2019年11月11日更新

『地獄楽』の魅力を全巻ネタバレ紹介!アニメ化が待たれるジャンプ+の人気作品!

地獄楽 うたかたの夢

【ネタバレ注意】ジャンプ+にて毎週月曜更新の『地獄楽』。人気急上昇中の本作について、今回はじっくり紹介したいと思います。1~7巻までの全巻を紹介しますので、知らない方も是非チェック!

目次

『地獄楽』の魅力を全巻ネタバレ紹介!

時は江戸時代末期となる頃。抜け忍として捕えられた死罪人・がらんの画眉丸こと「画眉丸(がびまる)」の死刑はなぜか失敗続きでした。火刑では服のみ燃え、牛裂きの形では牛が倒れ、打ち首では刀が折れ……。しかし、刀剣の達人であり斬首のプロである「山田浅ェ門佐切(やまだあさえもんさぎり)」と出会い、画眉丸は無罪と引き換えにある条件を提示されます。 そして主人公・画眉丸たちが向かうのは謎多き島。物語が進むにつれて島の謎だけでなく、各キャラクターの生い立ちや関わりが明らかになるのも見どころです。 ※2019年11月時点での最新7巻のネタバレ情報に触れています。気を付けて読み進めて下さい。

『地獄楽』第1巻【ネタバレ注意】

画眉丸が無罪放免の条件として提示された条件とは、伝説の極楽浄土とされる島から不老不死の仙薬を持ち帰ること。この島を見つけた幕府は調査団を向かわせたものの、1人を除いて全て花となり、帰ってきた者も花が体中から生えてまともに話せなくなった……。そのため「死んでもよい者」として、死罪人が島に派遣されることとなったのでした。 画眉丸は抜けた里で待つ妻のもとへ帰るため、条件に応じます。その後、同じ条件を提示された死罪人たちが集められましたが、数が多すぎるということで殺し合いの選抜が行われます!最終的に画眉丸を含む10人が生き残り、それぞれに見張り役の浅ェ門がつけられて島へ向かうこととなりました。

画眉丸と佐切、それぞれを縛るモノ

第1巻の物語の中では、画眉丸と佐切がそれぞれ縛られているものについても描かれています。画眉丸は石隠れの里長の手で忍として育てられ、何も感じない「がらんどう」であることを強いられてきました。しかし、妻を得たことで様々な感情を知るようになり「がらんどう」でなくなった自分への違和感に苦しみます。 一方、佐切は幼い頃に見た死罪人に切られたと気付かせない父の処刑を目標にして処刑を行ってきました。しかし、相手が罪人であっても殺すことに迷いがあり、父の様なすっきりとした処刑ができないことに悩んでいました。 2人が行動を共にしていく中で、お互いの言葉によって相手を縛るものを克服するヒントを与え、信頼関係を築いていく様子は必見です。

『地獄楽』第2巻【ネタバレ注意】

島には人の顔をした奇妙な虫や異形の化け物が住んでいました。画眉丸たちの前にも魚のような化け物があらわれ、戦う彼らのもとへ杠(ゆずりは)と浅ェ門の仙汰・源嗣(げんじ)が合流します。彼女は情報の提供と協力を提案し、虫は人を刺すことで花化させる能力をもつ事を明かします。 別の場所では弔兵衛(ちょうべえ)と浅ェ門・桐馬(とうま)にも化け物が襲い掛かっていました。その際彼らが兄弟であり、戦う最中にこれまでの生き方が明らかになります。 一方、「山の民」という一族なだけで死罪人とされたヌルガイと彼女を助けようとする浅ェ門・典坐(てんざ)は2人で島からの脱出を試みますが、海流により失敗。化け物に襲われますが勝って島へと戻り、ヌルガイは生きる意思をもつようになります。

さらに深堀される佐切の背景と新たな敵

かつて父に落胆された場面や、島では兄弟子の源嗣に力不足を指摘され「女である務めを果たせ」と島から帰るよう薦められる場面を通して佐切が女としての役割を強いられてきたことが描かれています。 しかし、佐切は兄弟子に逆らってでも生き方を決めたいと願い、源嗣と勝負をすることに。佐切は見事勝利しますが、死罪人の陸郎太(りくろうた)が襲い掛かります!源嗣は重傷を負い、佐切の生き方を認めて自らの刀を託します。そして画眉丸の忍術・体術による援護のもと、佐切が陸郎太の首をはねるのでした。

『地獄楽』第3巻【ネタバレ注意】

助からない源嗣を残して先へ進んだ佐切一行は、仙薬の手掛かりとなりそうな化け物が現れた方向へ向かい小さな村を発見します。その村には少女と木のような人型の化け物がおり、化け物退治と少女の捕獲を試みます。少女を捕まえると、人型の化け物は情報の提供と村への滞在許可と引き換えに少女の開放を提案したのです。 化け物は島の構造、そして島の中央部に仙薬「たん」があること、「てんせん様」という存在について説明しました。その時、弔兵衛達、ヌルガイ達、画眉丸達のもとにそれぞれいくら攻撃しても再生する強敵が現れます。実は彼らこそ「てんせん様」であり、交戦するも圧倒的な力を持つ彼らに浅ェ門の士遠(しおん)は重傷を、典坐は致命傷を負わされてしまうのでした。

謎の少女「めい」と島の謎

村にいた木のような化け物「ほうこ」と少女「めい」。ほうこは島や不老不死の仙薬に関する情報を提供しました。島は「こたく」ということ、島の中心部にある仙薬を守る存在が「てんせん様」であり仙薬が生きた人間から作られること、さらには1000年前はこんな状態ではなかったことを明かしました。 一方、めいは画眉丸達に追いかけられた際に画眉丸を投げる怪力を発揮する、てんせん様との交戦時には巨大化した敵を驚くべき速さで粉砕するなど特別な力を秘めています。また、体には大きな傷があり見せるのを嫌がるなど謎が多い存在です。

『地獄楽』第4巻【ネタバレ注意】

てんせん様との交戦の後、めい達は7人のてんせん様は神の域に到達した仙人が分裂して生まれた存在であること、彼らの操る力は「タオ」といい、万物に流れているもので極めれば力や体が大幅に強化されることを明かしました。てんせん様と戦うにはタオを扱えるようになる必要があり、合流した巌鉄斎(がんてつさい)達とともに実戦形式でタオの習得を試みます。 てんせん様との戦いの中で花と同化してしまう穴に落とされ、脱出した弔兵衛達。そこへてんせん様の弟子「道士」が現れました。タオを操る道士と戦いますが、弔兵衛は喉をえぐられてしまいます!しかし、花と同化する穴にいたことで体に島の植物が混ざった彼は回復し、タオを使って道士を倒すのでした。

タオとは?実戦の中での習得

一方、画眉丸達のもとにも道士が現れます。道士はめいの正体が「できそこないのてんせん様」であることを明かし、自分たちの修行の道具となるめいを連れ帰るために来たのでした。画眉丸は道士を倒すべく、タオを使えないまま交戦しますが苦戦を強いられます。めいは「強イモ弱イモゼンブダイジ」とアドバイスをし、画眉丸はタオを自覚できるようになりました。 その後、石隠れの里での修行の記憶もありタオの扱いを習得、無事に道士を倒すのでした。

『地獄楽』第5巻【ネタバレ注意】

島の中心部ほうらいにたどり着いた佐切、杠(ゆずりは)、仙汰。彼らをてんせん様・ムーダンが出迎えます。彼はここまで人間が来たのが初めてだと語り、さらに「島は生命の実験場」「ついつい遊んじゃう」などと話した後に「仙薬はこの島にない」と衝撃的な事実を話します。 ムーダンとの戦いが始まり、佐切達はタオを使って戦います。その中でタオには相性があり、佐切はムーダンに対し有利なこと、てんせん様は丹田が弱点となっていることが分かり杠、仙汰がムーダンを抑える間に佐切が丹田を切ることに成功しました。

てんせん様の打破、記憶をなくした画眉丸

倒したはずのムーダンの体に花が咲き、そこから伸びたツルに仙汰が貫かれて花化させられてしまいます。さらにムーダンは巨大な花となって再び戦うことに……。そこへヌルガイと盲目のためタオの扱いに慣れた士遠(しおん)が駆けつけ、状況は一変。佐切とヌルガイが花を引きつけ、その隙に士遠が花の弱点「胚珠」を狙います。 たどり着いた士遠がタオを帯びた刀で胚珠を切り、ムーダンとの戦いは終わりますが仙汰が亡くなってしまうのでした。一方、道士との戦いで倒れた画眉丸は目覚めると記憶をなくしていました。彼はめいや巌鉄斎が分からなくなり、自分を現・石隠れの里の忍だと思っているのでした。

『地獄楽』第6巻【ネタバレ注意】

記憶をなくした画眉丸達に弔兵衛達が合流し、激しい戦いを始めた画眉丸と弔兵衛。弔兵衛の再生力が高く、タオの使い方も忘れた画眉丸は急所を狙い続けてもダメージを与えることができません。苦戦する画眉丸は自分もろとも弔兵衛を燃やしつくそうとします。焼かれると傷を再生しきれなくなった弔兵衛ですが、弟のことを思いタオを開放するとてんせん様のような姿になりました。 戦いはめいと桐馬(とうま)によって止められ、弔兵衛は谷底へ落ちてしまいます。弔兵衛を除く4人はほうらいの門で佐切達と合流しますが、画眉丸は佐切達を忘れているので警戒します。

タオで戻る記憶と弔兵衛のその後

佐切は画眉丸の異変に気づき「あなたは……、誰ですか?」と問いながら押さえつけ、互いのタオを循環させ始めます。さらに「再会すべき人がいるのでしょう?」という佐切の言葉をきっかけに、画眉丸は元通り記憶を取り戻します。杠から奥さんは幻術ではないかという衝撃的な問いもされましたが、記憶を取り戻した画眉丸は妻の実感を信じ、揺らぎませんでした。 弔兵衛のもとにはてんせん様・リエンが現れ、花に侵食されても自我をなくしていない彼に興味を示し、捕えるために襲い掛かります。弔兵衛は応戦しますが、リエンを倒せず眠らされてしまいました。目が覚めた彼にリエンは修行をもちかけ、タオを使いこなせるようになるならと弔兵衛は応じてしまうのでした……。

『地獄楽』第7巻【ネタバレ注意】

島に「追加組」として、新たな浅ェ門達と石隠れの忍達が上陸します。上陸した浅ェ門は殊現(しゅげん)、十禾(じっか)、清丸(きよまる)、そして女性の威鈴(いすず)です。追加組は難なく化け物を倒していきます。なかでも殊現は島に上陸した直後からタオを認識し、素手で化け物を次々に倒します。 画眉丸達は追加組の上陸で混乱した状況になっているうちに仙薬を入手し、脱出するために2手に分かれることとなりました。めいに仙薬のありかと有力な経路を教えてもらい、行動を開始します。仙薬奪取班のメンバーはタオを利用してほうらいの宮殿を見渡し、気配を消しつつ進んで仙薬のある場所にたどり着きますが……。

現れた蘭、追加組の危うい性格

仙薬のある場所にはてんせん様・蘭が待ち受けており、脱出経路確保班の前にもてんせん様が現れてしまいます。なぜ、全員とてんせん様が出くわすことになったのか?弔兵衛が弟の無事と引き換えに、てんせん様に情報を流していたのです!蘭はもうすぐ仙薬が完成すること、宗師という存在にタオを捧げる儀式の供物が必要なことを明かし、仙薬奪取班に襲い掛かります。 また、追加組の1人・殊現は実力者ながら罪人を許さない気持ちが強すぎる危うい一面があります。実際に、死罪人から仲間の潜伏先を聞き出すために目の前で捕まった仲間を斬首、さらに潜伏した仲間と子どもを含む家族親戚の総勢100人以上を「罪人の関係者だから」と全員殺した過去が描かれています。

追加組と画眉丸達の今後が気になる!

仙薬を手に入れる寸前まで到達した画眉丸達。現状、浅ェ門と死罪人達が協力して進んでいますが、この後も進むうちに罪人を許さない殊現と出会ってしまうのか……? 今後のてんせん様との戦いや追加組との関わりが気になる『地獄楽』、ジャンプ+や単行本でぜひチェックしてくださいね。