漫画『正しい復讐の作法』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！自分から全てを奪った妹への壮絶な復讐劇！

ある日自分の夫が妹にプロポーズする姿を目撃し、直後に命を落とした主人公・麗奈。複雑に絡み合う人間関係が面白い復讐ミステリー『正しい復讐の作法』。 この記事では、最新話までのネタバレを紹介していきます。本作の見どころがぎゅっと詰まった記事になっていますので、面白そうだなと思ったらぜひ本編を読んでみて下さいね！

潔癖症で、義家族とも反りの合わないヒロイン・麗奈。そんな彼女と結婚した碧人のことを、彼女は「他人とは違う特別な存在」だと信じていました。 しかし、そんな彼が彼女の妹・璃香にプロポーズしている場面に偶然出くわしてしまいます。「私が説得すれば彼はお姉ちゃんの所に戻るから」と白々しいセリフを吐く妹に腹が立った彼女は手を振りほどき、早足で交差点へ。 その時運悪く信号無視の車と衝突してしまった彼女は、そこで一旦生涯を終えるのでした。しかし彼女が目を覚ますと、そこは事故から1年前。まだ碧人と結婚式を挙げる以前の日付に戻っていたのです。 しかも彼女の手首には「20211120」という命日を現す数字がくっきりと刻まれていました。自身の手首に刻まれた消えない数字を見て時を遡ったのだと確信した彼女は、まず碧人との婚約を一方的に破談。それから、璃香の本命である「財閥の問題児」智彦に目を付けるのですが……。

はじめは璃香への復讐のために智彦と関係を持とうとしていた麗奈でしたが、いつしか2人の距離はぐっと近いものに。 実は、以前から智彦は麗奈のことを知っていました。というのも、彼の手首にも麗奈と同じ「20211120」の文字が刻まれていたのです。 麗奈が車にはねられて命を落としたあの日、彼女をはねたのは彼が運転する車でした。しかも麗奈をはねた直後、智彦も後ろから来た車に追突されて命を落としていたのです。 「この日付はきっと期限なのだろう」と察した彼は、期限までに自分のやるべき事を片付けるべく動き始めます。一方、智彦の親族についての調査結果を受け取った麗奈は、彼の母親・咲恵が通う料理教室へ行く事に。 その際に咲恵から食事に誘われた彼女は快諾しますが、そこには璃香も同席していました。ピリピリとした空気が張りつめ、一触即発のムードになったその時。智彦が現れて麗奈を連れ出します。怒りで肩を震わせる璃香を残し、麗奈は咲恵に改めて挨拶することを告げてその場を後にしますが……。

とうとう同棲することになった2人。麗奈が趣味で描いた絵を智彦が眺めていると、そこに彼の絵があることに気づきます。その事で麗奈をからかう智彦ですが、たくさんの絵の中に2人が命を落とした事故現場の絵が。 その絵を彼女からもらった智彦は、「何としてでも彼女を救ってみせる」と心に誓うのでした。その後結納が行われたのですが、あろうことか麗奈の養母である恵美が智彦の母・咲恵に融資を迫ったのです。 不躾な申し出に「見返りは何か」と尋ねる咲恵。答えに窮する彼女を見た麗奈は、恵美がこの縁談を破談にしようと考えているのだと察します。 恵美が何者かと連絡を取っている事にも気づいた彼女は、「家を出てからずいぶん偉そうになった」と毒づく彼女にどうしても言いたいことがありました。 彼女は「自身の父親と璃香の間に親子関係は認められない」と書かれたDNA鑑定書を突きつけ、「自分の言うことを聞かなければこの事実を公表する」と義母に啖呵を切るのでした。

麗奈が指示した璃香の父親に関する調査結果は未だ出ていませんでしたが、その頃恵美は智彦の兄・雅紀と見合いをするよう璃香をけしかけるのでした。 一方で自分が他人の好意を素直に受け取れないことを悩む麗奈に、智彦は「一緒に恋愛をしよう」と甘く彼女を誘い出します。それでも踏み切れない彼女でしたが、義妹・麻里子の「自分の気持ちに素直になりなさい」という言葉に背中を押されるのでした。 そんな中、碧人の妹・由香が書いた麗奈の誹謗中傷記事がネットで発見されます。「璃香の指示でやった」と泣き崩れる彼女を見た麗奈は、璃香が雅紀に接近しようとしているという情報を得ることに。 妹のやってしまった事の大きさに驚いた碧人は何とか妹を許してやって欲しいと頭を下げるのですが、自分の保身のために頭を下げる彼の姿は麗奈をイラつかせただけでした。 許してやる気など毛頭ない彼女は、「璃香が何を考えているのか私に報告しなさい」と自分のスパイになるよう彼に宣告するのですが……。

璃香の実父が判明し、その結果を持って堤家へと向かう麗奈。そこには璃香の実父の名前が記された検査表があり、今まで自分が可愛がってきた璃香が実子ではないと知る父親。 そのことで麗奈が本当に自分の娘なのでは?と思い始めた父・仁志が恵美の手によって毒を飲んでしまい、一命はとりとめたもののろくに話すことも出来なくなってしまうのでした。 一方、浅井と話している最中に彼にも自分と同じ刻印があることを告げられた麗奈。どういうことかと尋ねると、彼女が事故に遭った日に自分もまたあの交差点にいたと話す浅井。 しかも、彼は仁志と麗奈・璃香の親子関係について彼女に話そうとしてくれていたというのです。さらに彼は麗奈の養母と祖父を恵美が手にかけたということまで調べあげていました。 あの日、本当は浅井を交通事故に見せかけて殺害しようとした恵美。しかし偶然そこに居合わせた麗奈と智彦も巻き添えになってしまったという真実が分かり……。

色々なテーマが密接に絡み合った本作ですが、やはり手首に刻印された日付らしき数字が気になりますね。もしこの日付が本当にタイムリミットなのだとしたら、再びこの日に何かが起こってしまうのでしょうか……。 そして、麗奈が期限までに復讐を果たせるのかどうかも気になる所です。願わくば刻印がある3人とも長生きして欲しいと思うのですが、ラストの展開が本当に読めないですね。 最初は険悪だった智彦と麗奈にも絆が生まれるあたりも見どころですね。麗奈にしか見せない智彦の甘い表情にもドキドキさせられる作品です!

この記事では、人気漫画『正しい復讐の作法』のあらすじをネタバレ解説しました。登場人物が多く、様々な伏線が絡んだ物語のおかげで読み進めるのが止まらなくなる作品です。 ぜひ、本作をお得な方法で楽しんでみて下さいね!