2023年6月22日更新

『地獄楽』死亡キャラ一覧!最期はどう迎えた?生存キャラのその後も

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罪人と打ち首執行人がペアとなり、神秘の島で仙薬をめぐる激闘を繰り広げる『地獄楽』。島に降り立つ罪人は全員が死罪人ということもあり、本作では何人もの人物が壮絶な死を遂げました。 そこで本記事では『地獄楽』の死亡キャラを、死因とあわせて解説していきます。また生存者のその後も紹介するので、ぜひチェックしてください! ※この記事は最新のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『地獄楽』死亡キャラ・死因早見表!

名前 死因
殊現 蓮との戦いでタオを使い果たし死亡
付知 自分ではなく民谷巌鉄斎を治療し死亡
仙太 牡丹との戦いで花化し死亡
典坐 朱槿との戦いで士遠とヌルガイを逃し死亡
衛善 陸郎太に上半身を潰され死亡
源嗣 陸郎太に重傷を負わされ死亡
期聖 帰国の途中で花化して死亡
清丸 蓮との戦いで柱の下敷きになり死亡
威鈴 蓮の攻撃で上半身を潰され死亡
名前 死因
蓮(リエン) 画眉丸との会話で徐福との幸せな生活を思い出し自ら消滅
菊花(ジェファ)・桃花(タオファ) 亜左兄弟・民谷巌鉄斎・不知との戦闘に敗北し死亡
牡丹(ムーダン) 杠・佐切・士遠・仙太との戦闘に敗北し死亡
蘭(ラン) 杠・画眉丸との戦闘に敗北し死亡
朱槿(ジュジン) 画眉丸・亜左弔兵衛との戦闘に敗北し死亡
名前 死因
陸郎太 佐切・画眉丸との戦いに敗北し死亡
いがみの慶雲 画眉丸との戦いに敗北し死亡
茂籠牧耶 杠に裏切られた後実験台にされ死亡
あか絹 誘惑を試みた結果士遠に斬られ死亡
法流坊 船上で殺そうとした亜左弔兵衛に返り討ちにされ死亡
名前 死因
シジャ 画眉丸との戦闘で死亡

『地獄楽』は敵が不死とも言える怪物である点や、血気盛んな死罪人だらけである点から、キャラが生き残る難易度が非常に高い作品です。敵味方関わらず、多くの人物が死亡しました。 また死亡の描写が独特なのも、本作の大きな特徴。ここからは死亡キャラの概要や死因を、詳しく解説していきます!

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【山田浅ェ門】死亡キャラ・死因一覧

殊現(しゅげん)

立場 山田浅ェ門
巻数・話数 13巻124話
死因 蓮との戦いでタオを使い果たし死亡

殊現は山田浅ェ門の試一刀流二位に当たる人物です。他の山田浅ェ門の剣技をコピーでき、タオの属性さえも変えられる彼。剣術は誰もが認める、山田浅ェ門No.1でした。基本的には真面目で優しい性格をしていますが、過去の出来事から罪人には行き過ぎた残忍さをみせる一面もあります。 追加組として島に足を踏み入れた殊現は、蓮(リエン)との戦闘に入るも敗北してしまいます。しかし画眉丸が追いつき、三つ巴の第2ラウンドに突入。最終的に彼は重傷を負いながらも、徐福の遺体を斬り勝利に大きく貢献しました。 しかし最後の斬撃でタオをすべて使い果たしてしまい、死亡したのです。

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付知(ふち)

立場 山田浅ェ門
巻数・話数 10巻96話
死因 自分ではなく民谷巌鉄斎を治療し死亡

付知は試一刀流九位に当たる人物で、民谷巌鉄斎を担当していた山田浅ェ門です。生物の解剖が大好きなマッドサイエンティストであり、新薬の開発もおこなっていました。 最初はあまり感情をみせなかったものの、心を通わせるうちに罪人とも仲良くなっていった付知。殊現と出会った際に巌鉄斎を庇い、友によって重傷を負わされてしまいます。 何とか命は助かった彼ですが、時間的にも物資的にも治療できるのは自分か巌鉄斎かのどちらか。次に起き上がったのは、巌鉄斎でした。付知は絆を育んだ罪人を助け、最期に全員の無事を願いながらこの世を去ったのです。

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仙太(せんた)

立場 山田浅ェ門
巻数・話数 5巻43話
死因 牡丹との戦いで花化し死亡

仙汰は試一刀流五位であり、杠を担当した山田浅ェ門です。眼鏡を掛けている太った男性で、常に罪人である杠に振り回されていました。本来は絵を描くことが好きな優しい性格ですが、家のしきたりで打ち首執行人になった過去があります。 佐切や杠と協力しながら、なんとか牡丹を倒した仙汰。しかし鬼尸解した牡丹の不意打ちから杠を守り、花化してしまいました。そして花化しながらも知識を活かして、牡丹討伐に大きく貢献します。 もう助からないと言われ、大切な人の胸の中を想像しながら楽になれと仙汰は杠に言われました。彼は憧れていた、自分に正直で自由な杠の腕の中で亡くなったのです。

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典坐(てんざ)

立場 山田浅ェ門
巻数・話数 3巻21話
死因 朱槿との戦いで士遠とヌルガイを逃し死亡

典坐は試一刀流十位の打ち首執行人で、ヌルガイを担当する山田浅ェ門でした。前向きで明るい性格をした青年で、理不尽な罪で死罪人となったヌルガイに生きる道を説きます。 そんな彼はヌルガイと2人でいるとき、朱槿に襲われます。士遠の助けもあり何とか逃げるも、3人はすぐに追いつかれてしまいました。致命傷を負わされた典坐は、ヌルガイと士遠を逃がすため、死に物狂いで朱槿と戦います。 典坐の覚悟を汲み取り、ヌルガイを連れ逃げる士遠。典坐は自分にあったはずの幸せな可能性を考えながら、朱槿に殺されてしまったのでした。

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衛善(えいぜん)

立場 山田浅ェ門
巻数・話数 1巻4話
死因 陸郎太に上半身を潰され死亡

衛善は試一刀流一位として門弟をまとめる、山田浅ェ門のリーダー的存在です。担当の罪人は陸郎太で、左目の眼帯が特徴的。真面目で厳しい性格ですが、山田浅ェ門からは信頼されていました。 島に上陸した直後、空腹の状態で目を覚ました陸郎太と相対します。理性がない罪人に刀を抜くも、次の瞬間には張り手で上半身を潰され瞬殺されてしまいました……!

源嗣(げんじ)

立場 山田浅ェ門
巻数・話数 2巻15話
死因 陸郎太に重傷を負わされ死亡

源嗣は試一刀流八位に位置する山田浅ェ門で、茂籠牧耶を担当していた人物です。筋肉質な外見のイメージ通り、豪剣が特徴の山田浅ェ門でした。 茂籠牧耶の死を見届け、杠の監視をしていた源嗣。佐切と言い合いをしている中で、陸郎太の不意打ちを受け重傷を負ってしまいます。そして佐切の戦いを見ながら彼女を認め、息絶えたのです。

期聖(きしょう)

立場 山田浅ェ門
巻数・話数 2巻11話
死因 帰国の途中で花化して死亡

期聖は試一刀流十一位に位置した山田浅ェ門で、いがみの慶雲を担当していた人物です。殊現からは積極性には欠けるものの、不思議と肝の座った男だと評されていました。 いがみの慶雲が画眉丸に敗北し首を斬り落とした期聖は、帰路につきます。しかしその後、船の上で花化した状態で発見されました。

清丸(きよまる)

立場 山田浅ェ門
巻数・話数 13巻119話
死因 蓮との戦いで柱の下敷きになり死亡

清丸は殊現と共に追加組として島に上陸した山田浅ェ門です。段位はないものの、高い才能と能力を持ちます。自分を子供扱いせずに、厳しく修行をつけてくれた殊現に大きな恩を感じていました。 蓮との最後の戦いの際に、柱の下敷きとなり死亡しています。

威鈴(いすず)

立場 山田浅ェ門
巻数・話数 13巻119話
死因 蓮の攻撃で上半身を潰され死亡

威鈴は殊現と共に追加組として島に上陸した山田浅ェ門です。大柄で筋肉質な女性で、源嗣の妹でもあります。幕府の別式に推薦してくれた殊現に、大きな恩を感じていました。 上陸後に罪人を庇う佐切の説得を試みていた威鈴は、最終的に蓮の攻撃で上半身を潰され死亡しています。

【天仙】死亡キャラ・死因一覧

蓮(リエン)

立場 天仙
巻数・話数 13巻124話
死因 画眉丸との会話で徐福との幸せな生活を思い出し自ら消滅

蓮は「普賢上帝」と呼ばれる天仙のリーダーで、徐福が生みだした最初の天仙とされています。その真の目的は日本全土の人間を仙丹にすることで、正体は徐福の妻でした。他の天仙は逆らえないほどの、権力と強さを持っています。 画眉丸や殊現と激闘を繰り広げていた蓮は、圧倒的な強さで画眉丸を追い詰めました。彼にとどめを刺そうとした瞬間、蓮はなぜ徐福の遺体を壊すのを躊躇ったのかと画眉丸に聞きます。その問いに妻の顔が浮かんだと返す画眉丸。 それを聞いた蓮は徐福と過ごした日々を思い出し、画眉丸の傷を治癒したうえで自ら消滅したのでした。

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菊花(ジェファ)・桃花(タオファ)

立場 天仙
巻数・話数 9巻79話
死因 亜左兄弟・民谷巌鉄斎・不知との戦闘に敗北し死亡

菊花と桃花は、ペアで房中術の修行をする天仙です。菊花は男性の姿でいることが多く、桃花は女性の姿で生活しています。気性が荒く口も悪い菊花に比べ、桃花は明るい性格をしていました。 誰よりも残虐にみえる菊花ですが、実際は人間や木人を思いやれるほど優しい性格です。しかし同じく思いやりがあった桃花が精神的なストレスで変わってしまい、彼女を肯定するために菊花も変わっていったのでした。 亜左兄弟や民谷巌鉄斎と戦っていた2人は、鬼尸解し2人で1つの怪物になります。しかし丹田を同時に破壊され、菊花と桃花は互いを思いやりながら死亡したのです。

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牡丹(ムーダン)

(赤髪の天仙)

立場 天仙
巻数・話数 5巻43話
死因 杠・佐切・士遠・仙太との戦闘に敗北し死亡

牡丹は不空就君と呼ばれる天仙で、周天の修行をしていました。自らが作った教えを信じ死のうとする木人に、死の間際ですべて嘘だと明かす残忍な性格の彼。人間を改造した殭屍(キョンシー)をおもちゃにしています。 杠、佐切、仙太は連携して、牡丹の丹田を斬り裂きました。しかし鬼尸解した牡丹に対抗する術がなく、呆然としてしまう彼女たち。そこで助けに来たのが、士遠です。 士遠は佐切との連携で牡丹を追い詰め、仙太の活躍もあり弱点である胚珠を斬りました。そして牡丹は1000年待った死の間際に礼を言い、この世を去ります。

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蘭(ラン)

立場 天仙
巻数・話数 8巻70話
死因 杠・画眉丸との戦闘に敗北し死亡

蘭は准胝帝君と呼ばれる天仙で、導引の修行をおこなっている人物です。ヨガのポーズが印象的で、無機物を操るのが得意な彼。作中では床の形を変え人を拘束したり、建物自体の場所を変え敵を攪乱したりしています。 天仙と人間の全面戦争にて、蘭は杠、画眉丸と対峙しました。圧倒的な強さをみせるも、画眉丸の花化や鬼尸解の時間切れで追い詰められてしまいます。 自分を倒せるのはタオが相克の杠だけだが、彼女に命を懸ける覚悟はないと話す蘭。しかし杠は自分のタオを武器に込め蘭を攻撃、彼は消滅したのでした。

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朱槿(ジュジン)

立場 天仙
巻数・話数 12巻110話
死因 画眉丸・亜左弔兵衛との戦闘に敗北し死亡

朱槿は如イ元君と呼ばれる天仙で、胎息の修行をしていました。典坐を殺したことで、常に士遠とヌルガイに追われていたキャラクターです。 人間側の潜入作戦の際に、ついに士遠、ヌルガイと対峙した朱槿。士遠の圧倒的な剣さばきにより、何度も殺され再生速度を遅くされてしまいます。最終的には殺されはしなかったものの、ギリギリの状態で「神獣盤古」と一体化。しかし画眉丸や亜左弔兵衛との戦いに敗れ、死亡しました。

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【罪人】死亡キャラ・死因一覧

陸郎太(ろくろうた)

立場 罪人
巻数・話数 2巻15話
死因 佐切・画眉丸との戦いに敗北し死亡

陸郎太は「備前の大巨人」の異名を持つ罪人です。知能が低く桁外れのパワーを持つ人物で、自身は遊んでいるつもりで数多くの人間を殺してきました。 そのパワーは、画眉丸に一撃で死を予感させるほど。最終的には画眉丸の作戦によって首を下に落とされ、佐切によって首を斬られています。

いがみの慶雲

立場 罪人
巻数・話数 1巻3話
死因 画眉丸との戦いに敗北し死亡

いがみの慶雲は「百本狩り」の異名を持つ罪人です。僧兵の修行中に武具の魅力に取り憑かれ、数々の武具を強奪し死罪人となりました。 手縄をした状態の画眉丸に戦いを挑み、返り討ちにされています。

茂籠牧耶(もろまきや)

立場 罪人
巻数・話数 2巻9話
死因 杠に裏切られた後実験台にされ死亡

茂籠牧耶は「ころび伴天連」の異名を持つ罪人です。新興宗教の教祖で、信者を使っての倒幕を画策したため死罪人となりました。 上陸後杠と手を組んだ彼ですが、杠に裏切られ散々実験台にされた挙句に死亡しています。

あか絹

立場 罪人
巻数・話数 1巻4話
死因 誘惑を試みた結果士遠に斬られ死亡

あか絹は「人喰い花魁」の異名を持つ罪人です。男性を誘惑し、殺しては食べてしまう殺人鬼でした。 島に上陸した直後、担当の士遠を誘惑しますが、効果はなく規律違反として処刑されます。

法流坊(ほうるぼう)

立場 罪人
巻数・話数 1巻4話
死因 船上で殺そうとした亜左弔兵衛に返り討ちにされ死亡

法流坊は「殺し念仏」の異名を持つ罪人です。異常に長く柔らかい手足を持つ人物で、多数の罪を犯したため死罪人になりました。 島に上陸する前の船上で亜左弔兵衛を殺そうとしますが、返り討ちにされ死亡しています。

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【その他】死亡キャラ・死因一覧

シジャ

立場 石隠れ衆
巻数・話数 12巻108話
死因 画眉丸との戦闘で死亡

シジャは画眉丸に心酔する忍で、次代の「画眉丸」に選ばれた人物です。当代の画眉丸に歪んだ愛情を持っており、画眉丸を悪く言う人間は殺す残忍な性格をしています。画眉丸への愛も一般的な愛とはまったく違い、殺し合いができる状況を心の底から喜ぶ狂気を持っていました。 画眉丸との戦闘を楽しんでいたシジャは、過去の画眉丸との修行を思い出しながら、これ以上ないほどの猛攻を仕掛けます。しかし再生能力を持っている画眉丸を殺すには至らず、褒められながらも最大火力の火法師によって重傷を負いました。 最期は画眉丸に対する感情が恋心であると自覚しながら、他の石隠れ衆全員を自害させた後に死亡しています。

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『地獄楽』生存キャラ早見表!

画眉丸 結と再会し平穏な暮らしを手に入れる
佐切 諸国行脚の旅に出て画眉丸を訪ねる
佐切の護衛として画眉丸を訪ねる
民谷厳鉄斎 医術と剣術の道場を開く
士遠 安住の地を求め諸国を旅する
ヌルガイ 安住の地を求め諸国を旅する
亜左弔兵衛 香港の黒社会支配に乗りだす
桐馬 香港の黒社会支配に乗りだす
桂花 (グィファ) 現代まで生き続ける
メイ 現代まで生き続ける
十禾 山田浅ェ門の当主となり左うちわの生活

多くの命が散った神秘の島の戦いですが、島に足を踏み入れ生き残った人物は合計で10人です。 ここからは生き残った11人のキャラ概要と、その後を紹介していきます!

画眉丸(がびまる):結と再会し平穏な暮らしを手に入れる

地獄楽
©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA
立場 罪人
ペアの山田浅ェ門 佐切(さぎり)

画眉丸は本作の主人公です。元々は「がらんの画眉丸」と呼ばれる冷酷な忍でしたが、里長の娘と結婚したことで平穏を望むようになります。自覚もないまま妻のために忍をやめようとしたところ、里長に騙され捕まり死罪人となりました。 彼が戦う理由は、いつでも一貫して妻と再び会うためです。そのために花化し、バケモノにもなってきました。そして島からの帰還を果たし、裏ルートで国に足を踏み入れた画眉丸は、十禾の手引きで結と再会しています。 その後佐切と杠が画眉丸の家を訪ねた際は、安心しきった表情で寝る彼の姿が描かれていました。

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佐切(さぎり)×杠(ゆずりは):画眉丸を訪ねる

佐切(さぎり)

地獄楽
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立場 山田浅ェ門
担当の罪人 画眉丸

佐切は試一刀流十二位に位置し、画眉丸を担当する山田浅ェ門です。黒髪の長髪が似合う美女で、山田家現当主の娘でもあります。 人の死を生業とする家の業をみるため、打ち首執行人となった彼女。殺した人の気持ちが纏わりつくような感覚に悩んでいた頃に、画眉丸に出会います。真面目すぎるがゆえに剣さばきが鈍ることもありますが、迷いがないときの剣の腕は相当です。 生存後は十禾と共に、民谷巌鉄斎を連れ幕府を訪れ役目を全うしています。そして自ら家を出て、試刀術の勉強のため諸国行脚をしていました。しかし試刀術の勉強は名目で、実際は家を出てみたかったからとのこと。行脚の途中で杠と共に、画眉丸の家を訪れ結と話す姿が描かれていました。

杠(ゆずりは)

立場 罪人
ペアの山田浅ェ門 仙太

杠は「傾主の杠」の異名を持つ、くのいちの罪人です。鷺羽城に潜入した際に何人もの家臣を倒した実力者で、死者が多くでたため死罪人となりました。体には無数の傷がありますが、普段は忍術で隠しています。残忍で自由奔放ですが、仲間には情を持つ優しい性格です。 画眉丸にとって最初の協力者となった彼女は、天仙との戦いでもしっかりと生き残りました。江戸には戻らないと決めていたヌルガイを除いて、生き残った罪人は3人。杠は無罪放免となる資格を譲り、小舟でどこかへ消えていったのでした。 それから約1年後、彼女は諸国行脚をする佐切の隣にいました。杠曰く、佐切の護衛で一緒に行動しているとのこと。画眉丸の家を訪れる姿も描かれ、お茶を要求したりと図々しさは健在でした!

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民谷厳鉄斎(たみやがんてつさい):医術と剣術の道場を開く

立場 罪人
ペアの山田浅ェ門 付知

民谷巌鉄斎は「剣龍」「八州無双」の異名を持つ剣豪です。藩主に気に入られ仕官するも、軽口に怒り立派な門を両断したことで死罪人となりました。体の不老不死には興味がなく、後世に名を残す名前の不老不死のために戦います。良くも悪くも大雑把で豪胆な性格です。 ヌルガイを除き生き残った3人の死罪人のうち、逃亡生活が難しいため彼が仙薬を持ち帰り無罪となる罪人に決定します。将軍から認められ無罪となった後は、医術と剣術の道場を開いたとのこと。 医師としての評判は良いものの、患者よりも道場破りの方が多いそう。診療中に来た道場破りに、大声をだす姿が描かれていました!

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士遠(しおん)×ヌルガイ:安住の地を求め諸国を旅する

士遠(しおん)

立場 山田浅ェ門
担当の罪人 あか絹

士遠は試一刀流四位の位置におり、あか絹の担当をしていた山田浅ェ門です。生まれつき盲目で目がまったくみえないものの、その影響で島に入る前からタオを知覚していました。 真面目で規律に厳しい性格ですが、ただ規律を重んじるだけでなく柔軟も面もあります。弟子である典坐に頼まれ行動を共にするうちに、罪人であるヌルガイを守りたい存在と考えるようになりました。 島を出た後は、自身も名前と家を捨てヌルガイと共に安住の地を探す旅にでています。しかし各地で面倒事に巻き込まれてはそれを解決し、名も告げずに去っていくことから「子連れ座頭」と呼ばれているとのこと。2人の旅は、いつしか世直しの旅となったそうです。 ヌルガイをナンパする男を睨みながら追い払ったり、疲れたヌルガイを台車で運んだりと、過保護さに磨きが掛かっていました……!

ヌルガイ

立場 罪人
ペアの山田浅ェ門 典座(てんざ)

ヌルガイは「山の民(サンカ)」の末裔です。江戸の世では、サンカとして生きているだけで罪。彼女が侍を助けたことで村人は全員が虐殺され、ヌルガイは死罪人となりました。外見や言動は少年のようですが、実際は少女です。 最後まで生き残った彼女は、士遠と共に安住の地を求める旅にでます。化粧やオシャレを覚えたヌルガイはどこからどうみても可憐な少女で、ナンパをされるほどでした。その後も士遠と一緒に世直しの旅を続けたようです!

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亜左兄弟:香港の黒社会支配に乗りだす

亜左弔兵衛(あざちょうべい)

立場 罪人
ペアの山田浅ェ門 桐馬

亜左弔兵衛は大盗賊団を創りあげた「賊王」です。元々は武家の出身だった彼ですが、母の死や父の処刑など不運が重なり、盗賊にまで堕ちた過去があります。基本的には残虐な性格ですが、弟である桐馬は何よりも大切に想っていました。 島にて花化が進み、死亡したと思われていた彼。しかし桐馬が復活させていたようで、その後は香港の黒社会を支配するために行動を開始したと明かされていました。異様な力を使う兄と狡猾な弟は「双龍兄弟」と呼ばれ、三つ巴状態の香港をさらなる混沌へと突入させます……!

桐馬(とうま)

立場 山田浅ェ門
担当の罪人 亜左弔兵衛

桐馬は入門1ヶ月で代行免許を与えられた天才で、位はないものの任に就いた山田浅ェ門です。しかしその正体は、兄を助けるために山田家に潜入した、亜左弔兵衛の弟でした。 生き残った桐馬は、兄と共に香港支配に乗りだします。「双龍兄弟」の知略に優れた弟として、香港を混乱の渦に巻き込むのでした。

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桂花(グィファ)×メイ:現代まで生き続ける

桂花(グィファ)

立場 天仙

桂花は文殊公々と呼ばれる、天仙の1人です。メイを除き、作中で唯一最後まで生き残った天仙でもあります。あまり感情を表に出さない冷静な性格で、他の天仙のように人間を無差別に殺す動きもありません。作中には島から出ると言う佐切を逃す描写もありました。 生き残った桂花はその後も不老不死状態で生き延び、パソコンがある現代まで生き続けています。授業が終わったと口にしていたので、何かを教える先生になったのでしょう。 メイと同居していて、彼が菊花と桃花の発芽を告げたところで物語は幕を閉じました。

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十禾(じっか):山田浅ェ門の当主となり左うちわの生活

立場 山田浅ェ門
担当の罪人 法流坊

十禾は試一刀流三位の位置にいる山田浅ェ門で、放流坊を担当していました。基本的には自由でだらしないだけの人物ですが、自分のためであれば平気で仲間の殺害を企てる、人の心を持たない性格です。 島から帰り幕府に赴いた彼は、佐切と民谷巌鉄斎を連れてすべてを丸く収めます。佐切によると、その後は目論み通り山田家当主の座に就き、左うちわの生活を送っているとのことでした!

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『地獄楽』激闘で散った死者に刮目せよ!

地獄楽
©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA

花化での死や仲間を救っての死など、『地獄楽』では様々な人物が様々な理由で命を散らしています。読者の中には、特に印象に残っている死がある人も多いのではないでしょうか。 また『地獄楽』は、2023年4月からアニメが放送開始です。彼らの死に際は、どのように描写されるのか。原作はもちろん、アニメからも目が離せません!

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