映画『X-MEN フューチャー&パスト』の動画を配信中のサービスを紹介！【全編無料あり】

2014年に公開された映画『X-MEN フューチャー&パスト』。本作は公開されるや否や、X-MENが未来と過去で戦うという斬新なストーリーが話題になり、爆発的なヒットを記録しました。 この記事では、そんな本作が無料で視聴できるサービス、あらすじ、見どころを紹介します。

西暦2023年。対ミュータントのロボット兵器センチネルが掲げ絶え間なく襲いかかり、X-MENたちは皆殺しの危機に瀕していました。 現状打破は難しいと考えたプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)や、マグニートー(イアン・マッケラン)は、キティ・プライド(エレン・ペイジ)の能力で、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の精神を1973年の過去へタイムバックさせます。 そして過去で目覚めたウルヴァリンは、ミュータント討伐とセンチネル創造が行われるきっかけとなった、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)によるトラスク博士の暗殺事件を食い止めようとしますが……。

ウルヴァリンはX-MENの主要メンバーで、接近戦においては非常に高い戦闘力を誇ります。鋭い五感と驚異の治癒能力を持ち、拳から飛び出すアダマチウムの爪が武器です。 アダマチウムは最強の硬度を誇る金属であり、過去の実験によりウルヴァリンの骨格に埋め込まれました。また、治癒能力のため歳を取りません。 ウルヴァリンを演じるのはオーストラリアの俳優、ヒュー・ジャックマン。2000年公開の映画『X-MEN』のウルヴァリン役で大ブレイクし、国際的なスターとして認知されるようになりました。 2012年公開の映画『レ・ミゼラブル』に主人公のジャン・バルジャン役では演技力や歌唱力が評価され、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を獲得。 『X-MEN フューチャー&パスト』では、鍛え上げられた肉体を披露し、そしてウルヴァリンというキャラクターの悲哀を痛切に表現しています。

プロフェッサーXは最強のテレパシー能力を持つ人物であり、X-MENの創始者です。普段は過去の傷により車椅子を使っていますが、1973年時点では薬を使い、テレパシーの能力と引き替えに歩いています。 プロフェッサーXを演じるのは俳優、ジェームズ・マカヴォイ。2016年公開の映画『スプリット』では23の人格を持つケビン役を務め、人格によって自在に変わる演技が絶賛されました。本作では、血気盛んな若いプロフェッサーXが宿命に溺れていく姿を印象的に演じています。

マグニートーは磁力を操る最強のミュータントです。人間を信用しておらず、プロフェッサーXや彼が率いるX-MENと長年対立していましたが、ロボット軍団センチネルの脅威により和解。1973年では、手段を選ばない荒っぽい方法で、ミスティークとトラスク博士の接触を妨害しようとします。 若きマグニートー役を務めたのは、俳優のマイケル・ファスベンダー。2017年公開の『エイリアン: コヴェナント』の主人公であるアンドロイド、デヴィッド役で知られています。本作ではクールなマスクを活かし、エネルギッシュで冷徹な若き日のマグニートーを好演。

本作の2023年の未来は、殺戮マシン・センチネルが絶え間なく襲いかかる絶望的なディストピアであり、ウルヴァリンがタイムバックした1973年は、まだ平和なアメリカです。未来から過去へ来た瞬間は雰囲気が180度変わり、ハッとするような瞬間があります。 未来と過去のシーンが切り替わると同時に世界観もガラッと変わるのが、『X-MEN フューチャー&パスト』の魅力のひとつです。

「X-MEN」シリーズの世界では、特殊な力を持ち人類に危害を加えるかもしれないミュータント達をどう扱うかが常に議論されています。そして、プロフェッサーXは人類と理解し合うという道を目指し、マグニートーはミュータントのために人類と敵対する道を選びました。 正反対の道を歩んだ2人ですが、センチネルという超兵器が現れたことで、2人とも根底にはミュータントの未来を守りたいという共通の想いがあるとわかります。『X-MEN フューチャー&パスト』は2人の友情を明確に描いた「X-MEN」シリーズの中でも特に重要な作品なのです。

本作は、タイムトラベル設定が秀逸です。X-MENのメンバー全員でタイムスリップするようなありきたりのものではなく、キティの能力でウルヴァリンの精神だけタイムバックさせられます。 2004年の映画『バタフライ・エフェクト』の設定と似ていますが、他人の能力でタイムトラベルするという点で、より自然な演出となっています。 さらにウルヴァリンを介して、過去のプロフェッサーXと未来のプロフェッサーXが通信するシーンが斬新で見応え十分です。

『X-MEN フューチャー&パスト』のようなシリアスなヒーロー映画が観たい人にオススメなのが2008年公開の『ダークナイト』です。 ストーリーは、ゴッサム・シティに現れたジョーカー(ヒース・レジャー)の一団により、市民の命が脅かされ、バットマン(クリスチャン・ベール)の存在意義が問われるというもの。カーチェイスなどの大迫力のアクションだけでなく、「X-MEN」シリーズのようにヒーローの存在意義がテーマになっている名作です。 クリストファー・ノーラン監督によるIMAXフィルム撮影で、高画質で大迫力のアクションシーンが楽しめるほか、人間の倫理観という哲学的な話題も深く掘り下げられており、とても考えさせられます。

2014年に公開された映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は、敵と味方の区別が曖昧な状態で戦う『X-MEN フューチャー&パスト』のような展開が好きなら楽しめること間違いなしです。 キャプテン・アメリカ( クリス・エヴァンス)やブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)らが、協力していた国際的平和維持組織・シールドから突然命を狙われ、さらに謎の暗殺者・ウィンターソルジャー(セバスチャン・スタン)が立ちはだかるというストーリーです。 世界歴代興行収入第1位となった『アベンジャーズ/エンドゲーム』の監督として知られるルッソ兄弟がメガホンを取っており、マーベル関連映画の中でも特に完成度が高いと言われている作品です。

ヒーロー達が大集結する作品を観たい人にオススメなのが、2018年公開の映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。本作では、最強の敵・サノスがインフィニティー・ストーンと呼ばれる不思議な石の力で全宇宙を支配しようと目論み、それをアベンジャーズが阻止しようとする物語が描かれています。 登場するスーパーヒーローの数が非常に多いことに加え、それぞれの見せ場がしっかりあるのが魅力。ストーリーも緻密に設計されています。 本作は前編で、後編が『アベンジャーズ/エンドゲーム』となっています。是非そちらもあわせてご覧ください。

映画『X-MEN フューチャー&パスト』のあらすじや見どころ、無料で視聴できる動画配信サービスを紹介してみました。 絶望的な未来をウルヴァリンのタイムトラベルで変えようとする傑作を、ぜひ視聴してみましょう。