2021年12月13日更新

映画『セトウツミ』の動画を配信中のサブスクはここ!【菅田将暉×池松壮亮】

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セトウツミ 映画 
©此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 ©2016映画「セトウツミ」製作委員会

『セトウツミ』の動画を配信中のサブスクはここ!

映画『セトウツミ』は、『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)に掲載されていた此元和津也による同名の漫画を原作とし、2016年に公開されました。2人の男子高校生の川辺での会話劇であり、2017年には異なるキャストでテレビドラマも制作されています。

映画『セトウツミ』のあらすじやキャストを紹介

放送年2016年
ジャンル日常,コメディ
再生時間75分

映画『セトウツミ』のあらすじ

同じ学校に通う高校2年生の内海想と瀬戸小吉。クラスは別々の2人ですが、ある日を境に放課後の川辺で話をするようになりました。 奔放で抜けたところのある瀬戸に対し、クールでリアリストな内海。性格も考え方も正反対な2人ですが、話題に困ることはありません。瀬戸は憧れている学年の美女・樫村一期について何度も話しますが、内海は興味のない様子です。 内海と瀬戸は他愛もない会話を繰り返しながら、少しずつお互いのことを知っていくこととなります。 映画『セトウツミ』は映画内で8つの短編に分かれる構成となっていますが、最終話となるエピローグを除き、全て内海と瀬戸を中心とする会話劇となっています。

キャストを紹介

内海想役/池松壮亮

セトウツミ 映画 
©此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 ©2016映画「セトウツミ」製作委員会

(画像左) 高校2年生の内海想は放課後から塾までの1時間半、瀬戸と話をしながら時間をつぶしています。内気なガリ勉として見られており、瀬戸には人を見下しているようなところがあると指摘されました。内向的な性格となった家庭的な要因についても描かれています。 内海想役を演じたのは、俳優の池松壮亮です。子役として幼い頃から活躍し、映画『ラスト サムライ』(2003年)にも出演しています。その後も活躍を続け、2014年には第38回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しています。

瀬戸小吉役/菅田将暉

(画像右) 高校2年生の瀬戸小吉はサッカー部に所属していましたが、ある出来事をきっかけに放課後を内海と過ごすようになります。フライドポテトの1本が長いというだけでテンションが上がる、子供のような明るさが見て取れます。同じクラスの樫村のことが好きですが、上手くいく気配はありません。 瀬戸小吉役を演じたのは、歌手であり俳優の菅田将暉です。2009年のドラマ『仮面ライダーW』では、ドラマ初出演ながら主演を務めています。2021年に公開された映画『糸』では、第44回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞しました。

樫村一期役/中条あやみ

高校2年生の美少女・樫村一期。実家がお寺であり、樫村に想いを寄せる瀬戸は仏教の勉強を始めています。瀬戸に好かれていることは気づいていますが、あまり相手にしておらず、内海に対して片思いしています。 樫村一期役を演じたのは、モデルであり女優の中条あやみです。2012年のドラマ『黒の女教師』で女優デビューし、2014年の映画『劇場版 零〜ゼロ〜』では主役を務めました。2017年の本作では、おおさかシネマフェスティバル2017の新人女優賞を受賞しています。

映画『セトウツミ』の見どころ

独特のテンポが魅力!喋ってるだけなのに飽きずに観られる

本作は瀬戸と内海の会話劇であり、エピローグを除いて川辺の階段で話すだけの映像です。大きな動きやアクシデントが起きるわけでもなく、ほとんどの時間が2人の会話によって構成されています。しかし、 会話だけで成立させてしまう面白さがある作品 だと言えます。 瀬戸と内海は関西弁を使いますが、明確なボケやツッコミが漫才のようにあるわけではありません。会話のテンポや返事の間などが会話の内容に伴って工夫され、 クスリと笑える独特な空気感が作り上げられています。

映画というよりコント集!?

瀬戸と内海はそれぞれ家庭や学校の愚痴をこぼしますが、それが本当かどうか分からないこともあり、ある種のコントに感じられる内容です。 会話の方向性が途中で急激に変わることも。例えば、重い話題の時に空気が重くなりすぎないようにしたんだな、ということをもう一方も理解し、指摘せずに流します。そういったリアルさも相まって、独特な空気感を持ったシュールな会話劇として成立しています。 明確なツッコミがない分、観ている側がツッコミたくなるような映画となっています。

映画『セトウツミ』は原作と実写化の違いは?

映画『セトウツミ』はひどい!?実写化作品は賛否両論

映画『セトウツミ』は、原作ファンから賛否両論の声が挙がっている作品でもあります。原作漫画については、コマ割りの工夫や画風も相まって、2人の会話のシュールな面白さが際立つ作品となっています。そのため、映画版に対して否定的な原作ファンも多いです。 しかし映画版では実写作品ならではの要素として、会話のテンポの工夫によりリアルな空気感が表現されています。『セトウツミ』ならではとも言えるシュールな面白さも再現されていると言えます。映画単体として観れば、間違いなく面白い作品です。

ドラマ版と映画版はどう違う?

2017年のドラマ版『セトウツミ』では、映画版とは異なるキャストとなっています。俳優の高杉真宙が内海を、俳優の葉山奨之が瀬戸を、女優の清原果耶が樫村を演じました。また、映画版には登場していないキャラクターも登場しており、瀬戸と内海と樫村が中心だった映画版とは違った印象を与えています。 ドラマ版は放送時間が長いため、映画版では触れられていない部分についても観ることができます。映画版もドラマ版も原作漫画に基づいて描かれていますが、結末部分などは異なる展開となっていました。

映画『セトウツミ』が気になるあなたへおすすめの関連作品

ドラマ版もチェック!ドラマ『セトウツミ』

ドラマ『セトウツミ』は、テレビ東京系列で2017年に放送されました。映画版からはキャストが変更されており、また原作漫画に登場するキャラクターが追加されています。 内海想(高杉真宙)は、放課後の塾が始まるまでの1時間半を川辺で過ごしていました。暇を持て余していた瀬戸小吉(葉山奨之)がある日を境に来るようになり、それから他愛もない会話をする毎日が始まります。 2人の友人である田中真二(森永悠希)や、瀬戸が想いを寄せる樫村一期(清原果耶)、瀬戸に告白した後輩のハツ美(片山友希)なども時折姿を見せます。暇つぶしのゆったりとした時間が流れますが、内海の家庭環境を中心に、物語は思わぬ方向へと進んでいきました。

原作の作者・此元和津也が脚本を担当したアニメ『オッドタクシー』

漫画『セトウツミ』の作者である此元和津也が脚本を務めたオリジナルアニメ『オッドタクシー』は、テレビ東京系列で2021年に放送されました。現代的な街を舞台とした作品ですが、登場人物たちは全員デフォルメされた動物の姿をしています。 セイウチの姿をした主人公・小戸川宏はタクシードライバーです。家族がなく、他人と距離を置く生活に慣れていました。偏屈な変わり者として見られており、女子高生が失踪した事件についても関係があるのではないかと疑われます。 失踪事件を捜査する警察官の大門は、小戸川のタクシーのドライブレコーダーを回収します。そしてそのレコーダーは事件の容疑者である溝口の手に渡り、小戸川は事件に巻き込まれていくこととなりました。

『セトウツミ』の気になる疑問とQ&A

『セトウツミ』を配信しているサービスは?

2021年12月現在、『セトウツミ』を配信しているサービスは「U-NEXT」です。その他、「FOD」でも配信中です。

『セトウツミ』はどんな人におすすめ?

2人の男子高校生がシュールな雰囲気の中で繰り広げる、クスリと笑える会話劇を観ることができます。池松壮亮と菅田将暉が作り出す、等身大でリアルな、クスリと笑える会話劇を楽しみたいという人におすすめしたい作品です。

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