「よう実」一之瀬帆波が破格のポイント数を所持している理由が判明!過去や実力についても調査
一之瀬帆波は『ようこそ実力至上主義の教室へ』に登場する社交性抜群のヒロインです。 盤石なB組を率いる一之瀬に裏の顔はあるのでしょうか?綾小路との関係や意味深な約束、一之瀬の隠された過去、高額ポイントの理由などを徹底解説! 原作ラノベ2年生編の内容も含めて、「よう実」のヒロイン・一之瀬について紐解いていきましょう。原作のネタバレを含むので読み進める際は注意してくださいね。
一之瀬帆波(いちのせほなみ)のプロフィール
学籍番号 | S01T004620 |
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誕生日 | 7月20日(蟹座) |
身長 | 159cm |
スリーサイズ | B95(F) , W61 , H91 |
所属 | 1年Bクラス→2年Bクラス |
能力 | 学力:A(86) 身体能力:C(54) 機転思考力:B(70) 社会貢献性:A+(96) 総合:B(74) |
一人称 | 「私」 |
声優 | 東山奈央 |
一之瀬帆波はB組のリーダーを務める、明るくて社交的な美女。持ち前の明るさと正義感によって、B組を結束させている人物です。ピンクのロングヘアが印象的でスタイルも抜群ですが、異性に対してはやや無防備なところもあります。 彼女は作中では珍しい正真正銘の善人で、各方面からの信頼は抜群。加えて綾小路も認める頭脳の持ち主です。
1年生時から生徒会に入ることを認められた
一之瀬は学年で唯一、1年時から生徒会入りを果たしています。彼女は入学直後に1度、、生徒会長の堀北学によって生徒会入りを断られていました。その後、副会長・南雲雅の計らいによって生徒会入りをしています。 実力主義のこの学校において、生徒会は選りすぐりの優秀者揃い。そこに入ることを許された一之瀬もまた逸材だといえます。
【実力】一之瀬帆波のポイント数が異常に高かった理由は?
アニメ1期の無人島特別試験終了時点で、一之瀬は実に260万を超える破格のプライベートポイントを有していました。それを見た綾小路はもちろん、多くの視聴者もまた、彼女がなぜそんな巨額のポイントを持っているのか謎だったはず。 綾小路も何らかのからくりを疑っていましたが、その理由は至ってシンプル。彼女がB組の金庫番として、クラス全員分のポイントを預かっていたからです。 入学直後からその性格と社交性で、クラスメイトから信頼を集めていた一之瀬。B組は話し合いの末、ポイントを浪費しないために、信頼する一之瀬に預かってもらうことにしたのです。B組が平和的な話し合いをできたのもまた、一之瀬の存在が大きかったのでしょう。
【過去】Bクラスに配属された理由
性格も頭脳もバランスが良くAクラスが妥当に思える一之瀬がBクラスに配属された理由は、その過去にあります。 母子家庭で妹と共に3人暮らしをしていた彼女は、裕福ではないものの生徒会長を務めるなど前向きな優等生でした。ところが母が過労で倒れたことをきっかけに、母と妹の関係性が悪化。妹を気の毒に思った一之瀬は、1度だけ万引きをしてしまいます。 万引き事件は謝罪するも大騒動となり、彼女は罪悪感に苛まれることに。その結果、中3の半分を引きこもってしまいました。この半年間の不登校がA組ではなくB組に配属された理由とされています。 この過去は、彼女の善人な立ち回りをさらに加速させる要因ともなっているようです。
坂柳に過去を暴露され一時信用を失うが……
厚い信頼でクラスをまとめてきた一之瀬ですが、A組のリーダー・坂柳有栖の策略によって「一之瀬は犯罪者だ」という噂が流されることに。 一度は自室に引きこもるものの、綾小路によって救われた彼女は、クラスメイトの前で罪を告白。そんな一之瀬を見たクラスメイトは、改めて彼女を信用してついていくことを誓ったのです。
【恋愛】綾小路との関係は?介錯とは一体
一ノ瀬から綾小路に好意を持つ
1年の終盤で立て続けに助けられる事態となり、なにかと接触が増えたことで一之瀬は綾小路を意識するようになります。過去が暴露された際には、綾小路が事態打開のきっかけをくれたとあり、恋心を自覚する前ではありましたが、お礼と称してバレンタインチョコを渡していました。 彼女が綾小路への恋心を自覚したのは、2年で実施された無人島サバイバル。クラスメイトか綾小路かの2択を迫られたことで、彼への恋心に気が付きます。
香水を付け出したりと乙女な一面も
バレンタインチョコをあげたあたりから、綾小路を意識しているような言動が増え始めます。とくに可愛いとファンに評判だったのは、香水を付けだしたくだり。無自覚なところも含めて、彼女の恋する乙女感がたまらないシーンです!
告白して返事は保留になるも……
無人島サバイバルで一之瀬は、綾小路の危機を伝えるために彼の元へ駆けつけます。綾小路の目の前にした一之瀬は、危機を伝えると同時に自分の恋心を自覚。「私は、私は綾小路くんのことが、好きだからっ!」と勢い余って告白をするのでした。 試験中ということで返事は保留となります。特別試験後、綾小路から返事をもらう前に、一之瀬は南雲から綾小路は軽井沢恵と付き合っていることを聞かされてしまい……。あえなく玉砕してしまいます。
1年後2人で会うことに!介錯の意味とは
春休みを描く原作第11.5巻では、一之瀬と綾小路が意味深な約束をしています。1年の終盤、彼女は心身ともに限界でした。 そんな彼女を危惧した綾小路は、呆然自失状態の彼女に「なあ一之瀬、来年の今日こうして会わないか?」「もしも没落してしまうようなら、その時の『介錯』はオレがする」と伝えます。 介錯には付き添い世話をするという意味があるので、一之瀬が本当に再起不能になったら、彼女のクラスに移籍してでも助けるという意味なのではないでしょうか。 もしくは、切腹時の介錯のように、「没落するなら自分が(一ノ瀬を)退学させる」という意味かもしれません……。
【人気】二次創作の需要も!負けヒロインでも根強いファンが
『このライトノベルがすごい!』女性キャラクター部門で3年連続TOP10入り、さらに二次創作の作品数も多く、ファンからの根強い人気がある一之瀬。本編では綾小路とは別クラス、2年生編では新キャラ増加という逆風が吹いて、やや影が薄くなりがちです。 それでも腹黒くない光属性ヒロインは「よう実」では貴重な存在。2年生終了後に綾小路との意味深な約束も残っているので、再度正ヒロインルートに乗る日を願うばかりです!
アニメ「よう実」での声優は東山奈央
アニメで一之瀬帆波役を演じているのは東山奈央(とうやまなお)です。『神のみぞ知るセカイ』の中川かのん役や『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の由比ヶ浜結衣役、『ニセコイ』の桐崎千棘役が有名。 「~にゃ!」というあざとい語尾をつける一之瀬を、嫌味なく健全な可愛らしさで演じています。善人すぎてやや嘘くさく感じる一之瀬ですが、それをねじ伏せる天性のアイドルボイスが特徴です。
「よう実」善人ヒロイン・一之瀬帆波には幸せになってほしい!
「よう実」のヒロインの1人、一之瀬帆波について解説しました。とんでもない二面性を持っていたり、エグい過去を持っていたり、ワケありヒロインが目白押しな「よう実」において、誰もが認めるいい子な一之瀬は、今後この学校を実力で生き残れるのか? 原作では2年生編も架橋に入ってきましたが、さらなる彼女の活躍を期待したいですね。