2023年7月31日更新

ドラマ「医龍」全シリーズの動画を配信中のサブスクまとめ!無料視聴できるサービスはある?

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全4シリーズからなる人気ドラマ「医龍」。本作は「バチスタ」と呼ばれる革新的な心臓手術や大学病院の人間関係の泥沼を描いた、本格的な医療ドラマです。 この記事では「医龍」シリーズを安全かつ快適に視聴できる動画配信サービスを紹介します。

ドラマ「医龍」シリーズの動画を配信中のサービス一覧

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どれから観るのが良い?ドラマ「医龍」各シリーズの視聴率

放送・公開順 無料 で観る
1 『医龍-Team Medical Dragon-』
2006年視聴率:14.7%
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2 『医龍-Team Medical Dragon-2』
2007年視聴率:17.2%
FODプレミアム
3 『医龍-Team Medical Dragon-3』
2010年視聴率:14.0%
FODプレミアム
4 『医龍-Team Medical Dragon-』4
2014年視聴率:12.1%
FODプレミアム

※配信状況は2023年7月31日時点のものです。

ドラマ「医龍」各シリーズの視聴率はどれも10%を超えており、どのシリーズも非常に人気があったことが分かりますね。 とりあえず観てみたいという人は、最も視聴率が高かった2期から観ても十分楽しめます。しかし物語をより理解するにはやはり1期から順に視聴するのがおすすめです!

ドラマ「医龍」シリーズのあらすじ・キャスト

放送年1作目:2006年
2作目:2007年
3作目:2010年
4作目:2014年
ジャンルヒューマンドラマ
キャスト朝田龍太郎役 /坂口憲二
加藤晶役/稲森いずみ
伊集院登役/小池徹平
荒瀬門次役/阿部サダヲ
藤吉圭介役/佐々木蔵之介
鬼頭笙子役/夏木マリ
野口賢雄役/岸部一徳
木原毅彦役/池田鉄洋

あらすじ

かつて天才と称された外科医・朝田龍太郎(坂口憲二)は、医療の現場から退き、自堕落な生活を送っていました。ある日彼のもとに、明真大学付属病院の心臓外科助教授である加藤晶(稲森いずみ)がやってきます。 加藤は「バチスタ」と呼ばれる心臓手術についての論文を発表し、大学病院内で権力を得るため、朝田に協力を求めます。朝田は優れた人材を集めてチーム・ドラゴンを結成。しかし大学病院内での医療の実態を目の当たりにし……。

登場人物&キャストを紹介

朝田龍太郎役/坂口憲二

坂口憲二

朝田龍太郎は、明真大学付属病院に所属する天才外科医。彼はNGOで難民キャンプの医療指揮者として働いていたときに、背中に龍の形の大やけどを負っています。患者の命や体のことを最優先に考えており、権力や派閥争いには興味がありません。 朝田龍太郎を演じたのは、俳優の坂口憲二。1999年にデビューし、2003年放送のドラマ『愛するために愛されたい』の秋山元治役や、2013年放送のドラマ『ダブルス〜二人の刑事』田代啓一役など、多数の話題作に出演しています。

加藤晶役/稲森いずみ

加藤晶は、明真大学付属病院の心臓外科助教授。外科医としての技術はトップレベルで、野心も強い人物です。彼女は朝田を引き入れてバチスタ手術と論文発表を成功させ、教授の座に上り詰めることを目論んでいます。 加藤晶を演じたのは、女優の稲森いずみ。1997年放送のドラマ『ロングバケーション』での小石川桃子役や、1998年放送のドラマ『ハッピー・マニア』での主演・重田加代子役で知られています。

伊集院登役/小池徹平

小池徹平

伊集院登は、明真大学付属病院に勤める心臓外科研修医です。かわいらしい容姿から彼には「僕ちゃん」というあだ名がついています。朝田のそばで彼の技術や医療に対する姿勢を学び、医者としてメキメキと成長。 伊集院登を演じたのは、歌手で俳優の小池徹平です。彼は2005年放送のドラマ第2期『ごくせん』武田啓太役や、2008年公開の映画『ホームレス中学生』の田村裕役で知られています。ウエンツ瑛士とWaTという音楽ユニットを組んでいましたが2016年に解散しました。

ドラマ「医龍(シーズン1)」全話あらすじ

第1話「神の手を持つ男」

朝田龍太郎はかつて世界レベルの救命医療団を率いた天才外科医。朝田は教授命令を無視して現地で診療していたが、結局医局から解雇されてしまう。 そんな朝田のもとに、明真大学付属病院胸部心臓外科の助教授・加藤晶が突然姿を現す。加藤は朝田に自分の病院でバチスタ手術しないかと提案し、朝田は申し出を受け入れる。胸部心臓外科には病院での日々に苦悩する研修医の伊集院登や、毎日合コンや接待に忙しい木原毅彦など個性豊かな面々が揃っていた。 やがて朝田は腐敗した大学病院を舞台に、権力争いをはじめ様々な問題に巻き込まれていく。

第2話「神の手と悪魔の薬」

ある日、朝田龍太郎は研修医の伊集院登と当直を務めることになる。深夜になると急性虫垂炎の患者が運ばれてくる。しかし、朝田は何もせずに伊集院に執刀を任せようとする。 オドオドしながらも龍太郎のサポートもあってなんとか手術を終える伊集院。その後2人が廊下を歩いていると、女性のうめき声が聞こえる。看護師の西野栄子によると、うめき声をあげたのは患者の佐々木文子。佐々木は末期の肺癌患者で、製薬会社が開発中の抗癌剤を使用していると言うのだ。 朝田は抗癌剤投与を辞めるように主張するが、口出ししたことが心臓外科教授の野口賢雄の耳に入ることとなる。

第3話「娘の心臓を守れ」

ある日、朝田龍太郎は亡くなった患者の家族に土下座する医師・藤吉圭介の姿を発見する。亡くなった患者は胸部心臓外科で心筋梗塞の手術が行われたが、院内感染で術後肺炎を起こしてしまったのだ。 藤吉は循環器内科医としての腕は優れていたが、いつも自分の患者を外科医に渡さずに度々トラブルが生じていた。 藤吉は胸部心臓外科の助教授・加藤晶からバチスタ手術のために必要な患者をリストアップするよう言われるが、自分の患者は一人も渡さないと心に決めていた。一方、研修医の伊集院登は朝田のバチスタチームに入れられてひどく困惑していた。

第4話「教授が患者を殺す」

朝田龍太郎と研修医の伊集院登が当直の日、不整脈の患者が3人も運ばれてくる。診察によると遅くまでの中間テストの勉強、長時間の麻雀、長期のイタリア旅行による疲労と、3人とも原因はバラバラ。 ただ3人全員に心疾患があり、心臓にペースメーカーが入っていた。ペースメーカーは全て同じ会社の最新機種で、特に機種の故障も報告されていない。 3人の患者のうち2人は無事に退院するが、最初に運ばれてきた男だけは引き続き入院を余儀なくされる。朝田は過去のカルテを調べ、心不全の患者の担当医が沖秀之であることが分かる。朝田は沖にペースメーカーの使用をやめるように伝えるが……。

第5話「バチスタ手術開始」

朝田龍太郎は加藤晶からバチスタ手術の患者の候補が決まったことを知らされる。患者候補は2人いて、女子高生の村野里奈と主婦の奈良橋文代。いずれも拡張型心筋症を患っており、それぞれ余命が迫っていた。 特に文代は余命3ヶ月だが危険が伴う手術となるため、加藤は成功率の高い女子高生の手術を選ぶことに。実は文代は8年前まで明真大学付属病院の看護師長を務めていて、加藤も随分世話になっていた。 文代は加藤が助教授まで上りつめたこと喜んでいたが、加藤は文代に手術しないことを打ち明けられずにいた。さらに加藤はオペのスタッフの第二助手として伊集院を加えることを野口に報告するが……。

第6話「バチスタ手術急転」

朝田龍太郎のチームにより、奈良橋文代のバチスタ手術が行われることになる。チームメンバーは朝田に加え、第一助手・加藤晶、第二助手・伊集院登、看護師・里原ミキ、内科医・藤吉圭介によって構成された。手術の様子はモニターに映し出され、鬼頭笙子教授や野口賢雄教授など多くの医師たちが見つめていた。 無事に人工心肺の装着が完了し、加藤は臨床工学士に心停止液の注入を始めるよう促す。しかし、朝田は心臓を止めずに手術を続行すると言い出す。 心臓を動かしたままの手術は停止した心臓の手術より100倍難しいと言われている。朝田の発言に驚く加藤や医師たちであったが、チームは朝田に従い手術を進めていく。

第7話「絶対許せない男」

朝田龍太郎のチームによる奈良橋文代のバチスタ手術は無事成功に終わる。教授の野口賢雄は笑顔で記者会見に応じるが、翌日の新聞で報じられたのは別のバチスタ手術の成功だった。 記事の一面を飾ったのは、北日本大学付属病院の霧島軍司らが海外の名医と行ったバチスタ手術。このままバチスタ手術に関する論文も霧島に先を越されれば、加藤は失脚することが予想された。 追い討ちをかけるように、加藤は野口から論文で霧島に先を越されれば病院を辞めてもらうことになると言い渡される。加藤は来週2人目のバチスタ手術を行うことを決意し、論文の完成を急速に進めていく。

第8話「奇跡を起こす医師」

朝田龍太郎はバチスタチームに加入する臨床工学士と会うためにホテルを訪れる。朝田は偶然に霧島軍司と再会し、霧島も誰かと待ち合わせのようだった。 一方研修医の伊集院登は、バチスタチームに麻酔医の荒瀬門次が加わることに反対していた。荒瀬はこれまで製薬会社から賄賂をもらい、患者を実験台にした論文を書いていたのだ。 その頃北日本大学では、霧島のもとにある夫婦が訪ねてくる。夫婦はバチスタ手術成功の新聞記事を持っていて、息子が拡張型心筋症だと言うのだ。しかし、日本では15歳未満の子供の臓器提供は認められていない。夫婦は息子を助けてほしいと霧島にお願いするが……。

第9話「バチスタ手術断念」

朝田龍太郎チームによって2回目のバチスタ手術が開始される。加藤晶は野口教授が霧島軍司を次期教授候補に推薦したことでひどく動揺していた。そんな加藤を見て、朝田は伊集院にいざとなったら加藤の代わりを務めるよう伝える。 朝田は前回のバチスタ手術と同じように、心臓を動かしたままで手術を進める。チームには麻酔医の天才的な腕前をもつ荒瀬門次も加わっており、手術はスムーズに進んでいた。 手術は無事に成功し、加藤は野口教授のもとを訪れる。加藤はバチスタ論文のポイントについて野口に提案するが、野口は聞く耳を持たずにチーム解散を宣告する。

第10話「この命は必ず守る」

朝田龍太郎たちはバチスタ手術3人目の患者と面会する。患者はなんと生後9カ月の子供で、単一冠動脈も併発していた。術野が小さく朝田にとっても難しい手術であったため、病院内では今度こそチームは解散だと噂されていた。 そんな時、伊集院登と木原毅彦が当直の日に子供の容態が急変する。伊集院の処置によってなんとか一命を取り留めるが、子供の両親からは早く手術してほしいと急かされる。しかし手術は野口教授の許可が出ておらず、朝田も藤吉圭介も何もできずにいた。結局野口は患者が病院で亡くなることを恐れ、加藤に転院するよう命じる。

第11話「最後のカード!! 新バチスタ手術」

朝田龍太郎たちはわざと臨時教授会の時間に生後9カ月の患者の手術を強行することに。しかし患者は冠動脈瘤も引き起こしていて、このまま手術を進めれば術中死する可能性があることが分かる。患者の容体が悪化していたため事前に十分な検査を行えず、朝田たちは冠動脈瘤の事実を知らなかったのだ。 加藤晶は手術をやめるよう主張するが、朝田は反対にオペを続行すると宣言。もし今手術をやめても、患者が再び手術を行う体力が残っていないためだった。しかし患者の血管は直径1ミリにも満たないほど細く、どうやって縫い合わせるのかと野口教授や霧島軍司がモニターを見つめていた。

ドラマ「医龍(シーズン2)」全話あらすじ

第1話「復活!!チームドラゴン!! 母の命か胎児の命か… 余命2ヶ月の心臓病患者は妊娠7ヶ月!! 絶対子供はあきらめない!! 運命の緊急手術が始まる」

朝田龍太郎らが属するバチスタ手術チームは、日本初のバチスタ手術を成功後に解散となった。朝田は以前のように難民キャンプの医師として活動を始め、加藤晶は単身渡米のため明真大学付属病院を去る。一方病院に残った伊集院登や里原ミキは、患者の激減により不安を覚えていた。 そんな中、バチスタ手術チームの再結成を訴える一通のメールが届く。メールの差出人が分からない中、明真大学付属病院では経営再建するために野口賢雄のリスクマネージメント部長への就任が決定。これでは再結成はますます不可能だと思う伊集院のもとに、ひき逃げで怪我を負った片岡一美が搬送されてくる。

第2話「捨てられる患者」

バチスタ手術チームの再結成を望んでいたのは、北洋病院オーナーの片岡一美だった。実は片岡一美は外資系投資会社イーグル・パートナーズ社の重役。融資を行っていた北洋病院の営業権を握っていて、明真大学附属病院との業務提携もしていた。 片岡はいずれ北洋病院に富裕層専門の人間ドッグを作る計画を立てていた。メイシンメディカルシティー建設を目論む野口賢雄と片岡は、自らの計画のためにタッグを組んでいたのだ。 一方野口は朝田に自身の構想を話すが、経営を優先する野口の考えに朝田は真っ向から反対する。どうしても朝田のゴッドハンドが必要な野口は、自身のチームを作りたい朝田に暖かな声援を送り……。

第3話「その手術は失敗する」

朝田龍太郎と伊集院登、藤吉圭介の3人は患者・西沢の処置で野口賢雄に逆らい、北洋病院に左遷が決まる。結局元バチスタ手術チームでは荒瀬門次と里原ミキだけが明真に残ることに。 左遷した朝田は北洋病院院長の善田秀樹に新たなチームを作ることを主張。元々オーナー片岡一美や野口の方針に反対だった善田は、朝田の意見を受け入れる。 一方、北洋勤務の医師たちは皆やる気がなく、中でも松平幸太朗は病院で酒を飲んでいて伊集院は唖然とする。そんな時急患で西沢が運び込まれ、朝田は外科医の外山を第一助手にして緊急でオペを始める。

第4話「絶対殺せない患者」

朝田龍太郎が北洋病院に左遷してからも患者は増えず、受付はいつもガランとしていた。朝田は密かに小高七海の麻酔医としての腕に気付き始めていた。前回のオペで小高の指示は的確だったが、今まで多くのオペに参加しなかったのだ。 小高は軽いカカオ中毒だとはぐらかすが、実はある事情があってオペにほとんど参加していなかった。 そんな中、北洋に腹痛の矢沢真理絵が運ばれてくる。真理絵は急性虫垂炎で手術が行われることになるが、外科医の外山誠二が手際の悪い臨床工学士・野村博人を怒鳴り散らす。野村の実力は確かだが、内気で暗い性格の持ち主。手術は無事成功し、真理絵は徐々に快方に向かう。

第5話「決行!! 運命の無輸血手術」

緒方美羽は朝田龍太郎を信用して北洋病院への入院を決意する。実は美羽は政治家・恩田哲三の娘で、片岡一美と野口賢雄は美羽を明真大学付属病院に転院させる。 美羽の手術を進めようとするが、実は美羽の血液は極めて希少な型。危険を伴う手術に思い悩んでいた野口であったが、その間に美羽は病院を抜け出す。 北洋病院の前で倒れた美羽は、北洋で緊急オペが行われることに。美羽と同型の血液を必死に探していたところ、以前別の教授が美羽と同じ血液の患者を手術していたことが分かる。教授と知り合いの伊集院はすぐさま連絡を取り、門脇という患者の家へ急いで向かう。

第6話「もう1人の天才外科医…」

天才外科医の朝田龍太郎が北洋病院にいるという噂が広がり、少しずつ患者が増え始めていた。外科医の外山誠二は朝田に対してライバル心をむき出しにし、今日行われる手術のメンバーに自分も入れるように告げる。しかし朝田は外山には医者として足りないものがあると言い、メンバー入りは許可しなかった。 そんな時、伊集院登は外山がある有名な教授の息子であることを知る。外山は兄弟も医者のエリート家系で育った末っ子だったのだ。ある日朝田がオペで執刀中に、病人を搬送する救急車から緊急連絡が入る。患者は朝田の執刀を希望していたが、外山が嘘をつき自らが執刀にあたることになる。

第7話「復活!! スーパードクター」

朝田龍太郎のチームに新たに外山誠二が加わることになる。 そんなある日、外科医の松平幸太朗を訪ねて少女の高見香奈とその母親の紀枝がやってくる。松平は数年前に母子の生体肝移植を成功させていて、香奈から松平はスーパードクターと呼ばれていた。紀枝は食道癌を患い松平のもとを訪れるが、実は野口賢雄が北洋への転院を勧めていたのだ。 紀枝は早急な手術が必要だったが、松平は頑なに放射線治療と投薬で手術を行おうとしない。実は松平は過去のトラウマからメスを握れなくなっていたのだ。そんな矢先、紀枝が急変し松平はオペを余儀なくされる。

第8話「絶対に許せない麻酔医!!」

朝田龍太郎のもとにある1人の少年の患者がやってくる。患者の名前は黒田智樹で、父の俊彦は医療裁判を扱う弁護士である。智樹は以前麻酔科医のミスで低酸素脳症になり、俊彦は手術にあたるスタッフにとても敏感になっていた。朝田らは手術スタッフを事前に伝えると俊彦に誓う。 俊彦が妻と帰ろうとした際に小高七海と遭遇し、急に俊彦と小高の顔色が変わる。すると俊彦は小高をオペメンバーに入れないように朝田に申し出て、加えるなら別の病院で診てもらうと言うのだ。実は小高が智樹の母親で、俊彦は智樹が低酸素脳症になったのは小高のせいだと恨んでいたのだ。

第9話「余命2ヶ月!! 奇跡の手術」

朝田龍太郎のもとに9歳の患者・音部雄太とその母の美和が訪れる。雄太は朝田が2年前にバチスタ手術をした患者だったが、心機能が悪化して朝田を頼ってやってきたのだ。 一方雄太のカンファレンスの間、伊集院登は自らの未熟さを悟り中庭で黙々と練習を重ねていた。そんな伊集院に朝田は声をかけようとするが、先に松平が伊集院に話しかける。松平は朝田や外山ではなく自分にしかできない仕事があると、伊集院を励ますのだった。 その頃、明真大学附属病院では野口賢雄が胸の痛みに襲われていた。院長の鬼頭笙子も野口の不調に気付き始め……。

第10話「総力戦!! 運命の心臓移植」

朝田龍太郎は野口賢雄の手術を成功させるも、野口は片岡一美との手術の交換条件を飲まなかった。片岡は野口とのビジネス関係を解消し、朝田たちは音部雄太の手術のカンファレンスを実施する。 新たなチームには元バチスタ手術チームのメンバーに小高七海、松平幸太朗、外山誠二、野村博人が加わる形となる。しかし心臓のドナーは簡単に見つからず、雄太の順番が回ってくる可能性はとても低かった。 そんな時、雄太の容体が悪化してすぐにICUに運ばれる。雄太は肝硬変と診断され、朝田は生体肝移植手術を行うことに。手術ではまず雄太の母親から肝移植をし、肝機能を回復させることを優先した。

第11話「運命の4時間!! 最後の手術」

朝田龍太郎は音部雄太の生体肝移植の手術を控えていた。 そんな矢先、鬼頭笙子が心臓移植手術を執刀する山野文彦会長がアレルギーショックを引き起こす。山野の心臓移植は断念され、ドナーの心臓は移植ネットワークにより雄太が最適だと判断が下されることに。そうして雄太は生体肝移植手術中に、心臓移植も同時に行うことになる。 その頃片岡一美は野口賢雄に手術を中断させないために、手術予定表を見せないようなんとか取り繕っていた。一方ドナー心臓を取りに行った伊集院は途中で足止めを食らい、手術の時間に間に合うか厳しい局面を迎えていた。

ドラマ「医龍(シーズン3)」全話あらすじ

第1話「あの伝説のチームが遂に復活!! 心臓がなくなる…史上最悪の超難手術に挑む 朝田の前に最強の敵が立ち塞がる」

朝田龍太郎らが明真大学付属病院を去ってから数年の月日が過ぎていた。明真は野口賢雄のスキャンダルもあって患者数が激減し、外科医のレベルも落ちて信用はほとんどなくなっていた。 そんな矢先、新学長の鬼頭笙子は会見で明真の再建を目指すと断言する。その頃アメリカでは明真の元助教授・加藤晶が幼い少女の心臓移植を成功させる。 一方朝田は戦地に赴き、爆撃で負傷した女性の治療に専念していた。明真ではバイク事故で患者が運び込まれ、伊集院登が手術にあたることに。しかし患者は心臓以外に脳出血の疑いもあり、伊集院は諦めて閉胸しようとする。

第2話「花嫁が迫られた命より重い選択! 神の手vs悪魔の指先」

内科医の黒木慶次郎は朝田龍太郎が4時間かかった手術を45分で終わらせる腕の持ち主。黒木はカテーテル治療を専門に行い、野口賢雄によってアメリカから明真大学病院に呼び寄せられた。野口は鬼頭学長と加藤晶の前でカテーテル治療を推進し、外科医の必要性を否定するのだった。 そんなある日、明真に入院中の父の見舞いに来ていた根岸紗江が突如倒れ、心不全を起こしたことが分かる。紗江はすぐにオペが必要になり、朝田が執刀医を担当することに。手術ついての説明を行うが、紗江は2週間後に結婚式を控えているため手術は延期できないかと言い出し……。

第3話「裏切りの公開手術! 起死回生をかけてチームドラゴンが難手術に挑む 」

明真大学病院ではカテーテル治療が行われることが多くなり、カテーテル医も急増していた。そのため伊集院登ら外科医は内科医に代わって当直になることもしばしば。胸部心臓外科の手術予定は入っておらず、教授の加藤晶は焦りを見せていた。 そんな時、世界の心臓外科医トップ5を招いてライブデモンストレーションが行われることに。野口賢雄は執刀するのはカテーテル医の黒木慶次郎と主張するが、加藤は難しい症例の患者探しに邁進する。伊集院の助けもあって加藤はカテーテルでは不可能な患者を探し出し、鬼頭学長の承諾を経て朝田の執刀が決まる。

第4話「誰も知らないカルテ! 天才の光と伊集院の涙…そのチームは誰のため」

朝田龍太郎はライブデモンストレーションが行われる手術を執刀するが、患者の意向で中継映像を遮断する。代わりに黒木慶次郎のカテーテルオペの様子が流され、審査員から賞賛を浴びる。こうして医療版ミシュランとも呼ばれるIMAの取得のための第一関門である医療技術の高さの証明に成功する。 第二関門の合理的な経営も問題なく、残された関門は医療の質。審査員が病院内をまわりながら判断されるが、質問内容などは事前に何も知らされていないため鬼頭学長と野口は不安に怯えていた。IMAの審査が行われる中、伊集院登は肩の痛みを訴える横田辰夫の診察にあたり……。

第5話「心臓移植を待つ子供… 天才医師でも救えない患者、打ち砕かれた希望」

伊集院登は黒木慶次郎の教えのもと、カテーテル治療の勉強を始める。加藤晶は伊集院を引き止めるが、朝田は伊集院の意思を尊重すると言い引き止めはしなかった。 一方野口賢雄は中国の元大臣・李強忠をメディカルツーリズム初の患者として受け入れを進める。李は少々気難しい一面があるが、成功すれば中国人富裕層を取り込むきっかけになると鬼頭学長も力が入っていた。 そんなある日、拡張型心筋症を患う13歳の真鍋徹が明真大学付属病院にやってくる。徹は重度の拡張型心筋症に加え他の症状も現れており、朝田でも手が出せない状況であった。

第6話「心停止! 朝田の心臓が止まった!! 命をかけて救った命…伊集院、お前が救え!」

救急救命室に屋上から転落した重体患者が運ばれてくる。急性心不全で損傷がひどい状態だったが、朝田龍太郎や加藤晶は不在。今すぐオペを行える心臓外科医師が誰もおらず、黒木慶次郎は伊集院登に救急救命室に向かうよう指示する。 伊集院が患者に話しかけると、なんと重体患者は朝田本人だった。伊集院をはじめ、加藤や藤吉、荒瀬らが朝田を助けるために集まる。伊集院による執刀で手術が開始されるが、開始早々乳頭筋が断裂していることが分かる。一刻を争う中で伊集院は弁を形成していると時間がもたないことに気づいてしまい、最悪の局面に立たされる。

第7話「総力戦! 2分の手術! 忘れたはずの恋と子供の命… この子を絶対に死なせない!」

伊集院登の執刀により一命を取り留めた朝田龍太郎。しかし朝田は記憶喪失に陥り、伊集院らは愕然とする。 そんな中、妊婦の佐藤理恵が入院してくる。理恵は心臓に疾患がある胎児を帝王切開で取り上げ、2分以内にペースメーカーを埋め込む手術を控えていた。難易度の高い手術であり、執刀する加藤晶は新生児科や胸部心臓外科含め一丸となってオペにあたることを告げる。 度重なるシミュレーションに臨む加藤だったが、理恵の手術同意書などの書類に配偶者佐藤修一という文字を見てひどく動揺する。佐藤は加藤の元婚約者で、医師の道を選んだがために佐藤と別れた過去があったのだ。

第8話「朝田復活! 奇跡の手術! 右手に託された命の約束…先生僕を助けて!」

朝田龍太郎は心的外傷後ストレス障害によって手が震える症状に見舞われていた。朝田は屋上から転落した際に、過去のトラウマが蘇っていたのだ。朝田は手の震えによってメスが握れなくなっていたが、メンバーに知られないように1人リハビリに励む。 黒木慶次郎は診察を受けに行った病院で朝田を見かけ、何かを察知して荒瀬門次に伝える。一方藤吉圭介は心筋幹細胞の研究が仕上げ段階に入り、家に帰らず研究室に籠っていた。加藤晶は研究が前進すればドナーを待って心臓移植するしかない患者を救えると藤吉を鼓舞する。 そんな中、ドナーを待っている真鍋徹の容態が急変する。

第9話「遂に来た! 最強の仲間! 絶対に許せない過去の男…お前は俺が救う!」

明真大学付属病院にやってきた野口賢雄は、鬼頭学長に明真を医療特区にするため上層部と交渉していると告げる。医療特区になれば明真は外国人医師と患者で溢れ、野口は医療の国際化が実現されると明言する。日本人医師と患者が減ることを危惧する鬼頭学長は、野口の案を押し戻す。 その頃朝田龍太郎と伊集院登は過呼吸に陥っている高瀬清を助ける。状態が落ち着いた高瀬は2人が心臓外科の医師だと分かり、黒木慶次郎に妻の治療を依頼してほしいと頼みこむ。事情を尋ねると高瀬は黒木の元同僚であるが、ある因縁があって黒木から無視されていた。

第10話「母の命か娘の命か! 仲間の命を懸けた禁断の最終オペが今、始まる!」

明真大学付属病院では、最高水準の技術が必要となる手術が2つ同時に行われることになる。一つは黒木慶次郎のかつての同僚である高瀬の妻・春香の手術。もう一つは世界的に有名なロシア人ピアニストのリディア・ナターリアの手術だ。春香の手術は朝田龍太郎が、リディアの手術は加藤晶が執刀することになる。 手術当日を迎え、2つの手術が同時に開始する。手術は順調に進んでいたが、途中で助手の木原毅彦が手術室に飛び込んでくる。なんと春香の娘の恵が肺塞栓で倒れて運び込まれてきたと言うのだ。恵は一刻も早く手術が必要だったが、既にある人工心肺は春香とリディアの手術に使っていて……。

ドラマ「医龍(シーズン4)」全話あらすじ

第1話「お待たせ! 理想の病院を作るためチームドラゴン復活! 巨大資本と最新設備で世界進出を狙う宿敵と壮絶な闘いが始まる」

朝田龍太郎はとある紛争地域で大けがをした少年の手術にあたっていた。一方日本の桜井総合病院では老朽化が進み、患者は最新設備が整った近くのL&P病院に流れていき経営難に陥っていた。 そんな時、桜井総合病院の院長で朝田のかつての恩師である桜井修三が朝田を呼び寄せ、ある患者のオペを担当することに。患者はL&P病院が受け入れを拒否した患者で、朝田は無事に手術を成功させる。朝田は桜井から桜井総合病院の再建を託され、恩師を救うために勤務を決める。 そうして朝田は病院を立て直すため、かつての仲間である加藤や伊集院、荒瀬、藤吉を招集する。

第2話「手術をすると患者は死ぬ」

朝田龍太郎の招集により、加藤晶と伊集院登、荒瀬門次の3人が桜井総合病院に集まる。朝田はある藤吉圭介を訪ねて国立病院にやってくるが、藤吉は研究に加えて拡張型心筋症を患う6歳の富田加奈の治療にがあるため桜井総合病院へ移るのは難しいと言う。 後日藤吉は加奈の病状が悪化したと桜井総合病院を訪れる。藤吉は加奈が心筋シートがまだ使えないため、使えるようになるまで弱った心臓を持たせてほしいと朝田にオペを依頼する。難しい手術ではないが、いざオペが始まると朝田は桜井総合病院の設備不足を実感する。 院長の桜井修三はL&P病院へ協力を依頼するが……。

第3話「神の手からこぼれた患者」

朝田龍太郎らはL&P病院の施設を借りて拡張型心筋症の小児患者・加奈の手術をすることに。しかし手術に必要となる薬が使えず、心筋シートもまだ認可がおりていないため困っていた。 そんな中、加奈の容体が悪化して緊急手術が迫られる。朝田はリスクを抑えて手術を行うことを提案するも、藤吉は危険すぎると反対する。そこへ院長の桜井修三が現れ、ヒルジンを使うよう指示する。ヒルジンは日本では認可がおりていない薬だが、手術に必要となる薬の代用できると判断し使用を決意する。 手術が始まり、見学室では手術の様子を藤吉が見つめていた。すると手術を行っていた朝田の手が急に止まり……。

第4話「魔法の心臓と狙われた女」

藤吉圭介が研究を重ねた心筋シートを使用し、富田加奈の手術は無事成功を収める。L&P病院の顧問の野口賢雄と経営コンサルタントの岡村征は手術の成功を大々的に報道し、L&P病院の世界進出へと動き始める。 心筋シートの使用を条件にL&P病院の研究員となった藤吉のもとへ訪れた岡村。岡村は藤吉にもっとたくさんの患者を救ってほしいと渡米を打診する。 その頃桜井総合病院では、出前を持ってきたアフリカ人のカビルが腹痛で倒れる。虫垂炎のカビルに手術を勧めるが、お金も時間もないとカビルは手術を拒否。仕方なく朝田たちは可能な範囲で手術を行うことに。

第5話「天才麻酔科医が決断する」

荒瀬門次は桜井修三の体重が急速に落ちていることを見抜き、朝田龍太郎に伝えて検査を行うことに。一方、加藤晶は岡村征の誘いでL&P病院で勤務することを決心する。 その頃野口賢雄は桜井総合病院に患者が増えていることを不安視し、羽垣院長に次のオペで最高のスタッフを準備するよう指示する。桜井総合病院では、カンファレンスで桜井は岡村が荒瀬と朝田を次のオペメンバーに呼んでいると告げる。依頼を拒否しようとしたところ、荒瀬は執刀医が羽垣と聞き驚愕する。 羽垣は15年前に荒瀬の忠告を聞かず、患者を死亡させた上にすべての責任を麻酔科医になすりつけていたのだ。

第6話「ヒーローに裏切られた男」

桜井修三と朝田龍太郎は検査のためにL&P病院を訪れる。L&P病院では荒瀬門次が新院長に就任し、地位や役職関係なく最善のオペができるよう環境整備に努めていた。 そんな中、桜井総合病院に誤診されたと平山千尋が抗議にやってくる。千尋は桜井に心臓病と診断されたが、L&P病院での再検査では気管支ぜんそくだったとのこと。朝田はもう一度診察させて欲しいと千尋にお願いするが、千尋はそれを断固拒否。正式に謝罪しなければ訴えると言って病院を後にする。 後日、桜井の検査結果で心臓と脳に動脈瘤が発見される。手術するにもかなり難しいことが予想され……。

第7話「患者が最後に選ぶ医者!」

桜井修三はL&P病院に入院することになるが、朝田龍太郎は桜井に動脈瘤のことを告げられずにいた。朝田と加藤晶と荒瀬門次で話し合い、桜井を救うためには脳と心臓の同時手術が必要だと判断を下す。桜井の手術に先立って、朝田と一緒に執刀できる優秀な脳外科医を探すことに。 一方、伊集院登は婚約中の樋口美雪から父親の豊が末期ガンで余命3ヶ月だと知らされる。豊は治療を拒否してホスピスを探すと言うが、伊集院は入院を勧めて朝田に豊のオペを打診する。しかし朝田は患者の体に負担がかかるため、癌を完全に取り除くことはできないと伊集院の依頼を断る。

第8話「暴れる患者と未熟な医者」

桜井総合病院では、患者の母が処置にあたった早川昭吾の対応に不満をこぼしていた。その後も患者に文句を言われながら段々とイライラを募らせていく早川。早川は岡村征に連絡してL&P病院へ戻りたいと言うが、聞き入れてもらえずに電話を切られてしまう。 一方婚約者の父の手術のためにL&P病院へ移ることになった伊集院登は、新しい研修プログラムの実行に邁進していた。伊集院は早川にもプログラムを受けるよう勧めるも、早川は意味がないとはね返すのだった。その頃加藤晶は桜井修三のオペができる医師として、アメリカ脳外科医のマイク・ボールドウィンと交渉することに。

第9話「死なせない! 母と子の命」

加藤晶は桜井修三のオペができる医師として、アメリカ脳外科医のマイク・ボールドウィンと交渉。しかしオペは2年先な上に金額が高いとの返事に、別の医師を探すことに決める。 後日、岡村征が桜井総合病院の朝田を訪ねてくる。岡村はマイクが古い知人であり、1ヶ月後に桜井のオペを依頼したと伝えにきたのだ。しかしオペの条件は朝田がL&P病院へ移ること。 そんな中、L&P病院に急患で妊婦の桐山恵美が搬送されてくる。木原毅彦は処置を行うにも難易度が高いと判断し、受け入れを断ろうとする。そこへ岡村が現れ、患者を受け入れるよう指示を出す

第10話「世界に売られる天才医師」

岡村征が桜井のオペの条件として差し出したのは、朝田がL&P病院へ移ること。しかし岡村征の判断に不満な野口賢雄は、今すぐ病院を移らなければオペをやらせないと言い出す。 そんな中、桜井総合病院に佐久間邦夫という男がやってくる。佐久間は30年前に桜井が心臓に人工弁を埋め込むオペを執刀した患者で、高齢のため人工弁交換のオペを断ると桜井のもとを訪れたのだ。そこで桜井は自分も心臓と脳に疾患があることや、助けようとしてくれる医師たちのために自分も手術を受けることを話す。 桜井の話を聞いた佐久間は人工弁交換のオペを決断する。

第11話「帰ってきた天才外科医」

突如桜井修三が倒れ、心臓と脳の動脈瘤が両方破裂したことが分かる。すぐに手術が必要だったが、オペが可能な脳外科医を見つけられずにいた。 そこに状況を聞いた藤吉圭介から執刀医の朝田龍太郎に一本の電話が入る。藤吉は桜井のオペができる脳外科医が日本に1人だけいると伝える。実は経営コンサルタントの岡村征は10年前まで優秀な脳外科医で、藤吉の要請によりL&P病院に戻り桜井のオペに参加する。そうして朝田と岡村による桜井のオペが始まる。 野口賢雄はオペを止めようとするが、すかさず鬼頭笙子が野口の止めに入る。オペでは桜井の脳に予想だにしない症状が発見され……。

ドラマ「医龍」シリーズの見どころ

個性的な登場人物が織りなす緻密なストーリー

ドラマ「医龍」の見どころは個性豊かな人物らが結集し、目的のために奮闘するその熱い姿です。 元難民キャンプの医療指導者から大学病院に転身する朝田や、野心に燃える外科医・加藤などチーム・ドラゴンのメンバーはもちろん魅力十分。さらに対抗する勢力である権威主義の大学教授・野口賢雄(岸部一徳)のキャラクターも非常に巧みに描かれています。 人物やストーリーの完成度の高さは、ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』なども手がけた脚本家・林宏司の筆力が発揮されたものでしょう。 本作は病院というある種世間と切り離された世界を舞台として、そこに生きる人々が信念をぶつけ合う傑作ドラマです。

印象的な主題歌

本作の放送当時には、印象的な主題歌やメインテーマも話題となりました。 第1期と第2期の主題歌はそれぞれAIの「Believe」と「ONE」。そしてメインテーマは海外の有名ギタリスト、スティーヴ・ヴァイによる「Building The Church」です。 さらに第3期の主題歌はDEEPの「未来への扉」、第4期はEXILEのATSUSHIによる「青い龍」と、豪華アーティスト達が本作を彩る楽曲を書き下ろしています。

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大人の恋愛模様を描くドラマ『最後から二番目の恋』

坂口憲二が出演しているドラマを探している人におすすめなのが、2012年に放送された『最後から二番目の恋』。 本作はTV局のやり手プロデューサー・吉野千明(小泉今日子)がひとり暮らしをはじめ、隣人の長倉和平(中井貴一)と出会い、恋愛や家庭の暖かさを感じていくという物語です。坂口憲二は和平の弟でレストラン経営者の真平役で出演。 恋愛だけでなく周囲の人間や家族の幸せまでを描いた心温まるドラマとなっています。

フライドドクターの奮闘ドラマ『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』

ドラマ「医龍」のような完成度の高い医療ドラマを探している人には、2008年から放送された『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』がおすすめです。「医龍」と同じく林宏司が脚本を務めています。 本作はヘリコプターでの人命救助を担当するフライトドクターたちの奮闘記です。ドクター候補生の藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)らが、厳しい医療の現場で大きく成長していきます。

ドラマ「医龍」の動画は配信中のサブスクで視聴しよう!

ドラマ「医龍」の全4シリーズが視聴できる動画サービスやあらすじ、見どころ、関連作品を紹介してきました。 「医龍」はチーム・ドラゴンの医師たちが大学病院内での権力争いなどに巻き込まれながらも、大きな目標を達成していく傑作です。ぜひ動画配信サービスを利用して存分に楽しんでくださいね。