2018年6月28日更新

トバイアス・ベケット、ハン・ソロの師匠とは一体どんな人物?

「スター・ウォーズ」シリーズ、スピンオフ作品である『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』。 ハン・ソロの師匠であるトバイアス・ベケット、名優ウディ・ハレルソンが演じた謎に包まれた彼の人物像に迫ります。

トバイアス・ベケットってどんなキャラクター?

2018年6月29日公開の『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』は数多の「スター・ウォーズ」キャラクターの中でも特に人気のあるハン・ソロにフォーカスした一作です。 ハン・ソロのオリジン・ストーリーを描いた本作は「スター・ウォーズ」シリーズの生まれ故郷であるアメリカでも好評です。 本作で「スター・ウォーズ」シリーズ初登場となった重要キャラクター、トバイアス・ベケットの人物像とハン・ソロとの関係性に注目してみます。更に「スター・ウォーズ」シリーズの小説に登場する類似キャラクターともいえるギャリス・シュライクについてなどじっくり見てみましょう。 一部ネタバレがあります。これ以降の閲覧は自己責任でお願いします!

二面性を抱える悪漢、トバイアス・ベケット

トバイアス・ベケットは惑星グリー・アンセルム出身のプロの盗み屋かつ密輸業者であり、銀河中で仲間と共に壮大なリターンを狙った盗みを計画し働いていました。ジャンルを問わない悪漢と言えるでしょう。 彼の信条は「誰も信じるな」、「誰よりも速く撃て」、「他者と親しくなりすぎるな」です。彼は弟子であるハン・ソロすら裏切りました。 ウディ・ハレルソンは彼自身が演じたトバイアス・ベケットについて「彼は常に友好的なわけではなく、複雑な人間だ。自身の人生を究極的なまでに犯罪で満たしたいと思うと同時に、遠く離れたどこかの惑星でただ楽器を演奏して暮らしたいとも思っている」と述べています。 ある種の二面性を抱えた彼がどのような関係をハン・ソロと築いたのでしょうか。

【ネタバレ注意!】ハン・ソロとの出会いは?

ハン・ソロは一時自分は一体何をしたら良いのか全く分からず、帝国軍のストームトルーパーとして生活していました。 そんなある日から彼は無能な司令官たちが、来る日も来る日も何者かによる攻撃を受け吹っ飛ばされるのを目撃しました。 その人物は彼が今まで出会った人物の中で最もイカした人物でした。 その人物が帝国軍の宇宙船を盗んだギャングのリーダーだとわかると、ハン・ソロはその攻撃した人物こそが彼自身がなりたい人物像だと気づき、すぐにその人物を追いかけるようになりました。 その人物こそがトバイアス・ベケットでした。

トバイアス・ベケットとハン・ソロの師弟愛?

ロン・ハワード監督はベケットについて「彼は強大な犯罪者であるが、自由主義者でもある」、「ベケットは他の誰よりもハン・ソロの人格を形作った人物である」と述べています。 ハン・ソロの魅力と言えばジェダイではないけれども、愛機ミレニアム・ファルコン号を乗りこなしルークやレイアを助ける腕利きのパイロットであることです。 更にウディ・ハレルソンは「トバイアス・ベケットはハン・ソロに対して厳しく当たる時もあるが、誰かにこの銀河でアウトローとしてずる賢く生きてほしいと思っている場合にはおそらく有効だ」と述べています。 師弟関係が頻出する「スター・ウォーズ」シリーズにおいて、ルーク・スカイウォーカーにとってのオビ=ワン、オビ=ワンにとってのクワイ=ガン・ジンなど、師匠が教えるべきことが終わったら大体作中で師匠が死んでしまうパターンが多いですよね。 果たして本作においてハン・ソロの師匠であるトバイアス・ベケットはどうなるのか、注目です。

トバイアス・ベケット役、ウディ・ハレルソンってどんな俳優?

ウディ・ハレルソン (ゼータ)
©FayesVision/WENN.com

『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』においてトバイアス・ベケットを演じるのはウディ・ハレルソンです。 出演作としては『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の大殺戮カップルの片割れであるミッキー・ノックス役や、記憶に新しい作品としては第90回アカデミー賞の2部門で受賞した2018年公開作の『スリー・ビルボード』での警察署長などがあります。 悪役からメインキャラクターの良きアドバイザーまで幅広く演じる実力派名優と言えるでしょう。 彼が本作においてどのような師匠っぷりを「スター・ウォーズ」ファンに見せつけてくれるのか、期待が高まりますね。

ギャリス・シュライクはトバイアス・ベケット!?

『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』の制作が決定した時点で「スター・ウォーズ」ファンの間で話題になったギャリス・シュライクというキャラクターがいます。 そもそもギャリス・シュライクとはどんなキャラクターなのか、そしてなぜギャリス・シュライクに関する噂が広まったのか、ハン・ソロとギャリス・シュライク、そしてギャリス・シュライクとトバイアス・ベケットの関係について深堀りします。

ギャリス・シュライクとは?

ギャリス・シュライクは1997年に出版された小説、ハン・ソロ三部作の一作目『スター・ウォーズ -聖地の罠』に初登場するキャラクターであり、彼の下で過ごしたハン・ソロの幼少期、青年期が描かれています。 彼は元バウンティハンターの犯罪者で、孤児を拾いその犯罪に加担させていました。そのうちの一人がハン・ソロです。 ハン・ソロが19歳の頃、ギャリス・シュライクの元から逃げたものの、その数年後に彼はバウンティハンターとしてハン・ソロを追うようになりました。 ついに彼がハン・ソロを捕えたその時、ハン・ソロを狙っていた別のバウンティハンターがギャリス・シュライクを射殺しました。 ハン・ソロはそのバウンティハンターを射殺し、無事逃げおおせることができました。

ウディ・ハレルソンがギャリス・シュライクを演じるという噂

ウディ・ハレルソンの出演が決定した時、「スター・ウォーズ」ファンの間では彼がハン・ソロの育ての親であるギャリス・シュライク役ではないかとの噂が飛び交いました。 何故このような噂が流布したのかというと、2017年1月上旬、ウディ・ハレルソンの本作への出演が発表され、同月に開催されたサンダンス映画祭にてウディ・ハレルソンは「ギャリス・シュライク役を演じるのか」と質問された際にためらいながらも肯定しました。 しかし実際のところ、彼はその役名を肯定したわけではなく、ハン・ソロの師匠役となるキャラクターを演じることを肯定していました。

トバイアス・ベケット=ギャリス・シュライク?

ここまでご覧になった方はお気づきかもしれませんが、トバイアス・ベケットとギャリス・シュライクには共通点があります。リターンの大きな犯罪を好む犯罪者であること、ハン・ソロの師匠的存在であることです。 この2人のキャラクターは全くの別人なのでしょうか?そもそも全く別のキャラクターならば、何故ここまで設定を似せたキャラクターに作り上げたのでしょうか? 2人のキャラクターが同一人物という可能性ももちろんありますよね。謎に包まれたこの2人の関係性から目が離せません。