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『ナイト・ドクター』は、2021年6月から放送開始された月9ドラマです。夜間救急専門チーム「ナイト・ドクター」に所属する医師たちが、命に真正面から向き合う姿が描かれます。 今回の記事では、本作の公式動画を配信しているサービスについて紹介。作品を見逃してしまった人は、ぜひ参考にしてみてください！

あさひ海浜病院に新設された夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」。自らナイト・ドクターとして働くことを志願した朝倉美月は、そこで深澤新、成瀬暁人、桜庭瞬、高岡幸保という4人の医師と出会うことになります。 医師としての技量も性格も何もかもバラバラな5人は、指導医である本郷亨のもとでさまざまな経験を積むことに。本郷は彼女たちに対し、「ついてこられる人間だけついてこい」と、厳しい言葉を投げかけました。 そんな中、工事現場で大規模な事故が発生し、重症者たちが次々と運び込まれてきます。あわてる深澤と桜庭をよそに、救命の現場を知る成瀬は本郷の指示をてきぱきとこなし、美月と幸保も必死についていこうとしますが……。

あさひ海浜病院に新設された「ナイト・ドクター」は、夜間勤務を専門とする救命医のチーム。そんな“誰もやりたがらない”とまで言われる仕事のために、5人の医師・朝倉美月(波瑠)、成瀬暁人(田中圭)、深澤新(岸優太)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎沙絵)が集結します。 みずから志願してきた者、仕方がなく配属されてきた者、なにやら事情がある者……。それぞれ性格も思いの強さもバラバラのメンバーばかりです。 そんな中、工事現場で事故が発生し、次々と重傷者が運び込まれてくる事態に。救命経験のある成瀬はもちろん、美月と幸保もてきぱきと動く中、深澤と桜庭は何もできずにいました。現場の厳しさを目の当たりにした深澤は、自分に救命医など務まるはずがないと思うようになっていって……。

ある夜、ウォークイン当番を任されることになった深澤と幸保。夜間にしか病院に来られないウォークイン患者を診ることも、立派なナイト・ドクターの仕事だと本郷は言います。 しかしやってきた患者のほとんどは軽症で、どう見ても緊急性があるようには思えません。そのせいで幸保も、同じように診察を担当することになった美月も、内心イライラしていました。一方で、深澤はウォークイン患者たちに対する理解を示します。 そんな中、美月の父親・哲郎(佐戸井けん太)が娘会いたさに軽い怪我で来院したせいで、美月の怒りは頂点に達しました。幼い息子を連れてやってきていた鮎川希実(谷村美月)は、隣室で美月が怒っているのを耳にし、あわてて帰ってしまったのですが……。

変質者騒動で怪我を負ってしまった桜庭は、柏桜会の会長である母親・麗子から、すぐにナイト・ドクターを辞めるよう言われました。自分の身体を心配してのことだと理解しつつも、どうしても受け入れられない桜庭。本郷にも「足手まといは必要ない」と突き放され、すっかり落ち込んでしまいます。 さらにタイミングが悪いことに、持病の治療のため、主治医から1週間ほど休めないかと提案されてしまうのでした。そんな桜庭に対し、美月は励ましの言葉とともに大量の参考書を手渡します。彼女の優しさに救われた桜庭は、なんとしてもナイト・ドクターを続けられるよう必死で努力することに。 しかしある日、シフト表からは桜庭の名前が消えていました。衝撃を受ける彼に対し、本郷は転科届を突きつけてきて……。

階段から落ち、病院に救急搬送されてきた女性・花園詩織。幸保は現在交際中の北斗がその「恋人」として付き添ってきたところに遭遇し、ショックを受けることになります。北斗は単なる仕事上の付き合いで、相手の思い込みだと説明しますが、幸保はどうしても納得いきません。 その後、目を覚ました詩織は見せつけるようにして北斗に甘え始めます。本郷から彼女の経過観察をするよう言われた幸保は、苛立ちを募らせていくことに。一方、心美の彼氏である勇馬とはじめて会った深澤は、病気について勝手に話したせいで心美と仲違いしてしまいました。 そんな中、ついに幸保は詩織と衝突し、怒りを爆発させます。彼女は美月の制止も聞かず、さっさと早退してしまいますが……。

成瀬が訴えられているということを知ってしまった美月。それをきっかけに、成瀬はこれまで以上に美月に対して冷たい態度をとるようになります。それだけではなく、美月が処置の際に手間取ると患者を横取りすることも。そんな成瀬を見て、美月以外のメンバーもようすがおかしいと感じるようになりました。 そんなある日、美月と幸保が救急搬送されてきた子どもをどう治療するかためらっていると、成瀬がさっさと処置を始めてしまいます。さらに、「絶対に助ける」と口走った深澤に対して、成瀬は手厳しい言葉を投げつけるのでした。 その後美月は成瀬を訴えているのが、彼が過去に手術を担当した子どもの母親だということを聞き……。

ある夜、工場で大規模な事故が起こったという連絡があり、美月、成瀬、深澤たちはすぐに出動することになりました。現場に到着すると、美月は大けがを負った作業員たちを救おうと崩れた資材の山を登っていきますが、その途中でめまいがして倒れてしまいます。 少しのあいだ意識を失った後、何ともなかったように起き上がり傷病者たちの処置を進める美月。しかし、すべての処置が終わりほっとした後、彼女の身に再び異変があらわれてしまいます。 美月の事故が起こってしまった後、本郷は成瀬と深澤に原因を尋ねることに。美月に処置を任せきりにしていた深澤も、無理をする彼女のことを止められなかった成瀬も、それぞれ後悔と責任を感じていて……。

幸保から合コンに誘われた美月。はじめは興味がないと言って断った彼女でしたが、少し落ち込む出来事があったため、思い切って参加してみることに。 しかし、幸保が職業を看護師と偽っていたことを知らず、自分たちがナイト・ドクターであることを明かしてしまいます。医者という肩書きのせいで赤松直人ら男性陣から敬遠されてしまい、幸保は激怒。2人はまたしても喧嘩になってしまいます。 その日の夜、とある患者が救急搬送されてきますが、付き添ってきた父親が緊急手術を拒否。ナイト・ドクターへの不信感をあらわにする彼に対し、美月たちは自分たちが直面している厳しい現実を痛感させられることになります。 そんな中、合コンの参加者だった赤松が、原因不明の発熱で病院にやってきて……。

成瀬が脳外科部の部長から直々に、脳外科医にならないかと勧められていると知ってしまった美月。しかし彼本人は、八雲院長と本郷が自分をナイト・ドクターに加えてくれたことに恩を感じていたため、なかなか決断ができずにいました。 一方、美月からそうした事情を聞かされた幸保は、成瀬がいなくなったら困るという思いから、なんとかして彼を引き留めようとします。 そんな中、病院にくも膜下出血の患者が救急搬送。成瀬が執刀を担当しますが、途中で手術を諦め脳外科の人間に任せざるをえなくなってしまいます。 この出来事をきっかけに、彼は脳外科への転科について真剣に考え始めることに。そんな彼に対し、本郷は引き留めることも背中を押すこともしないと告げますが……。

深澤と彼の妹・心美、そして心美の彼氏である勇馬と一緒に、キャンプに出かけた美月。4人での時間を目いっぱい楽しみますが、病院に帰ると心美の容態が急変してしまいました。すぐに手術をして事なきを得たものの、深澤は大きなショックを受けてしまいます。 数日後、深澤は心美の面倒を見るためにしばらく仕事を休むことに。彼を心配した美月たちは、心美のところに顔を出しに行きます。 しかし、翌日お見舞いに行った美月たちが目にしたのは、深澤と心美が喧嘩をしている場面。どうやら2人は、心美の臓器提供のドナー登録にかんして揉めているようでした。母親がドナーだった美月と、かつて臓器提供を受けたことで元気になった桜庭は複雑な心境で……。

ある夜、胸部大動脈解離の可能性がある男性患者の受け入れを依頼された美月。しかし、状況をきいた本郷は受け入れを拒否するよう言います。 その際に彼が言ったとおり、男性のいる場所は病院から離れており搬送中に亡くなる可能性が高かったため、美月も彼の判断に従うしかありません。 さらにその直後、転落事故に遭った女性が運ばれてきますが、搬送時間が救急隊員の予想よりも長くなったせいで命を落としてしまいました。立て続けに2人の人間の命を救えなかった美月は、「どんな患者でも受け入れる」という自分の信念が崩れ去るのを感じます。 そんな中、本郷は上司に呼び出され、ナイト・ドクターの今後の方針について告げられるのですが……。

ついに、ナイト・ドクターのチームが解散されることが決定。あまりにも突然すぎる知らせにメンバーはショックを受けますが、詳しい事情を説明されるわけでもなく、すでに決定したことだと告げられるのみです。そんな中、本郷だけはこの決定を喜んでいるようでしたが、彼の真意は読めません。 その夜事故が3件発生し、美月・深澤・幸保の3人がそれぞれ現場に向かうことになります。そして成瀬は、本郷に言われて救命センターの指揮を担当することに。 一方、桜庭はトイレで人が倒れている現場に遭遇し、周りの誰にも頼ることなく自分で処置を始めます。こうして奇しくも、それぞれが自分1人で治療を行うという状況に置かれた彼らですが……。

朝倉美月は、気が強く負けず嫌いで、思い立ったらすぐに行動するタイプの医師。思ったことをなんでも口にしてしまうため、周りから引かれることも多いですが、誰より優しい心の持ち主でもあります。 救命に対して思い入れが強く、そのせいで暴走気味になってしまうこともしばしば。しかし、彼女の情熱は周りにも少しずつ影響を与えていきます。 美月役を演じたのは、女優の波瑠。WOWOWドラマ『対岸の彼女』でデビューした彼女は、2007年からファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活躍するようになりました。 その後、映画『マリア様がみてる』で初主演を務めた後、女優としての活動も始めます。代表作は、ドラマ『あさが来た』、ドラマ『あなたのことはそれほど』などです。

成瀬暁人はクールで現実主義的な医師です。かつて美月と同じ病院にいた先輩でもあり、ナイト・ドクターに入ったことで彼女との再会を果たしました。自分はもちろん他人にも厳しく、持ち前の口の悪さで遠慮のない意見をズバズバと言います。 昔は優しい一面も持っていましたが、あるときを境に変わってしまったようで……。 成瀬役を務めたのは、俳優の田中圭。デビュー当初からドラマや映画を中心に活躍し、異彩を放っていた彼ですが、『おっさんずラブ』のブレイクをきっかけに主演俳優としての地位を不動のものにしました。代表作としては、ドラマ『あなたの番です』や映画『スマホを落としただけなのに』などが挙げられます。

もともとは内科医として働いていた医師・深澤新。若くして両親を亡くし、身体の弱い妹の面倒を1人でみています。かつては同僚の姿を見ながら「救急医にはなりたくない」と思っていましたが、院長から声をかけられナイト・ドクターとして働くことに。 美月や成瀬と比べると、技術も意欲も自信も、あらゆる面で負けています。 深澤を演じるのは、ジャニーズのアイドルグループ・King & Princeのリーダーである岸優太。彼はアイドルとしてだけでなく、俳優としての活動もしていて、映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』や映画『ニセコイ』など、さまざまな話題作に出演してきました。本作では初の医師役を務めます！

『ナイト・ドクター』は、「夜の病院」にスポットを当てた医療ドラマ。人手不足や救急車不足をはじめとした問題が山積みになっている中、それでも大切な命を救うために奮闘する医師たちの姿が描かれています。身を削って命と向き合ってくれている人々の、知られざる苦悩や葛藤が垣間見える作品です。 救命に対して人一倍強い想いを持つ美月、超ストイックで冷静な成瀬をはじめとして、個性豊かなメンバーが揃っているのも見どころのひとつ。 それぞれ事情を抱える彼らは、あるときは対立し、またあるときは励ましあいながら、少しずつ成長していきます。医師としてはもちろん、人間としての彼らのドラマにもぜひ注目してみてください！

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