2023年1月23日更新

「リーガルハイ」シリーズのあらすじと最終回ネタバレ!名作リーガルドラマの魅力とは?

ドラマ「リーガルハイ」は、2012年4月から第1期が、2013年10月からは第2期が放送されました。スペシャルドラマも2回放送されており、弁護士ドラマのなかでも特に人気のある作品です。 弁護士ドラマとはいえ爆笑必至の「リーガルハイ」シリーズ。この記事ではあらすじやネタバレ、魅力を紹介します!

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ドラマ『リーガル・ハイ』ってどんな作品?

ドラマ『リーガル・ハイ』は2012年からフジテレビで放送された、弁護士ドラマです。弁護士ドラマといっても堅苦しい内容ではなく、コメディ要素も多い「笑える弁護士ドラマ」。古沢良太のオリジナル脚本で描かれています。 主人公は、裁判で一度も負けたことがないという弁護士・古美門研介(堺雅人)。そんな敏腕弁護士の古美門とタッグを組むのは、新米弁護士であり真面目で正義感の塊のような黛真知子(新垣結衣)。正反対の2人が毎回事件に立ち向かい、解決していく姿を描いています。 古美門の口癖は「正義は金で買える!」。気分屋でお金が大好き、自己中心的な考え方をする古美門に、真面目で弁護士業務にやる気を見出している真知子は振り回されっぱなし。しかしそこにクスっと笑える要素が詰め込まれていて、古美門と真知子のやり取りは必見です。

第1期(2012年)のあらすじとネタバレ

ゲスト一覧

第1話 坪倉裕一役/中村蒼
第2話 山内花江役/福田沙紀 ジャンゴジャンゴ東久留米役/窪田正孝
第3話 榎戸信也役/永山絢斗 村瀬美由紀役/原田夏希
第4話 大貫善三役/大和田伸也
第5話 富樫逸雄役/江守徹 辰巳史郎役/津田寛治
第6話 圭子・シュナイダー役/鈴木京香
第7話 黛千春役/木南晴夏
第8話 古美門清蔵役/中村敦夫 安永メイ役/吉田里琴
第9話 有馬たね役/左時枝 池部拓郎役/神保悟志
第10話 八木沼佳奈役/田畑智子
最終話 村上役/近江谷太朗 石神勇気役/東幹久

あらすじ

新米弁護士の真知子(新垣結衣)は、これから弁護士として弱者を救えることに闘志を燃やしています。しかし初めて担当した坪倉(中村蒼)の裁判で敗訴してしまい、上司の三木(生瀬勝久)に呆れられ……。そんな真知子に三木の秘書の沢地(小池栄子)は、古美門(堺雅人)という弁護士を紹介しました。 しかし古美門は、偏屈で思ったことをすぐ口に出す人物……。「正義は金で買える!」と言うお金大好き人間でしたが、実は敏腕弁護士。古美門は三木法律事務所を辞めて独立し、無敗記録を継続し続けていたのです。 真知子は自分とは合わない古美門を毛嫌いしますが、負けてしまった裁判のために3000万円を用意して古美門の事務所へ。古美門は重い腰を上げて、真知子が敗訴した坪倉の裁判を引き受けることに。

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ネタバレ

古美門は坪倉のアリバイの証言に成功しますが、すぐに検察によって否定されてしまいます。実は古美門を敗北させようと、三木が罠を仕組んでいたのでした。絶対絶命のピンチに陥った古美門ですが、坪倉を取り調べた警察の白井(中原丈雄)に不当な取り調べを認めさせ、古美門は逆転無罪を勝ち取ったのです。 しかし坪倉は白井に対し、「次はお前をぶっ殺す」と発言。真知子は坪倉の無実を信じて弁護をしていたのですが、自信を失います。すると古美門は「弁護士は神じゃない。真実なんてわかるはずない」と一蹴。こうして真知子は三木に辞表を提出し、古美門とともに何を信じるべきかを探すことにしました。 その後数々の事件に立ち向かったあと、真知子は古美門法律事務所を去り黛法律事務所を立ち上げます。しかし結局真知子は古美門への借金返済の目途が立たず、古美門法律事務所に戻ることになりました。

第2期(2013年)のあらすじとネタバレ

ゲスト一覧

第1話 土屋秀典役/中尾明慶
第2話 鮎川光役/佐藤隆太 玉川たま役/谷村美月
第3話 熊井健悟役/塚地武雅 熊井ほのか役/美波
第4話 西平なつ役/佐藤仁美
第5話 黛素夫役/國村隼 田向学役/野村将希
第6話 北条愛子役/鈴木保奈美
第7話 宇都宮仁平役/伊東四朗
第8話 赤松鈴子役/角替和枝 赤松麻里奈役/遠野なぎこ
第9話 江上順子役/犬山イヌコ
最終話 金崎正宗役/浜田晃

あらすじ

古美門は弁護士の職務経験として雇っていた検察官の羽生(岡田将生)に、古美門法律事務所に来ないかと誘います。しかし羽生は、自分の道を探すと古美門に別れを告げたのでした。 真知子は世間で話題になっている、「連続保険金殺人事件」の依頼を引き受けることに。被告の貴和(小雪)は、付き合う男性を次々と保険金目的で殺す「世紀の悪女」と呼ばれています。死刑確実と言われていたのですが、古美門と真知子は貴和の控訴審の弁護を担当することに……。 裁判では古美門が優位に進めていたのですが、なんと貴和は殺人を法廷で認めてしまいます。結果控訴審は棄却となり、古美門は人生で初めて敗訴を経験することになってしまいました。古美門はこの事態を受け入れることができず、何としてでも貴和の死刑判決を覆そうと動き始めます。

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ネタバレ

貴和に解雇された古美門と真知子ですが、貴和の差し戻し判決を得ることに成功します。そして裏に羽生が関係していることにも気づき、差し戻し審で羽生は貴和に死刑ではなく、無期懲役を求刑。新たに弁護を引き受けた三木は情状酌量を訴えます。実は羽生は死刑廃止論者。このまま裁判を収めようとしていたのです。 古美門はそんな羽生に怒りをぶつけ、古美門はこの事件は事故であったと証明。無事貴和の無罪を勝ち取ったのです。法廷で見事に古美門に負けた羽生ですが、実は真知子の恋のお相手でもありました。しかし、羽生が旅に出る際に真知子は「仕事と恋愛は両立できない。」と言い、2人は恋人にはならず。そして羽生の目線の先には古美門が……。羽生は指で、古美門の髪を画面越しに撫でていました。 そして羽生はこう言います。「サウジアラビアにこういうことわざがある。『どんなに旅をしても、手に入らない財宝もある。』」と。ここで羽生が本当に好きだったのは古美門だったのではないかという説が浮上しました。

古美門研介役/堺雅人

「リーガルハイ」の魅力の1つ目は、そのキャラクター設定の秀悦さ。本作の主人公は、とにかく勝つことを目的としている古美門研介(こみかどけんすけ)という弁護士です。裁判でも傍若無人な態度で気分屋。さらに金の浪費癖もあり、女好きで軽薄、一見弁護士には見えないような人物です。 ですが実際は司法試験を一発で合格した敏腕弁護士で、裁判では連戦連勝記録を持っている実力派。「正義は金で買える」と公言しており、有利に進めるために汚い手も使う“勝てる”弁護士なのです。 一方で、依頼人のためになる様に周到に準備をし、双方が幸せになれる道へそれとなく導いていくような人情も持っています。身近に感じられる人間臭さが、古美門研介の魅力です。 また、名(迷)言の数々も残しており、ドラマ放送時には毎回話題となりました。

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黛真知子役/新垣結衣

新垣結衣

「リーガルハイ」のヒロインは、新垣結衣が演じる黛真知子(まゆずみまちこ)です。真知子は勤勉家で、バカがつくほどの大真面目。困っている人を見過ごせない正義感が強い性格で、依頼人の気持ちに寄り添いながら弁護士として活動しています。 例えば第1期第1話で青年の無実を晴らすため、古美門に援助依頼をした際にも彼女の正義感が描かれました。なんと古美門への依頼費はなんと3000万。それに対して真知子は実家の畑を担保に借金してまでも、その法外な依頼費を古美門へ支払うのです。 真面目だけどちょっとポンコツな真知子と、おちゃらけているのに有能な古美門の2人のテンポの良いやり取りがリーガルハイの見どころのひとつです。

「リーガルハイ」の魅力3選!

①古美門VS真知子の戦い

「リーガルハイ」の面白さはキャラクター各々の魅力だけでなく、メインキャラクターである“古美門VS真知子”の戦いにもあります。 二人の戦いはなんと、第1期の第1話の冒頭2分で開始。お年寄りに席を譲るべきだという真知子に対して、「その老人はスポーツジムに通っており筋肉もしっかりしている。ジムの駅は隣の駅。逆に立ち座りの動きが負担になる。しかも、自分(古美門)が心臓病を患っている可能性を考えなかったのか?」などど黛を論破。 一度は論破された真知子でしたが、その後「やはり先生は譲りましょうか?とお年寄りに言うべきでした。なぜならあのお年寄りが次の駅で降りるとは限らなかったから。先生は根拠剥奪の推論で暗黙のルール(席を譲るか聞くこと)を踏まなかったのです。反論は?」と言い返します。 それに対して、古美門は「合格だ……。あ〜の〜場〜で言えていたらな〜!」と変顔で返すしかありませんでした。 これを皮切りに二人の戦いは何度も繰り広げられます。そして、彼らのキャラクターとスピーディーなやり取り(口論とも言う)が相まって視聴者を笑いの世界に引き込んでいくのです。

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②古美門の名言

普段はおちゃらけている古美門ですが、視聴者にハッとさせる説得力がある生々しい名言や演説をすることも多く、いくつもの名シーンを生み出しました。 例えば、「世間様に嫌われたら有罪」「愚痴なら墓場で言えば良い」「笑顔で世界が変わることなどない」「成功は欲望を呼び、欲望は破滅を呼ぶ」などです。 弁護士や警察、医者などを題材にしたドラマの多くは正義感や倫理観などがテーマとなっています。そこでは正義が勝つのが当然です。 ですが古美門は世間が喜ぶような綺麗事よりも、醜い現実を突きつけ、法廷で堂々と勝負をしかけていきます。その痛快さが「リーガルハイ」の魅力の1つです。

③黛真知子の体を張った弁護

真知子は度々無茶なことをして古美門をヒヤヒヤさせます。いじめを題材にしたスペシャル版ドラマでは、藤井先生(榮倉奈々)が自殺未遂を起こしたことを知ってすぐさま学校に乗り込み、子供たちを大声で断罪しました。 また本編の第2シーズン第9話では、安藤貴和(小雪)の弁護士であることがバレてしまい、死刑賛成派の集団に暴行を受けるなどのピンチに陥ったこともあります。 真知子は古美門にはない真っ直ぐさで、依頼人のために最善を尽くします。全力で弁護士としての責務を全うしようとする真知子の奮闘にも注目です。

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「リーガルハイ」にはパロディやオマージュがたくさん

「リーガルハイ」はほかの作品のパロディやオマージュを多用していることでも有名な作品です。 古美門を演じた堺雅人は、ドラマ『半沢直樹』の主演でもありました。リーガルハイの中では半沢直樹の名台詞をパロディし、「やられてなくてもやり返す。身に覚えのないやつにもやり返す。誰かれかまわず、八つ当たりだ。」と言うセリフを吐いています。 他にも、「お・も・て・な・し」をパロディした「き・み・じゃ・な・い」や、金八先生の名台詞「人という字は人と人がお互いに支え合って出来ている」を否定するなど、言いたい放題です。 さらに冒頭から思いっきりドラマ『白い巨塔』をオマージュしたエピソードもありました。

「ハイパーリンク」という手法も

パロディやオマージュなどで注目を浴びた「リーガルハイ」ですが、他にもハイパーリンクと言う劇作手法が使われています。ハイパーリンクとは、全く関係のない複数の作品の中にそれとなく関係性のあるものを紛れ込ませる手法です。 本作では、古美門と沢地(小池栄子)が密会していたBAR MIKAMIや真知子がいたラーメン屋が、堺雅人が主演していた『ジョーカー 許されざる捜査官』とリンクしています。 そういった小さなところでお茶目な演出をしてくれる、細かな視聴者サービスがうれしいですね。ぜひチェックしてみましょう。

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脚本は「コンフィデンスマン」シリーズの古沢良太

コンフィデンスマンJP
(C)2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会

「リーガルハイ」の脚本は、主に古沢良太が手掛けました。彼は映画『ALWAYS 三丁目の夕日』や『寄生獣 完結編』、さらにドラマ「相棒」シリーズや『鈴木先生』などの人気作を手がけた実力派です。 古沢は2002年第二回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞して華々しいデビューを飾った経歴があり、2016年には「テレビウォッチャー」と言う視聴者アンケートで高満足度脚本家1位になった人でもあります。 また、古沢の脚本は2018年の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』でも光っていました。2023年の大河ドラマ『どうする家康』でも初の大河ドラマ脚本を担当しています。

続編・第3期の噂は?

第2期の最終回のラストで、事務員である服部が真知子なら古美門先生を倒せる、という発言をしたことから、「続編があるのでは?」とネットでは話題になりました。主演の堺雅人と脚本家古沢良太の対談でも、堺が第3期に意欲的であるとの発言もありました。 しかし第2期の放送から数年経過してしまっており、現時点で放送される可能性は薄いかもしれません。今でも続編期待の声は多いことは事実なので、続編制作の可能性に期待したいですね。

『リーガル・ハイ』シリーズのあらすじと最終回までのネタバレ【続編期待】

「リーガルハイ」シリーズのあらすじやネタバレ、続編の可能性についても詳しくまとめてみました。 今思い出しても笑いがこみ上げてくるシーンが多く、また古美門と真知子のタッグを見たいなと切実に思ってしまいます。続編が制作されることを期待して待ちたいですね。