ドラマ『母さん、俺は大丈夫』の動画を配信中のサブスクはここ！【山田涼介主演】

『母さん、俺は大丈夫』は、2018年の「24時間テレビ 愛は地球を救う38」で放送された単発ドラマです。若くして急性脳腫瘍に侵された高校生の男の子を山田涼介が熱演し、闘病生活を共に送った家族や友人との絆が描かれています。 この記事では、ドラマのあらすじやキャスト、ドラマが視聴できるサービスなどについて紹介していきます。

TSUTAYA DISCASでは同じく24時間テレビのSPドラマ『にぃにのことを忘れないで』(2009年)も観ることができます。 成績優秀な主人公・川井恵介(錦戸亮)は名門高校への入学が決まったのも束の間、脳腫瘍があることを知り、闘病生活を余儀なくされてしまいます。 自分の想いと反する残酷な現実に向き合うことができず、家族に暴力を振り、強く当たってしまう恵介。家族と共に「残された時間」や「生きることの意味」について少しづつ向き合う姿が描かれています。 本作には、主人公の弟役として山田涼介も出演しています。あどけなさが残りながらも、健気に兄を慕う弟役を演じています。

TSUTAYAが提供している宅配レンタルサービスの「TSUTAYA DISCAS(ツタヤディスカス)」。動画配信サービスの「TSUTAYA TV」とは異なり、ネットやアプリから選ぶだけで見たい作品を自宅まで届けてくれます。映画やドラマはもちろん、CDも充実しているので、音楽好きな方にも嬉しいサービスです。 レンタル方法はとても簡単で、観たい作品をリストに入れておくだけ。リスト内から２作品が自動的に選ばれ、自宅のポストに届く仕組みになっています。

自宅のポストには、レンタル作品と一緒に専用の封筒が同封されています。観終わったら、届いた時と同じ枚数、組み合わせの作品を入れて、ポストに投函するだけで返却が完了します。 自宅に2枚届いた場合は、2作品見終わってからでないと次のレンタルに進めず、先に見終わった1枚を返却することができません。また、TSUTAYAに設置されている店頭のポストへの返却も出来ず、返却は郵送での対応のみなので気をつけて下さいね。

TSUTAYA DISCASでは返却期間が設けられておらず、延滞金もありません。返却がない限り、リスト内に作品があっても次便が発送されない仕組みになっていますが、当月の利用枚数が少ない場合は翌月に繰り越すことができます。 自分のペースに合わせてのんびりレンタルすることができるのが、他のサブスクとは大きく異なる点ですね。TSUTAYA DISCASは、ジャニーズの出演作品や、ジブリ作品、ミニシアターなどが他のサブスクに比べ、非常に充実しています。 現在、店頭でのレンタル事業を縮小しているTSUTAYAですが、自宅にいながら店舗と変わらずに豊富なラインナップを楽しめるので、サブスクの中でもより満足感を得られるサービスです。

主人公の佐々木諒平(山田涼介)はサッカーが大好きな高校生。三男の弟(下田翔大)が難病を発病して以来、母の萌子(安田成美)は看病に付きっきりでしたが、兄と父と共にたくましく成長していきました。 友達想いで周りからの信頼も厚い諒平は、プレーをさらに磨き副キャプテンに選ばれ、県大会を目指して練習に励んでいた矢先、激しい頭痛に襲われ、搬送先の病院で急性脳腫瘍を患っていることを知ります。 三男だけでなく次男も難病に襲われ、絶望にくれる佐々木家でしたが、治ることを直向きに信じる諒平の姿に励まされて、お互いに闘病生活を支え合います。

佐々木家の次男・佐々木諒平は仲間想いの明るい性格。所属しているサッカー部は弱小チームですが、副キャプテンとしてチームをひっぱり、県大会出場を目指していました。 ある日突然激しい頭痛に襲われ、急性脳腫瘍であることが判明し、深部にある腫瘍を取り除くことにも失敗してしまいます。余命が少ないことを知っても、「生きる」ことを諦めず、再びピッチに戻れるよう闘病生活に励みます。 佐々木諒平を演じたのは、Hey! Say! JUMPの山田涼介です。端正なルックスを活かした、漫画実写版『暗殺教室』(2015年)や、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017年)『燃えよ剣 』(2021年)など、心洗われる感動作から時代劇まで豊かな演技力で幅広く演じています。

佐々木家の3児の母である佐々木萌子は、ワンパクな兄弟に手を焼きながらも、家族を優しく見守る穏やかな性格。三男が難病を患って以来、看病に付きっきりとなってしまい、家族と生活を共にする時間が少なくなってしまいます。 佐々木萌子を演じたのは、女優の安田成美。1984年のジブリ作品『風の谷のナウシカ』のテーマ曲で歌手としてデビューをしてから、映画やドラマに止まらずCMやナレーションなど幅広く活動しています。 とんねるずの木梨憲武と結婚し3人の子供を持つ安田成美は、近年では自身の経験を活かし多くの作品で母親役を演じています。

佐々木家の長男である佐々木哲平。三男の病気をきっかけに、父親と父子家庭のように暮らし、諒平と絆を深めていました。病院に運ばれた諒平を心配し転勤先の京都から駆けつけ、母の代わりに三男を看病するため仕事を辞めます。 佐々木哲平を演じたのはNEWSの増田貴久です。ドラマ『ボイス 110緊急指令室』(2019年)やドラマ『レンタルなんもしない人』(2020年)をはじめ、多くのドラマに出演し、バラエティー番組でも活躍しています。 高いファッションセンスを活かし、雑誌『装苑』での連載や、Hey!Say!JUMPの衣装を手掛けたりとマルチに活動の場を広げています。

家族や友人が諒平を励まし続ける姿やお互いを想う強い愛情がひしひしと伝わり、涙なしでは見ることができません。皮肉にも発病をきっかけに、正面から向き合った諒平と母。闘病を経て繊細に変化していく親子関係だけでなく、本作では共に切磋琢磨した友人や監督との関係も描かれています。 ノンフィクションを扱う作品では家族との関係が濃く映し出されることが多いですが、共に病気を乗り越えようと奮闘した友人の存在があることで、諒平の愛される人柄が伝わり、作品により感情移入することができます。

普段アイドルとして活躍している山田涼介ですが、病状が悪化するにつれて痩せ細っていく姿は同一人物とは思えないほど、役者としても存在感を放っています。 現在は完治しているようですが、山田涼介の妹も長年難病を患っていたそうです。仕事終わりに病院に寄り、妹の励みになることが、仕事の活力だったことを明かしています。 本当に闘病しているように見える役作りだけでなく、彼自身も家族が難病を患っていた過去があるからこそ、隣り合わせの死と生を繊細に捉え、持ち前の演技力をより輝かせています。