2020年3月25日更新

【刃牙(バキ)】ピクルは現代に蘇った最強の野人!圧倒的な戦績を詳しく解説

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ピクルは、ティラノサウルスをも好物にしてしまう、生態系ピラミッドの頂点に立つ存在です。彼の持つ野生の闘争本能は、多くの強者を引きつけてはこれを食らいつくしてきました。現代の「武」ははたして、彼に太刀打ちできるのでしょうか。

目次

ピクルは「刃牙(バキ)」シリーズ屈指の強者!太古の支配者が現代に蘇る【ネタバレ注意】

ピクルは、「刃牙(ばき)」シリーズにおける登場人物。1億9000年前、白亜紀に形成された岩塩層の中に閉じ込められていた原始人です。隣にはティラノサウルスがおり、共に生きているかのような完全な状態で保存されていました。岩塩層にいたことから、彼は「ピクル」(塩漬け“ピクルス”の単数形)と名付けます。 身長2m前後、体重130kg前後という巨漢。鳴き声らしきものがありますが、人の言葉は話せません。意思や感情は持っています。 四足歩行していた名残として、手足が長く強じんです。鋭い牙と爪を持ち、首の骨は水牛と例えられるほど太いため、頭部への攻撃はほぼ効きません。その他、ありとあらゆる身体能力が現代人のそれを大きく上回っています。 並外れたパワーは、あの範馬勇次郎と肩を並べるほどのもの。生存闘争で鍛え抜かれた筋肉は、攻守に秀でたまさに本物です。

長い間眠りについていたピクル ティラノサウルスの肉の匂いで復活!

ピクルは約2億年もの間、地中深く閉じ込められていました。ですが、彼は化石となっていたわけではなく、当時のままずっと眠り続けていたのです。従って、彼は閉じ込められたまま生きているということになります。 ピクルの研究者たちはやがて、彼の復活を試みることに。研究者たちは手を変え品を変え、様々な蘇生実験を試みますが、いずれも失敗に終わりました。 実験開始から91日目、研究員の1人がティラノサウルスの肉を食べると言い出します。肉を切り出し、焼き始めたところ、肉の焼ける匂いに誘われたピクルがなんと復活。彼は大好物のティラノサウスの肉に反応し、この現代で再び目を覚ましたのでした。 なお、同じく閉じ込められていたティラノサウルスの方は、損傷が激しく復活は不可能と判明。その肉は、数年分のピクルの食料となりました。しかも、肉はクローン技術によって生産の見通しが立っており、食糧問題は解決です。

まさしく太古の支配者!ピクルは野生本能に忠実

ピクルは野生そのままの原始人ですが、意思を持った生物です。意思疎通は、闘いを通じて相手にテレパシーのようなものを送る形で心を通わせています。知性も非常に高く、一般人に紛れるように服をはぎ取って着るということもしていました。 ピクルは、自分に襲いかかってくる敵を“餌(えさ)”とし、敵であった“餌”しか口にしません。また、敵である“餌”の中でも、強者と闘うことに誇りを持っています。勝利すると拳を突き上げて踊り、特に好敵手だった相手の肉には祈りを捧げ、決して食べません。このように力を認めた強敵については、心の中で恐竜に例えます。 一方、一度倒した相手が再び目の前に現れると「死者がよみがえった」と勘違いし、おびえることも。ピクルはどこまでいっても野生生物の範囲から抜け出すことはありません。彼の野性味と独特の価値観は、現代文明社会にはなじまず、多くのトラブルを引き起こしてしまいます。

中国武術の頂点“海王”でさえもピクルにとってはただの餌!?

vs烈海王

烈海王(れつかいおう)は、中国武術の達人に与えられる「海王」の名を冠した者の1人。何人もいる海王の中でも特に強者とされています。屈強な拳と健脚を持ち、特に脚は、水面を走ることが可能なほどです。 来日したピクルは、在日米軍基地の中で監視されていました。烈をはじめとする闘士たちは、彼の来日報道を見て興味を持ち、「夜ばい」をかけることに。そこでの闘いは叶いませんでしたが、彼は地下闘技場でピクルの“餌”となることを決意。持ち得る全てを賭けて闘いますが、「対人間」の武術では歯が立ちませんでした。 烈は、武術と海王の名を捨て、1人の男としてグルグルパンチを繰り出します。だが、ピクルの反撃を反射的に武術を使ってガード。このとき、やはり武人として闘うと覚悟をあらため、中国拳法をさらなる高みへと押し上げようとします。最後は、抵抗むなしく右脚を食いちぎられ、ピクルの勝利に終わりました。

空手を極めし強者と交戦!激戦の末、強敵と認める

vs愚地克巳

愚地克巳(おろちかつみ)は、フルコンタクト空手「愚地流空手」を使う空手家。義父の愚地独歩(どっぽ)が開いた空手団体、「神心会(しんしんかい)」の所属。独歩の養子となる前から類いまれな運動能力を持ち、独歩からも高く買われています。 烈海王らと共にピクルに「夜ばい」を仕掛けたうちの1人。しかし、居合わせた範馬勇次郎(はんまゆうじろう)に覚悟の無さを指摘される屈辱を受けました。以降は、何かがふっ切れたかのように、純粋にピクルとの勝負を望むようになります。 ピクルとは東京ドームで激突。父親並かそれ以上の力をつけ、改良した「真マッハ突き」や、それを越える速度で衝撃波を打ちこむ「当てない打撃」を使い、ダウンを取ります。ですが、体が追い付かず自壊して戦闘不能となり、ピクルに右腕を食いちぎられ敗北。ピクルは食いちぎった右腕を食べることはしませんでした。

現代技術の結晶・ドーピングをもってしてもピクルは止められない!

vsジャック・ハンマー

ジャック・ハンマーは、勇次郎を父に、刃牙を腹違いの弟に持つ格闘家。異常なまでに力を追い求めており、致死量を超えたドーピングによって人外の肉体を手に入れました。人間離れしたあごの力を使った「バイティング」を得意とする、ピット・ファイターです。 同じく「夜ばい」に入った8人の1人。ピクルが克巳との闘いを終えた後、地下闘技場に1人いたところを襲います。ジャックは噛みつき合いの提案をし、意図を察知したピクルはこれに応じることに。彼はあご周辺の皮ふを丸ごと食いちぎられますが、逆にピクルの左耳を噛みちぎります。 激怒したピクルは、本来の動きを見せてジャックのあごを完全粉砕。意識を失いながらも中指を立てると、ピクルは苦手な蜂を思い出して戦意喪失します。闘いは、最後に神に祈るまで追い込まれたジャックの敗北に終わりました。なお、彼はその後病院を抜け出して再戦しますが敗れ、計2敗します。

地上最強の生物の息子!2代目地上最強となった主人公との戦い

vs範馬刃牙

範馬刃牙(はんまばき)は、本作の主人公である格闘家。「地上最強の生物」範馬勇次郎を父に持つ、闘うために生まれてきた男です。天性の格闘センスの持ち主で、卓越したイメージ力による「リアルシャドー」は、実戦さながらの経験を得られます。 ピクルが来日した際は、テレビ越しに彼の強さを直感的に感じ取ります。しかし、勇次郎との闘いに集中していた彼は、それ以上ピクルに興味を示しませんでした。後に闘争心を抑えきれずに闘って以降は、ピクルとの勝負を望むようになります。 純粋な力で圧倒するピクルに対しては、「リアルシャドー」で得た形象拳や鞭打(べんだ)で応戦。体を変形させ真の姿となったピクルにも、対勇次郎を想定した技を使って上回ります。 ですが、パワー勝負に真っ向から挑む悪いくせを出し、ピクルが初めて使った技をくらってダウン。なお、ピクルも同時に戦意喪失したため、勝負自体は引き分けに終わりました。

ピクルの今後を決める世界投票が実施!まさかの岩塩層に逆戻り?

現代最強の格闘家たちとの死闘を繰り広げてきたピクル。しかし、彼は野生そのものといえる行動を取り、現代の常識がまるで通用しません。そのため、世論からは彼に対する批判が殺到。彼に対する今後の処遇について、世界規模で徹底的な議論が行われるまでになりました。 世界会議の採決の結果、ピクルの処遇は全世界の人々による多数決投票で決めることに。問う内容は、彼を元の岩塩層に戻すか、あるいは現代で共に暮らすかの2択。地球規模の投票の結果は、わずか1000票の差で、「元に戻す」に決定します。 当のピクル自身は元に戻ることを拒み、収容施設を脱走。そのまま東京の夜の中へと消え、人間社会の中で生きることとなりました。 そんな彼は、刃牙と勇次郎の“史上最強の親子喧嘩”の最中にひょっこり現れます。そのまま乱入しようとしましたが、闘いに水を差すなと刃牙に一喝され、大人しく観戦していました。

境遇が似たもの同士?現代に蘇った最強の武人と交戦!

vs宮本武蔵

宮本武蔵は、歴史的剣豪「宮本武蔵」を現代によみがえらせたもの。クローン技術によって作られた肉体に、当時の魂を呼び寄せ、宿しています。最盛期の頃でよみがえっており、その力は現代における最高峰の格闘家たちのはるか上の次元に達するほどのものです。 ピクルはその後、地下の下水道で暮らしており、川に生息する巨大ワニを捕食していました。徳川は麻酔薬を使って彼を捕らえ、両者を闘わせる暴挙に。 武蔵はピクルに対し、愛刀を持って真剣勝負で臨みます。肩をわずかに食われますが、慣れない刀相手に苦戦するピクルをめった切りにし、深手を負わせました。関節を組み替えて最終形態になるも力及ばず。すっかり戦意喪失したピクルは、大声で泣きながら逃げ出してしまいました。 闘いは、武蔵の圧勝に終わります。そして、逃げ出したピクルにあきれた武蔵は、「物怪(もののけ)ではあっても武士(もののふ)ではないと……」と興ざめていました。

太古の支配者・ピクルは今日も本能のままに生きる!「刃牙(バキ)」での再登場を待とう

ピクルは、当時の状態のまま現代によみがえりました。従って、彼は生物としてただひたすらに純粋です。捕食しようとする“餌”に敬意を払い、殺意を恐れて戦意を失い、本能のおもむくままに行動します。彼は当時と同じ生活をしているだけなのです。 従って、ピクルを批判する現代人の指摘は、的外れにもほどがあります。コントロールも出来ずに、人類の進化などと称して目覚めさせたペイン博士らも同罪です。たしかに、達人たちとの死闘によって、両者は互いに進化できたのかもしれません。しかし、刃牙が夜叉猿の一件を思い出していたように、むやみに戦いを挑む姿勢は人間のエゴでしょう。 ピクルは、格闘家という客を寄せるパンダと同じです。本人の気も知らず、強さに惹かれたという一点で、襲いかかられます。ですが、彼にとってはただの“餌”にすぎません。現代人の愚かさをあざ笑うかのように、彼は今日も本能のままに生きています。