2021年7月26日更新

「閃光のハサウェイ」ギギ・アンダルシアの正体!謎の美少女の能力やその後を徹底考察【ネタバレあり】

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『閃光のハサウェイ』ギギアンダルシア

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ギギ・アンダルシアのプロフィール!男を惑わす美しき少女【ネタバレ注意】

「ガンダムシリーズ」劇場版最新作「閃光のハサウェイ」に登場するメインヒロイン、ギギ・アンダルシア。綺麗な金髪に思わず目を奪われる美貌が特徴の彼女は、鋭い勘を発揮しながら独特の感性を持つ人物として描かれていました。 一見すると権力に簡単になびくようにも見えるギギですが、作中では芯の強さを多く見せています。また短い言葉からでも相手の真意を読み取る理解力に長けており、外見の美しさとはまた別の、人を虜にする魅力を備えていました。 過去にギギの声優は林原めぐみ、川上とも子が努めていましたが、劇場アニメでは『てさぐれ!部活もの』園田萌舞子(そのたもぶこ)役でお馴染みの、上田麗奈が演じています。 今回はそんなギギ・アンダルシアの正体やその後、名言について徹底考察していきます!

ギギアンダルシアは19歳の愛人

大人びた魅力の中に少女のような危うさを残すギギ。そんな彼女の年齢は20歳にも及ばない、19歳です。 登場当初は謎の多い人物として描かれたギギですが、彼女はカーディアス・バウンデンウッデンの愛人であると判明しています。カーディアス・バウンデンウッデンは、大企業であるカーディアス保険会社の創業者で、年齢は80を超える老人です。 言動の節々に家族がいない生い立ちだったことを想像させるギギ。彼女が生き抜くためにはその若さと美貌を武器に、老人に身を売るしか無かったのでした。 ギギは「閃光のハサウェイ」にてカーディアスより一足早く、ホンコンに発ちます。そしてテロリストに襲撃されたシャトル内で、彼女はハサウェイ、ケネスとの運命の出会いを果たすのでした。

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気になる正体を解説!勝利の女神と呼ばれる理由とは【ネタバレあり】

ハサウェイと惹かれ合うも……スパイと疑われていたギギ

シャトルで初対面を果たした際から、ギギはハサウェイがマフティー・ナビーユ・エリンであると見抜いていました。 そして予知能力を発揮しだしたギギの才能に目を付けたケネスは、彼女にキルケー部隊に身を置くよう勧めます。そのためケネスとハサウェイが対立してからは、彼女はケネスと行動を共にしていました。 しかしハサウェイに惹かれていたギギは、エアーズ・ロックにてマフティーとなったハサウェイの元へと降ります。お互いに惹かれていながらも、ギギをスパイであると疑っているハサウェイは、関係を進められません。そのまま戦地へと赴いてしまうハサウェイ。 そしてアデレード襲撃を見守ることになったギギは、ハサウェイの敗北を見届けるのでした。

ニュータイプの能力者?未来予知ができる不思議な力

作中では「勝利の女神」でお馴染みのギギ。このあだ名の理由は、彼女の予知能力にあります。 マフティーの乗るΞ(クスィー)ガンダムと、レーンの乗るペーネロペーの対決で、敗北したものの生還したレーン。そんな彼の生還を、ケネスはギギの能力によるものだと語ります。そしてその後も彼女は、未来を予知し続けました。 能力については彼女自身も詳しくわかっていない様子でしたが、彼女が「ニュータイプ」である可能性は十分にあるでしょう。 しかし作中で彼女の能力の原理については言及されず、ニュータイプなのか別の不思議な力なのかは明かされていません。

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ギギはマフティーの動乱の後どう生きたのか

閃光のハサウェイ ガンダム
©創通・サンライズ

ハサウェイと死別してしまったギギは、再びケネスの元へ戻ります。そして辞表を提出したケネスと共に、キュウシュウへと向かったギギ。彼女のその後は小説版でも描かれていません。 1度は捨てられたケネスがギギを受け入れたのは、彼女の能力を重宝していたからでしょう。もしくはハサウェイとの共通の知人である彼女と一緒にいると、ハサウェイを感じられたのかもしれません。 そしてケネスだけでなく、ギギも彼を父のように慕っています。そのためキュウシュウに渡ってからも、行動を共にしているのは間違いないでしょう。 3部作で公開されることが決定している劇場版「閃光のハサウェイ」。3作目で小説では語られなかった、ギギのその後が描かれる可能性に期待しましょう!

悪女っぽさすら魅力的!ギギアンダルシアの名言を紹介

「やっちゃいなよ、そんなニセモノなんか」

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(中)

ハサウェイが乗っていた特権階級専用往還シャトル「ハウンゼン」は、マフティーを名乗るテロリスト集団からの襲撃を受けました。軍人であるケネスもどうにかしようと試みますが、目の前で人が撃ち殺され慎重に動かざるを得ないでいます。 唯一彼らがニセモノであると知っている本物のマフティー、ハサウェイ。最初は命令に忠実に動いていた彼ですが、その時乗り合わせたギギから「やっちゃいなよ、そんなニセモノなんか」と声を掛けられます。 そしてその言葉を聞いたハサウェイは、素早い手際で偽マフティーを片付けるのでした。

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「それほど、生きることには、執着はしていませんよ?わたし?」

小説では上巻のラスト、映画では1作目の終盤で登場するこのセリフ。Ξガンダムとペーネロペーの戦いが終わり、ケネスは「厄介なものだ、生きるというのは」と話します。それにギギは「それほど、生きることには、執着はしていませんよ?わたし?」と返しました。 辛い過去を想起させながらも、彼女の儚くも強い一面が見えるのがこのセリフです。誰もが生きたいのが当たり前と考える中で、自由奔放な彼女らしい名言となっています!

「あなたってパターンしか喋らないんだ」

マフティーが「人類は分け隔てなく全員が地球から出なければならない」と考えているのに対し、ケネスは「子供じみている」と一蹴します。しかしそれに対して、「子供の論理にも正しいことはありますよ」と話すギギ。 そして彼女の言葉を軽く流すケネスを、ギギは「あなたってパターンしか喋らないんだ」と切り捨てました。 ケネスはギギに対して、マフティーに関しての大人のテンプレートを話していたに過ぎません。それを嫌がり人と人との会話を望むこの名言には、ギギの感性の鋭さがよく表れています!

ギギ・アンダルシアの謎めいた美しさに魅了される!

強い部分と脆い部分を併せ持つ、魅力溢れる美少女、ギギ・アンダルシア。今回はそんなギギの正体やその後、名言について考察してきました。 2021年7月現在絶賛公開中の、劇場版「閃光のハサウェイ」。ぜひ劇場に足を運び、ギギの活躍をチェックしてみて下さい!