2023年1月27日更新

ドラマ『警視庁アウトサイダー』のあらすじと原作ネタバレ!最終回の結末と真犯人の正体は?

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警視庁アウトサイダー

本記事では、『警視庁アウトサイダー』のあらすじや原作&ドラマのネタバレについて紹介していきます。 ★最新話(1月26日放送)のあらすじ・ネタバレ 西島秀俊、濱田岳、上白石萌歌のトリオが、"グレー"な刑事を演じる本作。人気ミステリー作家・加藤実秋原作の同名小説を実写映像化した作品に迫ります。

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『警視庁アウトサイダー』のあらすじ

『警視庁アウトサイダー』の登場人物
  1. 架川英児(かがわ・えいじ)役/西島秀俊桜町中央署刑事課警部補。
    かつては警視庁組織犯罪対策部(通称「マル暴」)に所属していた。
  2. 蓮見光輔(はすみ・こうすけ)役/濱田岳桜町中央署刑事課の有能刑事。架川のバディ。
    父親の冤罪事件を晴らすため、他人の戸籍を入手し身分を偽っている。
  3. 水木直央(みずき・なお)役/上白石萌歌桜町中央署刑事課の新人刑事。

所轄のエース刑事である蓮見光輔(濱田岳)は、人質をとりたてこもった男を説得し、投降させるまであと1歩のところまできていました。 そこに乱入してきたのは、五十路を過ぎて本庁組織犯罪対策部から所轄へ左遷された、元マル暴のオヤジ刑事・架川英児(西島秀俊)。この事件がきっかけで、蓮見と架川の2人はタッグを組むことになります。 ある日、大学教授宅で働くハウスキーパーの女性が殺される事件が発生し、蓮見と架川は捜査へ参加。捜査を進める中、架川は完璧すぎる光輔に違和感を覚えます。 そんな2人ですが、採用されたばかりの警視庁副総監の娘である新米刑事・水木直央(上白石萌歌)の面倒を見ることに。 3人で難事件に挑むうちに、それぞれが背負っている過去の真実が明らかになり、物語は壮大な復讐劇へと発展していきます。警察組織の中ではアウトサイダーな存在である3人の刑事が見出していく、それぞれの「正義」とはーー。

放送局 テレビ朝日系列
放送時間 毎週木曜よる9時~
原作 加藤実秋『警視庁アウトサイダー』
脚本 高橋泉 ※“高”ははしごだか
演出 木村ひさし(『オールドルーキー』,「99.9」)
主題歌 山下達郎「LOVE’S ON FIRE」

原作の結末ネタバレ【ドラマとどう関わる?】

架川と蓮見はなぜコンビを組んだ?

元マル暴刑事の架川と、エース刑事である蓮見ーーこの2人がコンビを組むことになったのは、架川がある事件をきっかけに左遷され、事件の捜査で蓮見と出会ったからです。 架川は五十路を過ぎ、本庁組織犯罪対策部から所轄に飛ばされました。そんな架川は蓮見との会話の違和感から、蓮見が「梶間直人」という別の人物であることに気づき……。架川は蓮見の秘密を握り、自分がマル暴に戻るために協力してほしいと頼みました。こうして2人は、コンビを組むことになったのです。

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蓮見の過去とは?

蓮見は、長野で10年前に女性が殺害された事件で逮捕された刑事の息子でした。その事件は本当は冤罪で、蓮見の父親は犯人ではありません。 蓮見は父の冤罪を晴らしたい、小さい頃から父のような刑事になりたいと夢見ていたことから、刑事になることを考えます。 しかし、殺人犯の息子では刑事になれない……そこで、蓮見は警視庁の再就職情報から、条件に合う人物になりすますことにしたのです。その人物こそが、蓮見光輔。 蓮見は本当は梶間直人という名前でしたが、刑事になるために蓮見光輔になったのでした。そしてその秘密を架川が知ることとなり、2人はコンビを組むことになったのですね。

蓮見の父親の冤罪事件の真犯人は?

実は原作でも、真犯人は誰なのかは明かされていません。警視庁の上層部ということは分かっているのですが、人物としては明らかになっていないのです。 蓮見はなんとか父親の冤罪を晴らすことはできたのですが、本当の真犯人にはたどり着いていません。 しかしドラマでは、恐らく黒幕が登場し完結すると思われます。よってドラマオリジナルの黒幕が登場し、真犯人の存在が明らかになるのではないでしょうか。

原作は加藤実秋の小説

ドラマ『警視庁アウトサイダー』の原作は、『インディゴの夜』『メゾン・ド・ポリス』『モップガール』などで知られるミステリー作家・加藤実秋の同名小説。同作は人気シリーズとなり、今回のドラマ化だけでなくコミック化も決定しています。 同作は、元マル暴の架川英児と警視庁桜町中央署刑事課の蓮見光輔がコンビを組むことから物語が始まります。 1作目は、凸凹コンビの架川と蓮見がお互いを利用しあいながら協力して難事件にあたっていきます。2作目では、アパート建設予定地で、白骨化した男性の射殺体が発見される事件から始まり、蓮見が追い続けている父親の冤罪事件の意外な真相も明らかに。 3作目では、蓮見の父親の冤罪事件が一件落着と思いきや、新たな黒幕がいる模様。2022年11月22日発売予定の「The second act1」では、本作にも登場する新米警察官・水木直央が加わり、新たな展開を見せていきます。 第1シーズンは全3作で、すでに完結済です。読者の間では、「一応ケリはついたけど黒幕の存在が気になる」「第2シリーズの開幕が待ち遠しい」など、今後のシリーズ展開に期待が高まっています。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

1月5日(木)放送

あらすじ

桜町中央署刑事課のエースである蓮見(濱田岳)は、街で起こった事件でサングラスと任侠ファッションに身を包んだ架川(西島秀俊)という男に出会います。この架川、実はマル暴から飛ばされてきた刑事……。蓮見と架川は、バディを組むことになったのです。 そんな中、大学教授・最上(飯田基祐)の家の家政婦・弓江(室井滋)がナイフで刺されて亡くなる事件が発生。2人は捜査の合間蕎麦を食べに行き、架川は蓮見の生い立ちを聞きます。そして、蓮見が蕎麦に大量の七味をかけて食べていたこと、蓮見が兵庫の生まれなのに関西弁が出ないことなどが気になるように……。 最上の家族は、娘の亜由美(星南のぞみ)、引きこもりの息子・賢太郎(上原佑太)、妻の恵美子(加茂美穂子)。事件後賢太郎が行方不明になっていることから、捜査本部は賢太郎を捜索。商店街の人々は誰も弓江を悪く言う人はいませんでしたが、弓江は亜由美の万引きをもみ消し、亜由美に口止め料を要求していたことが分かりました。

ネタバレ

その頃架川は、鑑識の仁科(優香)に蓮見のことを調べさせます。その後の捜査で、恵美子は不倫しており、弓江が金を恵美子から受け取っていたことが発覚。しかし恵美子には完璧なアリバイがあり、架川は仲間たちに賢太郎の捜索を依頼しました。 商店街の店主たちは、弓江から水増し請求を依頼され応じていたことを明かします。 賢太郎の部屋のダクトは外の会話が聞こえるようになっており、そのために賢太郎が弓江を殺害したのではないかと考えられました。 発見された賢太郎は、自分がやったと自供。しかし真犯人は、最上。最上は弓江に学長選を前に怪文書を送られ、さらに恵美子の不倫も弓江に突きつけられ、ナイフで刺したのでした。しかし賢太郎は、父のために自供したのではありません。最上に借りを作ることで家を自分のものにし、出所後は父を服従させられると考えて庇ったのでした。 事件解決後、架川は「3年前に行方不明になった蓮見の戸籍を買ったやつがいる……お前はいったい誰だ?」と拳銃を突きつけたのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

1月12日(木)放送

あらすじ

架川(西島秀俊)が蓮見(濱田岳)に「お前は誰だ!」と拳銃を向けていた時、何も知らない新人刑事・水木(上白石萌歌)が現れます。水木は蓮見の下につくことになり、蓮見は架川に「知らない方が身のため」と忠告したのでした。 そんな時、みちる(立石晴香)という女性が鈍器で頭部を殴打され亡くなる事件が発生。 みちるは夜キャバクラで働いていて、殺害された日に新見(森田甘路)というインフルエンサーの「爆誕祭」に参加していたことが判明します。キャバクラの同僚たちと参加していましたが、みちるは途中で姿を消したとのことです。 架川と蓮見がキャバクラに行くと、みちると仲良しだった3人は黒髪にし、涙を流していました。しかし蓮見はわざとボールペンを落とし、3人が嘘泣きのために目を見開いていたことを見破ります。

ネタバレ

そんな中、架川は蓮見に「俺をマル暴に戻すことに協力しろ」と告げます。お互い利用し合おうと話していたのですが、そんな2人の姿を何者かが撮影していたのでした。そしてみちるは、なんと時間差で2回も殴られていたことが判明。キャバ嬢3人は、罪を認めることに。 みちるは爆誕際で、新見の子を妊娠したと新見に結婚を迫っていました。しかし新見から「堕ろせ」などと言い合いになり、新見が凶器のウエートでみちるを殴打。それを見ていたキャバ嬢3人がみちるを運び出しますが、まだ生きていたため再度ウエートで殴打し殺害したのでした。 キャバ嬢たちは、決して新見に興味があったのではありません。この事件をもみ消して新見から金を貢がせようとしていただけでした。キャバ嬢3人は、悪いことをしたという意識もなかったのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

1月19日(木)放送

あらすじ

水木(上白石萌歌)は帰宅中、幼い女の子が1人で歩いているのを見かけます。5歳の凛(いろは)は、母の加奈子(寒川綾奈)がいなくなり探しているとのこと。翌日水木と架川(西島秀俊)は凛の自宅へ行き、最近若い女性の失踪事件が2件続いていることから加奈子も巻き込まれたのではと考えます。 加奈子はシングルマザーのため、独身と名乗って最近マッチングアプリに登録した様子。すると1人目の失踪者が最近、人類総帥を名乗る気持ち悪い動画を見せられたと言っていたことが判明。人類総帥の「それってあなたの主観ですよね?」の口癖を凛も話していたことから、3人の失踪事件に人類総帥が関連していると水木たちは考えました。 しかし人類総帥にはアリバイがあり、水木は自らマッチングアプリに登録して犯人を探します。その頃架川は、刑事の藤原(柳葉敏郎)に蓮見(濱田岳)のことを調べてもらいました。そして蓮見に長野の信濃一家の事件のことを話し、蓮見はすぐに自分が逮捕された梶間優人の息子、直人であることを認めます。

ネタバレ

蓮見は、父の冤罪を晴らすために別人になりすまして警察にもぐりこみました。しかし警察の人事は架川が蓮見について調べていて、蓮見と架川が何か企んでいるのではと気づき始めたのです。 水木たちは、マッチングアプリにいた山野井(味方良介)が人類総帥と揉めていたという情報から、山野井の自宅へ。すると山野井の自宅から凛の持っていたビーズらしきものが見つかり、水木は山野井に気があるふりをして食事に行くことに。 その隙に上司を説得し、山野井と水木の食事中に架川と蓮見たちは山野井の自宅を調べます。すると隠し扉から加奈子と他2人の行方不明者が発見され、凛は無事母親と再会することができたのでした。 蓮見は「僕の母は心労で倒れてそのまま亡くなった。家族を壊された」と架川に打ち明けます。父にはもう事件を追うなと言われましたが、「父の無実を証明したら自首します」と強い決意を架川に伝えたのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

1月26日(木)放送

あらすじ

架川(西島秀俊)は藤原(柳葉敏郎)から、警視庁生活安全部の参事官・黒石(井上肇)が自殺したと連絡を受けます。黒石は最近不倫問題を報じられ、警察を退職していました。架川は、黒石が本当に自殺なのか疑問を感じます。 架川は黒石の元妻から遺書を預かり、そこには「あれは罠だ。私ははめられた」と書かれていました。架川は、蓮見(濱田岳)と水木(上白石萌歌)ともに事件を調べ直すことに。そんな蓮見の元には、藤原が……。藤原は蓮見の素性を口外しないと約束し、架川のことをよろしく頼むと蓮見に頭を下げました。

ネタバレ

架川は鷲見組の対立組織、一途会の最高顧問の春(浅野ゆう子)に会いに行きます。黒石の死と鷲見組が関係していると思う架川ですが、春は「新宿の闇カジノの情報をくれれば人肌脱いでやる」と約束。その後蓮見のおかげで入金の証拠を手に入れた架川に、春は「白鳥町の三番倉庫に、犬が現れる」と情報をくれたのでした。 蓮見は、黒石の代わりに出世した椛島(戸田昌弘)という人物が怪しいと睨みます。実は蓮見は、ずっと椛島を追いかけていました。椛島は父の同僚であり、父に控訴を諦めさせた人物。そして、架川の待つ三番倉庫にやってきたのは、なんと藤原でした。 藤原は、娘の麻里が車の事故を起こしてパニックで逃げてしまったと告白。もみ消しの条件として、マル暴の船津(金児憲史)に黒石を消すことを提案されたと言います。裏には、椛島も関わっていました。そして藤原は、鷲見組の摘発に失敗した責任を架川に押し付け、架川をマル暴から追い出したのも自分だと告白。 藤原は、家族と正義どちらを守るか常に悩んでいました。その頃水木は、ペンの録音で蓮見の正体を知ることに……。その後藤原は電話で、架川に10年前の事件で浮かび上がった人物の情報を伝えます。 そして藤原が「名前は折原」と言った瞬間、藤原は何者かに撃たれてしまいます。撃った男は、「これ以上踏み込むな」と架川に釘を刺したのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

2月2日(木)放送

第5話のあらすじとネタバレは放送後に更新します。

架川英児役/西島秀俊

西島秀俊

西島秀俊演じる主人公・架川英児は、五十路を過ぎて突如本庁組織犯罪対策部から所轄へ左遷された、元マル暴のオヤジ刑事。左遷の真実を探るために組織犯罪部へ戻ることを望む、誇り高き刑事という役どころです。 西島は、ドラマ『はぐれ刑事純情派5』(1992年)で俳優としてデビュー。近年ではドラマ『きのう何食べた?』(2019年)、映画『シン・ウルトラマン』(2022年)などに出演し、その高い演技力で幅広い役柄を自在に演じてきました。 2021年には、自身が主演した映画『ドライブ・マイ・カー』(2021年)で、米アカデミー賞・国際長編映画賞を受賞。ニューヨーク・タイムズ紙が選ぶ2021年最高の俳優に選ばれ、「知性を隠し持った、控えめでメランコリックな存在感」と評されました。

蓮見光輔役/濱田岳

濱田岳

濱田岳演じる蓮見光輔は、周りから非の打ち所がないと言われるほど完璧な、所轄のエース刑事。 蓮見は、さわやかな見た目とは裏腹に、決してバレてはいけない大きな秘密を抱えています。ある事件をきっかけに西島秀俊演じる架川にその秘密を察知され、コンビを組む、表と裏の顔を持つ役どころです。 濱田は、ドラマ『ひとりぼっちの君に』(1998年)で子役としてデビュー。その後もドラマ『プロポーズ大作戦』(2007年)、ドラマ『マイファミリー』(2022年)、映画『大怪獣のあとしまつ』(2022年)などに出演し、若手名バイプレイヤーとして名を馳せてきました。 ザテレビジョンが選出するドラマアカデミー賞では過去2回、助演男優賞を受賞。「巧みな演技力」が輝る、多くの作品に欠かせない存在です。

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水木直央役/上白石萌歌

上白石萌歌

上白石萌歌演じる水木直央は、安定した就職先を求めて警察官を志望した新米女性刑事。 なりゆきで警察官になりイヤイヤ捜査をする水木でしたが、ある事件をきっかけに「正義」に目覚めていくことに。しかし、実の父が警視庁副総監であることによって、運命を翻弄されてしまうという役どころです。 上白石は、2011年の第7回「東宝シンデレラオーディション」でグランプリを獲得し、ドラマ『分身』(2012年)で女優デビュー。その後、ドラマ『義母と娘のブルース』(2018年)、映画『Kappeiカッペイ』(2022年)、ドラマ『金田一少年の事件簿』(2022年)などに出演し、豊かな表現力が評価されています。 また、女優のかたわら、「adieu(アデュー)」名義で歌手としても活躍中です。

ドラマ『警視庁アウトサイダー』のあらすじ・ネタバレを毎週更新!

木曜ドラマ『警視庁アウトサイダーが』2023年1月よりスタート! 本作は、西島秀俊演じる元マル暴オヤジ刑事、濱田岳演じる秘密を隠すエース刑事、上白石萌歌演じるやる気皆無の新米刑事の、アウトサイダーなトリオがおりなす超異色の刑事ドラマ。 ネタバレあらすじは毎週更新していきます!