2018年9月14日更新

金獅子賞受賞!アルフォンソ・キュアロン監督の映画『ROMA/ローマ』とは?

Netflixオリジナル映画 『ROMA/ローマ』 12月14日全世界同時ストリーミング

『ゼロ・グラビティ』で知られるメキシコの監督・アルフォンソ・キュアロンの最新作『ROMA/ローマ』が、2018年度のヴェネツィア国際映画祭で最高賞である金獅子賞を受賞しました。今回は、そんなNetflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』についてご紹介します。

アルフォンソ・キュアロン監督の最新作Netflix映画『ROMA/ローマ』が金獅子賞受賞!その内容とは?

2018年に開催された第75回ヴェネツィア国際映画祭。世界中から21本の映画がコンペティション部門に集まる中、見事金獅子賞に輝いたのは、Netflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』でした。 監督したのは、今回の審査委員長であるギレルモ・デル・トロと同じメキシコ出身のアルフォンソ・キュアロン。アカデミー賞を受賞した『ゼロ・グラビティ』以来5年ぶりの監督作となりました。 今回は、そんな映画『ROMA/ローマ』についてご紹介します。

映画『ROMA/ローマ』の内容は?

Netflixオリジナル映画 『ROMA/ローマ』 12月14日全世界同時ストリーミング
Netflixオリジナル映画 『ROMA/ローマ』 12月14日全世界同時ストリーミング

映画『ROMA/ローマ』の舞台はイタリアのローマ、ではありません。 本作の舞台となるのは1970年代、メキシコの首都・メキシコシティの北側にあるクアウテモック区にある「ローマ」と呼ばれる区域です。 本作では、先住民の血を引くメイドのクレオを主人公に、彼女が働く中流家庭でのとある激動の一年間を描きます。

アルフォンソ・キュアロン、17年ぶりにメキシコへ

Netflixオリジナル映画 『ROMA/ローマ』 12月14日全世界同時ストリーミング
Netflixオリジナル映画 『ROMA/ローマ』 12月14日全世界同時ストリーミング

監督したアルフォンソ・キュアロンと言えば、まず浮かぶのが『ゼロ・グラビティ』でしょう。 その他にも、『トゥモロー・ワールド』や『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を監督していますが、いずれもハリウッドで製作された大作映画。母国であるメキシコで撮ったのは、実は2001年の『天国の口、終りの楽園。』が最後でした。 この映画は、のちにハリウッドで制作したSFやファンタジーとは全く異なるエロティックな内容のロードムービーで、同年のメキシコ国内興行収入1位に輝くほどの大ヒットを記録しています。 『ROMA/ローマ』は、そんな彼が実に17年ぶりにメキシコで制作・撮影した映画で、内容も自身の少年時代の体験に基づいているといい、今まで手掛けた作品の中で最も私的な内容になると考えられます。 また、長年組んできた撮影監督・エマニュエル・ルベツキが参加できなかったこともあり、今回はキュアロン監督自らが撮影監督も兼任。全編モノクロで撮影された本作では、彼のビジュアル面でのこだわりも感じられることでしょう。

映画『ROMA/ローマ』はNetflixで独占配信!

2018年5月に開催されたカンヌ国際映画祭では、Netflixで配信される(フランスで劇場公開されない)映画が規定により締め出されてしまったことで話題になりました。 それに対し、同年8月から9月にかけて開催されたヴェネツィア国際映画祭は、そういったNetflix映画もコンペティションの対象として受け入れる寛容な対応を見せました。 その結果金獅子賞に輝いたこの『ROMA/ローマ』も、実はNetflixオリジナル映画。Netflix作品としては史上初めて主要映画祭で最高賞を獲得した作品となり、ネット配信映画も国際映画祭で賞をとれるという、新たな可能性を生み出したのです。 そんな映画『ROMA/ローマ』は、2018年12月14日に、Netflixで独占配信されます!