2024年1月8日更新

トーンモバイルの評判はひどいって本当?メリットとデメリットからおすすめな人を調査

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トーンモバイル
出典 : tone.ne.jp

子どもや高齢者などのスマホ初心者をターゲットとした、格安SIM業界の中でも特異な位置にある「トーンモバイル」。 申し込みを検討している人の中には、「初心者向けスマホだから機能性には期待できない」「通信速度が悪いと聞くけど、実際どうなの?」など、その評価が気になる人が多いようです。 そこでciatr編集部で調査した結果、トーンモバイルは次のような人に向いている格安SIMであることがわかりました。

トーンモバイルがおすすめな人

  1. 子供やシニア向けのスマホを探している
  2. 速度よりも価格を重視したい
  3. インターネットをあまり使わない

今回の記事では、上記を踏まえトーンモバイルの特徴や評判を徹底解説していきます。 ※記事内の情報は2024年1月現在のものを参考にしています。実際の情報と異なる場合があるため注意してください。 ※記事中の金額は全て税込表記となっています。

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トーンモバイルの特徴!子ども・高齢者向けの機能性充実

プランはシンプルにひとつだけ!

トーンモバイル
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トーンモバイルの契約プランは、月額1,100円(税込)の1プランのみのためシンプルでわかりやすいです。この基本プランにさまざまなオプションをつけることで、必要な機能が備わった理想的な組み合わせが可能に。 基本的に、1種類のオリジナル端末「TONE e21」またはSIMセット契約のどちらかを選べます。SIMフリースマホの場合は、iPhoneのみが対応となります。

子供やシニアに嬉しい機能の充実

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子どもの現在位置をいつでも確認できる「見守り機能」や、スマホの使い過ぎを防ぐ「ネット制限機能」などキッズスマホとして持たせている保護者層が多いです。 また必要な機能だけを揃えたシンプルな機能性と充実なサポート体制から、シニア向けスマホとしての利用も増えてきています。

速度の基本設定は遅め

格安SIMを使用する上で気になることの1つが、通信速度。トーンモバイルの通信速度は、最大通信速度が500〜600kbpsと格安SIMの中でも遅めです。そのため高速通信を必要とするスマホ操作ではストレスに感じるかもしれません。 例えば大手格安SIMでも速度に定評がある、UQモバイルやワイモバイルの最大速度と比較するとわかりやすいかと思います。

大手格安SIM社とトーンモバイルの通信速度比較
ブランド名下り最大速度
UQモバイル150Mbps
ワイモバイル112.5Mbps〜
トーンモバイル500kbps

※この情報は2021年時点のものです。

速度を表す数値であるkbpsはMbpsの1000分の1です。つまり500kbpsは0.5Mbpsということになります。普段からネットをよく利用する人からすると物足りなく感じるでしょう。 データ容量使い放題とはいえ、あくまで500~600kbpsの速度の範囲のため高速通信を求めている人は注意してください。

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トーンモバイルの料金とオプション

トーンモバイルの料金プランは、シンプルなワンプランのみ。さまざまな契約プランから選ぶことが面倒だという人には、わかりやすくて好評です。

トーンモバイルの基本料金プラン
容量月額基本料金
(税込)
ギガ使い放題
(動画を除く)
1,100円

※この情報は2023年時点のものです。

月額料金も動画以外のネットやSNSの使い放題で、1,100円(税込)とかなりお得です。 また、オプションサービスが充実しているので、自由にカスタマイズすることで自分にあった組み合わせで、最低限の使用料金にできるのも大きな魅力。 以下の表で、人気のオプションサービスを見ていきましょう。

おすすめのオプションサービス
オプション名月額(税込)概要
安心パック550円万が一の端末破損・盗難時に
該当端末の交換ができる
音声通話かけ放題オプション770円音声電話番号での
通話を利用した
5分以内の国内通話が
回数無制限でかけ放題
TONEファミリーオプション308円スマホの利用制限、現在地確認など、
お子様を見守る機能が充実
あんしんインターネットオプション110円不適切なサイトや有害情報から
お子様を守る
Wi-Fiオプション398円全国150,000箇所以上で
Wi-Fi接続の利用ができる

※この情報は2024年時点のものです。

端末破損や盗難に遭った際に交換できる「安心パック/月額550円(税込)」や、5分以内の国内通話がかけ放題になる「音声通話かけ放題オプション/月額770円(税込)」などは特にお得で人気です。 お子様向けのオプションについては無料のものもあり、気軽に利用できるのが嬉しいですね。

トーンモバイルのメリット

ここからはトーンモバイルの気になるメリット・デメリットを紹介していきます。 まず、メリットは以下の4つです。

トーンモバイルのメリット

  • シンプルで安い料金プラン
  • キッズスマホとしての機能が充実
  • スマホ利用状況の管理ができる「TONEファミリーオプション」
  • 充実のアフターサポート

メリット①:シンプルで安い料金プラン

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何と言っても、わかりやすいシンプルな料金プランが人気の理由です。トーンモバイルのオリジナル端末「TONE e21」を利用の場合は、月額1,100円(税込)のため通信費用を抑えたい人にオススメ。 自分で端末を用意する場合(SIMフリーはiPhoneのみ対応)でも、月額1,650円(税込)とお得です。データ容量使い放題プランにも関わらず、通信費が2,000円超えない低コストぶりは、ほかの格安SIMにはない嬉しいサービスです。

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メリット②:キッズスマホとしての機能が充実

トーンモバイルは特にキッズ向けのスマホであることを売りにしているだけあって、保護者に便利な機能や目的に応じたオプションが充実しています。

キッズスマホとしておすすめな特徴
オプション名概要
フィルタリングお子様にとって不適切なWebサイトをブロック
閲覧履歴の確認可能
利用時間制限スマホ全体、または特定のアプリごとに
利用禁止の時間を設定可能
アプリ利用制限アプリのインストールや課金の管理
利用履歴の閲覧
TONEカメラ
(自画撮り被害防止)
AIが裸などの不適切な
写真撮影を検知して規制
乗り物通知移動状態を検知して
AIが専用チャットアプリで通知
居場所&移動履歴確認保護者のスマホから
専用アプリでAIに聞くだけで
簡単にお子様の居場所が確認
歩きスマホ防止移動状態とスマホの利用状況を検知して
歩きスマホ多発エリアを特定可能

※この情報は2024年時点のものです。

近年は小さいうちから子供にスマホを持たせるのが当たり前になっていますが、簡単に様々なコンテンツにアクセスできてしまう不安があります。 そうした懸念を解消するためのフィルタリング機能や、スマホの使いすぎを防ぐ利用制限など、保護者からすると安心な機能が豊富です。 またAIが不適切な写真を検知する「TONEカメラ(for iPhone)」は、今年の夏に東京都青少年健全育成条例で推奨するカメラアプリ機能として認定されたばかり。 他にはない機能で安心して子供にスマホを持たせることができます。

メリット③:スマホ利用状況の管理ができる「TONEファミリーオプション」

「TONEファミリーオプション」とは、家族が子どもや高齢者の安全を守るために、スマホの利⽤状況を管理できるオプションサービス。 キッズスマホに適した機能としては、現在の位置情報から過去の位置情報の共有はもちろん、危険な場所に踏み込んだときに通知されるジオフェンス機能やアプリの制限などが備わっています。 またシニア向け機能として、不明点などを遠隔操作できる「家族サポート」や子端末の歩数や消費カロリーを確認できる「ライフログ」があります。家族みんなが安心して過ごせるオプションが充実しています。

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メリット④:充実のアフターサポート

格安SIMのサポート体制は、キャリアと比べると劣っていることが多いです。しかしトーンモバイルのアフターサービスの充実ぶりは、ユーザーからもかなり好評。 その理由として大きく2つの特徴が挙げられています。 1つ目は、端末が1種類しかないためサポートもシンプルであること。必要な機能のみ備わったオリジナル端末のため、操作も簡単です。 2つ目は、全国に100カ所以上の店舗が展開され電話オペレーターによる遠隔サポートが充実していること。スマホ操作が分からなければすぐに聞けるので、シニア層にとっては安心です。

トーンモバイルのデメリット

続いてデメリットを見ていきましょう。注意すべき点は以下の4つです。

トーンモバイルのデメリット

  • 最大通信速度が遅い
  • 端末の選択肢がない
  • 動画やアプリのダウンロードは有料
  • 2年以内の解約は違約金が発生

デメリット①:最大通信速度が遅い

前述の通り、トーンモバイルの最大通信速度は500~600kbpsです。大手キャリアや格安SIMの通信速度に慣れている人は、使いにくさを感じてしまうでしょう。 しかしその分データ使い放題という大きなメリットもあるので、動画などは観ない人、基本的にWi-Fi環境の整った場所でしか使わないという人は特に問題ないかもしれません。 自分の使用状況と照らし合わせてよく検討しましょう。

デメリット②:端末の選択肢がない

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出典 : tone.ne.jp

トーンモバイルで利用できる端末は、トーンモバイルオリジナル端末「TONE e21」またはSIMフリー対応のiPhoneの2種類のみと選択肢が少ないです。 トーンモバイルでの販売はオリジナル端末「TONE e21」のみとなるので、ほかに使いたい機種がある、または手持ちのスマホをそのまま使いたいという人は不便に感じてしまうかもしれません。 またオリジナル端末のためスマホケースが販売されていないのも残念です。

トーンSIMについて詳しく!

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デメリット③:動画やアプリのダウンロードは有料

動画視聴やアプリのダウンロードを行う場合は、別途「動画チケット」をチャージする必要があります。 ほかの格安SIMでは当たり前に動画を高画質で視ることができるので、何だか少し損している気分になってしまいます。 チケットの代金は、「TONE e21」端末の場合は1GB/330円(税込)、SIMフリースマホでは1GB/490円(税込)です。

デメリット④:2年以内の解約は違約金が発生

トーンモバイルでは、最低2年の利用期間が定められているので注意が必要です。期間内に解約した場合は9,800円(不課税)の違約金が発生してしまいます。なお違約金には消費税は発生しません。 この違約金の高さと2年という縛りの長さは、大手の格安SIMには劣る部分と言えます。

【結論】トーンモバイルがおすすめなのはこんな人!

トーンモバイルおすすめ

何と言っても、子どもやシニア層に向けた機能面が十分に備わっているので、機能面より安全性を考慮したい家族にとってはピッタリの格安SIMと言えるでしょう。 また通信速度にはあまり期待できませんが、インターネットをそこまで利用しないのであれば、月額1,100円(税込)という破格を提供しているのはやはり大きなメリット。 データ通信をあまり使わない、Wi-Fi環境が充実している、などの条件があれば速度もさほど気にならないはずなのでオススメです。

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トーンモバイルは向いてなさそう?そんな人にはUQモバイルがおすすめ

格安SIM UQモバイル

ここまで紹介してきたように、スマホ利用に「通信速度の高さ」を求める人はトーンモバイルの利用をオススメできません。 しかしそんな人にズバリ勧めたい格安SIMがあります。それが通信の安定性に定評のある「UQモバイル」。大手キャリアであるauの通信回線を直接使っているので、受信最大速度は150Mbpsと格安SIMの中でも群を抜いた高速通信です。 速度制限にかかっても最大1Mbpsまでの利用でき、データの翌月繰越も可能なので通信速度を重視する人にはピッタリの格安SIMです。

さらに詳しい情報を
公式サイトでチェック!

トーンモバイルは子供やシニア向け!評判を確認して自分に合うか判断しよう

以上、トーンモバイルのメリット・デメリットを紹介しました。 まとめると、子どもに持たせるスマホの購入を検討している、または年配の両親に操作がシンプルなスマホを買ってあげたいという保護者層にオススメ。 見守り機能のある「TONEファミリー」といった独自機能が備わっていることも魅力の1つです。 「安全面」重視のスマホ購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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