2018年6月29日更新

ドライデン・ヴォスは銀河屈指のコレクター?!【映画「ハン・ソロ」】

©️WENN.com

『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』で若きハン・ソロの敵となった男、ドライデン・ヴォス。新進気鋭の犯罪組織クリムゾン・ドーンを率いる、ギャング界のボスに迫ります!

ドライデン・ヴォス、若きハン・ソロの宿敵とは?

『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するドライデン・ヴォスは、新興の犯罪組織クリムゾン・ドーンを率いるリーダー。瞬く間に悪名を轟かせ、一気にギャング界のボスへと上り詰めた男です。 「ヴォス」というラスト・ネームですが、ジェダイ・マスターのクインラン・ヴォスとは全くの無関係。クインラン・ヴォスは、ツインテールのような頭が印象的なジェダイ、アイラ・セキュラの師匠です。 ドライデン・ヴォスは正義の真反対にいるような人物。「ファースト・ライト」と呼ばれるヨットに乗って、彼が欲しいと思うものを集めています。

人間のようにみえるが、人間ではない

2m近い高身長を黒いローブに包み、迫力のあるドライデン・ヴォス。限りなく人間に近い風貌ではありますが、人間ではありません。 彼の種族の特徴が、顔にはしる無数の傷跡。一見、壮絶な彼の半生を物語っているかにみえた傷跡ですが、種の特徴だったのですね。しかも、単なる皮膚の模様ではないそう。身体の循環器系につながっていて、アドレナリンの分泌にも関係した器官なのだとか。 ちなみに制作初期のコンセプトアートでは、もっとエイリアン風の容姿でした。俳優ポール・ベタニーをキャスティングする前は、マイケル・ケネス・ウィリアムズが起用されており、CGをつかってピューマに似た身体をもつドライデン・ヴォスが生まれる予定だったのです。

ドライデン・ヴォス自慢のコレクション

彼の書斎には、銀河のいたるところから集め、奪ってきた収集品が展示されています。コレクションの種類は幅広く、何かのオブジェからエイリアンの剥製まで……そのなかにあのマンダロリアン・アーマーも含まれています。 マンダロリアン・アーマーとは、ボバ・フェットが装備しているアーマーの種類。ドライデン・ヴォスが持っているものは日本の甲冑にも似たものです。 また彼のコレクションには、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)に出てきた黄金の偶像も隠れていますし、シス・テンプルから持ち出した黒曜石の石板もあります。

ハン・ソロにみせた紳士的な一面

ドライデン・ヴォスの特徴は、礼儀正しい紳士的な面を兼ね備えていること。初対面の相手に見せる穏やかな立ち居振る舞いとは裏腹に、目的を達成するためには手段を厭わない、非情な冷徹さを持っています。 演じているポール・ベタニーによれば「ドライデン・ヴォスは完全なサイコパスだ!」とのこと。さらに、人の心を掴むのに長けた人物だと語っています。 心を許したが最後な恐ろしさ、銀河を統べるギャングになるために必要な要素なのかもしれません。

ドライデン・ヴォスを演じるのはポール・ベタニー

ドライデン・ヴォスを演じているのは、「アベンジャーズ」シリーズのヴィジョン役でお馴染みポール・ベタニー。正義を貫こうとするヴィジョンとは対照的なキャラクターを楽しんで演じることができたといいます。 本作の監督であるロン・ハワードが手がけた『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)では白髪が印象的な修道士シラスを演じていました。彼にとってロン・ハワードは良き友人であり、キャリア上の師でもあったので、キャスティングのオファーを快諾したのだそうです。 もしかするとギャングのエイリアンだったかもしれないドライデン・ヴォス、ポール・ベタニーの配役はキャラクターに魅力を付け加えたのではないでしょうか。