2018年4月29日更新

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を徹底ネタバレ解説!【シリーズ4作目】

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ミッションインポッシブル トムクルーズ

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「ミッション:インポッシブル」第4弾!イーサン絶体絶命!?

大人気スパイアクションシリーズ『ミッション:インポッシブル』シリーズ。2011年に公開された『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』はシリーズ4作目となります。 『Mr.インクレディブル』や『レミーのおいしいレストラン』といったディズニーやピクサーの長編アニメーションを手がけてきたブラッド・バード監督の実写映画監督デビュー作でもある本作は、テンポよく進むストーリーとアクションで世界的大ヒットを記録しました。ドバイにある世界一高いビル、ブルジュ・ハリファがロケ地になったことでも話題になりましたね。 この記事では本作のキャストやあらすじをご紹介。なお、記事の一部には重大なネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください!

「ミッション:インポッシブル4」のあらすじ

ロシアの核爆弾発射コードが「コバルト」と呼ばれる人物に盗まれてしまいます。イーサン・ハントは事件の真相を突き止めるためクレムリンに潜入。しかし、最悪のタイミングでクレムリンが爆破されてしまい、イーサンはその容疑をかけられてしまうのです。 テロリストとして追われるイーサンはIMFが「ゴースト・プロトコル」、つまりイーサンたちを「存在しないもの」として組織が感知しないとする指令を発したことを知ります。IMFの後ろ盾がないなか、たった4人のチームで世界を核の脅威から救うことに。またしても過酷な任務を請け負うことになるのです……。

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本作のキャスト一覧【ここからはネタバレ注意!】

トム・クルーズ(イーサン・ハント)

不可能を可能にする男イーサン・ハントはシリーズを通してお馴染みのトム・クルーズ。IMFのベテラン凄腕諜報部員ですが、本作ではテロリストの容疑をかけられロシア諜報部から追い回されることに。妻のジュリアとは死別していると思われているようだが、そこには彼の思惑があり……? スタントを使わないことで有名なトム・クルーズですが、本作では超高層ビルで宙吊りになるという超難易度のアクションに挑戦しています。

ポーラ・パットン(ジェーン・カーター)

本作でサターン賞やティーンチョイスアワードの助演女優賞にノミネートされたアメリカの女優ポーラ・パットン。彼女が演じているのはチームの紅一点ジェーン・カーター。3作目までには登場していない新キャラクターです。 銃撃、近接戦の両方をこなし、時には美貌でターゲットに迫るジェーン。クールなアクションと美しいドレス姿に注目です。 また、映画冒頭で暗殺者モローに殺害されたエージェント、ハナウェイとは恋愛に発展しそうな関係だったよう。愛する人を失った怒りで、モローを殺害してしまいます。

サイモン・ペグ(ベンジー・ダン)

コメディ作品でよく知られる俳優サイモン・ペグが本シリーズで演じているのは、ベンジー・ダン。 シリーズ3作目では、組織のなかでイーサンを手助けしていたベンジーですが、IMFの試験をパスしたらしく、本作からは現場諜報部員に。初の現場に戸惑いつつも、ミッションの裏方としてサポートしていきます。チームのメンバーを遠隔操作したり、セキュリティをハックしたり、ベンジーなしにはミッション成功はありえないといっていいかもしれません。

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ジェレミー・レナー(ウィリアム・ブラント)

ジェレミー・レナー
©︎Mario Mitsis/WENN.com

本作から『ミッション:インポッシブル』シリーズに参加したジェレミー・レナー。ウィリアム・ブラント役で登場します。 彼はIMFの分析官としてイーサンのチームに同行するのですが、次第にイーサンが彼に違和感を抱きはじめます。実は、元現場諜報部員だったウィリアム。現場を降りることにしたきっかけには、イーサンとその妻ジュリアが関わっていたと告白します。彼はかつて2人の保護観察任務に失敗し、自分のせいでジュリアを死なせてしまったと思っているのですが……。

レア・セドゥ(サビーヌ・モロー)

レア・セドゥ
WENN.com

レア・セドゥ扮するサビーヌ・モローは、ダイアを報酬として受け取るかわりに殺しを請け負うフランスの殺し屋。映画冒頭で艶やかにエージェントを殺害、美しくも残酷な女性です。 盗んだ核爆弾発射コードを売るためブルジュ・ハリファの一室を訪れた彼女を、イーサンたちは騙そうと目論見ます。しかし最後の最後で作戦が暴かれ、取引は戦闘に発展。乱闘の末、ジェーンに突き落とされてブルジュ・ハリファの119階から転落死します。

ズバリ、事件の黒幕は?【ネタバレ注意!】

テロの黒幕として名前があげられていた「コバルト」。その正体はミカエル・ニクヴィスト演じるカート・ヘンドリクス。スウェーデンの特殊部隊に所属していたこともある彼は、ストックホルム大学で物理学教授だった男。物理学を突き詰め核爆弾について考えるうち、過激な思想を抱くようになり大学を追われていました。 劇中、彼が講義している映像がでてきますが、その内容は恐ろしいもの。核戦争を自然の摂理の一環と考え、平和のために核戦争を起こそうとするのです。インテリジェンスな雰囲気を漂わせながら、計画を遂行するために拉致や殺しも厭いません。クレムリン爆破も彼の仕業。堂々とコードを盗み、証拠隠滅のために爆発テロを起こしたのでした。

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ミッションの結末は?【ネタバレ注意!】

イーサン・ハントなら今度もミッションコンプリートしてくれるはず!そう思って見てはいても、最後まで手に汗握る展開が続きます。 インドでヘンドリクス一味を追い詰めるイーサンたち。ヘンドリクスはロシアの古い衛星をジャックしてミサイル発射の許可を出そうとします。発射を阻止しようとするものの……失敗。なんとミサイルはテロリストの計画通り発射されてしまうのです。 サンフランシスコが火の海になるまではもう秒読み。イーサンはヘンドリクスと格闘しアタッシュケースを奪取、それなのに停電のせいで核弾頭を無効にするボタンが効きません!離れた場所にいるチーム全員がコンマ1秒を争って電気を復旧、ボタンを有効化し、すんでのところで核爆発を阻止。ギリギリで見事ミッションコンプリートとなりました。

イーサンは追っ手も利用していた

イーサンを追い回すロシア諜報部のシディロフとその部隊。ベテランの諜報部員でさえ、ロシアの追跡は逃れられないのか……そう思ってしまいますが、実はイーサンのほうが一枚上手。彼はわざと痕跡を残し、ロシアに自分を追わせていたのです。 それがわかるのは映画のラストシーン、ミッションコンプリートした後です。ヘンドリクスはイーサンにアタッシュケースを渡すまいと身を投げ転落死。既に息絶えた彼とその横でボロボロになっているイーサンのもとにロシア側がやってきます。 イーサンはその光景を見せたかったのです。現場を見れば自分は無実であることは明白。明言はしませんが、もしものときの対策として呼んでいた可能性もありますね。 任務をこなしつつ自分の汚名もきちんと払拭する、手際のよさに感服です。

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イーサンがロシアの刑務所にいた理由

本作はロシアの刑務所に服役しているイーサンをジェーンたちが脱獄させる、という衝撃的なシーンから始まります。 なぜ、彼は逮捕されていたのか。ウィリアムの発言などから、セルビア人6名を殺害したために懲役刑をうけ任務違反を犯してしまった、ということが明かされます。 しかし、この話はイーサンとIMFのでっち上げ。実は、IMFは少し前からヘンドリクスの動きを感知していました。情報源となる服役中の男ボグダンと接触させるため、偽の容疑でイーサンを刑務所に送り込んだのです。 ボグダンとの会話から、彼がが刑務所で名前を「セルゲイ」と偽り着実にターゲットの信頼を得ていたことがわかります。仲間までもを騙して秘密裏に任務を進める、キャリアが長いからこそ任せられた任務だと言えます。

ジュリアは死んでいない

映画の最後まで、イーサンの妻ジュリアは死んだものとして扱われます。 整理すると以下の通り。「数年前イーサンとジュリアは暗殺される危険があった。だからウィリアムが保護についたが油断した隙にジュリアが拉致され、後に死体の一部を発見。復讐に燃えたイーサンは犯人のセルビア人6人を殺害してしまった。」劇中を通して、視聴者はこのように信じます。 けれども、これもでっち上げ。自分といては危険が及ぶ、そう考えた彼が愛する妻を守るためにとった苦肉の策でした。 映画のクライマックス、イーサンとジュリアが微笑んでお互いを見つめ合うシーンはとてもロマンチック。ジュリアも夫の仕事を理解して、距離を置くことを選んだのでしょう。

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アクションシーンがパディントンに受け継がれた!?

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
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本作のアクションシーンで1番の見せ場はドバイのブルジュ・ハリファの外壁を登っていくシーン。 特殊なグローブの力を借りて垂直な壁をよじ登ります。ベンジーの「ブルーはグルー、レッドはデッド」という言葉のとおり、グローブにはランプが付いていて、青の時は壁に張り付くけれど赤の時はただのグローブ。 失敗すれば転落死、そんなアクションが何の問題もなく終わるわけがなく、ゴールにたどり着くまえにグローブの充電が切れるトラブルが発生。 このシーン、そっくりそのまま『パディントン』(2016)でパロディされているのをご存知でしょうか。充電式掃除機を使って煙突を登っていくシーンで、ランプの色まで完全再現されています。

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は何度見直しても楽しめるはず!

シリーズ最高傑作との呼び名も高い『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』。2018年8月に6作目が公開されるように、未だに続編が待ち望まれている作品です。 何度見ても爽快感の褪せないスパイアクションだということが本シリーズの魅力だと思います。 まだ見ていないけどネタバレを読んだという方は是非映像でアクションを楽しんで、視聴済みの方は見直しして細かい発見を楽しむのもおススメです!