2018年9月28日更新

オーソン・ウェルズ幻の遺作『風の向こうへ』がNetflixで配信!

Netflixオリジナル映画 『風の向こうへ』 2018年11月2日全世界同時ストリーミング

『市民ケーン』で知られる映画監督で俳優のオーソン・ウェルズ。彼の未完成のままになっていた遺作『風の向こうへ』が撮影終了から40年以上の時を経てついに完成!そしてNetflixで配信されることになりました。

『市民ケーン』のオーソン・ウェルズ最後の作品『風の向こうへ』がついに公開される!

映画『市民ケーン』などで映画史に名を残した監督・オーソン・ウェルズ。しかし彼は、その完全主義により、完成された作品がそこまで多くないことでも知られています。 そんなオーソン・ウェルズ最後の映画が、『風の向こうへ』です。本作は1976年に撮影が完了していながらも、度重なるトラブルにより編集を終えることができず、1985年にウェルズ自身が亡くなり、とうとう完成させることができなかったという曰く付きの作品です。 しかし、本作に出演していた映画監督のピーター・ボグダノヴィッチらが主導で長年完成させるための努力が続けられ、ついに完成。2018年度のヴェネツィア国際映画祭で披露されました。

映画『風の向こうへ』はモキュメンタリー映画!?

風の向こうへ
Netflixオリジナル映画 『風の向こうへ』 2018年11月2日全世界同時ストリーミング

オーソン・ウェルズは虚実入り混じった演出をすることを好みました。例えば若い頃には、H・G・ウェルズ原作の『火星人襲来』をニュース番組の形式でラジオドラマ化し、全米をパニックに陥れたことがありました。 また、『市民ケーン』では新聞王・ケーンの生涯をまとめた偽のニュース映画が流れ、『オーソン・ウェルズのフェイク』では贋作画家を題材にして「真実」と「嘘」、「本物」と「偽物」についての意味を問いました。 そして、この『風の向こうへ』も例外ではありません。本作では、かつては巨匠と呼ばれたものの、時代の移り変わりに順応できずにヨーロッパに向かった監督・ハンナフォードが、再びハリウッドで返り咲こうとする様を、ドキュメンタリーのように描いたフィクション(モキュメンタリー)なのです。 しかも、ハンナフォードを演じているのは、『黄金』や『マルタの鷹』、『アフリカの女王』などで知られる巨匠監督のジョン・ヒューストン。彼が、まるで自らを反映させたかのような役柄を演じるのです。

ネットフリックスオリジナル映画『風の向こうへ』配信日は?

風の向こうへ
Netflixオリジナル映画 『風の向こうへ』 2018年11月2日全世界同時ストリーミング

そんな異色の映画『風の向こうへ』は、撮影から40年以上の時を経て完成し、Netflixで配信されることが決まりました。 気になる配信日は、2018年11月2日。映画史に名を轟かせた巨匠の映画を、ぜひご覧ください。

作品情報

Netflixオリジナル映画 『風の向こうへ』 2018年11月2日全世界同時ストリーミング