2023年12月19日更新

「エルピス」の最終回ネタバレ・全話あらすじを結末まで!ラストの驚きの展開とは

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【ネタバレなし】『エルピス―希望、あるいは災い―』のあらすじ

浅川恵那は抜群の容姿と好感度の高さを誇るアナウンサー。本人の報道志向もあって、ゴールデン帯報道番組のサブキャスターを務めていました。 しかし、激務で疲弊していくのと比例して人気も陰り、路上キス写真を週刊誌に撮られたことが決定打となって局のエースの座から転落。現在では、社内や視聴者から後ろ指をさされつつも、深夜情報番組『フライデーボンボン』のコーナーMCを担当しています。 ある日、芸能ニュースの担当ディレクター・岸本拓朗が「死刑判決が確定した連続殺人の冤罪疑惑」を知り、恵那に話を持ちかけてきました。真相に迫ろうとするも巨大な組織の力に阻まれ、彼らとその周囲、所属組織には様々な「希望」と「災い」が降りかかるのでした。

エルピスとは?

「エルピス(Elpis)」とは、『古代ギリシャ神話』においてあらゆる災厄が中から飛び出したとされる「パンドラの箱(壺)」に唯一残されていたもののこと。 良きことの予測として「希望」とするのが一般的ですが、“悪しきことや災いの”予測として「予兆・予見」とも訳され、物語の解釈自体も変わるようです。恵那たちも冤罪というパンドラの箱を開き、自らと周囲を混沌の渦に巻き込んでしまいます。

1話:冤罪とバラエティ

1話あらすじ

深夜番組「フライデーボンボン」のディレクター・拓朗(眞栄田郷敦)は、裕福な家庭に育ち大洋テレビに就職。上司の村井(岡部たかし)に日々怒鳴られても、機嫌が悪いんだなと受け流していました。 そんな拓朗に、ヘアメイクのチェリー(三浦透子)が話しかけます。チェリーは拓朗がボンボンガールを口説いている音声を録音しており、この録音と引き換えに拓朗にある頼みをします。それは、とある冤罪を証明してほしいというものでした。 その頃大洋テレビのアナウンサー・恵那(長澤まさみ)は、路上キス写真を撮られ地位は陥落。フライデーボンボンのMCを担当するも、心身のバランスを崩し不眠と摂食障害を患っていました。

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1話ネタバレ

拓朗はそんな恵那に、チェリーに頼まれた冤罪を一緒に調べようと頼みます。事件は10年前に起きた連続殺人事件。逮捕されたのは松本(片岡正二郎)で、既に死刑判決が下っていました。 しかし恵那は拓朗を相手にせず、記者の滝川(三浦貴大)を拓朗に紹介。しかし滝川も相手にしてくれません。 そんな時官邸キャップの斎藤(鈴木亮平)に出くわし、斎藤は話を聞いてくれることに。しかし同席した恵那は、トイレで嘔吐。実は恵那のキス写真の相手は斎藤で、2人はすぐに別れていました。 拓朗と恵那は企画書を村井に提出しますが、そんな企画はいらないと怒られてしまいます。その後拓朗は、チェリーが母の内縁の夫に虐待され、松本に助けられた過去を聞きました。チェリーは松本の無実を信じ、拓朗に音声は拡散しないと約束。 拓朗がチェリーの告白に涙を流していると、テレビから行方不明になっていた中学生が遺体で発見されたと速報が入ります。冤罪事件の真犯人が起こしたと思われるこの事件に、チェリーは「またやったんですよ」と呟き、その頃恵那は覚悟を決めたように水を飲んでいたのでした。

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1話のナレーションは拓朗(眞栄田郷敦)でした。

2話:女子アナと死刑囚

2話あらすじ

松本(片岡正二郎)は拘置所で、中村優香という女性が殺害されたニュースを見ています。恵那(長澤まさみ)は事件を取り上げたいと村井(岡部たかし)に訴えるも、更年期呼ばわりされる始末。 恵那はチェリー(三浦透子)と話し、恵那は事件を追う決意を伝えました。チェリーは証拠はないが松本は無罪だと訴えます。14歳の誕生日を祝ってくれた松本が、殺人などしないとのこと。 恵那は、検察側の主張する松本の行動を再現。松本の担当弁護士・木村(六角精児)に会い、木村も松本の無実を信じていました。

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2話ネタバレ

その頃拓朗(眞栄田郷敦)は、国家権力と闘いたくはないが恵那に協力したいと言い出します。こうして拓朗も、松本の犯行当日の行動を再現。ケーキが崩れるためこの行動は無理だと思った中、松本から恵那宛に手紙が……。そこには「自分は殺人犯ではない」と切実に書かれていました。 恵那は松本のカレーを再現し、ジャガイモが固くてまずいことが発覚。しかし恵那は、拓朗とならごはんが食べられることに気づきます。 恵那は斎藤(鈴木亮平)と車で会い、被害者が20代くらいのロン毛男と会っていた映像を見せられます。警察は、途中までその男を追っていたとのこと。恵那は斎藤を家に招き、恵那は自分が嫌になっていたから斎藤と別れたと伝えます。 恵那は、ロン毛男の件を木村に相談。木村もロン毛男が真犯人だと証明できれば、逆転無罪を狙えると意気込みます。 一方の拓朗は事件現場に行き、人の気配を感じます。このことを恵那に伝えた時、「死刑囚3人の死刑を執行」というニュースが……。恵那と拓朗は、急いで走り出したのでした。

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2話のナレーションは恵那(長澤まさみ)でした。

3話:披露宴と墓参り

3話あらすじ

松本(片岡正二郎)が死刑執行になったかと焦る恵那(長澤まさみ)と拓朗(眞栄田郷敦)でしたが、執行されたのは松本ではありませんでした。 その後恵那は、木村(六角精児)の紹介で首都新聞の笹岡(池津祥子)に会うことに。笹岡は他に犯人がいると睨み、独自で集めた資料を恵那に渡しました。 その資料を見て、恵那は事件の担当刑事だった平川(安井順平)に話を聞きます。しかし、平川は判決に問題はないとの一点張り。

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3話ネタバレ

その後拓朗は、松本を取り調べした刑事の山下(谷川昭一郎)を発見し、山下にインタビューをすることに。山下は当時「お前がやったんだな」と松本に言い、松本は土下座して「許してくれ」と言ったとのこと。山下は、それは自供だと判断していました。 恵那と拓朗がインタビュー映像を編集していると、そこに斎藤(鈴木亮平)がやってきます。斎藤のアドバイスで拓朗は遺族に会いに行くも、水をかけられ相手にしてもらえませんでした。 その頃恵那は、商店街の雑貨屋で当時のことを聞き込み。すると雑貨屋の店主(永山瑛太)は、「あなたが知りたいことは、言語なんて目の粗い道具では救いきれるものではない」と意味深な発言をします。 それから遺族のインタビューをし、恵那と拓朗はできあがった映像をスタッフたちに見せます。若手たちは応援すると言ったものの、局長の命令でその映像は放送はできないことに……。 そんな恵那の元にやってきた斎藤。恵那は悔しさから涙を流し、2人はキス。その後斎藤は、斎藤は大門(山路和弘)と密会します。

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3話のナレーションは拓朗(眞栄田郷敦)でした。

4話:視聴率と再審請求

4話あらすじ

恵那(長澤まさみ)の強行突破で、冤罪事件のVTRが番組で放送されることに。チェリー(三浦透子)のインタビューなどが流れ大騒ぎとなりますが、司会の海老田(梶原善)だけは事前に恵那から相談を受けていました。 拓朗(眞栄田郷敦)は黙って放送されたことに怒るも、被害者・晴美の姉の純夏(木竜麻生)から感謝を伝えられます。局長(春海四方)も恵那のVTRのおかげで視聴率が上がり、恵那を応援するとのこと。局長は最初から反対などしておらず、名越(近藤公園)が嘘をついていただけでした。 笹岡(池津祥子)から、晴美と最近亡くなった優香(増井湖々)の遺体の特徴が似ていると聞いた恵那と拓朗は、晴美の事件現場へ。そこで犯人を目撃したという西澤正という男を怪しみます。

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4話ネタバレ

その後の2回目の放送は、再び視聴率も注目度もアップ。しかしそんな中、恵那は木村(六角精児)から松本(片岡正二郎)の再審請求が棄却されたと告げられます。恵那はこのタイミングでの棄却に何か裏があると感じ、放送を取りやめようと悩みました。 夜、斎藤(鈴木亮平)は恵那の部屋へ。斎藤は放送を止めるつもりだったと言うも、それ以上何も言いません。恵那は斎藤の誘惑に負け、また抱かれてしまいます。恵那は、斎藤には敵わないと感じていました。 斎藤が恵那の部屋を出ると、そこには拓朗が……。拓朗はガセネタに騙され、5万円をだまし取られていました。 その後拓朗は村井(岡部たかし)に屋上で、拓朗の同級生が自殺したときに取材をしたのは自分だと告げられます。それから拓朗は、同級生を裏切って自殺を見過ごし、ずっと負け続けている自分を責め始めました。 拓朗は食事も喉を通らなくなり、元気をなくします。頬はやせこけ、恐ろしい目で恵那を見つめていました。 その頃屋上から、チェリーが飛び降りたのでした……。

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4話のナレーションは恵那(長澤まさみ)でした。

5話:流星群とダイアモンド

5話あらすじ

チェリー(三浦透子)は屋上から飛び降りましたが、幸い命に別条なし。番組でも冤罪事件を取り上げることはなくなり、恵那(長澤まさみ)は何も反論しません。しかし拓朗(眞栄田郷敦)だけは納得がいかず、独自に事件を調べることに。 拓朗は村井(岡部たかし)にいじめの話をしてから、食べ物と母の睦子(筒井真理子)が受け入れられなくなっていました。そんな拓朗は、松本(片岡正二郎)を目撃したという西澤(世志男)について調べ始めます。 その頃恵那は、斎藤(鈴木亮平)と食事へ。斎藤は恵那のことを「好きな女」と言い、恵那は笑顔になります。その後斎藤は拓朗に会い、警察か検察が冤罪を潰しにかかっていると伝えました。そして拓朗に、何かネタを掴んだら自分のところに持ってくればいいと告げます。

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5話ネタバレ

拓朗は西澤の元妻・由美子(小林麻子)のインタビューを撮影。由美子は西澤の目撃証言は嘘で、当日は家にいたと言います。そして証言の後、架空のアサベ商事から毎月30万が振り込まれるようになったと答えました。 恵那は、同期の滝川(三浦貴大)に呼び出されます。滝川は、斎藤が最近元警察庁長官で副総理の大門(山路和弘)にかわいがられていることを恵那に報告しました。 拓朗は由美子のインタビューを放送しようと、ビデオをスタッフに渡します。しかし、ビデオは放送されず……。村井はビデオを手に、恵那の元へ。しかし恵那は何のことか分からず、村井は恵那と拓朗が2人で事件を調べていると思っていました。 由美子のビデオを見た恵那は、拓朗に連絡。恵那は何もしなかったことを謝罪し、このビデオで松本を釈放できるかもしれないと意気込みます。 拓朗はようやく食欲が戻り、恵那の家で寝ることに。恵那は眠る拓朗のそばで、マグカップを握りしめていたのでした。

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5話のナレーションは拓朗(眞栄田郷敦)でした。

6話:退職届と異動辞令

6話あらすじ

恵那(長澤まさみ)の家で目覚めた拓朗(眞栄田郷敦)と恵那は、朝食を食べて村井(岡部たかし)と名越(近藤公園)の元へ。村井は西澤(世志男)の元妻のアリバイ証言を、報道ではなくフライデーボンボンで流すことを決意しました。 恵那が家に帰ると、斎藤(鈴木亮平)がソファで寝ています。実は斎藤は、指輪を恵那に渡していました。婚約指輪に見えますが、斎藤は何も言いません。恵那は、本当は自分たちは裏切りあっているのではないかと不安を抱えていました。 フライデーボンボンで西澤の件が放送されると、瞬く間に話題に。しかし西澤は逃亡してしまい、木村(六角精児)に「事前に相談してほしかった」と責められる恵那。フライデーボンボンは過去最高視聴率を記録しますが、局内は暗いムードが漂っていました。

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6話ネタバレ

恵那は報道番組「ニュース8」に出演することに。村井は恵那に、斎藤を通して大門副総理(山路和弘)から圧力がかかっていたから、あえてインタビューをフライデーボンボンで流したことを告白。 村井は恵那を守るために、恵那は情報を読んだだけだとアピールすればいいと伝えます。そうすれば恵那と斎藤を守れると言いますが、恵那は自分が取材したことをニュース8で証言。その直前、恵那のスマホには斎藤から別れのメールが入っていたのでした。 フライデーボンボンは打ち切りに。しかしほとんどのスタッフが残ったまま、4月からウィークエンドボンボンに名前が変わるだけ……。村井は子会社に、拓朗は経理部に異動。肝心の恵那は、なんとニュース8の司会に戻ることになったのです。 こうして恵那はニュース8の顔となり、忙しい日々を送ります。拓朗は1人で事件を調べていて、怪しげな店の店長(永山瑛太)が、本条建託の息子であるという情報を掴みました。 斎藤は大洋テレビに退職願を出し、「大門のところに行くのか?」という問いに答えず恵那を遠くから見つめています。一方拓朗は恵那に、商店街のシャッターに大門のポスターが貼られている写真を送ります。大門は、八飛市の出身。恵那は笹岡(池津祥子)に、大門の過去ついて調べるよう連絡したのでした。

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6話のナレーションは恵那(長澤まさみ)でした。

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7話:さびしい男と忙しい女

7話あらすじ

斎藤(鈴木亮平)は恵那(長澤まさみ)と別れて会社も辞め、他局の番組に出演するように。拓朗(眞栄田郷敦)はテレビで初めて、斎藤が会社を辞めたことを知りました。 経理部に異動してもなお、拓朗は事件を追っています。村井(岡部たかし)に事件の進展がないことを聞いた拓朗でしたが、恵那はニュースで松本(片岡正二郎)のDNA鑑定が行われることを報道。 恵那と拓朗はDNA鑑定に期待しますが、DNA鑑定の結果は再鑑定不能。検察側と弁護側は意見が合わず、松本が真犯人ではないとは言い切れない状況になりました。 恵那は拓朗に、大門(山路和弘)が圧力をかけて犯人を逮捕させなかった可能性があることを伝えます。恵那は時間がなく、代わりに拓朗が大門周辺のリストの人物を調べることに。

7話ネタバレ

拓朗は刑事の平川(安田順平)に会い、犯人は松本ではないと衝撃的な発言を耳にします。上からの圧力で松本を犯人にでっち上げ、上は真犯人を知っているとのこと。平川は松本の事件よりも去年の中村優香(増井湖々)殺人事件を調べるべきと、USBメモリを拓朗に託しました。 そんな中、亡くなった晴美の姉・純夏(木竜麻生)が被害者の会を立ち上げます。一方拓朗は優香の事件現場で、この辺の土地は全て本城建託社長・本城総一郎の土地であること、本城と大門は幼なじみ、長男があの怪しげな店の店長(永山瑛太)だと知りました。 拓朗はこのことを恵那に伝えます。恵那は鳥肌が立ち、恵那はその店長に見つめられて体が動かなくなったことがあると思い出しました。 拓朗は恵那に、その男の名前が「本城彰」であることを伝えたのでした。

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7話のナレーションは拓朗(眞栄田郷敦)と恵那(長澤まさみ)でした。
2人の視点から描かれたのは今回の第7話が初めてです。

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8話:少女の秘密と刑事の工作

8話あらすじ

拓朗(眞栄田郷敦)は恵那(長澤まさみ)の指示で、本城彰(永山瑛太)について調べることに。彰には不思議な魅力があり、女の子がついていきそうな男であること。さらに2009年から2017年まで、海外にいたことが発覚します。 拓朗は、彰と殺害された優香(増井湖々)がなぜ知り合ったのか調べるため、優香の同級生を当たります。拓朗は優香が親しくしていたひかる(堰沢結愛)に会い、ひかるは好きな人を優香に取られたと告白。ひかるの好きな人とは、まさに彰だったのです。 拓朗は平川(安井順平)に会うも、平川は彰を知らないと言います。しかし拓朗は平川を偽の録音データで脅して彰の写真を送らせ、その写真には黒いストールをつけている優香と彰の姿が。拓朗は優香の家を訪ね、優香の遺品箱から黒いストールを発見したのです。

8話ネタバレ

拓朗は優香のストールを、3箇所でDNA検査をすることに。このストールから出たDNAが、亡くなった晴美(葉山さら)のスカートから出たDNAと一致すれば、松本(片岡正二郎)は犯人ではなくなる……。するといずれもDNAは一致し、拓朗はすぐこの件をニュース8に持ち込みました。 しかし滝川(三浦貴大)は警察のデータではないからと放送を断り、恵那までも滝川に賛同。ですが恵那はニュース8で報道できない代わりに、村井(岡部たかし)の紹介で「週刊潮流」の編集長・佐伯(マキタスポーツ)にこの件を売ることに。 そして恵那はニュース8で後追いすることを拓朗に約束しますが、拓朗は反発。徐々に拓朗と恵那は疎遠になってしまったのです。 ところがいざ佐伯が記事を校了した瞬間、ニュース8では優香が働いていたデリヘルの経営者が逮捕され、優香と関係があるのではという報道が流れたのです。こうして拓朗のスクープは潰され、拓朗は平川を脅したということで会社を解雇。晴美の被害者の会も、動けなくなってしまったのです。 拓朗はこれまでたくさんの敵を作っても、恵那という信じられる存在があったから頑張れたこと。恵那を失って初めて、恵那に救われていたことに気づき涙を流したのでした。

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7話のナレーションは拓朗(眞栄田郷敦)でした。

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9話:善玉と悪玉

9話あらすじ

拓朗(眞栄田郷敦)が解雇される2週間前、恵那(長澤まさみ)は優香が働いていたデリヘルの経営者が逮捕されたというニュースを流すことに反論していました。拓朗が週刊潮流にネタを出しているからと恵那は訴えますが、聞き入れられず結局自分で報道することに。 一方村井(岡部たかし)は、大門亨(迫田孝也)という人物に近づきます。その後拓朗は村井の指示でジャーナリストとして名刺を作り、亨と3人で会うことに。 実は亨は、大門副総理(山路和弘)の娘婿で、今は大門の秘書をしています。亨は非常に真面目で、2017年に議員が起こしたレイプ事件をもみ消した大門のことを、当時村井に告発したのでした。

9話ネタバレ

村井はこの一件を放送しようとして、フライデーボンボンに左遷。拓朗はこの時のビデオを、村井から託されました。その後拓朗は再び亨に会い、亨は離婚し大門が斎藤(鈴木亮平)に地盤を継がせるつもりだと告白。拓朗は亨の暴露を録音し、そのネタを佐伯(マキタスポーツ)に渡しました。 その頃恵那は滝川(三浦貴大)に呼び出され、今さら拓朗の真犯人のネタを放送しようと言い出します。恵那はさすがに、拓朗のネタだからと反発。 拓朗は亨から大門事務所を退職したと報告を受け、困ったことがあれば連絡を下さいと言われたのが8月29日。しかしその直後の9月3日、車の中から亨の遺体と遺書が発見されます。遺族の希望で、亨は病死と発表されました。村井は葬儀で斎藤に「本当は他殺だろう」と話しかけ、斎藤は厳しい表情に……。 恵那は精神のバランスを崩し、薬に頼る日々。そしてニュース8の放送後、村井がスタジオに乗り込み暴れます。村井はこの報道の状況に怒り狂い、恵那は木端微塵に壊れてしまえばいいと願っていたのでした。

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9話のナレーションは拓朗(眞栄田郷敦)と恵那(長澤まさみ)の2人でした。

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最終回:希望、あるいは災い

最終回あらすじ

2019年9月。恵那(長澤まさみ)は拓朗(眞栄田郷敦)の家を訪ね、村井(岡部たかし)がスタジオで大暴れした理由は亨(迫田孝也)ではないかと言います。そして恵那は村井を報道人として尊敬しているから、村井が暴れた理由を知りたいと涙ながらに訴えました。 拓朗は亨のインタビューを、恵那に聞かせます。拓朗は、亨は自殺ではなく大門(山路和弘)に消されたかもしれないこと、そのきっかけを作ったのが自分だと後悔していました。恵那はこのスクープを放送しようとし、拓朗は必死に止めます。恵那は亨のインタビューでこれまで拓朗がいたからやってこられたことに気づき、拓朗への感謝の気持ちが芽生えていました。

最終回ネタバレ

恵那は別人のように前向きになり、滝川(三浦貴大)に亨のインタビューを放送すると直談判。滝川は猛反対し、斎藤(鈴木亮平)に連絡。ニュース8の本番直前、斎藤がスタジオにやってきました。 斎藤は10分だけ時間をもらい、恵那を説得。斎藤は「国が崩壊する……約束する。時間をくれ」と放送を止めようとしますが、恵那は彰(永山瑛太)を逮捕させてくれと意思が固く……。斎藤はついに折れ、大門や彰のことはオフレコなら放送していいと恵那に告げたのです。 拓朗は既に彰にモザイクをかけた放送用のビデオを作っており、恵那に手渡します。こうしてニュース8で、恵那は松本(片岡正二郎)が冤罪ではないかと放送しました。その後、恵那と拓朗は牛丼大盛りを頬張ります。そこに、姿を消していた村井がやってきたのでした。 2020年10月。恵那は今もニュース8のキャスターを続けています。村井は「村井映像企画」という会社を立ち上げ、拓朗も働いていました。大門はマスコミに囲まれ、チェリー(三浦透子)は釈放された松本と、カレーとケーキを食べ涙を浮かべます。 そして恵那は、「こんばんは。真実をまっすぐに、ニュース8の時間です」と今夜も報道するのでした。

【まとめ】冤罪事件の概要を整理

八頭尾山連続殺人事件の概要

恵那たちが追っている冤罪事件について、その概要を詳しくまとめました。

  • 2002~6年:少女3人が立て続けに殺され、八頭尾山に捨てられる事件が発生
  • 2006年:現場の近所に住んでいた板金工の松本良夫が逮捕される
  • 2016年:最高裁で松本良夫に死刑判決が下される

恵那たちが冤罪疑惑をもつ事件が起きたのは、今から約12年前。10代の女性が連続して殺害された事件で、犯人とされる松本良夫の死刑が確定しています。

松本死刑囚が犯人ではない理由

松本が冤罪だといえるのには、いくつかの理由があります。

①チェリーの証言

まずは、チェリーの証言。 チェリーが家出をして松本の家に住んでいたとき、「誕生日にカレーを作ってくれてケーキも買ってくれた」といいます。その同日、殺人事件が起こり松本は逮捕されますが、検察の言い分には不可解な点が。チェリー証言のもと恵那たちが実験すると、時間的に無理があることがわかったのです。

②2018年に起きた酷似事件

恵那たちが事件を追っている2018年現在、行方不明だった中学2年生の中村優香が遺体で発見されました。この事件の特徴は、かつての八頭尾山連続殺人事件と酷似しているのです。 12年前と同じく被害者は10代女性で絞められた痕跡があり、遺体発見の現場も神奈川県八頭尾山の中でした。 2018年には松本死刑囚は服役中のため、この事件は、未だ逮捕されていない真犯人が再び起こした事件であると言えます。

③もみ消された目撃証言

事件当初、被害者である女子中学生が「若いロン毛の男と歩いていたのを見た」という証言が現場付近の主婦と男性によってなされました。この証言は明らかに松本の特徴とは一致しないのです。 しかし、警察はのちに西島正による「犯人は身長160㎝くらいの40代~50代の作業服姿の男」という偽証を有力視し動き始め、最初の証言はもみ消されたのでした。

【考察】視聴中におさえておきたいポイント

『エルピス』気になる考察ポイントまとめ
  1. 死刑囚松本は無実だったのか
  2. 拓朗の過去
  3. チェリーの謎
  4. 斎藤の裏
  5. 真犯人は誰?最終回の結末を考察

『エルピス』はスキャンダルで落ち目になったアナウンサー・浅川恵那と若手ディレクターである岸本拓朗が、過去の冤罪事件の真相を追求していくストーリー。 回を追っていくごとに絶望感と謎が深まるばかりですが、ここからは事件の真相や結末について考察していきます。 ※最終回放送前の予想内容であり、最終回の内容を反映したものではありません。

①死刑囚松本は無実だったのか

10代女性連続殺人事件の犯人として死刑囚となった松本ですが、冤罪の可能性がありました。 チェリーの証言や松本が過去起こしたとされる事件と同様の事件の発生、松本の犯行日の行動について検察と弁護側の証言の食い違い、目撃証言など、徐々に恵那たちは松本無実の主張を強めていきます。 加えて、警察のいう松本の犯行動機に嘘があるのではないかという疑惑も。しかし、松本の再審請求は棄却されてしまいました。抗えない大きな力を感じますが、それ程までに恵奈たちは事件の真相を掴みかけているということではないでしょうか。

②拓朗の過去

拓朗は恵那の相棒で陽気な人物ですが、以前チェリーの手のひらの傷を見て涙を流したことからも、なにか大きな悩みを抱えているようです。 それは、拓朗が中学生時代の頃のいじめが原因でした。第4話では、拓郎が過去に同級生を裏切って自殺を見過ごしていたことが判明。いじめられることが怖くて目を背けてしまって以降、ずっと自分は負け続けているのではないかと考え、責めていることがわかります。 一度は向き合った拓朗ですが、ご飯が食べられなくなるなど、様子がおかしくなってしまいました。今後この過去の事件が、冤罪事件を追う拓朗の足枷となっていくのではないでしょうか。

③大山さくら(チェリー)の謎

チェリーは、拓朗に冤罪事件の調査を依頼したヘアメイク。 「松本は冤罪である」というのには、根拠があってのことでした。チェリーは松本のことを、昔親から逃げて途方に暮れていた自分を助け、一緒に住まわせてくれた優しいおじさんだといいます。 ある日、松本はチェリーの誕生日にカレーを作り、買ったケーキをプレゼント。しかしこの日は、ある女性の殺害事件が発生した日で、松本が犯人にされてしまいます。チェリーが話す「ケーキの話」がカギを握りますが、この話はチェリーが一方的にしたこと。 また、チェリーは5話で自殺を図ってしまいます。松本の再審請求が退けられたことで絶望を感じたのでしょう。本当に冤罪の証拠なのか松本を守るための作り話なのか、話の真偽が気になるところです。

④斎藤の裏

恵那の元恋人である斎藤。拓朗が斎藤に冤罪事件の協力を仰いだことで再び繋がりますが、恵那たちの味方をしているようにも邪魔をしているようにも見えます。冤罪事件の放送をやめさせようとしたり、その理由を言わなかったり、挙句の果てには弱っている恵那と身体を重ねる始末。 また、斎藤が副総理である大門と懇意にしている描写があります。この大門、経歴は元警察庁長官と明らかになり、事件に権力者が絡んでいると睨む恵那たちにとっては不穏な存在。そんな人物と繋がりがある斎藤は、今後恵那たちの高い壁となるかもしれません。

⑤真犯人は誰?最終回の結末はどうなる

最終回では、松本の冤罪が認められ、真犯人が逮捕されるのではないかと考察します。その真犯人の正体とは、副総理である大門の息子。 度重なる脅威にも負けず真相を追求し続けた恵那たちは、見事真実を勝ち取りますが、反対を押し切った責任を問われ、会社から追放されてしまうことになると予想します。 しかし、冤罪事件を追うなかで「自分の価値」を取り戻した彼女たちは、新たな進むべき道へ歩んでいくでしょう。場所は変わっても、自分の言葉でしっかりと発信し、「正しい情報を正しく伝えること」を貫いていくのではないでしょうか。

【ネタバレ】犯人はあの人物?

現段階での真犯人候補として、永山瑛太演じる謎の男が挙がっています。彼は、恵那が当時の事件について聞き込みをした人物で、何かを知っているような感じでした。 事件の被害者とみられる女子中学生が「若いロン毛の男と歩いているのを見た」という目撃情報もあり、その風貌が瑛太演じる謎の男とぴったり一致します。もともと初期の段階で捜査線上には浮かびあがっていたものの、松本が犯人に仕立て上げられた様子。 もう一方で、恵那たちは真犯人追及をやめさせる大きな力が働いていることから、権力者が絡んでいるのではないかという考えを導き出しています。そこに斎藤と懇意にしている副総理・大門の経歴が、元警察庁長官、そして八飛市出身であることが発覚。 実は、八飛市の多くは本城総一郎が地主で支配力を持っており、かつ本城は大門の幼馴染だったというのです。また、永山瑛太演じる謎の男が本城の息子だということも明らかになりました。 大門は謎の男による犯罪の隠蔽に一役買い、かばったのだと見られます。

浅川恵那役/長澤まさみ

浅川恵那は大洋テレビのアナウンサー。入社当初は「10年に1人の逸材」と持ち上げられましたが、今では落ちぶれて見る影もありません。過去に“自分の価値を失う”ほどの経験をしており、テレビでは明るく振る舞ってみせるその裏柄で、葛藤や苦悩を抱え続けてきました。 そんな恵那を演じるのは、顔芸も体当たりの演技もこなす演技派女優・長澤まさみ。長澤が連ドラに主演するのは2018年放送の『コンフィデンスマン』以来、約4年半ぶりです。彼女の新たな代表作となった同シリーズでは、信用詐欺師のダー子を好演しました。 アナウンサーと女優、人前に出る職業の人間として恵那に通じるものがあるのか、「共感することの多い役でした。」とコメントしています。

岸本拓朗役/眞栄田郷敦

(上記画像右) 岸本拓朗は大洋テレビの新米ディレクター。弁護士夫婦のもとに生まれ、エスカレーター式で有名私立大学を卒業、何となく就活をしてテレビ局に採用されました。 傍目には全部を持っているように見えるものの、仕事では怒られてばかり……。能天気な性格で空気が読めませんが、彼も過去のトラウマを抱えています。そんな拓朗を演じるのは、父に千葉真一、兄に新田真剣佑を持つサラブレッド・眞栄田郷敦です。 眞栄田は2019年に映画『小さな恋のうた』で俳優デビュー。ドラマ『プロミス・シンデレラ』(2021年)ではツンデレ年下男子・片岡壱成を演じ、世の女性たちを虜にしました。その翌年、2022年に『カナカナ』で自身初の地上波連続ドラ主演を果たしています。

斎藤正一役/鈴木亮平

(上記画像左) 斎藤正一は大洋テレビ報道局のエース記者。政権の要人とも懇意な間柄で、利権にまみれた彼らを相手取りながら恵那たちの援護をします。拓朗の新人時代の指導担当でもあり、面倒見がよく正義感を持つ一方、野心や冷酷さなど人間らしい一面を秘めているそう。 斎藤を演じる鈴木亮平は、2014年放送の朝ドラ『花子とアン』で知名度が上昇。『西郷どん』(2018年)では西郷隆盛を演じ、大河ドラマ初出演にして初主演を務めました。 その後の2021年には、『レンアイ漫画家』で初めて民放連ドラ主演を射止め、本作で拓朗を演じる眞栄田郷敦とも共演しています。同年公開の映画『孤狼の血 LEVEL2』では暴力団組長に扮し、実直な役柄が多い彼にとっては新境地となりました。

大山さくら役/三浦透子

『ドライブ・マイ・カー』三浦透子
©︎『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

大山さくら(チェリー)は恵那がMCを務める情報番組『フライデーボンボン』のヘアメイクスタッフ。番組ディレクターの拓朗に脅迫めいた相談を持ち掛けるなど、謎を秘めた人物です。 そんな大山を演じるのは今注目の演技派女優、三浦透子。第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』ではヒロインの渡利みさきを演じ、第45回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞しました。 2022年放送のドラマ『六本木クラス』の挿入歌を担当するなど、歌手としても活躍をしています。

滝川雄大役/三浦貴大

三浦貴大

滝川雄大は「大洋テレビ」で報道部の記者を務める恵那の同期。拓朗にえん罪疑惑について相談されます。 滝川を演じた三浦貴大は、三浦友和を父に、山口百恵を母に持つ芸能一家出身の俳優。近年では映画『流浪の月』(2022年)や『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022年)などの話題作に出演し、その演技力が注目されています。

村井喬一役/岡部たかし

村井喬一は『フライデーボンボン』のチーフプロデューサー。とにかく口が悪く、恵那や拓朗に暴言を連発します。過去には看板報道ニュース番組を担当していたようですが……。 村井を演じる岡部たかしは、劇団東京乾電池出身の俳優。舞台を中心に活躍をしてきましたが、近年では映画やドラマまで活躍の幅を広げています。NHK放送のドラマ『あなたのブツが、ここに』(2022年)や、映画『異動辞令は音楽隊!』(2022年)などに出演しています。

岸本陸子役/筒井真理子

筒井真理子
©︎SHELL and JOINT・Photo by 中島 古英

岸本陸子は、拓朗の母親で年収1億円を稼ぐ敏腕弁護士。夫は拓朗が幼いころに亡くなり、高級住宅街の一軒家で拓朗と2人暮らししています。何不自由なく生活しているように見える親子ですが、実際はなにか訳アリなようで……。 筒井真理子は日本とフランスの合作映画『淵に立つ』(2016年)で、各映画祭の主演女優賞3冠を獲得した名女優。国内外でも注目されています。

ドラマ「エルピス」脚本・監督は誰?

脚本:渡辺あや

脚本を担当する渡辺あやは、2003年に映画『ジョゼと虎と魚たち』で脚本家デビュー。連続ドラマの脚本は朝ドラ『カーネーション』(2011年)で経験しましたが、民放は今回が初めて。その他にも、映画『メゾン・ド・ヒミコ』(2005年)などの作品を手掛けてきました。 本作の始まりは2016年頃、『カルテット』の撮影中だったカンテレのプロデューサー・佐野亜裕美と渡辺で温めてきた構想が、約5年越しに実現したそうです。

監督:大根仁

映画 モテキ

演出を手掛けるのは、長澤が出演した映画『モテキ』(2011年)でも知られる大根仁。脚本も兼任することが多く、2020年のドラマ『共演NG』(共同脚本)は高い評価を得ました。 コメディの印象が強い監督ですが、映画『バクマン。』(2011年)のような青春ものから人間ドラマまで幅広い作品をヒットに導いています。本作はその中でも、芸能スキャンダルを狙う凸凹コンビの社会派映画『SCOOP!』(2016年)の設定や雰囲気に近いかもしれません。

ドラマ「エルピス」最終回ネタバレ・全話あらすじ!結末にも注目

実在の事件から生まれた新しい社会派エンターテインメント「エルピス」。冤罪という重いテーマのドラマですが、実力派の俳優陣とスタッフだけに期待が高まった一作でした。 本記事では1話から最終回までのあらすじネタバレを更新しています。