2017年8月31日更新

生きる伝説!?ベテラン声優子安武人のすごすぎる6つのエピソード

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1:美形悪役キャラで不動の地位を築いた声優・子安武人

声優・子安武人は1967年5月5日生まれ。高校卒業後、養成所を経て1988年『どんどんドメルとロン』で声優デビューを果たしました。 子安の知名度が上がるきっかけとなった作品が、1989年放送の『天空戦記シュラト』です。かつての友人の前に敵として立ちはだかる夜叉王ガイ役を演じました。 本作以降、イケメン敵キャラを演じることが多くなります。1992年放送の『宇宙の騎士テッカマンブレード』でも、主人公のライバルであるテッカマンエビル役を担当。当時スランプに陥ってた子安が魂を込めた思い入れの強いキャラで、のちのインタビューで折りに触れて、一番好きなキャラとしてこの役をあげています。

2:『銀魂』から『ムーミン』まで!変幻自在な代表作

『楽しいムーミン一家』/スナフキン

世代を超えて愛されているムーミンのアニメ『楽しいムーミン一家』は、1990年からおよそ2年放送されました。この作品で子安武人は自由を愛するクールなスナフキンを演じています。 デビューから90年代はとくにクールな役を演じる機会が多く、孤独を好みふらっと旅に出てしまうスナフキンもそんなクールな役のひとつといえます。

『∀ガンダム』/ギム・ギンガナム

1999年から2000年に放送された『∀ガンダム』は「ガンダム」シリーズのなかでも異色とされる作品。それまでのシリーズ作品と一線を画す、文明による産物が失われた地球を舞台に、月と地球に住む人類の争いを描いています。 子安武人は、月の御大将であるギム・ギンガナムを演じました。最終回、主人公・ロランとの戦闘で放った魂のこもった叫び声は必聴です。この役で、それまでのクールな敵キャラ役というイメージを払拭しました。

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『銀魂』/高杉晋助

原作は2004年から『週刊少年ジャンプ』で連載中の空知英秋による漫画で、2006年にアニメ化されて以降、断続的に10年以上続いている大人気作品です。子安武人が演じる高杉晋助は、武装集団「鬼兵隊」頭領で、かつては主人公の坂田銀時らとともに攘夷四天王として名を上げた存在です。 ギャグ・コメディとしての側面もある本作において、高杉晋助は常にシリアスなキャラとして登場します。ボケもせずギャグも言わない二枚目なキャラに、子安の色っぽい声がぴったりとハマっている作品です。

『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ/DIO

1986年から週刊少年ジャンプ、2005年からはウルトラジャンプで連載した荒木飛呂彦による漫画が原作です。子安武人は、2012年放送の1stシーズン『ジョジョの奇妙な冒険』でディオ・ブランドー、2ndシーズン『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』では復活したDIOを担当しました。 容姿端麗で頭脳明晰な悪のカリスマであるDIO役は、数多くのイケメン悪役を演じてきた子安武人にはまり役だったといえます。

3:声優だけじゃない、社長もプロデュースもこなす子安武人

デビューから10年間所属していたぷろだくしょんバオバブから独立し、1998年に事務所ティーズファクトリーを設立。自身が代表取締役社長を務めています。 さらに、プロデューサーとしての顔も持っている子安武人。マンガやアニメに展開をした作品『ヴァイスクロイツ』では自身が原案者となり、メイン声優をキャスティング。声優をもとにキャラを作り上げユニット「ヴァイス」を結成するなど、その手腕をふるいました。

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4:子安武人は男性声優アーティストのパイオニア

『ヴァイスクロイツ』の声優ユニット・ヴァイスは女性を中心に人気を獲得しました。男性声優として、初めて声優雑誌の表紙を飾ったことからも、その人気ぶりがうかがえます。 2000年から2001年にかけて、「ZAZEL」という子安武人のソロ音楽活動もしていました。ビジュアル系メイクをほどこし、からだにフィットした全身レザースタイルという印象的な見た目だったので、のちに声優仲間やファンの間で黒歴史ネタとしていじられることもあります。

5:子安武人はとにかく緑川光が好きすぎる

子安武人は声優の緑川光が大好きなことで有名です。もともと2人は共演作が多く、『ふしぎ遊戯』や『ボボボーボ・ボーボボ』、『新機動戦士ガンダムW』などで幾度も共演しています。 子安のラジオ番組にゲストで緑川が出演すると、リスナーにもわかりやすくテンションが上がります。その様子は、ネットを中心に「デレ子安」と呼ばれるほど。また2人とも無類のゲーム好きという共通の趣味があり、一緒にゲームをしている実況動画では、2人の仲良しっぷりが話題となりました。

6:子安武人の年齢は?結婚や子どもは?

子安武人は2017年にちょうど50歳を迎えています。ベテランの域に入っても出演作をセーブすることはなく、45歳を過ぎてからも毎年20本近いアニメに出演を続けています。 結婚や子どもについては、自ら言及はしていません。過去の本人や共演者の発言から、ファンの間では、既婚者で子どももいるのではないかということになっています。 憎みきれない悪役からテンションを振り切ったギャグキャラまで幅広いキャラを魅力的に演じる子安武人。その熟練した演技は作品のなかで存在感を放っています。見ている作品に出てきたら、ぜひその演技に耳を傾けてみてください!