© Walt Disney Studios Motion Pictures

ネタバレ注意!映画「ハン・ソロ」のトリビア17選【次作のドロイドはM……?】

2018年7月4日更新

ハン・ソロの知られざる過去が明かされる「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』。ネタバレありのストーリー考察から制作の舞台裏まで、作品をより楽しむためのトリビアをお送りします!

【ネタバレ】『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』を読み解くトリビア

若き日のハン・ソロを描く「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』。 チューバッカやランド・カルリジアンとはどんな出会いがあったのか、どうして密輸業者になったのか、ミレニアム・ファルコンをどうやって手に入れたのか。はじめて映画化された彼の半生も見どころですが、意外なカメオ出演やキャストゆかりの品が隠れていることも本作の面白いところです。 この記事では『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』のストーリーや制作舞台裏にまつわるトリビアをご紹介します。ネタバレを含みますので、ご注意ください!

1.オーディションでトップバッターだったオールデン・エアエンライク

本作で若き日のハン・ソロ役に大抜擢されたのがオールデン・エアエンライク。 フランシス・コッポラによる2009年の映画『テトロ 過去を殺した男』で映画デビューした彼は、これまで パク・チャヌクの『イノセント・ガーデン』(2013)やウディ・アレンの『ブルージャスミン』(2013)に出演、『ヘイル、シーザー!』(2016)のホビー役で知ったという方も多いのではないでしょうか。 そんな彼は本作の主演を得るためオーディションで、トップバッターだったそう。制作総指揮のフィル・ロードとクリストファー・ミラーは、ほかの候補の演技を見ていくたびに「最初の彼が適役だ」という気持ちが募っていったのだといいます。かなり印象に残る演技を見せたのでしょうね。

2.すっかりチューバッカになじんだヨーナス・スオタモ

ハン・ソロの相棒チューイこと、チューバッカ。長くチューバッカを演じていたピーター・メイヒューに代わって抜擢されたのが元バスケットボール選手のヨーナス・スオタモ。『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(2015)からダブルキャストとして参加した彼が、1人でチューバッカを演じきるのは『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(2017)に続いて本作が2度目になります。 ハン・ソロ主役の映画なだけにチューバッカの出演シーンも多い本作。コスチュームを着たままの撮影は相当体力を使うそうですが、長い時で四時間ほど、一切着ぐるみを脱がずに過ごしたのだとか。 監督のロン・ハワードは撮影現場でヨーナス・スオタモ扮するチューバッカにハグされたことを思い出として語っていましたし、舞台裏をうまく和ませていたのかもしれません。

3.初めてウーキー語が字幕になった

ハン・ソロはチューバッカとウーキーの言葉で会話することができます。2人がコミュニケーションをとる姿はこれまでも何度も描かれましたし、特別珍しいシーンではありません。 しかし、本作の会話シーンは2つの点で「スター・ウォーズ」シリーズ初のことが起こっていました。1つ目、ウーキー族ではない人物がウーキー語を話しているように見えるシーンがあるのは本作が初めて。もう1つは、ウーキー語が翻訳され字幕にされたということ。シリーズおなじみのチューバッカですが、本作まではセリフが字幕化されたことがなかったのですね。

4.所有者にあわせたミレニアム・ファルコンのデザイン

「銀河最速のガラクタ」の異名をもつミレニアム・ファルコンをハン・ソロはどうやって手に入れたのか。本作でついに、ランド・カルリジアンとのサバックに勝ってミレニアム・ファルコンを手に入れた経緯が映像化されました。 ミレニアム・ファルコンは、持ち主によってデザインが変えられているのです。これまで描かれてきたのは、先端部分が外されていて装甲もところどころ外された姿。本作で公開されたのは未だ様々なパーツが外されるまえのもので、シリーズ初期のコンセプトアートに近いデザインのようです。 では、なぜミレニアム・ファルコンはパーツを外されたのか。これは密輸に携わっていたハン・ソロの工夫。あえてガラクタに見せることで仕事をしやすくしたのでした。

5.ミレニアム・ファルコンのキッチンにはチューバッカ用の設備が?

ランド・カルリジアンがミレニアム・ファルコンの内部を案内するビデオは、ファン心をくすぐるものでした。 ビデオのなかでは、音響システム付きでプラネット・レザー張りのベンチや、狭いベッドのあるリビング・ルームが紹介されます。好きなものを飲み食いできるキッチンも彼のお気に入り。キッチンにはカクテルバーや全自動シェフなどもあるそう。よく見てみると目を引くのは、カウンターの上にある「ウーキー・クッキー・ジャー」。スタイリッシュな白い入れ物を開けると中にはクッキーのようなものが見えました。 「ウーキー」と付くように、チューバッカのおやつなのでしょうか。ローストポーグを食べるのかと話題になったチューイですが、甘いお菓子も好きなんですね。

6.ランド・カルリジアンのセクシュアリティ

ミレニアム・ファルコンの元持ち主でシリーズの人気キャラクターでもあるランド・カルリジアン、若い頃の彼をドナルド・クローヴァーが演じました。 劇中では、彼がパンセクシュアル、つまり相手の性別を意識せずにどんな人も愛せる人間であることが明かされます。これは制作側も、型にはまらないランド・カルリジアンというキャラクターに相応しいセクシュアリティだと認めています。 「スター・ウォーズ」シリーズは、LGBTQのキャラクターを登場させてこなかっただけに画期的な描写だといえますが、必ずしも賞賛されているわけではないようです。なぜなら、型にはまらない、悪い意味での「奔放さ」がパンセクシュアルだというわけではないから。本作の描写をどう捉えるかは、鑑賞者に委ねられているのです。

7.ハリソン・フォードゆかりの品が登場している

シリーズを通してハン・ソロを演じてきたハリウッドの大御所ハリソン・フォード。本作には、彼にちなんだアイテムが隠されていました。 それは「インディ・ジョーンズ」シリーズの一作目をかざる『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)に出てきた黄金の偶像。ハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズがトラップを作動させないように像を奪うシーンはあまりにも有名です。 ポール・ベタニー演じるドライデン・ヴォスの部屋をよく見てみると、あの偶像がみつかります。

8.ハン・ソロの「予感」

「嫌な予感がする」。シリーズを代表する名台詞であり、ハン・ソロというキャラクターをあらわす台詞でもあります。やがてハリソン・フォードとも結び付けられるようになったこの台詞は「インディ・ジョーンズ」シリーズでも使われました。 本作では「いい予感しかしない」となっていましたね。若さゆえの勢いを感じさせる言葉であるとともに、様々な経験を積んで「いい予感」が「嫌な予感」になっていくのだろうということが想像されます。

9.ダース・モールの生存はそこまで衝撃ではない【ネタバレ】

『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)でオビ・ワン・ケノービに敗れ、真っ二つになって奈落の底へ落ちていったダース・モール。シリーズファンから愛されている悪役です。 本作のクライマックスではハン・ソロのパートナー、キーラの真のボスとして登場していました。しかし、彼の復活が大きな衝撃だったかといえば、そうでもないという方が少なくないのでは。 というのも、オビ・ワン・ケノービとの戦いのあと生存が確認されたのは今回が初めてではないからです。2008年から放送されたアニメーション『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』では、下半身にドローンや蜘蛛のような脚を取り付けた姿が描かれていました。

10.ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』とのつながり

HBO制作の超大作テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』と『ゲーム・オブ・スローンズ』のつながりといったら、真っ先に思い浮かぶのは、エミリア・クラークでしょう。本作で妖艶な美女キーラ役に抜擢された彼女は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要人物デナーリス・ターガリエン役で世界的な知名度を獲得しました。 ところが、本作に出演している『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャストは彼女だけではないのです。なんと、ダイアウルフのナイメイアを演じていた犬のサクソンも映画の冒頭でカメオ出演しています。今回は宇宙の生き物に見せるためのスーツを着なければいけなかったのですが、サクソンにとっては初めての経験。特別な衣装に身をつつんだ彼は、見事「スター・ウォーズ」デビューを果たしました。

11.ロン・ハワード監督の妻が出演している

監督をつとめたロン・ハワードは2018年のIMDbによるインタビューで、「幸運のおまもり」として彼の妻をシェリル・ハワードをカメオ出演させてきたのだと語っています。本作でも妻の出演シーンを撮影したのですが、編集でカットされてしまったそう。 ある日、彼が特殊効果の制作者に妻のシーンが削除された悔しさを語ると、それをきいたスタッフが後からCGで彼女の姿を追加しました。監督の「幸運のおまもり」を簡単に欠かすわけにはいかなかったのです。