「よう実」堀北学は綾小路と協力関係？妹や学力についても解説！

「よう実」に登場する堀北学は、高度育成高等学校の3年A組に所属する生徒です。学園の生徒会長も務め、堀北鈴音の兄でもあります。自分にも他人にも厳しい彼ですが、関わりを持つ人物も数人いました。 そこで本記事では堀北学のプロフィールを紹介しながら、綾小路や鈴音、橘との関係を解説していきます！ ※この記事は「よう実」の重要なネタバレを含みます。

3年生のAクラスで生徒会長も務める堀北学は、もちろん桁違いに優秀です。高度育成高等学校の歴代生徒会長の中でも最高と評され、学力、身体能力ともに作中トップレベルだと思われます。空手では5段、合気道では4段を有しており、武力も並ではありません。 また彼は、組織に率い人の上に立つ才能もあります。人の本質を見極めるのが得意で、その点でみても最高の生徒会長です。

性格は非常に厳格で、自分にも他者にも厳しいです。一方で能力が高い人物は素直に認め、自分の仲間に引き入れようとする柔軟性もあります。組織を率いる人間としては保守的で、大義がない場合は大胆な行動が取れないのが数少ない弱点でした。 また冷酷な雰囲気を纏う堀北学ですが、指導者としての成長には余念がありません。そのためクラスメイトから退学者を出さないように奮闘したりと、上に立つ人間として仲間に気を配る一面もあります。

「よう実」の主人公である綾小路と学は、入学した直後から面識がありました。綾小路は兄妹である鈴音と学の密会現場に、偶然遭遇します。そして突如繰り出される学の怒涛の攻撃を、次々と避けてみせました。 学は彼の身のこなしや振る舞いから、すぐに彼の実力を見抜きます。それ以降学は綾小路に興味を持ち、自ら生徒会に誘うシーンもありました。

学は冷徹な実力主義者にみえて、生徒会長としてしっかりと生徒のことを考えています。そのため彼は実力主義の学園で生徒が切磋琢磨できる環境を整え、クラスメイトが誰1人退学にならないよう尽力していました。 しかし副生徒会長の南雲雅(なぐもみやび)は学とは違い、徹底した実力主義の血が通わない学園に改革をしようとしています。最終的に大胆で自信家な南雲に権力争いで敗れた学。学校の私物化を企む南雲を止めるため、彼は綾小路に協力を申し出たのです その協力要請に綾小路は、南雲のおこないをみてから判断すると返しました。

物語開始当初の堀北鈴音は、クラスメイトにも関心を示さない冷たい少女でした。そんな彼女も兄である学のことは尊敬し、追いつきたいと考えている様子です。 学は自分に憧れる妹の考えを一蹴し、学園を去るようひどい言葉を浴びせます。それだけでなく事なかれ主義の綾小路が止めに入るほど、過激な暴行も加えていました。 しかし学の冷淡に鈴音を遠ざける行動は、すべて妹のためだったと判明しています。学は自分の後ろをついてきて成長しない鈴音を心配しており、独り立ちしてほしかったのです。

兄から冷たくされていた鈴音は、卒業式にて本心を知り、兄に囚われず自分の道を進むと決意しました。それを聞いた学は鈴音を認めます。そして過去の行動を謝罪し、和解した後に学園を去っていったのです。

橘茜(たちばなあかね)は生徒会の書記を務める人物で、常に学と行動を共にしています。綾小路も2人は恋人同士だと思っていたようですが、結論から言うと2人は付き合っていません。 橘は学を心の底から尊敬していました。また南雲に嵌められ彼女が退学しそうになった際、学は迷わずポイントを払い救っています。しかし綾小路が直接聞いたときに、交際についてはキッパリと否定していました。 それでもやはり卒業後も一緒に行動するほど深い関係ではあるようで、学園を去る際に自身の番号と共に橘の電話番号を綾小路に渡している描写もあります。

TVアニメ「よう実」で堀北学に声を当てるのは、アーツビジョン所属の声優である梅原裕一郎(うめはらゆういちろう)です。 第10回声優アワードでは新人男優賞を獲得した梅原の声は、艶っぽくセクシーで視聴者を魅了します。彼の代表的な役には、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のウェザー・リポート役などがありました！

物語が開始した当初こそイメージが悪かった堀北学ですが、人柄が描かれてからは人気キャラの1人になりました。鈴音との和解シーンでは、思わず安堵した読者も多いでしょう。 彼は原作では卒業生となっているため、「2年生編」にて大きな動きはありません。しかしアニメ「よう実」ではまだまだ登場するので、ぜひチェックしてください！