2021年8月3日更新

「閃光のハサウェイ」ケネス・スレッグを解説!その後についても迫る

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ケネス・スレッグ

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「閃光のハサウェイ」地球連邦軍に所属するケネス・スレッグとは?【ネタバレ注意】

名前ケネス・スレッグ
声優諏訪部順一
誕生日不明
年齢不明
所属地球連邦軍
階級大佐→准将

ケネス・スレッグは地球連邦軍に所属しており、階級は大佐です。元々モビルスーツのパイロットだった彼はかつて「シャアの反乱」において第一線で戦った過去を持っていますが、パイロットとしての経歴に見切りをつけてからはモビルスーツの開発に邁進していました。 その後は反地球連邦政府運動マフティーが過激化していることを受け、マフティー殲滅部隊の司令として赴任しています。 ※この記事は劇場版アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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原作と映画ではケネススレッグのデザインが違う?

映画版が発表された際、原作小説とケネス・スレッグのキャラクターデザインが大きく異なることで話題となりました。これにはプロデューサーである小形尚弘が「新しい世代の方にも見てもらう」という意図の元、デザインを変更したという経緯があります。 原作におけるケネスは金髪のオールバックでギラギラとした印象ですが、本作では褐色の肌に落ち着いた髪色となっており、より「大人の男」といったイメージのキャラクターデザインに。雰囲気にも色気があり、女好きという設定にもより説得力があります。 長い時間を経て映画化された本作で、キャラクターデザインを原作から大きく変えるのはなかなか簡単にできることではないですよね。

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ハサウェイとは好敵手だった?

本作の主人公であるハサウェイ・ノアとケネス・スレッグは敵同士でありながら、まるで友人のような絆を結び深いところで共感しあっています。 ケネスは作中でハサウェイと対立するものの、誰よりも彼のことを理解する人物の1人。立場は違うものの、ケネスもハサウェイと同じように腐った世の中に対して憤りを覚えているのです。ケネスは地球連邦軍の一員としてマフティーと対立していますが、マフティーの考えに共感するような姿も。 「大人」であるがゆえに妥協しながら生きているケネスにとって、しがらみなどから離れて自由に行動するハサウェイの姿は眩しく映るのです。ストーリーが進むにつれて、ケネスがハサウェイに対して好敵手以上の感情を持つようになる姿が見られますよ。

地球連邦軍を辞職した?ケネススレッグのその後とは

マフティーこそがハサウェイであることに気がついたケネス・スレッグは、自身の立場に悩みながらもハサウェイを逮捕します。 それにより准将に昇格した彼はハサウェイの父であり地球連邦軍の軍人でもあるブライト・ノアにマフティーの正体を隠すため、自らハサウェイ処刑の指揮を執るのでした。 しかし彼の努力も虚しくマスコミによってマフティーの正体がリークされた上に、偽の情報を流されてしまいます。連邦の対応に嫌気がさしたケネスはその後地球連邦軍を辞職し、本作のヒロインであるギギ・アンダルシアと共に日本の「キュシュー」に渡っています。

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ケネススレッグは組織建設に関わったのか?意味深なセリフの真意とは

ケネスはギギと日本に渡った際に、「シャア・アズナブルとかハサウェイ、アムロでもいいな。そんなのが復活する組織をつくってみたいな」というセリフを残しています。 この言葉の真意は謎のまま彼はその後姿を消していますが、次世代のマフティーのようなニュータイプが復活するための組織を作ろうとしていたことが伺えますね。 この名言は数多くのファンの間で憶測を生み、「機動戦士Vガンダム」の世界線でケネスが実際に組織建設に関わっているのではないかという考察なども多く登場しています。 一部ではケネスがクロスボーン・バンガードの建設に関わったという意見もありますが、実際は噂でありそのような事実は存在しないとの結論が出ました。

「閃光のハサウェイ」ケネス・スレッグは理想を追い求めた優秀な大佐だった!

本記事では映画『閃光のハサウェイ』に登場する敵役であり、ハサウェイの好敵手でもあるケネス・スレッグ大佐にまつわるさまざまなエピソードを紹介しましたが、いかがでしたか? ケネスは敵でありながらも、優秀であり理想を追い求めた大佐であるとしてファンからの人気も高いです。そんなケネスの姿を、ぜひ作中でチェックしてみてくださいね。

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