2023年8月1日更新

漫画『いじめのケジメ』最新話まで全話ネタバレあらすじ&感想!憎しみの連鎖が生み出す復讐劇

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池上ナオが描く『いじめのケジメ』は、17年前の壮絶ないじめにそれぞれがケジメをつけていく復讐サスペンス漫画です。当時いじめに気づけなかった担任は、どんなケジメをつけるのでしょうか? 本記事では『いじめのケジメ』のあらすじをネタバレありで最新話まで紹介。結末も含めてその内容を紹介します!

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1巻ネタバレ感想

高校教師だった天野穿(あまのうがつ)は、自分のクラスで壮絶ないじめがあったことを卒業後に知ります。彼のもとに届いた黒い手帳には、被害者・地賀創(ちがはじめ)の壮絶な経験が記されていました。 天野は仕事をやめ、行方不明となった地賀を追うもその行方は知れず……。いじめから17年後、1人また1人といじめと重なる手口によって天野の元生徒たちが殺されていきます。殺され方がかなりエグいですね。 やがて世間ではいまだ行方不明の地賀が復讐のために犯行を行っていると報道が広まっていきます。犯人が地賀というのはミスリードな気がしますが、だとしたら真犯人は誰なのか。続きが気になる終わり方です。

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容赦ない描写に凹みます。復讐漫画っぽくもあるし、ミステリー感もある印象の1巻です。

『いじめのケジメ』をお得に読む方法は?

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2巻ネタバレ感想

地賀の両親は疲弊して、自宅に火を放ち自殺します。一方で報復を恐れ姿を消していた元生徒の由人葵(ゆにあおい)に、いじめ加害者・蹄(ひづめ)を殺した容疑がかかっていました。警察もまだ由人の身柄は押さえられていないようです。 そんな中、犯人は次なるターゲットの弐棘(にとげ)に接触。1度目の襲撃で失敗した犯人は、入院中の弐棘のもとに現れ、待ち伏せていた天野とついに対峙します。顔は見えませんでしたが、犯人は女性のようです。由人なのでしょうか? 一方、1人で留守番中の由人の娘・みちるの背後に、なぞの人影が迫ります。

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犯人は2人組!?あと1巻で本当に終わるのかドキドキします。

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3巻ネタバレ感想

ラストの3巻ではいじめ主犯格・佐牙間(さがま)が囚われ真犯人が判明します。犯人は死んだはずの地賀の両親でした。 地賀は卒業後、佐牙間によって植物人間状態にされていたのです。さらに元生徒で警察官の岩瀬も両親の協力者でした。みちるは由人と地賀の子どもだということも判明。怒涛の展開ですね。 岩瀬は暴走してみちるや天野を殺そうとしますが、両親の抵抗にあいます。最後は復讐がいじめの抑止力になることを願って、自害を図りました。 5年後、みちるはいじめられていましたが、屈することなくやりかえしています。岩瀬は一命をとりとめたようです。強い意志が明るい未来につながることが示唆されて、物語は終わります。

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スカッとはしないけど考えさせられた。苦味の残る終わり方だけど、そこがまたリアルなのかもしれない。

『いじめのケジメ』の見どころ

いじめの罪の重さを見事に描き出した意欲作

いじめの加害レベルが高く、耐性がない人にはかなりしんどい内容です。地賀が追い詰められていく様子が生々しく、読んでいてこちらも追い詰められました。それだけ心を抉る描写のうまい作品でした。 決して晴れ晴れした気持ちになる終わり方ではないのですが、それぞれの登場人物の過去との向き合い方には学ぶところの多い作品です。 犯人が最後まで分からないサスペンス要素のおかげで、全3巻あっという間に読み切ってしまいました。

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『いじめのケジメ』あらすじをネタバレ解説しました!

全3巻で描き切る『いじめのケジメ』は、短時間で濃厚な漫画体験をしたい人におすすめの作品です。つい目を背けたくなるテーマですが、この作品をきっかけにいじめについて向き合ってみるのもいいかもしれませんね。