労人です。 人気声優の仲間入りを果たしてからは、アニメを中心に、乙女ゲームやドラマCDなどにも多数出演。少年から青年までの幅広いイケメンボイスを自在に操る声を武器に、女性向けコンテンツでは欠かせない声優となっています。

吹き替えの仕事をメインでやっていた頃、アニメの仕事がしたいとオーディションを受けた作品が、有川浩原作の『図書館戦争』。原作者も含めた満場一致で、前野智昭が堂上篤役に抜てきされました。 前野にとってアニメ初のメインキャラとなった堂上篤は、主人公の憧れの王子様であり職場の上官という立場のキャラクターで、原作でも人気のある人物です。実直さのなかに滲む、主人公への愛情を見事に表現し、この作品をきっかけに徐々にアニメでのメインキャラが増えていくことになりました。

うたプリの名称で知られている女性向けゲームに登場する、異国の地からやってきた伯爵アイドル・カミュを前野智昭が演じています。アイドルとしては執事キャラを貫いていますが、普段は周囲を愚民と呼んで冷徹に接しているという役柄です。 うたプリのライブでは、マイクのヘッドセットの関係でメガネがかけられず、人生初のコンタクトに挑戦してステージに上がったというエピソードが有名です。

草凪みずほが花とゆめで連載中の少女マンガが原作。2014年から翌年にかけてアニメ化され、前野は主人公の少女ヨナの幼なじみであり、彼女の専属護衛として一緒に旅をするハクを演じています。 身分違いの恋だと分かっていながら、ヨナに秘めた恋心を抱いているハクを熱演。少女マンガならではのハクの胸キュンシーンは、放送当時多くの女性ファンから支持を得ました。

応援上映の一大ブームを巻き起こしているキンプリにも前野智昭は出演しています。演じている速水ヒロは、映画の原作シリーズである『プリティーリズム・レインボーライブ』から登場しており、根強い人気を誇っているキャラクターです。 映画のキンプリでは、ヒロが属するグループであるOver the Rainbowに憧れてやってきた新入生たちの物語がメインに描かれています。爽やかでキラキラなアイドルでありながら、仲間との別離などに苦悩するヒロの姿をアニメや映画を通じて見ることが出来ます。

アニメやゲームで引っ張りだことなった後も、コンスタントに海外作品の吹替の仕事もおこなっています。2012年公開の『アメイジング・スパイダーマン』、続編の『アメイジング・スパイダーマン2』では、アンドリュー・ガーフィールド演じる主人公ピーター・パーカー役の吹替を担当しています。 下積み時代から続けてきた吹替の仕事を、売れてからも続けている姿に、声の仕事への前野智昭の強いこだわりが感じ取れます。

アニメ『図書館戦争』で、前野智昭演じる堂上篤の部下である手塚光を演じたのが鈴木達央です。実はこのふたり、この作品で出会う以前に、日本ナレーション演技研究所で同期として一緒に学んでいた旧知の仲だったんです。 アニメから派生したラジオ番組をふたりで担当し、そのなかで互いの名字の頭文字をとって、SとMの関係だとする迷言を残すなど、気心知れたふたりの軽快なトークがファンの間で話題となりました。

前野智昭のことをまえぬというあだ名で呼ぶファンも多いのですが、この名付け親がゲーム『VitaminZ』で共演した声優であり俳優のKENNです。KENN自身、読み方はけんですが、けんぬと呼ばれることを好んでおり、共演者やファンからそう呼ばれています。おそろいのあだ名を、お互いにいまも大事に使っているほどの仲の良さなのです。 共演している作品のイベントでは、ふたりがステージ上で仲良くしている姿が見られます。ふたりとも穏やかなふんわりとした雰囲気なので、ふたりの仲睦まじい様子に心温まるファンも多いようです。

声優として安定した人気を得ている前野智昭ですが、彼女はいるのでしょうか？過去に噂が出たことはありますが、どれも噂の域を出ない話ばかりです。 下積み時代が長かったこともあり、声優として波に乗っている2017年現在は仕事を最優先としているのかもしれませんね。潔癖症傾向がある前野のハートを射止めるのはどんな女性なのか、いつか来るかもしれない報告を待ちましょう。 声の仕事にこだわりをもって各方面で活躍している前野智昭の仕事ぶりは、作品を通じて耳で感じてもらうのが一番。アニメだけでなく吹替やナレーションでも活躍しているので、前野智昭の名前を見つけたらぜひそのイケメンボイスを堪能してみてください！