『地獄楽』蓮(リエン)の正体と目的が衝撃的!儚い最後まで徹底解説
人間?それとも神様?
リエンの初登場巻を
2023年にはアニメ化もされた漫画『地獄楽』における強大な敵・天仙。彼らのリーダー的存在である蓮(リエン)は、ただでさえ強い天仙たちの中でも圧倒的な強さを誇ります。 そこでこの記事ではそんな蓮の本当の正体や目的、さらに少し儚さを感じる最期まで徹底解説します!アニメを見て気になっている場合は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。 ※この記事は『地獄楽』の重要なネタバレを含みます。
『地獄楽』蓮(リエン)のプロフィール!性別はどっち?
(0:08にて登場)
別名 | 普賢上帝(ふげんじょうてい) |
---|---|
タオ(氣) | 土 |
天敵 (タオが水) | ヌルガイ、佐切 |
花の種類 | 蓮 |
誕生日 | 5月14日 |
年齢 | 約1,000 |
蓮(リエン)は蓮の花の天仙で、7人いる天仙たちの中でもリーダー的な存在です。氣(タオ)は土で、不老不死の仙薬を作るために外丹法の研究を続けています。 一見優しそうですが、目的のためなら手段を選ばないような冷酷さと無慈悲さを持っています。蓮の花のような薄紫〜ピンクの髪色で、前髪を伸ばしたプリンスボブのような髪型が特徴。 天仙様についてまとめて知りたい方はこちらの記事をチェック↓
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【正体】蓮(リエン)の驚愕の正体とは!?
徐福(宗師)が初めて生み出した天仙
秦の始皇帝の命令により不老不死の研究をおこなっていた徐福は仙薬を手に入れるため、ある日仲間を引き連れて島(こたく)に上陸。彼は島で研究を進めるうちに氣(タオ)の存在を知り、万物は氣を持っていることに気が付きます。 氣を操作する術により不老不死の力を得ようとした徐福でしたが叶わず、代わりに生まれたのが最初の天仙である蓮とメイだったのです。その後寿命のために亡くなってしまった徐福の意志を継ぐため、蓮は不老不死の研究を開始します。
天仙7人の中でも最強のリーダー格
蓮はのちに生み出された天仙7人の中でもリーダー格で、その実力は圧倒的。それもそのはず、メイ以外の残りの天仙を生み出したのは蓮自身なのです。 これまで数々の戦いを重ねてきた亜佐弔兵衛(あざちょうべえ)ですら、蓮のことを「格が違う」と評しています。実際に彼は島に上陸した石隠れの里の最強の忍び・シジャを圧倒しました。 蓮の目的が明らかになったとき、彼の真の正体もまた明らかに。これからその目的について、詳しく解説していきます。
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【目的】蓮の真の目的と、明かされた本体の存在
表の目的は日本本土の住民を不老不死の丹にすること
人間を神獣盤古の材料に
天仙たちは長い間生きているため不老不死であると思われていますが、実際には氣を集めて得た丹で生きながらえているだけです。そのため天仙たちはそれぞれ丹の研究を行っており、中でも蓮は外丹法(わいたんほう)で丹を生み出す研究を行っていました。 外丹花(ワイタンファ)に寄生され花となった人間たちは連なって大きな1つの花のような姿になり、それを神獣・盤古と呼ぶように。蓮は日本全土の人間たちを神獣・盤古の材料にしようと企んでいたようで、恐ろしいですよね……。
弔兵衛の研究によって仙薬が完成した!
外丹法による研究を続けていた蓮でしたが、ある日外丹花に寄生されても自我を保ち続ける弔兵衛が彼の前に姿を表します。弔兵衛の人体構造や花化しない理由に興味を持った蓮は彼に関する研究を開始し、ついに仙薬を完成させるのでした。
真の目的は徐福(夫)の復活にあった!
最初に生み出された天仙とされる蓮の目的は不老不死の丹を生み出すことだと考えられていましたが、真の目的は蓮を作り出した徐福を復活させることでした。実は蓮は徐福と一緒に島に上陸していた、彼の妻だったのです。 徐福を復活させるために蓮は長い時間をかけて仙薬の研究を行ってきましたが、同じく天仙の桂花(グイファ)はそのことを「仙道に反する」と考えていたようです。
島の蓮はタオで作られた分身
現在島で動き回っている蓮はタオで作られた分身であり、本体は別にあります。しかし当の本体はすでに樹化してしまっていました。 ほかの天仙たちは蓮と花の氣を融合させて作られた存在であり、蓮の様子が途中でおかしくなったと言われているのも本体が樹化して人形が動き回っていたからだと考えると合点がいきます。
【最後】蓮は死亡した?勝ち残った?
画眉丸たちを圧倒する蓮
蓮は最終決戦において、その圧倒的な実力で少しずつ画眉丸たちを追い詰めていきます。このままだと勝ち筋が見えないと考え、あえて蓮を怒らせて陰陽のバランスを崩そうと企んだ画眉丸。 そのために彼はあえて徐福を破壊しようとしますが、徐福をどうしても自身の妻である結と重ねてしまい躊躇ってしまうのでした。しかし動けない彼の姿を見かねた殊現が代わりに徐福を破壊し、同時に佐切が蓮の隙をついて丹田を切断することに成功します。 しかしそこで蓮は鬼尸解(きしかい)を発動させ、画眉丸と佐切を絶体絶命の状況に追い込みました。
花のように散っていった蓮
鬼尸解でさらなる力を得た蓮は画眉丸を追い詰め、さらに佐切の腹部を攻撃で貫通させます。彼はそのまま画眉丸を始末しようとしますが、その前に画眉丸に「なぜ徐福への攻撃を躊躇したのか」と尋ねます。 瀕死状態の画眉丸でしたが、はっきりと「結のことが思い浮かんで、蓮も徐福のことを想っていたのだとしたらどうしても攻撃できなかった」ということを告げるのでした。 その答えを聞いた蓮は生前の徐福と過ごした日々を思い出し、そのことで救われたと考えたのか画眉丸たちを回復させたあとに花のように散ってしまいます。
愛故に死にゆく......
リエンの最期を
【関係】メイと蓮は兄弟だった!仲違いの理由は?
蓮と一緒に最初に生み出されたメイは、蓮とまるで家族のように仲睦まじく暮らしていました。最初は優しかった蓮ですが不老不死の研究を続けるうちにまるで人が変わったかのように冷酷かつ残虐になり、研究のためなら平気で人の命を奪うように。 大好きだった蓮が少しずつおかしくなっていく姿を見ることが耐えられなくなったメイは蓮のもとから逃げ出し、やがて木人とともに暮らしていくことになります。さらに道士の房中術の相手を強要されるようになったことも、彼女が蓮と仲違いした原因のひとつのようです。
蓮(リエン)は天仙の中でも最強!戦いぶりに注目
この記事では、ただでさえ強い天仙たちの中でも別格的な強さを持つとされる蓮(リエン)について詳しく紹介しました!蓮は作中における悪役ではあるものの、最期や仙薬を完成させようとした目的のことを考えると、どうしても憎みきれません。 アニメでは今後蓮がどのように動き回っていくのか、それも楽しみにしていてくださいね。
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