2020年9月7日更新

【ホリデイラブ】あらすじをネタバレありで紹介!ドロ沼不倫の結末は?

「ホリデイラブ」 あらすじネタバレ サムネイル

2組の夫婦のドロ沼不倫を描く『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』。仲里依紗主演でドラマ化もされた本作の見どころやあらすじを解説します。不倫騒動はどう決着したのか、里奈はその後どうなったのか、物語結末をネタバレありで詳しく紹介!

目次

『ホリデイラブ~夫婦間恋愛〜』のあらすじを紹介!【ネタバレ注意】

漫画『ホリデイラブ〜夫婦間恋愛〜』は原作・こやまゆかり、作画・草壁エリザによる恋愛漫画です。2018年には仲里依紗や塚本高史らによってドラマ化もされた話題作。 2組の夫婦の日常を壊したひとつの不倫をきっかけに、次々とこじれていく4人。当たり前だと思っていた夫婦の絆が壊れていく様子や、愛する者を手に入れるために執念を燃やす様子などが、リアリティのある描写で描かれていきます。 この記事では本作のあらすじを紹介。原作8巻で描かれた結末を含めて、ネタバレありで解説します。 ※読み進める際は「ホリデイラブ」のネタバレにご注意ください。

登場人物を紹介!

高森杏寿(たかもりあず)/仲里依紗(なかりいさ)

高森杏寿(たかもりあず)は「ホリデイラブ」の主人公。5歳の娘・七香(ななか)を育てながら自宅でネイルサロンを営んでいます。彼女の人当たりの良い性格もあってお店の評判も上々。おしゃれで若々しいと周りからも好感を持たれている主婦です。 2人はすでに新婚ではなくなり夫も単身赴任中。なかなか誘いに乗ってくれない夫に少し不満な様子も見せますが、自分の努力が足りない部分を認めるなど、彼女は基本的に物事を前向きにとらえる性格をしています。 夫の浮気を知って以降は、夫婦の関係性について頭を悩ませ精神的にも弱ることに。そんなときに優しく近づいてくる男にうっかり流されてしまうところもありますが、登場人物の中でも理解・共感しやすい人物です。

高森純平(たかもりじゅんぺい)/塚本高史(つかもとたかし)

高森純平(たかもりじゅんぺい)は杏寿の夫で、物語開始時には単身赴任を始めて3年が経っています。杏寿や娘のことはとても大切に思っていますが、杏寿の誘いを悪意なく断ってしまうなど女心に鈍いところも。 彼は井筒里奈(いづつりな)のターゲットとして執着されていくことになります。彼女が巡らす策略に気が付きもせずまんまとハマってしまうなど、読者にとってはイライラさせられる人物でしょう。 彼は根っこの部分ではとてもいい人です。だからこそ女の正体に気が付かない鈍さや押しに弱いところに付け込まれ、泥沼に引きずり込まれていくことに。いい人度合いと流されやすさのバランスが絶妙にリアルな人物です。

井筒渡(いづつわたる)/中村倫也(なかむらともや)

井筒渡(いづつわたる)は里奈の夫です。会計士として働くクールな雰囲気の人物で、いわゆる出来る男。彼は自身がエリートであるということに強いプライドを持っており、自分がいつでも正しいと信じています。 表向きは仕事の出来る常識人な渡ですが、家庭では無意識で妻にモラルハラスメントをしてしまうタイプ。自分が絶対的に正しいという思いから、彼は精神的に里奈を長年追い詰めてきました。 里奈と純平の不倫現場を目撃してからは、里奈への攻撃はより一層顕著なものに。里奈は決して自分からは離れないという自惚(うぬぼ)れがあったため、そのプライドを傷付けられたことで彼の行動もまたエスカレートしていきます。

井筒里奈(いづつりな)/松本まりか

井筒里奈(いづつりな)は渡の妻で、可愛らしい容姿をした人物。彼女は2人の子供を産んでいますが、そのオーラからは子持ちの雰囲気はありません。母親というよりも少女といった様子で、彼女の言動には幼稚さも見え隠れします。 家庭でのモラハラに長年耐えてきた彼女でしたが、ついに外に愛情を求めるように。結果的に純平の優しさに心奪われてしまい、あらゆる手を使って彼を自分のものにしようと画策していきます。 可愛い見た目とは裏腹に腹黒さも持ち合わせている、いわゆる魔性の女。純平は彼女に庇護欲(ひごよく)を駆り立てられ、ついには杏寿をも巻き込んだ騒動へと発展していきます。

どんでん返しの不倫劇場開幕!魔性の女・里奈から目が離せない

ちょっとした出来心の不倫から始まる泥沼不倫劇場を描く「ホリデイラブ」。なかでも1番の見どころが、純平の不倫相手の里奈です。純平も初めて会った際に彼女の可愛らしさにひと目で心を奪われていましたが、それだけ異性を魅了するオーラを持っています。 彼女は純平を手に入れるべく次々と罠を仕掛けていくのですが、その内容がバラエティに富んでいます。思わず次はどんな手を使うのかとワクワクしてしまうほど。 もちろん彼女にもそんな行動に走ってしまう理由がきちんとあり、原作でもその理由は掘り下げられています。彼女がどうしてそれほどにも純平に執着するのか、その理由とあわせて彼女の行動に注目してみると、より本作を楽しめるでしょう。

1巻のあらすじネタバレ

セックスレス気味なことに妻・杏寿は不満そうですが、それでも夫婦仲は良好でした。夫にメールを送ってくる派遣社員の女の子の存在が引っかかりますが、夫を信じることにします。 数日後、杏寿のもとに純平からの深刻そうな電話が掛かってきます。純平によるとメール相手だった派遣社員・里奈の家にうっかり立ち寄ってしまい、そこに帰宅してきた彼女の夫・渡に浮気現場だと誤解されてしまったというのです。 疑わしい関係ではないという純平の言い分を信じることにした杏寿でしたが、翌日渡から電話で真相を聞かされます。それは渡が帰宅した際、2人は情事(じょうじ)の真っ最中だったということ。さらに2人は1年前に出会い系で出会い、一度別れるものの里奈が純平を忘れられずに彼の会社の派遣社員となったという内容でした。 会社にバラすと渡に脅された純平は会社を辞めるという誓約書を書いて、杏寿の元へ。土下座をして泣いて謝る純平に、杏寿は離婚の方向で話を進めていきます。

2巻のあらすじネタバレ

家族を失いかけた純平は、改めて里奈との関係を絶って家族を大切にしようと決意します。里奈もその言葉を聞いて身を引くようなことを言いますが……。 杏寿の店に、以前やってきた不躾(ぶしつけ)な客・坂口麗華(さかぐちれいか)が来店します。彼女は前回の来店時、勝手に杏寿のスマホに出会い系アプリを入れた人物でした。なぜか杏寿の今の夫婦仲を知っているような口ぶりの麗華は、杏寿のスマホをいじり勝手にノブという人物とコンタクトを取ってしまいます。 離婚経験のある親友・ハナの助言や娘の寂しそうな様子から、純平を許すべきか悩む杏寿。そんな彼女の前にまるでタイミングを図ったように現れたのは、以前意図せず同業者のイベントで会ってしまったノブこと黒井でした。 黒井は1度裏切った人はまた裏切るから許すべきではないと彼女に説きます。一方で里奈はまた2人の関係が復活することを予言のように純平に伝えるのでした。

3巻のあらすじネタバレ

黒井の話に心揺れる杏寿でしたがハナの助言もあり、やり直す努力をしようと決意します。純平も心を入れ替えようと仕事を頑張っていたことが評価され、退職届は受理されず京都への異動となりました。正月は家族で過ごし、異動後は一緒に住むことに。 2人が関係修復に向かう一方で、里奈はまだ純平が好きなことがバレ、モラハラ夫に暴言を浴びせられます。パニックになる子供を抱きしめながら、彼女は「もうすぐだからね」と意味深な言葉をつぶやくのでした。 修復しつつある純平たちの仲を壊そうと里奈が動き始めます。里奈は純平のスマホを通じて娘・七香に「未来のママ」と名乗り、さらに離婚が成立したら純平の住む京都へ移り住むと宣言。さらに彼女は杏寿や渡に、積極的だったのは純平だと吹き込むのでした。

4巻のあらすじネタバレ

里奈の言葉に再び純平が信じられなくなった杏寿は、流されるように黒井とホテルへ。一線を超える寸前で杏寿はその場を立ち去り、彼には2度と会わないと決意します。その頃ハナは偶然本物の黒井と出会い、杏寿と会っていた黒井が偽物だと判明。 黒井は実はタケルという名で、麗華が差し向けたハニートラップでした。麗華は渡の姉で里奈に借金があったのです。それをチャラにしてもらうため暗躍しており、タケルから手に入れたホテルでの写真を裏切りの証拠として里奈に渡します。 里奈と純平の言い分が異なることから2組の夫婦は4人で話し合うことに。ここでも里奈は純平が自分を愛していると力説しますが、純平の認識とは相違があるのでした。純平が里奈を騙したのでは、と渡は純平を問い詰めていきます。

5巻のあらすじネタバレ

話し合いをする4人ですが、渡は純平の話をすべて嘘だと決めつけているため話になりません。杏寿と純平は埒(らち)が明かないため折れることにし、その場を立ち去ろうとします。そこで里奈が出してきたのが黒井のブログとそこに映る服を脱ごうとしている杏寿の写真でした。 動揺した純平は一度岐阜の寮へ。そこに待っていたのは里奈でした。彼女は渡と言い合いの末、もう戻る気はないと家を出てきていたのです。 人目を気にした純平が仕方なく部屋にあげると、彼女は奥さん面をして純平に甘えます。それを拒否されると里奈はわざと会社の噂になるように仕向けて寮を出ていくのでした。 ハナの指摘もあり里奈と黒井がグルという可能性に行き着いた杏寿は、純平の元へ向かいます。2人は誤解を解きお互いの愛を再確認。騒動の真相を暴こうと決意します。

6巻のあらすじネタバレ

ニセ黒井と里奈の関係を暴こうと杏寿とハナは奔走します。ようやく里奈の黒い一面を知った純平は、杏寿を守り抜こうと誓うのでした。しかしこの決意はより里奈を執着へと駆り立てます。 渡の家を出た里奈は麗華の店の物置に身を寄せますが、麗華からは家賃10万を要求されることに。お金の工面のため家に戻ると、そこに渡が現れ子供をダシに里奈に家に戻るように言います。土下座をしろと依然として里奈を支配しようとする渡に、里奈はサインをした離婚届を叩きつけるのでした。 さらに追い詰められた里奈はますます純平にすがるように。純平もなるべく里奈と距離を置こうとしますが、彼女の自作自演や罠にハマりずるずると関係性を壊せずにいました。

7巻のあらすじネタバレ

里奈に恐怖を感じ始めた純平は彼女をなんとかかわしながら、ようやく京都への異動が叶うことに。しかし京都へ車を走らせる純平の元にかかってきた電話は、里奈からのものでした。 子供をひと目見たかった里奈は家に向かいましたが渡に門前払いを食らい、大雪の中放り出されます。そこで里奈は純平に助けを求めたのでした。悩みながらも純平が助けに行くと、里奈は最後の思い出が欲しいと言い出します。 断ってもしつこい里奈に辟易(へきえき)しながら純平がコンビニに逃げ込むと、そこには以前から里奈の魔性な性格に気づいていた事務員・武田の姿が。武田から改めて里奈の怖さを聞かされた純平は、今度こそ決別の言葉を里奈に叩きつけます。 一方、杏寿はニセ黒井こと志賀タケルの正体を突き止め、純平と共に会いに行くことに。彼に連れられ麗華の元へ向かう2人、純平はそこへ里奈も呼び出します。

8巻のあらすじネタバレ

当事者が揃い里奈と麗華がグルで、里奈が一連の出来事の黒幕だと明かされます。杏寿は里奈に慰謝料を請求。今後一切自分たちに何もしないなら慰謝料は取り下げると提案し、彼女もそれを承諾したのですが……。 純平の送迎会の席で、里奈の罠が再び彼を追い詰めます。その騒動により純平は退職に追い込まれることに。それをほくそ笑む里奈でしたが、純平の言葉に杏寿との強い絆を感じ取り、そこにはもう彼女の入る隙がないことを悟るのでした。 その夜別れの挨拶のため家に戻った里奈は、渡の両親のおかげで再び子供たちと暮らせることに。彼女は生まれ変わると宣言し家を出ていき、渡は両親からあなたも生まれ変わるようにと説教をされるのでした。 一方で再就職先の決まった純平は杏寿と旅行へ。2人は一連のことを教訓にこれからも一緒に生きていこうと愛を誓い合うのでした。

雨降って地固まる?2組の夫婦の結末は

騒動を経て愛を確かめあった杏寿と純平。一方で里奈は生まれ変わることを誓い、愛し方の分からなかった渡もこれから変わっていってくれることを期待したくなる結末を迎えました。 狂気じみた里奈の言動につい目を奪われてしまいがちな本作ですが、作品を通じて夫婦の愛とは何かを考えさせられる内容になっています。誰かを愛することに悩んだときにぜひ読んでもらいたい、おすすめの作品です。