新作「ミッション:インポッシブル7」あらすじ・キャスト一覧 デッドレコニングの意味とは?

スパイ組織「IMF」に所属するイーサン・ハント(トム・クルーズ)と、彼が率いるチームが“遂行不可能な任務”に挑む「ミッション:インポッシブル」シリーズ。第7弾となる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が2023年に公開されます。 本記事では、映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のあらすじや見どころ、キャストなどについて紹介していきます。
「ミッション:インポッシブル7/デッドレコニング」あらすじ
特報映像では、シリーズ1作目で「IMF」の監督官だったユージーン・キトリッジ(ヘンリー・ツェニー)が26年ぶりに登場。トム・クルーズ演じるイーサン・ハントに対して、「君の”大義”のための戦いは終わりだ」「君が守ろうとしている理想は存在しない。どちらにつくか選べ」と意味深に伝えています。 このセリフやタイトルから推測するに、イーサンは自分が所属する「IMF」という組織、またはそこから派生した組織と戦うことになるのではないでしょうか。自分がしてきたことや、それを続ける意義を見失ったイーサンが、信じるべきもの=現在位置を見つけ、使命を遂行しようとするのかもしれません。 またタイトルに「PART ONE」とついていることから、第7作と第8作はシリーズ初となる前後作となるようです。これまでで最も大掛かりなストーリーになると予想できます!
「ミッション:インポッシブル7/デッドレコニング」キャスト一覧
イーサン・ハント | トム・クルーズ |
---|---|
ベンジー・ダン | サイモン・ペッグ |
イルサ・ファウスト | レベッカ・ファーガソン |
ルーサー・スティッケル | ヴィング・レイムス |
「ミッション:インポッシブル7」はトム・クルーズの集大成に?

トム・クルーズのスタントがさらにパワーアップ
主演のトム・クルーズは、アクションシーンをノースタントで演じることで有名な俳優です。これまでも危険すぎるアクションに自ら挑戦してきましたが、今回はさらにパワーアップしています。 今回イーサンたちは、アブダビ、ベネツィア、ローマ、ノルウェーなど様々な国を訪れ、おなじみのBMWでのカーチェイスはもちろん、爆走する列車の上での戦闘など、ハードなアクションたっぷりにミッションに挑みます。 そしてなんと、特報映像ラストの断崖絶壁からのバイクジャンプも、トム・クルーズがノースタントで挑戦しました!1年以上トレーニングを積み、1万3000回ものバイクジャンプを行って挑んだこのシーンは、トム・クルーズ自身も「俳優人生で最も危険なスタントを行った」と語ったほど危険度マックス! 映画館の大きなスクリーンで見れば、迫力満点で楽しめることでしょう!
シリーズ集大成に!
シリーズ第7作となる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』と第8作は、公式サイトでも「イーサンのこれまでの軌跡を辿る集大成の物語」と紹介されており、シリーズの集大成になることがわかっています。 米Varietyによると、第7作と第8作は、トム・クルーズのイーサン・ハントというキャラクターを「送り出す」作品になるとのこと。ということはシリーズ自体が終了するのではなく、トム・クルーズがイーサン役を卒業するとの推測もできます。シリーズのファンは絶対に見逃せません!
「ミッション:インポッシブル7」登場人物解説
イーサン・ハント役/トム・クルーズ

イーサン・ハントは、CIAの特殊部署「IMF(インポッシブル・ミッション・フォース)」に所属するスパイ。頭脳明晰かつ高い身体能力を持つ、一流のスパイです。 演じるのは、シリーズ第1作『ミッション:インポッシブル』(1996年)からイーサン・ハントを演じてきたトム・クルーズ。「トップガン」シリーズや映画『マイノリティ・リポート』、『ラスト サムライ』など、数々の名作映画で主演を務めるトップ俳優です。 「ミッション:インポッシブル」シリーズでは、第1作目から製作としても携わっています。
ベンジー役/サイモン・ペッグ

ベンジー・ダンは、イーサンと同じ「IMF」のスパイで、IT関連や小道具を担当するエキスパート。コミカルなキャラクターで人気です。 演じるのは、シリーズ第3作『M:i:III』(2006年)の初登場からベンジーを演じてきたサイモン・ペッグ。映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』、『宇宙人ポール』などの主演のほか、コメディアンや脚本家としても知られています。
イルサ役/レベッカ・ファーガソン

イルサ・ファウストは、シリーズ第5弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年)から登場している、MI6を除籍されたスパイ。格闘技や車・バイクの運転に長ける、ミステリアスな美女です。 演じるのは、スウェーデン出身の女優レベッカ・ファーガソン。2014年の映画『ヘラクレス』で知名度を獲得し、「ミッション:インポッシブル」シリーズへの出演で人気女優の座に躍り出ました。映画『グレイテスト・ショーマン』や『DUNE/デューン 砂の惑星』などでもメインキャストを務めています。
ルーサー役/ヴィング・レイムス

ルーサー・スティッケルは、「IMF」を解雇された元スパイで、イーサンに誘われてチームの一員になりました。IT技術のプロフェッショナルで、ハッカーとして活躍。第1作『ミッション:インポッシブル』からイーサンに協力しており、イーサンが最も信頼を置く人物です。 演じるのは、シリーズ第1作からルーサーを演じてきたヴィング・レイムス。トム・クルーズ以外で唯一シリーズ前作に出演してきた俳優です。映画『パルプ・フィクション』や『ドーン・オブ・ザ・デッド』などにも出演しています。
続編「ミッション:インポッシブル8」はどうなる?

2019年に「ミッション:インポッシブル」シリーズの第7作・第8作の制作が同時に発表され、当初は「ミッション:インポッシブル7」は2021年、「ミッション:インポッシブル8」は2022年に公開される予定でした。 しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により撮影が遅れ、2作とも公開延期に。また、2作を同時に撮影するという計画も断念することになってしまいました。 そんな「ミッション:インポッシブル8」ですが、アメリカ公開は2024年6月28日の予定。2022年2月には、トム・クルーズが「ミッション:インポッシブル8」の撮影のために南アフリカに到着したことも報道されており、撮影が進んでいるようです。 ストーリーは不明ですが、2021年末に飛行場でのリハーサルが目撃されており、巨大飛行機を使った驚くようなスタントがあると噂されています!
監督はクリストファー・マッカリーが続投!

第7作と第8作の監督には、第5作目「ローグ・ネイション」から監督を続投しているクリストファー・マッカリーが3度目のメガホンを取っています。 2012年の『アウトロー』で初めてトムと組んだマッカリーは、2014年にはやはりトム主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に脚本で参加。その後「ミッション:インポッシブル」シリーズ2作と『トップガン マーヴェリック』(2022年)でも監督を務め、立てつづけにトムと仕事をしています。 さらに本シリーズ最新作の監督にも決定し、大忙しのマッカリー。彼はこのことについて「これがトムといると起こることだ。彼は友達に休暇を取らせることが大嫌いだから」と冗談を言っています。
前作「フォールアウト」はどんな内容だった?

2018年に公開された第6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、シリーズ最高傑作ともいわれる作品です。 CIA長官役にアンジェラ・バセット、謎の美女ホワイト・ウィドウ役にヴァネッサ・カービー、そしてCIAエージェント役にヘンリー・カヴィルを迎えました。 本作では、おなじみのIMF(Impossible Mission Force/不可能作戦部隊)の面々が、盗まれた3つのプルトニウム回収のミッションに挑みます。 第5作の敵だった犯罪組織“シンジケート”の生き残りで構成された組織“アポストル”が、ハントたちの前に立ちはだかり、さらにCIAエージェントが監視役として同行。相手が手強いうえに、監視役の存在によって厳しい戦いを強いられてしまいます。 また本作のビルからビルへと飛び移るシーンの撮影中に、トム・クルーズは足を骨折。撮影が一時中断されたエピソードも有名です。
新作「ミッション:インポッシブル7/デッドレコニング」は2023年公開予定

シリーズ第7作となる映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、2023年7月14日米公開予定で、日本公開は2023年予定です。 イーサン・ハントの集大成、シリーズ初の前後作、トム・クルーズが「俳優人生で最も危険」と語ったスタントなど、期待が高まる情報ばかりでワクワクが止まりません!シリーズをまだ見たことがない方も、まだまだ公開に間に合うので、ぜひ第1作から視聴してみてくださいね。