「閃光のハサウェイ2 キルケーの魔女」あらすじネタバレ解説!公開日はいつ?【機動戦士ガンダム】

2021年に公開された映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の第2部「キルケーの魔女」が、2025年冬に劇場公開決定!「閃光のハサウェイ」シリーズは3部作が予定されており、原作小説も上中下の3巻で刊行されています。 この記事では、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』についての最新情報をお届けします。 ※本記事では、小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のあらすじをネタバレありで紹介しています。未読の方はご注意ください。
「閃光のハサウェイ2 キルケーの魔女」今冬の上映決定!
公開日 | 2025年冬 |
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企画・制作 | サンライズ |
監督 | 村瀬修功 |
メインキャスト | 小野賢章 , 上田麗奈 , 諏訪部順一 , 斉藤壮馬 |
音楽 | 澤野弘之 |
「キルケーの魔女」は劇場アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」3部作の2作目。2021年当初の発表では副題は「サン オブ ブライト」でしたが、2025年6月に発表された際に「キルケーの魔女」に変更されていました。 前作のスタッフ・キャストが続投されており、解禁された特別映像では前作を凌ぐほどの映像美が確認できます。しかし物語は小説とは違ったものになるようです。
閃光のハサウェイ2 キルケーの魔女」のあらすじ【ネタバレあり】
前作「閃光のハサウェイ」のあらすじ・ネタバレ
宇宙世紀0105年、反政府組織「マフティー」のリーダーであるハサウェイ・ノアは、高級シャトルの中で少女ギギと軍人のケネスに出会います。勘がよく不思議なギギと意見を対立させながらも、自身の正体を隠しながらケネスと仲良くなってしまうハサウェイ。 そんな中、深夜にハサウェイとギギが宿泊しているホテルを、マフティーが襲撃します。マフティーはハサウェイと合流しようとしますが、彼はギギがいるため合流できません。そして彼はそこで自分がギギに抱いている感情に気付き始めました。 そして始まってしまう連邦政府のペーネロペーと、Ξ(クスィー)ガンダムの対決。ハサウェイはその戦いに見事勝利しますが、これはギギを板挟みにするハサウェイvsケネスの序章に過ぎなかったのです。
今作(第2部)「キルケーの魔女」のあらすじ
第2部ではダバオからオーストラリア大陸へと物語が進行。オエンベリに向かっていたハサウェイたちは、マフティーを名乗る私設軍隊が壊滅したと報告を受けます。その後、マンハンター合法化を決めるアデレード会議を阻止するため部隊を二分し、連邦軍基地のあるダーウィンとエアーズロックへ。 ここから、ケネス率いる「キルケー部隊」とハサウェイ率いるマフティーの戦いが本格化していきます。ギギは2人の対決を見届けるためケネスのもとへ身を寄せますが、彼女の「直感」を信じたケネスはマフティーの戦力を削ぐことに成功。ギギはキルケー部隊の「勝利の女神」となっていきます。
3部作の中で最も「小説から遠い」物語に?
スタッフトークにて小形プロデューサーは、「第2部は、3部作の中で1番小説と違った話になる」と話していました。しかしそれは裏を返すと、結末は小説と同じような道を辿るという意味になります。 つまり2部では小説と合流できるレベルの、オリジナル展開が描かれる可能性が高いです。そのため小説をすでに読んでいる人でも、オリジナルストーリーを充分楽しめるでしょう。
「閃光のハサウェイ2 キルケーの魔女」全編ネタバレ解説
アデレード襲撃を画策するマフティー
マンハンターを合法化しようとする地球連邦の強引な政策に不満を隠せない民衆。そんな彼らのマフティーへの支持は広がりつつありました。それはオエンベリに集結した私設軍隊のように具現化していましたが、ケネスの前任者キンバレーは民衆への見せしめに私設軍隊を虐殺します。 ハサウェイはオエンベリで私設軍隊のリーダーだったファビオを救出し、マンハンター合法化を決める連邦会議の開催地がアデレードではなく、香港のコワンチョウになったという情報をつかみます。
キルケー部隊と勝利の女神ギギ
バウンデンウッデン伯爵に置手紙を残し、ケネスとハサウェイの戦いを見届けるため、ケネスのもとに身を寄せたギギ。ケネスはギギのニュータイプのような「直感」を信じており、彼女のアドバイスを率直に聞いていました。 最初はケネス以外の信用を得られなかったギギですが、予言的な言動をして的中させていき、次第にキルケー部隊で「勝利の女神」と目されるように。エアーズロックを見に行きたいというギギを偵察部隊と一緒に連れていきますが、そこにはハサウェイの姿が。ケッサリアに乗り込んでいたギギは自ら捕虜となって、彼と再会を果たすのでした。
「閃光のハサウェイ2 キルケーの魔女」メインキャラクター一覧
ハサウェイ・ノア CV:小野賢章

本作の主人公、ハサウェイ・ノア。その正体は、反地球連邦政府運動「マフティー」のリーダー「マフティー・ナビーユ・エリン」です。地球でアマダ・マンサン教授に師事し、植物監視官の訓練を受けています。 父親は地球連邦軍「第13独立艦隊」司令ブライト・ノアであり、少年時代にはいわゆる「シャアの反乱」に参戦した経験を持ち、軍役に就いていました。ハイジャックに遭ったハウンゼンでギギとケネスに出会い、複雑な人間関係に陥っていきます。
ギギ・アンダルシア CV:上田麗奈
大富豪であるバウンデンウッデン伯爵をパトロンに持ち、出会う男性を魅了していく少女ギギ・アンダルシア。伯爵に用意してもらったホンコンの高級マンションへ向かう便で、ケネスとハサウェイに出会います。 その出自は謎めいており、かつてのニュータイプのような「直感」を持つ不思議な少女。ケネスとハサウェイに同時に好意を寄せられているのを知りつつ、それを楽しむような素振りも見せ、第2部では「勝利の女神」としてキルケー部隊とマフティーの戦いを翻弄することに。
ケネス・グレッグ CV:諏訪部順一
ハサウェイとライバル関係になる地球連邦軍将校のケネス・グレッグ大佐。前任者キンバレーに替わり、マフティー殲滅部隊の司令官として、地球の南太平洋管区であるダバオ空軍基地に赴任しました。 元モビルスーツパイロットで、シャアの反乱にも参戦した経歴があります。赴任する途中で出会ったハサウェイには只者でない何かを感じており、ギギには直球で口説こうとしていました。部隊の呼称を「キルケー部隊」と名付けます。
レーン・エイム CV:斉藤壮馬
新型ガンダム「ペーネロペー」の開発パイロットであるレーン・エイム中尉。ケネスが赴任前にマフティー殲滅部隊に送り込んでいたエリートパイロットです。 第1部のラストではハサウェイが乗るクシィーガンダムとの対決で完敗してしまい、捕虜だったガウマンも勝手に放出してしまったため、ケネスからの評価は下がっている様子。第2部で汚名挽回となるのかが注目されるところです。
【音楽】澤野弘之(さわのひろゆき)が前作に引き続き担当
第1部に引き続き第2部「キルケーの魔女」でも音楽を担当するのは、作曲家の澤野弘之です。アニメをはじめ、ドラマや映画などの劇伴を多く手がけており、アーティストへの楽曲提供も行っています。 2006年からスタートした「医龍 Team Medical Dragon」シリーズで注目を集め、それ以来アニメ「進撃の巨人」シリーズやアニメ映画『プロメア』(2019年)など多くのアニメ作品で音楽を担当してきました。
「閃光のハサウェイ」第2部「キルケーの魔女」の公開が待ちきれない!
「機動戦士ガンダム」シリーズの中でも細部にこだわった抜群に高い映像センスが評判の「閃光のハサウェイ」シリーズ。今から第2部「キルケーの魔女」の全貌が明かされていくのも非常に楽しみです!今後も最新情報をぜひチェックしてみてください。