2021年1月6日更新

「よう実」最新巻まで全巻ネタバレ解説!【綾小路の秘密やホワイトルームについても解説】

ようこそ実力至上主義の教室へ
(C)衣笠彰梧・株式会社KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会

『ようこそ実力至上主義の教室へ』略して「よう実」は漫画・アニメ化もされている人気ラノベ漫画。可愛いヒロイン達はもちろん、謎の多い主人公・清隆の頭脳戦などが見どころです。この記事では既刊17巻全巻のあらすじをネタバレありで詳しく解説します。

目次

『ようこそ実力至上主義の教室へ』をネタバレ解説!実力社会で生き抜く少年少女たち【ネタバレ注意】

『ようこそ実力至上主義の教室へ』は、2015年から2021年1月現在までに計17巻発行されている大人気ライトノベルシリーズ。 「よう実」の愛称で親しまれている本作品は、完全実力主義の特殊な高校を舞台に高校生達の学園抗争が描かれています。 ※この記事は2021年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

「よう実」あらすじ紹介!彼らが見るのは世界の矛盾か実力社会か

『ようこそ実力至上主義の教室へ』の舞台は高度育成高等学校。 入学から卒業まで両親に連絡を取るのも許可が必要という厳しいルールがあるものの、毎月10万円分のポイントが使用可能、髪型・私物の持ち込みが自由、希望する就職・進学先に100%応えることが約束された全寮制の名門校です。 そこに入学してきた主人公・綾小路清隆(あやのこうじきよたか)は、平凡かつ影の薄い普通の男子高校生です。 しかし特殊な出自を持つ彼は、次第に隠していた本当の実力を発揮していくことに。様々な背景を持った生徒達が、クラス同士の抗争を実力でのし上がっていく様子が清隆目線で描かれていきます。 「よう実」の見どころは、クラス間の激しい頭脳戦や心理戦。もちろん可愛いヒロイン達もたくさん登場するので、彼女たちと清隆の関係の変化にも注目です。

ホワイトルームとは?綾小路が育った施設の謎を徹底解説!

ホワイトルームとは、主人公・清隆が育った謎の施設の名称です。清隆の父が作ったその施設は天才を生み出すことを目的としており、子供に幼い頃から英才教育を施しています。 教育内容は多岐に及び、学習面から運動面、芸術面などの能力値を総合的に上げる内容となっているようです。 ホワイトルームの実態は未だに明らかになっていませんが、社会と隔絶された状況や過酷な教育内容によって、中には脱落して精神を病んでしまう子もいます。 そんな中、歴代随一の成績を残したのが清隆。今でも存在しているというホワイトルームでは、清隆を超えることが1つの目標となっているのです。 また、清隆が高度育成高等学校に入学したことを良しとしない彼の父は、ホワイトルーム出身者から刺客を送り込み、清隆の退学を画策しています。 刺客は清隆が2年生の際に入学してきた1年生の中にいると思われますが、その正体は未だ謎のままです。

1年生編を全巻ネタバレ解説!【ネタバレ注意】

『ようこそ実力至上主義の教室へ』の1年生編は、まとまりのないクラス内の問題やクラス同士の抗争に巻き込まれながら、清隆の本性が段々と明らかになっていく過程が大きな見どころ。 ここでは1年生編が描かれた1巻~11巻の内容をネタバレありで解説していきます。

【1巻ネタバレ】全国屈指の名門校に入学!ポイントが与えられないD組はピンチに

入学初日。高度育成高等学校は実力によって生徒をクラスに振り分けており、清隆が配属されたのは最低評価のDクラスでした。 入学時に貰った10万円相当のポイントを使い果たした生徒が多い中、毎月貰えるはずの10万円が5月初日になっても与えられなかったDクラスの生徒達。 そこで知らされたのは、クラス全体の生活態度や成績に応じてクラスのレベルが上下し、それに応じて貰える金額が増減するという内容でした。 清隆のように1人行動が多い堀北鈴音(ほりきたすずね)や人付き合いが上手な櫛田桔梗(くしだききょう)などが登場しつつ、Dクラスは来月に貰えるポイントを増やすために勉強会を開きます。 そして迎えた試験ではクラスの問題児・須藤健(すどうけん)が1人赤点を取ってしまいましたが、清隆と鈴音が教師に掛け合い、ポイントと引き替えに須藤の退学を阻止しました。

【2巻ネタバレ】学園で暴行事件が勃発!清隆は事件解決に動く

須藤がバスケ部のレギュラーに選ばれたことを逆恨みしたCクラスの生徒3人が、須藤に暴行されたと学園に訴える事件が勃発。 嵌められたと言い張る須藤の主張を受けて、清隆は須藤が獲得するであろう部活動のポイントを目的に事件解決へ向けて動き出します。 事件の目撃者として上がったのは、Dクラスの目立たない女子生徒・佐倉愛里(さくらあいり)でした。しかし彼女の証言は須藤の無実を証明する決定的な証拠にはならなかったため、清隆は策を変えることに。 清隆の誘導により、鈴音はBクラスの一ノ瀬帆波(いちのせほなみ)と協力して、無事須藤の無実を証明することに成功します。 一方、清隆はストーカー被害に悩まされていた佐倉を助けることで信頼を得ることになりました。

【3巻ネタバレ】無人島でのサバイバル試験!Dクラスの運命は?

夏休みに入っても、高度育成高等学校の休みは訪れません。豪華客船に乗って浮かれていたDクラスの生徒達でしたが、これから無人島で1週間サバイバル生活を送る試験が行われることを知ります。 各クラスに分かれたサバイバル試験では、仮設トイレなどの必要物資を購入することができるポイントも与えられていました。 与えられた300ポイントのうち、残った分はクラスのポイントとして次学期に持ち越せるため、Dクラスはなるべくポイントを節約することに。 不便な生活を巡って男女間の口論が起きたり、Cクラスからの刺客が送り込まれたりと、サバイバル生活は難航。 さらに女子の下着が盗まれる事件や仮設トイレへの放火事件が勃発しますが、刺客の犯行が明らかになったことで、事なきを得ます。 クラス同士の探り合いで情報を掴んだ清隆の活躍によって、最終日にはDクラスが1位という結果に終わりました。

【4巻ネタバレ】船上での特別試験!「シンキング」がテーマの試験にD組はどう対応するのか

無人島からの帰路、豪華客船では「シンキング」がテーマの試験が始まります。これまでとは一変したクラス混合のグループ分けによって、生徒達の間で数々の問題が浮上。 4巻では、Dクラスのトップ層にいるギャル系女子・軽井沢恵(かるいざわけい)の虐められていた過去や、Dクラスの頼れるリーダー・平田洋介(ひらたようすけ)が中学時代に起こした事件が明らかに。 心に闇を抱えていた恵に対し、清隆は過去の傷を抉るという非常な手段を取りつつ、彼女の窮地を救います。 Aクラスを罠に嵌めることに成功し勝利を収めた清隆のグループでしたが、更に裏を掻いていたCクラスのリーダー・龍園翔(りゅうえんかける)によって、結果的にはCクラスの圧勝という形で幕を閉じました。

【4.5巻ネタバレ】夏休みストーリー!須藤の鈴音に対する恋心やプールでの出来事など

夏休み中に清隆が体験した5編のショートストーリーが収録されている4.5巻では、須藤の鈴音に対する恋心やC組からの刺客だった伊吹澪(いぶきみお)との意外な交流、プールでの出来事などが描かれています。

【5巻ネタバレ】2学期に突入!体育祭で清隆の実力が明らかに

夏休みが明けた2学期、体育祭へ向けた準備が始まります。全学年を赤と白に組み分けて行うこのイベントで、DクラスはAクラスとタッグを組むことに。 問題児ではあるものの、身体能力は優秀な須藤がDクラスのリーダーとなりますが、Cクラスからの妨害工作などで事態は混乱。 清隆から「周りと向き合うように」と言われた鈴音は、逃げ出してしまった須藤に対して説得を試みます。 再び戻ってきた須藤によってまとまりを取り戻したDクラスは体育祭に挑みますが、ここで清隆が隠していた本当の実力を披露。 これまで平凡以下の振りをしていた清隆の意外な俊足ぶりに、数名のクラスメイトは彼に不信感を抱いてしまいます。 また、夏休み頃から続くCクラスの躍進の裏には、鈴音に憎しみを抱く櫛田の裏切りがあったことが発覚。さらにはAクラスの坂柳有栖(さかやなぎありす)が、清隆のホワイトルーム出身について知っていたことも判明します。

【6巻ネタバレ】2学期期末試験!綾小路グループが誕生

中間試験を経て2学期の期末試験がやってきました。今回の試験は各クラスが期末試験問題を作成し、他のクラスにそれを解かせるという一風変わった内容です。 Cクラスと試験問題を交換することになったDクラスは、鈴音を中心に試験勉強を進めていきます。一方、友達作りが苦手で1人行動が多かった清隆がついに友達グループを結成。 幸村啓誠(ゆきむらけいせい)、長谷部波瑠加(はせべはるか)、三宅明人(みやけあきと)、そして清隆に片思いをしているらしい佐倉の計5人による“綾小路グループ”が誕生しました。 また、鈴音は自分の退学を狙う櫛田と数学の点数で賭けをして、“今後一切妨害しないこと”を約束させようとしていましたが、Cクラスと裏で繋がっていた櫛田は絶対に勝てる状況を作り出していました。 しかし櫛田の策略を見抜いていた鈴音によって彼女の計画は破綻し、賭けには鈴音が勝利。また期末試験もDクラスが勝利しました。

【7巻ネタバレ】ついにDクラスとCクラスの間に決着が!

これまでの勝利によって、Cクラスとのポイント差を大きく縮めていたDクラス。それに焦りを抱いたCクラスのリーダー・龍園はDクラスの真の支配者を突き止めるため、恵にターゲットを絞って心身共に追い詰める計画を進めていました。 その動きに気がついていた清隆は、龍園含む数人に追い詰められていた恵を救い、その場にいた龍園達を1人で圧倒。 退学を決めた龍園でしたが、彼の利用価値を見出した清隆は退学を思い留まるように彼を説得します。 一方、高度育成高等学校に清隆の父が参上。ホワイトルームの最高傑作である清隆を取り戻しにやってきたのです。 清隆に退学を迫る父は彼の心に揺さぶりをかけますが、1年の間で精神的にも成長していた清隆は一切動じません。坂柳有栖の父である学校の理事長を後ろ盾に、退学の意思はないと言い張り続けました。

【7.5巻ネタバレ】冬休みに突入!清隆は麻耶とのクリスマスデートへ

12月に入り冬休みに突入。清隆に片思いをしていた佐藤麻耶(さとうまや)はクリスマスデートにこぎ着け、恵や平田とダブルデートをします。 実は恵も密かに清隆への思いを募らせており、恵に利用価値を見出していた清隆は佐藤の告白を退けました。

【8巻ネタバレ】全学年合同の林間合宿が開始!最下位グループは退学の可能性

3学期が始まり、Cクラスに昇格していたDクラスのメンバー達。しかし始まった林間合宿はクラス別ではなく、全学年合同の“混合合宿”でした。 勝利したグループにはポイントが与えられますが、最下位になったグループには退学の可能性がある過酷な試練です。 学年もクラスもバラバラなグループが作られる中、清隆はハイスペックではあるものの協調性が皆無の高円寺や、綾小路グループの啓誠と一緒のグループに。元Cクラスの生徒との気まずいやりとりがありながらも、試験をこなしていきました。 一方、代替わりした新しい生徒会長の南雲雅(なぐもみやび)が、元生徒会長であり鈴音の兄の堀北学(ほりきたまなぶ)に宣戦布告。 学と関係の深かった生徒会書記の橘茜(たちばなあかね)を退学へ追い込みます。2年生全体を支配している南雲の汚い策略が繰り広げられる中、清隆は静観を貫いていました。

【9巻ネタバレ】一ノ瀬の過去が明らかに

9巻ではBクラスの明るい女子・一之瀬帆波がメインに描かれています。 清隆との対決を望むAクラスの坂柳有栖は一之瀬を潰すために彼女の悪い噂を学校中へ広めることに。大半が根も葉もない噂でしたが、中には一之瀬の隠したい過去もあります。 鈴音からは「本当の善人」とまで称された一之瀬には、中学生時代に生活苦の中で妹に誕生日プレゼントを用意するために万引きに手を染めた事がありました。 罪悪感で押しつぶされそうになる彼女でしたが、事実を知った清隆に促されて本当のことを告白し、立ち直ります。 こうしてBクラスの団結を妨害しようとしていた坂柳の計画は破綻し、清隆は一之瀬から勝手に意識されるようになりました。

【10巻ネタバレ】退学者を決めるためにクラス内投票が実施されることに……

3学期期末試験まで1人の退学者も出さなかった歴代初の1年生達へ向けて、学校側が提示したのは「クラス内投票で退学者を決める」という残酷な試験でした。 ターゲットにされてしまった清隆は退学させられそうになるものの、クラスに不利益な人物を選ぶべきとの鈴音の誘導を受けて、ターゲットは清隆を陥れようとしていた山内春樹に変更されます。 こうしてA、C、Dクラスの退学者が決まりますが、一之瀬がまとめるBクラスでは清隆が龍園の持ちポイントを回すことで退学者なしという結果に。 一方、清隆の後ろ盾となっていた学校の理事長に不正が見つかり、代理理事長として清隆の父が刺客を送り込んできます。さらに、今回のクラス内投票は清隆を退学させるための工作であったことも判明しました。

【11巻ネタバレ】1年最後の特別試験!彼らは無事課程を終了できるのか

1年生最後の特別試験「選抜種目試験」は各クラス10種目の試験を設定し、試験当日にランダムで選ばれた7つの試験で勝敗を決めるという内容です。 各クラスは1人の司令塔を決めなくてはならず、勝利した場合は報酬が得られますが、負けた場合は退学が決まっています。 前回のクラス内投票で退学処分を1回無効に出来るプロテクトポイントを得た生徒が司令塔として順当と判断され、Cクラスの司令塔は清隆がなることに。 以前から清隆と対決したがっていた坂柳率いるAクラスと対戦することになったCクラス。学力では勝ち目がないCクラスはスポーツ関連の試験では優位となり、勝敗は最終試験のチェスにまで持ち越されます。 唯一司令塔の介入が許された試験「チェス」では、清隆と坂柳の頭脳戦が繰り広げられました。熾烈な攻防が続きましたが、最終的には3勝4敗でCクラスが敗北。 こうして清隆はプロテクトポイントを失うことになってしまいます。

【11.5巻ネタバレ】綾小路と恵の恋に進展が♡

春休みに入り、鈴音の兄が卒業。兄にコンプレックスを抱いていた鈴音でしたが、清隆の助言もあって鈴音に精神的な成長が見られました。 また、恵と清隆の恋にも進展が。自室に恵を呼び出した清隆が自分から告白し、見事2人は恋人関係になります。

2年生編を全巻ネタバレ解説!【ネタバレ注意】

清隆達は春休みを経て2年生へ。新しく入ってきた個性溢れる1年生達の動向や、清隆と恵の内緒の恋人関係にも注目です。 2020年12月現在刊行されている2年生編は1~3巻。全巻のあらすじをネタバレありで解説します。

【1巻ネタバレ】特別試験開始!生徒達は1年生とペアになり合計点を競う

前回の試験で再びDクラスへと降格してしまった清隆達が2年生に進級。4月からは、生徒会長の南雲が生徒の能力を数値化するOAAというアプリを新たに導入します。 また、清隆達の進級と同時に入学してきた新入生の中には、清隆の退学を目的にホワイトルームから送り込まれた刺客が潜んでいました。 刺客の正体が分からないまま、1年生とペアになって合計点を競う特別試験が始まります。 1年生の宝仙は自身の優れた武力を行使して、鈴音や須藤を圧倒し、清隆を退学させようと企んでいました。しかし、清隆の身体能力の前ではあらゆる策略も無駄となり敗北してしまいます。 こうして清隆は宝仙と彼が操作していた1年生の協力を得ることに成功し、最終的にDクラスは特別試験を切り抜けました。

【2巻ネタバレ】清隆の実力を知ったクラスメイト達……清隆はクラスメイトからの信頼を回復できるのか?

前回の試験で数学の点数を賭けて勝負していた清隆と鈴音。勝負に負けた鈴音は南雲の生徒会に入ることになりました。 清隆に至っては難しい試験で満点を取ってしまったことで、クラスメイトから「なぜ実力を隠していたのか」と疑いの目を向けられることに。 そんな中清隆は鈴音や平田、恵のフォローをするなどし、彼への疑いは一旦晴れます。また、崩壊しかけていた綾小路グループの関係も修復。 その後夏休みを目前にして、去年もあった無人島サバイバル試験が通知されました。今回は前回とは異なり全学年を混合した試験になることが知らされ、生徒達はそれぞれの思惑を胸にグループを作り始めます。

【3巻ネタバレ】2回目の無人島サバイバル試験!七瀬翼の正体とは

ついに始まった無人島サバイバル試験。個人で行動することを選んだ清隆は、ポイントを稼ぐために1人で試験をクリアしていきます。 そんな中、1年生の七瀬翼が清隆に接近し、2人は一緒に行動することに。しかしサバイバル生活の最終日についに七瀬が本性を現します。 一人称を私からボクへと変化させた彼女は、清隆の入学を手助けしたせいで清隆の父に自殺へ追い込まれた執事の息子の名前を名乗りました。 清隆は七瀬が自己暗示でその人物になりきっていることを看破。実は、彼の友達だった七瀬は彼の自殺未遂を受けて清隆に恨みを抱いていたのです。 言い当てられたことで戦意を喪失した七瀬は清隆への逆恨みを謝罪し、自身の退学を申し出ますが、清隆はこれを拒否。今後自分に協力してもらうことを約束させます。

【よう実】実力至上主義社会での戦いにドキドキが止まらない!

漫画化やアニメ化まで果たした人気ラノベ作品『ようこそ実力至上主義の教室へ』は、主人公清隆が段々と本性を露わにする過程や他クラスとの頭脳戦など、手に汗を握る展開が見どころです。 ホワイトルームからの刺客などが明らかになると思われる2年生編の続編が今から待ち遠しいですね。興味を持った人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。