男性声優のレジェンド石田彰を知るための8つのこと

2017年9月4日更新

一度聴いたら忘れられない艶のある声と演技力の高さで、数々の作品で存在感を放ってきた石田彰。声優界のレジェンドでありながら、メディアにはあまり登場せず、私生活が謎に包まれていることでも有名です。今回はそんな石田彰を知る手掛かりとなる8つの情報をまとめました。

声優業界でも唯一無二の存在、石田彰の魅力に迫る!

1990年にデビューして以来、常に第一線で活躍し続けている声優界のレジェンド石田彰。高めのトーンでありながら落ち着いた艶のある声は「石田ボイス」として親しまれ、男女問わずにファンを獲得してきました。 役作りと演技力の高さにも定評があり、主役・脇役問わず幅広いキャラクターを演じています。洋画の吹替も数多く担当しており、声優をあまり意識したことがなくても聞けばピンとくる人も多いのではないでしょうか。 一方、共演者などとあまり交流を持たないことでも有名です。そんな石田彰と仲良くなりたい人たちが「石田彰を飲み会の場に誘う会」を発足したこともあるとか。今回はそんな私生活も謎に包まれている石田彰の魅力に迫ります。

1:『機動戦士ガンダム』に憧れて演劇の道へ、その後の経歴は?

『美少女戦士セーラームーンSuperS』のフィッシュ・アイ役で話題に!

1967年11月2日生まれの石田彰は、子供のころに『機動戦士ガンダム』の影響で声優に憧れて、演劇部に入部。その後、日本大学藝術学部演劇学科、江崎プロダクション(現マウスプロモーション)の養成所を経て1990年にデビューを果たします。 95年放送の『美少女戦士セーラームーンSuperS』では、見た目は女性で中身は男性のフィッシュ・アイ役を演じ、男性とは思えない声で一躍有名となりました。これ以降、石田彰は中性的なキャラクターを多く演じることになります。

登場シーンはわずか1話『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲル

石田彰の代名詞と言えるほどに有名なキャラクターといえば『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲルでしょう。その圧倒的な存在感で多くの人の記憶に残っているカヲルですが、実はカヲルは1話しか登場していないというのも衝撃です。

2:人気キャラだらけな石田彰の代表作の数々

『機動戦士ガンダムSEED』/アスラン・ザラ

平成のファーストガンダムとして大ヒットした『機動戦士ガンダムSEED』のアスラン・ザラ役も石田彰の代表作のひとつです。アスランは幼い頃の主人公・キラの親友で、戦争によって道を分かたれてしまうライバルキャラといった役どころ。石田彰は本作で第1回声優アワードサブキャラクター賞男優部門を受賞しています。

『夏目友人帳』/名取周一

妖怪が見える少年・夏目貴志を主人公に人間と妖怪の交流を描いた「夏目友人帳」シリーズでは、夏目が気にかける先輩祓い屋・名取周一を演じています。夏目の理解者でありながら、どこか影のある怪しい魅力は石田彰ならではです。

3:声優として洋画の吹き替えでも活躍

地上波放送版のレオナルド・ディカプリオ役

石田彰は日テレ吹き替え版ではレオナルド・ディカプリオの役を多く担当しています。『タイタニック』のタイタニック号に乗り込んだ貧しい青年ジャック・ドーソン役、『ザ・ビーチ』では地上の楽園を目指すリチャード役を演じています。どちらもパッケージ版には収録されていないので貴重です。

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のトム・リドル役

シリーズ第2作目の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』ではヴォルデモート卿の若かりし頃、トム・マールヴォロ・リドルを演じました。リドルも心に闇を抱えた美少年で、アニメでも何度も演じてきたタイプのキャラクターのためハマリ役です。 その他、『アメイジング・スパイダーマン2』のピーターの親友ハリー・オズボーン役、日テレ版スターウォーズのルーク・スカイウォーカー役など多くの吹き替えを担当しています。

4:音源はレア!? 石田彰は歌う仕事はお断り

石田彰は歌わない声優としても有名です。深夜アニメではアニソン系レコード会社のランティスや、ソニーミュージック傘下のアニプレックスなどの音楽系の会社がスポンサーになることも多く、声優と歌う仕事は切っては切れない関係になっています。 そんな中でも石田彰は「自分の歌が商品として成り立つかどうかのハードルを越せない」という理由で、キャラソンやアイドルソングを一切受けないスタンスをとっています。石田彰の数少ない歌音源を持っている人はかなりレアと言えるでしょう。

5:石田彰、その豊富な人見知りエピソードの数々

石田彰は人間関係に頓着しないさっぱりとした性格で、同時に業界一分厚いATフィールドの持ち主と言われており、人見知りエピソードには事欠きません。 杉田智和と中村悠一がゲームを紹介する番組「東京エンカウント」において二人は、石田彰が新人女性声優が挨拶に来た際「覚えられないんで大丈夫です」とにべもなく断ったというエピソードや、昼食の誘いを「これからお昼食べに行くから」と言って断ったというエピソードを紹介しています。 それでいて、ファンに限らず同業者からも愛され続けているというのも、石田彰の人間性が垣間見えますね。

6:共演も多い保志総一朗とは仲良し!?

あまり交友関係を持たない石田彰ですが、共演が多いこともあり保志総一朗とは仲が良いと言われています。石田彰の代表作でもある『機動戦士ガンダムSEED』もそうですが、他には「最遊記」シリーズ、「遥かなる時空の中で」シリーズ、『吟遊黙示録マイネリーベ』など女性向け作品でも多く共演しています。 作品のイベントにもあまり参加しない石田彰ですが、保志総一朗のソロライブにはトークゲストとして参加し、ファンを大いに沸かせました。他には、石田彰のアドレスを知る数少ない人物の一人である鈴村健一とは仲が良いようです。

7:意外にも「落語」と「お笑い」が大好きな石田彰

声優の中でも落語好きとして知られており、2016年にはアニメ『昭和元禄落語心中』では主人公・与太郎の師匠である有楽亭八雲を演じたことで話題になりました。 本編では、実際に落語家に弟子入りした与太郎役の関智一や、初太郎役で落研出身の山寺宏一などと並び落語の演目を披露し、その技術力には視聴者も度肝を抜かれました。本人曰く「演じた役の中で歴代最高年齢」八雲ですが、なんと作中では少年期から老年期までを一人で演じ切っているのは驚きです。 また、落語に限らずお笑いも好きなようで、テンションが高いときはラジオで芸人のネタを披露したり、お笑いを語るときは一転して饒舌になるといったお茶目な一面も持ち合わせています。

8:石田彰は結婚しているのか?

女性向けのシリーズものや、BL系のCDにも多く出演している石田彰は、その恋愛事情も気になるところです。 あまり私生活が見えない石田彰は、それゆえに「すでに結婚してる」といった噂もあるようです。ですが、本人はたびたび「結婚願望はない」と明言しており、自分に嘘をつかない性格であることを考えても独身の可能性が高いでしょう。 ここまで石田彰の魅力をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。改めて石田彰が出演している少し前の作品を振り返ってみると、また新たな発見があるかもしれませんね。