漫画『スマイリー』最終回までネタバレあらすじを紹介！話題の宗教ホラー！違法pdfを使わず無料で読める？

音信不通になった妻を見つけるために心笑会という教団に入会した主人公が、邪悪な笑顔が蔓延う教団の闇を暴くカルト宗教系ホラー漫画『スマイリー』。 ここからは本作最終巻までの全話ネタバレ・あらすじに加え、漫画をお得に読む方法を紹介していきます！

娘を亡くし、妻とは音信不通で連絡が取れずに一人暮らしをしているフリーライターの鴨目友司。生きる意味を失っていた彼は、仕事をクビになりかけていました。 そんなある日、「心笑会」という教団から宗教勧誘されます。執拗な勧誘に苛立ちを覚える鴨目でしたが、パンフレットにはなんと行方が分からなくなった妻の姿が。このときの団員の笑顔が不気味で気持ち悪い……。 周りからは止められながらも、「佐藤甲平」という義名で心笑会に入会する鴨目。しかしそこでは想像以上に残忍で恐ろしい慣習がありました。中には顔の皮膚を剥ぎ取るものもあり……。

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崖っぷちのフリーライター・鴨目は、勧誘された「心笑会」という新興宗教のチラシに元妻・恵の姿が写っているのを発見します。 恵に再会したい一心で心笑会に入会したものの、幹部の鈴村から恵は現在心笑会の本部にいることを伝えられた鴨目。 そんな中、河川敷で顔を潰された3人の遺体が発見されます。時を同じくして、徳を積んだ信者のみが参加できる儀式に赴いた鴨目は、1人の信者が顔面の皮をはぎ取られる様を目撃し……。

2年前、鴨目はライターとしてとある事件を追っていました。仕事は忙しくも、家に帰れば娘の唯が出迎え、妻の恵も笑顔で話しかけてくれる……。 しかしバラバラ殺人事件の取材に向かった日を境に、鴨目の運命は狂い始めます。なんと数日後、唯が事故によって亡くなり、恵も家を出ていったのです。悲しすぎる過去で、読んでいてとても辛いです。 時は現在、心笑会の誕生祭で眠らされた鴨目は、団員の鈴村から夫がバラバラ殺人の被害者であることが明かされます。さらに恵と鈴村がママ友で、一緒に心笑会に入会したことを知らされるのでした。

鈴村から恵を救うように頼まれ、独自に調査を進める鴨目。しかし周辺人物たちが次々と殺されていき、心笑会からは「秘密を明かそうとするのであれば家族ではなくなる」と警告されます。 精神が限界を迎えた鴨目は、ついに心笑会で修行をおこなうことに。今まで努力してきましたが、本当にメンタルブレイクしてしまったのでしょうか……？ そんな中、母親が心笑会のメンバーだった刑事の魚住は、心笑会の真相を追っていました。もちろん心笑会は簡単にはぼろを出しません。逆に殺人の罪を被せられた魚住でしたが、同僚たちの協力で潔白が証明されます。 一方鴨目も動き始めており……。

心笑会で教育係の地位にまで上り詰めた鴨目。他の団員と変わりない笑顔を見せていますが、未だに心の中では心笑会を潰すことを目的としていました。もはや執念で動いている鴨目が格好良いです！ 数日後、鴨目は魚住に心笑会で起きていることをすべて話し、行動を起こさせます。そして魚住も独自でチームを組み、心笑会を潰す決断をするのでした。今まではやられっぱなしでしたが、ついに反撃の狼煙を上げます！ 鴨目は恵が心笑会の幹部であるのではないかと考え始め、調査を進めます。その結果、恵は「笑恵」という名の幹部メンバーであることが発覚するのでした。

魚住の母親が助産師として働いていた病院で火事が起こり、NICUにいる赤ちゃんたち犠牲となりました。火事から数日経っても、助けられなかった赤ちゃんの声が聞こえ自責の念にかられる魚住の母。 その時火災現場である病院の中から赤ちゃんの泣き声が聞こえました。声のする方へ向かうとそこには火事から生き残った赤ちゃんがおり、奇跡の子と言われました。この赤ちゃんが後の笑光です。 奇跡の子には不思議な力があり、その笑顔も見た大人たちの心の傷を癒していました。そして心笑会が発足したのです。 場面は変わり笑光様の誕生祭。その場に鴨目もおり笑光にあいさつをしました。鴨目を見た瞬間、笑光は子供の頃に会っていたことを思い出します。笑光に選ばれた鴨目でしたがーー。

心笑会にとって邪魔になる人物を排除してきた暗殺者の今浪が、殺人未遂の疑いで連行されることに。 教壇で今浪と近しい関係にあった渡辺のもとに向かった魚住は、拘束された今浪の写真をちらつかせながら「教団のことをしゃべらなければ殺す」と渡辺に迫ります。 魚住は渡辺を脅迫する一方で今浪にも揺さぶりをかけますが、2人ともなかなか口を割りません。 そんな時、「鈴村になら知っていることを話してもいい」と言い出した今浪。鈴村と2人きりになった今浪が語ったのは、鈴村の息子・佑太が笑光の子であるという衝撃の事実でした。 魚住たちが気絶してしまった鈴村を保護してさらなる尋問を行う一方、鴨目は笑光と笑恵に対峙し……。

「久しぶりね」 再会した恵は鴨目の言葉には耳を貸さず、教団の内部のことを映したビデオカメラを鴨目に与えたうえで“自分は鴨目の味方ではない”とはっきり明言します。 今日鴨目をこの場所に読んだのは笑光で、彼は11年前に鴨目が取材していた事件の被害者だったことが明かされるのでした。 笑光が成人しても体の大きさが変わらない“下垂体性小人症”なのでは？と推察した鴨目ですが、笑光の正体が11年前に焼死したとされる少年・柴崎光一だと本人の口から明かされたことで疑念が確信に変わります。 笑光にまだ聞きたいことがあったものの、「あなたには死んでもらわなきゃ困るの」と恵にナイフで刺されてしまう鴨目。 一方、心笑会で“笑愛”と呼ばれている警視庁長官官房審議官の菅原について調査を始めた魚住は、自身の母・律子が菅原の妻になっていたことを知り……。

笑恵が笑光の妻であることが判明し、衝撃を受ける鴨目。 “なぜ恵が心笑会の重要なポジションにいるのか” 鴨目と離れている間に恵が何をしていたのかを探るべく、鴨目はさらなる教団の暗部に潜り込んでいくことになります。 一方、かつて自身を捨てた母・律子と対峙した際、教団にいる信者たちが全員血縁関係だという驚くべき事実を知った魚住。 そのころ心笑会が教団の世継ぎとされる鈴村の息子・佑太を誘拐したというニュースが飛び込んできます。 さらに偶然の事故死だと思われていた鴨目と恵の娘・唯は教団の陰謀によって殺害されたことが判明し、鴨目は教団への怒りを増幅させ……。

時はさかのぼって1994年、“傷ついた人の心を癒す”と話題の少年がいました。常に笑顔を絶やさない癒しの少年・光一の元にはトラウマを抱えた人たちが集まり、光一の笑顔に癒しをもらっていました。 “心笑協会”と呼ばれたこの集まりは、のちに心笑会と呼ばれるように。 会の創始者であり、光一の母であった恭子が「人はお金が絡むと純粋ではいられないから」と宗教法人化を拒んでいたため、このころの心笑協会は癒しを求める人々の小規模な集まりだったのです。 心笑協会はのちに心笑会の教祖となる白石艶華(よしか)が光一に出会ってから変わりはじめ、控えめだった艶華が光一と深く関わるようになって心笑協会も姿を変えていきます。 そして、11年前の火事が起こります。警察の力を使って事件をもみ消した艶華は自身を“笑嫣”と名乗り、本格的に活動を始めるのですが……。

光一を教祖として祀り上げ、心笑協会を心笑会という宗教組織に作り変えた笑艶。しかし、“笑光”と名を変え教祖として君臨してきた光一にも終わりの時が近づいてきていました。 律子から教団のことを聞き出していた魚住は「近々継承の儀が行われる」と聞き、ひとまず戻ることに。車に戻った魚住は意識を失い、目を覚ました魚住の傍らには無残な姿に変わり果てた律子の姿がありました。 娘の唯が亡くなったのは恵を教団に引き入れるためだったと知った鴨目は教団への復讐を改めて誓い、恵は継承の儀に臨みます。 笑嫣、恵、鴨目らの思惑が交錯する中で執り行われた継承の儀で、佑太を次期後継者として紹介する笑嫣。しかし、現教祖である笑光は「みんな、新たな世界に行こう」と呼びかけると……。

「みんな、新たな世界へ行こう」 そう言って自らの首にナイフを突き立て、恵とともに計画した“心笑会殲滅作戦”の火ぶたを切った笑光。恵が見つめる中、ほかの信者たちも笑光に続けとばかりに次々自害していきます。 一方、恵から心笑会殲滅作戦のことを聞いていた鴨目も警察隊とともに現場に来ていました。なんとか恵だけでも助けてやりたいと考えていた鴨目でしたが、彼の祈りは届きませんでした。 自ら仕掛けた爆弾で信者たちを巻き込んで恵が自爆し、爆発に巻き込まれた鴨目は間一髪で魚住に救出されます。 病院のベッドで目を覚ましたあと、恵の想いを無駄にしないためにもこの事件について記事にしようと決意する鴨目。 自身の運命を大きく狂わせた笑嫣がまだ生きていると知った鴨目は、笑嫣へ復讐しようと決め……。

漫画『スマイリー』は2025年3月7日発売の「漫画ゴラク 2025年3/21号」で最終回を迎えました。 最終話まできっちり伏線回収がなされていたので打ち切りというわけではないのかもしれませんが、実際のところは不明です。

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