2023年6月4日更新

『地獄楽』メイの正体は天仙!?最後は死亡したのか解説【謎の少女】

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『地獄楽』に登場するメイは、ピンク髪が特徴の可愛らしい少女。しかしその姿の裏に大きな秘密を隠しており、物語の鍵を握るキーパーソンでもあります。 今回の記事ではそんなメイの正体や来歴について詳しく紹介。最終回でどうなったのかについても触れているので、気になる人はぜひチェックしてみてください! ※この記事は『地獄楽』最終話までのネタバレを含みます。

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『地獄楽』メイの正体は天仙なのか?

最初の天仙であり、7人の天仙と同格の存在!

タオ(氣)
花の種類

メイは不老不死の研究をしていた伝説の方士・徐福が生み出した最初の天仙です。リエンをはじめとする7人の天仙と同格の存在であり、彼らと同じ力を持っています。また本来であれば人間を養分とする存在です。 しかし物語開始時点では他の7人と一緒におらず、なぜか主人公である画眉丸たちとともに行動することになります。本来であれば、いわば敵サイドに属する存在であるにもかかわらず……。その理由については以下の見出しで詳しく紹介していきます!

変わってしまった蓮(リエン)に耐えられず逃げ出す

メイは自身と同じく最初の天仙であるリエンと仲が良く、家族のように過ごしていました。しかし優しかったはずのリエンは不老不死の研究のため変わっていき、いつしか多くの命を平気で奪うようになります。 メイは大好きだったリエンの変貌に耐えられず逃げ出し、最終的に天仙との関係も断つことに。その後は現実から目を逸らしながら、枯れ木でできた木人とともに平穏な暮らしを送ってきました。 ただしメイが逃げ出した理由はそれだけでなく、もうひとつ大きなものが挙げられます。

房中術の相手を強制されていた

房中術とは不老不死のための修行のひとつで、陰(女性)と陽(男性)のタオを持つ者が結合し、お互いのタオを循環させる方法のことを指します。簡単に言えば性行為のことです。 天仙は陰と陽のタオを両方持ち、女にも男にもなることができます。しかしメイは陰の性質しか持たない劣等種であり、その代わりに極上の陰のタオの持ち主でもありました。つまり陽のタオを持つ者が房中術をしたいとき、メイはおあつらえ向きの相手だったのです。 メイはかつてリエンを止めようとしたことがありますが、そのときあっさり打ち負かされて以来、拘束された状態で多くの道士の房中術の相手にされていました。これがトラウマになっていることは間違いなく、メイが逃げ出したくなったのも無理のない話です。

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【結末】メイは最後死亡する?生き残る?

キーパーソンであるメイが死亡したか生き残ったのか、気になっている人も少なくないことでしょう。以下の見出しでは、彼女の最終決戦での活躍やその結末について詳しく紹介していきます。

リエンの暴走を止めようとする画眉丸たち

地獄楽
©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA

リエンは自身の目的を果たすため、島から出て本土の人間までもを犠牲にしようとします。画眉丸たちはそんなリエンを止めようと、リエンの乗った船を追うことに……。しかしそんな彼らの前に現れたのは大量の瓦礫でした。 船を出せるほど瓦礫をどかすには時間が必要で、そのあいだにリエンが計画を成就させてしまいかねません。もう間に合わないのか――誰もがそう思った瞬間に、メイが意を決したように動き始めます。

仲間を助けるため最終形態になるメイ

メイはすべてのタオを解放し、最終形態である「鬼尸解」となります。陰のタオしか持たない彼女は回復手段を持っていないため、力を使いすぎれば樹化して最終的には死亡してしまいかねません。 それでもメイは仲間を助けるために全力を出しました。瓦礫を一瞬で片付け、画眉丸たちが巨大な船を猛スピードで動かしたメイ。自分が犠牲になることをいとわず、仲間や人類のため懸命に動く姿に、思わず心揺さぶられた読者も多いことでしょう。

力を使い果たし、花のように散っていく

メイのおかげで画眉丸たちが乗った船はぐんぐん進み、リエンの船に近付いていきます。

しかしやはり力を使いすぎたため、メイの身体は次第に欠けていってしまいました。 最期が近づく中、メイは仲間たちに「ありがとう」という感謝の言葉と謝罪を、リエンに「止められなくてごめん」という想いを伝えます。そしてついにすべての力を使い果たした彼女は、花のように散っていってしまうのでした。 その後画眉丸たちはリエンと戦うことになり、最終的に勝利をおさめます。彼らがリエンの恐ろしい計画を止められたのは、メイの活躍あってのことといえるでしょう。というより、彼女がいなければリエンに追いつくことすらできなかったかもしれません。

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グイファと生存していることが最終話で判明!

しかし最終回では、現代で元気に生きているメイの姿が描かれました。 何があったのかは説明されていませんが、天仙のひとりであるグイファと一緒に過ごしているので、グイファが持つ「タオの循環を促す特殊な鉢」で復活させられたのかもしれません。なんにせよ、メイが島を出て普通の暮らしをできるようになってよかったです。

他の天仙を復活させようとしている?

グイファとメイは最終回にて、「タオファとジュファが発芽したか」「他の皆もうまくいくといいなぁ」という会話をしています。このことから、彼らは他の天仙も復活させようとしていると思われます。 しかしタオファとジュファが発芽した時点で作中の時代が現代になっていることを考えると、全員が発芽するまでにはさらに長い時間が必要になるでしょう。いつかまた全員揃う日が来るといいですね……。

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【棲家】メイの村「ほうじょう」はどんな場所?

天仙たちが住む「ほうらい」を逃げ出したメイが住んでいたのは、島のなかにある「ほうじょう」という村です。廃墟のような雰囲気が漂っており、常に深い霧に包まれています。 今この村にいるのはメイと木人だけです。かつては多くの人間が住んでいたのですが、皆樹化が進んだことにより木になってしまいました。つまりそこらじゅうにある大量の木は、すべてこの地で生きていた村人たちなのです。

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【変化】大人の姿に変身する理由は?

メイは本来大人の女性の姿ですが、普段はタオの消費を抑えるために少女の姿をしています。そのためタオを消費すると元の姿に戻り、さらに消費しすぎると樹化が進んでしまうのです。 大人の姿のメイはかなりの美人かつスタイル抜群で、その姿を見た民谷巌鉄斎はメイが元に戻ったとき非常に残念がっていました。

吹き出し アイコン

少女姿は可愛くて大人の姿は美人なうえスタイル抜群だなんて、メイちゃん最強すぎる……。

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【声優】『地獄楽』メイを演じるのは小原好美

小原好美

アニメ『地獄楽』でメイ役を演じるのは、大沢事務所所属の小原好美です。主な出演作として『あそびあそばせ』の野村香純役や、『魔法陣グルグル』ククリ役などが挙げられるでしょう。 心象表現が難しそうなメイ役をどう演じ切ってくれるのか、とても楽しみですね。

『地獄楽』メイはかわいくて強い!大人の姿も要チェック

地獄楽
©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA

一見かわいい少女と思いきや、実は人並外れた強さを持っていたり、大人の女性の姿になれたりと、ギャップの激しさが魅力的なメイ。アニメで声や動きがつくと、またちがった魅力を発揮してくれそうで楽しみですね!

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