アニメ『どろろ』(2019)を配信中のサブスクはここ!【1話から最終回まで】
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2019年に放送されたアニメ『どろろ』。本作は漫画の神様・手塚治虫の同名漫画を、アニメ制作会社・MAPPAがアニメ化した作品です。美しい作画に独自の解釈を加え、百鬼丸という主人公をさらに掘り下げた意欲作となっています。
アニメ『どろろ』(2019)の作品概要
原題 | 『どろろ』 |
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放送年 | 2019年 |
ジャンル | アクション、ヒューマンドラマ |
話数 | 29話 |
制作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『ジョーズ』のあらすじ
時は戦国時代。武士の醍醐景光(だいごかげみつ)は地獄堂に祀られている12体の鬼神に、領地の繁栄と自分の天下を願います。 そしてその引き換えに、自分のものならなんでも差し出すと誓うのでした。その結果として彼の妻・縫が産んだ長男は、手足に皮膚や目も鬼神に奪われてしまいます。 忌み子として川に流されてしまった赤ん坊は、その後寿海という医師に拾われました。寿海は赤ん坊に百鬼丸と名付け義肢を付けてやり、生きる術を教えます。そして成長した百鬼丸は、自分の体を奪った鬼神を倒すため旅に出るのでした。 さらに百鬼丸は旅の途中でどろろという少女と出会い、共に旅をすることになり……。
『どろろ』のキャラクター/声優
百鬼丸役/鈴木拡樹(画像右)
百鬼丸は醍醐景光の長男。生後間もなく醍醐景光の願いと引き換えに、体の11箇所を奪われてしいます。寿海に拾われた後、義肢や義眼を与えられ妖怪と戦う術を教わりました。目は見えませんがオーラのようなものを感知することができ、両義手の仕込み刀で戦います。 そんな百鬼丸を演じているのは、俳優の鈴木拡樹。舞台「刀剣乱舞」シリーズの三日月宗近役など多くの舞台作品に主演を務め、舞台『どろろ』でも百鬼丸を演じました。本作で彼は、百鬼丸が声帯を取り戻してからの声を担当しています。
どろろ役/鈴木梨央(画像左)
どろろは百鬼丸と一緒に旅をしている少女。百鬼丸に助けてもらったのをきっかけに、旅についてくることになりました。会話のできない百鬼丸の世話を何かと焼いているようです。 そんなどろろを演じているのは、女優の鈴木梨央。大河ドラマ『八重の桜』で幼少期の八重を演じ、連続テレビ小説『あさが来た』で主人公・あさの幼少期を演じました。アニメ映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』では、吹き替えにも挑戦しています。
『どろろ』の見どころを紹介
2019年版『どろろ』で描かれる独自の解釈が新しい!
本作では百鬼丸の生い立ちや描き方に、独自の解釈が加えられています。しかし作品の世界観を崩すような改変ではなく、百鬼丸を深く掘り下げた結果と言えるでしょう。 原作の百鬼丸は醍醐景光が魔物と契約したことにより、体の48箇所を魔物に奪われています。そのため体を取り戻すためには、48体の魔物を倒す必要がありました。 また百鬼丸は目も見えず、口も聞けず、音を聞くこともできませんが、超能力のような力で見聞きし、テレパシーで会話するように描かれています。 一方2019年版の百鬼丸は、醍醐景光が12体の鬼神と契約したことの引き換えとして、体の多くの部分を奪われたという設定です。そしてテレパシーを使えるという設定は変更されていて、声帯を取り戻すまで会話もしません。 ぜひ新解釈で描かれる百鬼丸に注目してみてください。
鈴木拡樹、鈴木梨央の演技に注目!
【再掲】
— TVアニメ「どろろ」公式 (@dororo_anime) June 24, 2019
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百鬼丸役・ #鈴木拡樹 × どろろ役: #鈴木梨央
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本作で百鬼丸とどろろを演じるのは、数々の原作物舞台で主演を務める人気俳優の鈴木拡樹と、NHKの朝ドラや大河ドラマでも活躍する女優の鈴木梨央です。 鈴木の演技には真に迫るものがあり、無音の世界に生きてきた百鬼丸を巧みに演じています。特に百鬼丸が初めて出すシーンは、まさに名演! そしてどろろを演じる鈴木梨央は、透き通る子どもらしい活発な声で、重い世界観の本作における清涼剤のような役目を果たしています。 ぜひ2人の演技にも注目してみてください。
『どろろ』を観たい人におすすめの関連作品
1969年版アニメ『どろろ』
1969年放送のアニメ『どろろ』は、全26話で虫プロダクションが手掛けた作品です。多くのアニメがカラーで描かれていた時代に、あえてモノクロで背伸びした子ども向けアニメとして作成されました。 とある地方の領主・醍醐景光は、自分の領地の繁栄を願って、魔物に生贄として生まれたばかりの息子を差し出します。48体の魔物に体の48箇所を奪われた赤ん坊は、寿海によって百鬼丸と名付けられ体を取り戻す旅に出るのでした。そしてその道中でどろろという少女に出会い……。
妻夫木聡が百鬼丸、柴咲コウがどろろを演じた実写映画『どろろ』
2007年公開の映画『どろろ』は、妻夫木聡と柴咲コウの共演で話題となった作品。どろろが大人の女性であるという設定や多くのアレンジが加えられ賛否を呼びましたが、原作の世界観を大人のエンタメ作品に仕上げたオマージュ作品としておすすめです。 醍醐景光が天下統一を果たすために息子の肉体を魔物に差し出してから、20年が経ちました。体の48箇所を取り戻すため放浪する百鬼丸は、女泥棒のどろろと出会い、共に旅をすることになり……。