2020年7月24日更新

格安SIMにするときの注意点やポイントは?【大手キャリアから乗り換えたい】

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大手キャリアから格安SIMに乗り換えることは、毎月のスマホ代の節約になる場合があります。ただし乗り換えるにあたっては、タイミングやMNPによる不通期間、契約の縛り、SIMロック解除の必要性などに注意が必要です。

目次

格安SIMに乗り換える前に知っておきたい注意点は?

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大手キャリアでスマートフォンを利用している人にとって、月額のスマホ代がかさむのは悩みの種でしょう。通信費を抑えるために、格安SIMへの乗り換えを検討している人も多いかもしれません。 ただ大手キャリアから格安SIMに乗り換えるにあたって、解約のタイミングやSIMロック解除など、さまざまな注意点があります。主な注意点をまとめてみました。(記事中の金額はすべて税別)

キャリアの解約料金に注意!タイミングをみよう

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キャリア解約する際に注意しておきたいのが、解約料金です。2020年現在auとdocomoの解約金は1,000円、ソフトバンクは解約金撤廃となっていますが、古い契約だと解約料金が高くなるケースもあります。

例えばauの場合、現在の2年契約Nの解約金は1,000円です。しかし、古い契約形態である2年契約の場合、そのまま解約すると9,500円の違約金が生じるのです。

こうした問題を防ぐため古い契約形態の人は、前もって現在の契約形態に変更しましょう。変更が適用されてから解約すると、解約料金は1,000円となります。

キャリアを月の途中で解約しても、料金は日割り計算ではなく全額支払う必要があります。これはキャリアも格安SIMも基本的に同じなので、割高なキャリアを月末まで使用するのがオススメです。

またキャリアで端末を購入した人は、端末の料金を支払いきっていない場合があるかもしれません。ただキャリア解約後も端末代金を分割払いし続けられますし、後述するSIMロック解除も可能です。

MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)とは?

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キャリアから格安SIMへの乗り換えにあたって、携帯番号が変わってしまうのではないかと不安を抱いている人も多いでしょう。そんな人にオススメなのが、MNPです。

所定の手続きを行うことで、携帯番号を変えずに乗り換えができるのです。MNPの発行は、電話またはWebか店舗にて行うことができます。店舗だと待ち時間によっては30分から1時間ほどかかりますが、電話やWebから手続きをすれば5分ほどで終了します。

ただし、引き継げるのはあくまでも携帯番号のみです。キャリアで利用していたメールアドレスについては引き継げないので、代替手段を考える必要があります。

格安SIMに契約の縛りがないか確認しよう!

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格安SIMの料金設定は、基本的に3大キャリアよりもリーズナブルです。ただ格安SIMの中には、一定以上の契約期間が必要となる「縛り」が設定されているところも多いのです。

縛りが設定されている格安SIMだと、定められた契約期間内に解約した場合、1万円近い解約金を支払わなければならないケースもあります。

最近では総務省の指導もあり、3大キャリアですら解約金が1,000円前後に抑えられています。いくら基本料金が抑えられても、解約金で大きな差があっては節約効果が小さくなります。

本当の意味でスマホ代を抑えたいのならば、最低契約期間や解約金が設定されていない格安SIMを選ぶようにするのがおすすめです。

ちなみにこうした縛りが設定されていることが多いのは、スマホで使う通話SIMです。アプリやネットを使う際のデータSIMは、基本的に縛りはないと考えてよいでしょう。

不通期間に注意!

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MNPを利用して大手キャリアから格安SIMに乗り換えた場合、不通期間が生じる可能性があります。これは、格安SIMの取り扱いがネット中心というのが背景にあります。

MNPを利用した乗り換えの場合、格安SIM側で回線切り替えを行っても、手元に新しいSIMが届いていないケースが。この場合は、新しいSIMが届くまでは不通期間となるのです。

こうした不通期間が生じないようにするためには、実店舗をかまえる格安SIM業者への乗り換えがおすすめです。窓口で回線切り替えを行えば、不通期間は1時間以内に抑えられるからです。

ただ最近ではネット手続きであっても、切り替え日時を指定できる格安SIMもあります。切り替え日時をSIM到着予定日に設定しておけば、不通期間を短くすることも可能です。

ちなみに、キャリア側でMNP転出手続きを行っても、すぐに使えなくなるわけではありません。格安SIM側で回線切り替えを行うまでは、これまでのキャリアのSIMが利用できます。

SIMロックに注意!

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キャリアで使っていたスマホを格安SIMでも使う場合、そのままでは使用できないケースが多いです。なぜなら、そのキャリアの回線以外が使えなくなるSIMロックがかかっているためです。

格安SIMであっても、現在のキャリアと同じ回線ならOKですが、回線が違うとアウト。SIMロック解除は電話やWeb、店舗で行うことができます。Webでの解除は基本的に無料で、店舗や電話だと手数料として2,000円から3,000円発生するため注意しましょう。

SIMロック解除を行えば、家電量販店で販売しているSIMフリー端末と同様に、どこの回線であっても利用することができるようになります。

ただ、auの古い端末に関しては注意が必要です。2017年8月以前に販売された端末のうち、VoLTEという通話規格に対応しているものは、同じau回線を使う場合であってもSIMロック解除が必須です。

さらに古い端末の場合は、そもそもVoLTEに対応していないケースもあります。au回線の格安SIMの中にはVoLTE対応端末しか使えないところもあり、この場合はSIMロックを解除しても使えないため注意しましょう。

基本的に設定や手続きは自分で行う

APNを設定する

スマホをネットに接続するには、APN設定というものが必要です。一般的に大手キャリアは、あらかじめAPNが設定されています。

ただ格安SIMの場合、このAPN設定を自分で行わなければならないケースがあります。自宅などWiFiが設置されている場所でネットに接続したうえで、スマートフォンの「設定」からを行いましょう。

◆Androidの場合:「設定」→「その他」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」

◆iPhoneの場合:「設定」→「一般」→「ネットワーク」→「モバイルデータ通信ネットワーク」

SIMカードを入れる

SIMカードのインストールについても、格安SIMは自力で行わなければなりません。端末のSIMスロットを開けて、自分でSIMカードを入れ替えます。

キャリアの料金が高く設定されているのは、こうしたサービスも料金に含まれているためです。無意味に高い料金を取っているわけではないということです。

APN設定やSIMカードのインストールは、やったことがない人にとっては敷居が高いかもしれません。このような設定に慣れていない人は、実店舗のあるところでの契約がオススメ。ただし実店舗の数は、キャリアと比較すると少ないのが実情です。

格安SIM乗り換えは、事前の情報収集が重要

このように大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるにあたっては、さまざまな注意点があります。キャリアほど手厚いサポートがないので、機械に疎い人にとっては敷居が高いかもしれません。 ただ解約料金の節約のように、あらかじめ知っておけば誰でも対応可能なものもあります。乗り換えする際は、事前の情報収集が重要になってくるということですね。