日本とアメリカの首相&大統領役が登場するおすすめ映画4選【今こそ観たい】
日本の首相/アメリカ大統領が描かれたおすすめ映画を紹介!
2020年8月28日、安倍晋三総理大臣が突然辞任を表明し、7年8ヶ月つづいた第2次安倍内閣に幕が降ろされることになりました。そして、9月16日、菅義偉内閣が発足しました。 また11月にはアメリカ大統領選挙も控え、トランプ大統領の再選となるのか、それともオバマ大統領時代の副大統領だったバイデン氏が勝利するのかも気になるところ。 そこで今回は、日本の総理大臣やアメリカの大統領が登場するおすすめ映画を紹介します。それぞれの作品では、国のトップがどのような描かれ方をしているのでしょうか。
『記憶にございません!』(2019年)
記憶喪失の総理大臣をめぐって巻き起こる大騒動!
三谷幸喜監督・脚本による『記憶にございません!』は、史上最低支持率を誇る(?)総理大臣がある事故によってすべての記憶を失ったことから起こる騒動を描いたコメディ映画です。 演説中に投げつけられた石が頭に当たり、記憶喪失になってしまった内閣総理大臣・黒田啓介。なにも思い出せないまま総理官邸に連れて行かれた彼は、秘書官を名乗る3人に「記憶喪失であることは我々だけの秘密」と言われ、何事もなかったかのように日々の執務をこなそうとしますが……。 記憶を失う前の横柄な態度と、その後の心細そうな黒田を表現した主演の中井貴一の振り幅の広い演技も見どころ。いったい総理は、この国はどうなってしまうのか、その結末にも注目です。
『シン・ゴジラ』(2016年)
危機に直面してリーダーシップを見せはじめる総理大臣
総監督・脚本をアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明が務め、映画「進撃の巨人」シリーズを手掛けた樋口真嗣がメガホンをとった『シン・ゴジラ』。空前の大ヒットとなった本作は、特撮怪獣映画というだけでなく、政治色を全面に押し出した群像劇でもあります。 東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出したことをきっかけに、謎の巨大生物の存在を察知した内閣官房副長官の矢口蘭堂。彼の主張は一笑に付されましたが、巨大生物の尾がテレビで報道されたことで政府は認識を改め、矢口を中心に「巨大不明生物特設災害対策本部」を設立します。ここから“日本対ゴジラ”の戦いが始まるのでした。 本作で大杉漣が演じた大河内総理は、当初は周囲の意見に流されがちでしたが、徐々に総理大臣として「国と国民を守る」使命に目覚めます。戦後初の武力行使など、多くの難しい決断を迫られながらも最後まで最善の道を模索しました。
『ホワイトハウス・ダウン』(2013年)
シークレットサービス志願者と大統領の共闘!
ある下院議員の警護を務める議会警察官のジョン・ケイル。シークレットサービスへの転身を希望するも不採用になってしまった彼は、気晴らしに大統領の大ファンである娘とホワイトハウス見学ツアーに参加していました。そのとき突然テロリストがホワイトハウスを占拠! 大統領を守って娘を人質に取られてしまったジョンは、大統領とともにホワイトハウス奪還を目指します。 「インデペンデンス・デイ」シリーズや『デイ・アフター・トゥモロー』などで知られるローランド・エメリッヒ監督によるアクションスリラー映画である本作。ホワイトハウスが爆発炎上するシーンなど、迫力の映像が見どころです。 主演を肉体派俳優のチャニング・テイタムが務め、ソイヤー大統領はオスカー俳優、ジェイミー・フォックスが演じました。
『エアフォース・ワン』(1997年)
大統領専用機がハイジャックされた!自らテロリストと戦う大統領
ハイジャックされた大統領専用機「エアフォース・ワン」を舞台に、ハリソン・フォード演じる大統領が自らテロリストと戦うアクション映画です。 モスクワでのロシア大統領との晩餐会を終え、大統領専用機エアフォース・ワンに乗って家族とともに帰路についた米大統領ジェームズ・マーシャル。しかしロシアのテレビクルーに変装して同乗していたテロリストはシークレットサービスらを殺してハイジャックに成功。大統領の孤独な戦いがはじまります。 パニック映画としても楽しめる本作は、なんと言ってもハリソン・フォードのアクションが見どころ。テロリストのボスを演じるゲイリー・オールドマンの演技にも注目です。