2017年9月22日更新

映画「新宿スワン」シリーズに出演していたキャストの現在

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映画界の話題をさらった「新宿スワン」シリーズの豪華キャスト!彼らの現在は?

2015年に人気コミックを実写化した映画『新宿スワン』。新宿歌舞伎町を舞台にスカウトマンたちが繰り広げる権力闘争を描き、大ヒットを記録しました。 2017年には早くも続編である『新宿スワンⅡ』が公開。新宿と横浜のスカウトマンたちの縄張り争いを描いた本作は、再び映画界の話題をさらいます。 本シリーズで主演を飾ったのは人気絶頂のイケメン俳優・綾野剛。脇を固める俳優陣もとても豪華な顔ぶれです。それでは早速、彼らの現在を探ってみましょう。

白鳥龍彦/綾野剛

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』双方で主人公・白鳥龍彦を演じた綾野剛。1982年生まれ、岐阜県出身の俳優です。 綾野剛のブレイクのきっかけとなったのは、2009年に出演した映画『クローズZEROⅡ』。おとなしい性格が、ケンカになると豹変する危険な男・漆原凌役を演じ、映画界の注目を集めます。その後、2012年にNHKの朝ドラ『カーネーション』に出演。ヒロインが恋心を抱く青年・周防龍一役を演じ、登場回で最高視聴率を記録します。 2015年には『コウノドリ』で連続ドラマ単独初主演。2017年にはテレビドラマ『フランケンシュタインの恋』が放送、6月には主演映画『武曲 MUKOKU』が公開するなど映画にドラマに大活躍中です。10月からは自身初主演を飾った連続ドラマ『コウノドリ』の続編が放送されることも決定しています。

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南秀吉/山田孝之

『新宿スワン』で白鳥龍彦のライバル・南秀吉を演じたのは山田孝之。非情な役柄を豪快に演じています。 カメレオン俳優として名高い山田孝之。これまで社会現象を巻き起こしたドラマや映画への出演が多く『WATER BOYS』『世界の中心で、愛をさけぶ』『電車男』など、繊細な好青年からオタクまで幅広く演じ分けてきました。なかでも奇怪なビジュアルで狂気を感じさせる『ドラゴンヘッド』の高橋ノブオ役は鮮烈な印象です。 2007年公開の『クローズZERO』では更にそれまでのイメージを覆すワイルドな役柄を熱演。キャリアの画期となります。『新宿スワン』公開後は「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「闇金ウシジマくん」シリーズなどキャラの濃い役を演じることが多くなりました。2017年夏には実写『ジョジョの奇妙な冒険』で殺人鬼・アンジェロになりきり話題を呼びました。

真虎/伊勢谷友介

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』で白鳥龍彦の所属するスカウト会社「バースト」の幹部・真虎を演じた伊勢谷友介。 俳優としてのこだわりは強く、放送回によって演出が変わり、視聴率に左右される民放のテレビドラマへの出演を敬遠しているようです。これまではNHKドラマや映画がメインの出演でした。しかし、そんな伊勢谷友介が2017年10月から放送予定の宮藤官九郎・脚本のテレビドラマ『監獄のお姫さま』で民放のテレビドラマに初出演します。 伊勢谷友介は俳優以外の活動として「リバースプロジェクト」の代表としての顔があります。地球環境を考えた消費を提案する株式会社で、2009年の設立以来、様々な活動を積極的に行っています。

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アゲハ/沢尻エリカ

『新宿スワン』で風俗嬢のヒロイン・アゲハを演じた沢尻エリカ。 沢尻エリカといえば、映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で不機嫌な態度を見せ、バッシングを受けた女優というイメージが強いかもしれません。それが人気絶頂のタイミングであっただけに、より世間から注目を受けたのでしょう。 芸能活動を休止した彼女でしたが、『へルタースケルター』で女優復帰。過激な濡れ場シーンを演じ、興行的にも20億円突破の大ヒットとなります。その後、女性同士の残酷な格付け「マウンティング」をモチーフにして話題になった『ファースト・クラス』に主演。完全にキャリアを取り戻しました。 2018年にはヒロインを演じる映画『不能犯』が公開予定。演技派女優としてのこれからの彼女に注目ですね。

葉山豊/金子ノブアキ

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』で「バースト」の敵対組織「ハーレム」のナンバー2を演じる金子ノブアキ。 ロックバンド「RIZE」のドラマーとしても有名ですが、幼少期に子役としても活躍していました。そして10年のブランクを経て俳優として出演した映画『クローズZEROⅡ』の鳴海大我役で大ブレイク。その後、NHKの大河ドラマ『軍師官兵衛』で官兵衛に遺恨を抱く櫛橋左京進役などで知名度を広げました。 父親がジョニー吉長、母親が金子マリ、弟が「RIZE」のベーシスト・KenKenという音楽一家に生まれた金子ノブアキ。音楽活動との二足の草鞋のためか、俳優としては脇役やゲスト出演が多いですが、ファンとしてはそろそろ主演作も観てみたいですね。

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涼子/山田優

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』で白鳥龍彦をあらゆる方面から手助けするクラブのママ・涼子を演じた山田優。 沖縄県出身の彼女は沖縄アクターズスクールで芸能活動を開始します。ダンスユニット「y'z factory」のメインボーカルとして活動し、「おはスタ」のおはガールに抜擢されます。その後自身のスタイルを生かし「CanCan」の専属モデルとして活躍しながら数々のCMに出演します。 そして2012年に俳優の小栗旬と結婚。2014年には第一子を出産。「新宿スワン」シリーズ出演後に第二子をもうけ、育児と芸能活動を両立させています。

山城神/豊原功補

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』で白鳥龍彦の所属するスカウト会社「バースト」の社長である山城神。演じるのは新宿出身のベテラン俳優・豊原功補です。 2017年現在51歳の豊原功補。これまで数多くのドラマや映画に出演し、日本の映画業界を第一線で牽引してきました。代表作に阪本順治監督の大ヒット映画『亡国のイージス』での杉浦丈司役、『受験のシンデレラ』でカリスマ受験講師を演じた際には、モナコ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞しています。 近年でも多くの映画に出演。舞台『名人長二』では企画・脚本・演出・主演の、なんと一人四役をつとめます。

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関玄介/深水元基

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』でスカウト会社「バースト」の狂犬・関玄介を演じる深水元基。 園子温監督の作品の常連であり、本作「新宿スワン」シリーズを筆頭に、数々の作品に出演しています。役柄ごとに大きくイメージを変える演技派俳優で、『新宿スワン』の関玄介、『みんな!エスパーだよ!』の30代の童貞エスパー・榎本洋介、『クローズZERO』でのリンダマンなど、同一人物と思えないほど、見た目が別人になります。必見です。 三池崇史監督の手がける特撮ドラマ『アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!』では溝落健二役を怪演しています。

洋介/久保田悠来

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』で「バースト」の白鳥龍彦の同期・洋介を演じる久保田悠来。現在36歳、神奈川県出身のイケメン俳優です。 モデルとしての活動後、主に舞台俳優として活躍。その後映像メディアへの露出を増やし、『仮面ライダー鎧武』に呉島貴虎役で出演。更に『内村さまぁ〜ず THE MOVIE エンジェル』での伊東役や、福山雅治主演で話題となった『SCOOP!』での石渡龍役など多くの作品に出演。 役柄はその見た目の雰囲気からか、悪役やライバルキャラが多いです。それについては本人もダークヒーローやヒールが好きだとのこと。2017年には、完成度の高いアクションも好評のテレビドラマ『コードネームミラージュ』に出演しています。

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時政/村上淳

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』で「バースト」本部長・時政を演じた個性派俳優の村上淳。 1973年生まれのモデル出身の俳優で、デビュー作はテレビドラマ『アルファベット2/3』。ソウルシンガーのUAと1996年に結婚しますが、2006年に離婚。UAとの間にもうけた長男が、現在俳優として活躍する村上虹郎です。 村上淳はテレビ・映画とマルチな活躍を見せる名バイプレイヤーとして様々な作品に出演しています。近年では、伊坂幸太郎のベストセラー小説を実写化した『グラスホッパー』での岩西役や、『PとJK』での家族を思いやる父親・本谷誠一役が記憶に新しいです。 極道から優しい父親まで様々な役柄を演じる村上淳。親子ともどもこれからの活躍に期待大です。

天野修善/吉田鋼太郎

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』両作で「バースト」のバックの暴力団会長・天野修繕を演じる吉田鋼太郎。凄みのある演技で魅せてくれます。 1959年生まれのベテラン俳優は、これまで舞台を中心に活躍してきました。 蜷川幸雄作品の常連であり、そのため、小栗旬や藤原竜也との親交が篤く、その影響もあり2010年以降は映像作品への出演も増えます。『半沢直樹』で唯一半沢を支える真っ当な上司・内藤寛役を記憶しているファンも多いことでしょう。 2017年も出演作は目白押し。2017年9月現在公開中の是枝裕和監督の映画『三度目の殺人』にも摂津大輔役で出演しています。

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滝マサキ/浅野忠信

『新宿スワンⅡ』において、横浜で絶大な勢力を誇るスカウト会社「ウィザード」の社長・滝マサキを演じたのは浅野忠信です。 長く日本映画を支えてきた功労者といえる浅野忠信は、これまで映画を中心に数多くの作品に出演してきました。世界で10億ドル以上の興行収入をたたき出したマーベル映画「マイティ・ソー」シリーズ、言わずと知れたハリウッドの名将マーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』など、海外作品にも多く参加し、国際的に名の通った俳優といえます。 近年も、『A LIFE~愛しき人~』が1月に放送。浅野忠信のテレビドラマ出演自体が話題となりました。そして、2017年10月期放送のテレビドラマ『刑事ゆがみ』では偏屈な天才刑事を演じます。

森長千里/上地雄輔

『新宿スワンⅡ』で渋谷のスカウト会社の幹部である森長千里を演じたのは、神奈川県出身の俳優・上地雄介。 『クイズ!ヘキサゴンⅡ』の「おバカタレント」でブレイクした彼ですが、映画でも話題作に多く出演しています。お笑い芸人の品川祐が監督を務めた映画、『漫才ギャング』での鬼塚龍平役はハマり役でした。 2017年現在でも情報番組でMC、バラエティ番組のパネラーなどで活躍中。更に映画では「土竜の唄」シリーズでの全身にヒョウ柄の入れ墨をしたヒットマン役が強烈なインパクトを残しています。『新宿スワンⅡ』『漫才ギャング』「土竜の唄」シリーズなど、やんちゃな不良を演じさせると抜群の俳優です。

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小沢マユミ/広瀬アリス

『新宿スワンⅡ』で借金で身を持ち崩し、龍彦に助けをもとめる小沢マユミに扮するのは、姉妹そろって人気の高い女優・広瀬アリスです。実妹は女優の広瀬すず。 静岡県出身の彼女はファッション誌「セブンティーン」でミスセブンティーンに選ばれ同誌でモデルデビュー。妹の広瀬すずと表紙を飾るなど、話題をさらいましたが2015年に同誌を卒業。以後は女優業に専念します。 女優としてのキャリアは映画『銀の匙』の純真なヒロイン役、テレビドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』でチアガールの製造部員を演じ、コケティッシュな魅力を披露。確実に女優としての地位を固めました。 現在も多くの作品で精力的な活動を見せる彼女。11月公開の学園ミステリー映画『氷菓』で山崎賢人とのW主演、朝の連続テレビ小説『わろてんか』が10月の放送を控えています。

鼠賀信之介/桐山漣

『新宿スワン』『新宿スワンⅡ』で「バースト」のスカウトマンとして龍彦と行動を共にする鼠賀信之介。演じたのは1985年生まれの俳優・桐山漣です。 2006年に『ミュージカル テニスの王子様』に出演後、2009年に『仮面ライダーW』にて菅田将暉とW主演を果たします。2011年には『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』に出演。かつて水嶋ヒロが演じた難波南役のバトンを受け、注目を集めます。 その後は映画、ドラマのわき役として様々な役柄を演じています。最近でもテレビドラマ『僕たちがやりました』に出演。主人公を助ける同性愛のホームレス役を演じ、ゲスト出演ながらお茶の間に強いインパクトを残しました。

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田坂晃/中野英雄

『新宿スワンⅡ』で神奈川全域を勢力圏とする暴力団の組長・田坂晃。演じるのはベテラン俳優・中野英雄です。 哀川翔に勧誘され1985年に芸能界入りした中野英雄。1992年に放送されたテレビドラマ『愛という名のもとに』のチョロ役で大ブレイクを果たします。 その後、数多くのドラマや映画に出演し、その迫力のある演技で名わき役としての地位を築きます。近年の「アウトレイジ」シリーズで演じた暴力団の若頭・木村役は記憶に新しいです。 次男は映画『桐島、部活やめるってよ』『私の男』やテレビドラマ『ゆとりですがなにか』に出演していた俳優の太賀です。親子共演が見られる日も近いかもしれません。

住友/椎名桔平

『新宿スワンⅡ』で全日本酒販連合の会長であり、豊富な資金力を持つ住友を演じたのは、実力派俳優・椎名桔平です。 意外にも下積み時代の長い俳優であり、29歳まで様々なアルバイトをこなしながら俳優業を続けました。脚光を浴びたのは石井隆監督の『ヌードの夜』での同性愛者の役です。その後、石井監督作品を中心に多様な作品に出演。2016年には映画『Darc』でハリウッドデビューを飾ります。 現在ではテレビ、CM、映画、舞台とひっぱりだこの人気俳優となりました。

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砂子/笹野高史

『新宿スワンⅡ』で神奈川県警の刑事・砂子に扮するのは笹野高志。近年CMやバラエティ番組でもおなじみの大ベテラン俳優です。 兵庫県出身で現在69歳の笹野高志のフィルモグラフィは多岐にわたります。代表的なのが山田洋二監督の「男はつらいよ」シリーズ。サブキャラクターとして様々な役柄で出演しています。アパートの大家、泥棒、ホモのライダー、島の警官など、あらゆる役柄を演じていて笹野高志という俳優の属性がこのころすでに完成されているようです。 最近では『モニタリング』や『痛快TV スカッとジャパン』などテレビのバラエティ番組の出演で、お茶の間の人気者となっています。