2021年6月18日更新

シミ・スカイウォーカーはなぜ死んでしまったのか?アナキンの母について解説【スター・ウォーズ】

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アナキンの母 シミ・スカイウォーカーについて解説!死因はなに?

シミ・スカイウォーカーは銀河共和国末期に惑星・タトゥイーンに住んでいた奴隷の女性で、のちにダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーの母です。 アナキンはジェダイ・マスターであるクワイ=ガン・ジンによってその才能を見いだされ、ジェダイとしての訓練を受けますが、そのあいだに彼女は非業の死を遂げます。 この記事では、そんな悲運の女性・シミ・スカイウォーカーについて解説します。

父親のいないアナキンを出産!その後、クリーグと結婚して妻に

奴隷の女性・シミ・スカイウォーカーはナブー危機の最中に、惑星タトゥイーンで父親のいないアナキンを1人で出産して育てていました。 そのころたまたまタトゥイーンを訪れたクワイ=ガン・ジンは、アナキンが強力なフォースを持っていることを見抜きます。 シミからアナキン懐妊に男性が関わっていないことを聞いたジンは、アナキンがフォースを仲介する微生物・ミディ=クロリアンによって授けられた子どもであると確信。 ジンはアナキンをジェダイ聖堂に連れて行き、アナキンこそジェダイの予言で「選ばれしもの」とされる存在であるとジェダイ・オーダーの指導者たちに紹介します。 こうしてアナキンがジェダイの訓練を受けるためにシミのもとを去った後、シミは農場主・クリーグ・ラーズに売却されます。クリーグによって奴隷の地位から解放されたシミは彼と結婚し、彼の息子オーウェンの良き継母となりました。

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アナキンの腕のなかで死亡!死んでしまったのはなぜ?

シミが待ち望んだ息子・アナキンとの再会のチャンスは、不運にも彼女の死の間際に訪れます。 クローン戦争の直前、シミはタスケン・レイダーの一団に拉致され激しい拷問にさらされました。 ジェダイ・パドゥワンに昇格して故郷に帰ってきたアナキンは、シミを見つけ出したものの時すでに遅し。彼女はアナキンの腕のなかで息子の成長ぶりに安堵して息絶えます。 母を失った悲しみのあまりフォースの暗黒面に堕ちたアナキンは、タスケン・レイダーを女子どもまで皆殺しにしました。 シミの亡きがらをラーズの農場の近くに葬ったアナキンは、その直後にジェダイ・ナイトに叙せられ、クローン戦争では銀河共和国軍の将軍の1人として活躍します。 しかし、再び愛する人を失いたくないという執着心からアナキンはジェダイの道を離れ、ダース・シディアスのもとでシスの手下となるのでした。

シミ・スカイウォーカーは偉大なるアナキンの母だった

この記事では、「スター・ウォーズ」シリーズに登場するアナキン・スカイウォーカーの母であるシミ・スカイウォーカーの生涯を解説しました。 アナキンは母・シミの死を嘆き、愛する人の死を防ぐ能力を渇望したため、フォースの暗黒面に堕ちてダース・ベイダーとなりました。 このような意味でシミは、アナキン・スカイウォーカーを古典的な悲劇の主人公として理解するために重要なキャラクターといえるでしょう。