『天狗の台所』のあらすじネタバレを最新巻まで!グルメ漫画の魅力を徹底解説
2023年10月期にBS-TBSの「木曜ドラマ23」枠で放送されるドラマ『天狗の台所』。原作は『月刊アフタヌーン』で連載中の田中相による農業グルメ漫画です。この記事では、原作『天狗の台所』のあらすじやネタバレ、魅力を解説していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
【ネタバレなし】『天狗の台所』のあらすじ
ニューヨーク育ちのオンは、ある日突然、自分が「天狗の末裔」であることを知らされます。 天狗の家系のしきたりとして、14歳の1年間、日本で暮らす兄・基のもとで隠遁生活を送ることに……。天狗パワーの覚醒にウキウキしていたものの、待っていたのは農業体験。田舎は電波の通りも悪く、オンは一気に不便になった生活に不満を抱きます。 四季折々の風景や味覚を味わううちに、スローライフの魅力に気付いていくのでした。
1巻のあらすじ・ネタバレ
天狗会連盟の掟に従い、1年間、隠遁生活を送ることになった現代っ子のオン。東京の田舎で待っていたのは、自分と同じ天狗の末裔である兄・基でした。 オンは文明の利器から離れた田舎暮らしに、不満と不安を感じずにはいられません。クルミの原型すら知らない様子に、先行きが不安になってしまう基。彼は面倒くさいと叫ぶオンを華麗にスルーして、クルミの殻割りを始めてしまいます。 渋々ながら作業に加わったオンは、14歳でこの田舎にやって来て、そのまま居着いたという兄のことを「どうしようもない変わり者」だと感じました。その後も、基の指導で作物を栽培・収穫、加工し、文句を言いながらも美味しい料理の数々に舌鼓を打つのでした。
2巻のあらすじ・ネタバレ
オンと食いしん坊な兄・基の距離も縮まる中、季節は秋から冬へ。オンは基が天狗の先祖返りだと知って、神通力のような力があるのではと目を輝かせます。 基は「そんなものはない」と否定し、羽が生えた14歳の時の出来事を語り始めました。 基に神通力を期待し、衰退する一族の復興を目論んだ天狗連盟の幹部たち。京都に連れて行き基を管理下に置こうとする彼らに、基の祖母・式子は猛反対します。会長である祖父の言葉に有意が辟易していると突然、熱を出した基が現れ、式子に鍋焼きうどんをねだりました。 時は現代に戻り、基お手製の焼き芋ポタージュで暖を取ったり、天狗の儀式もちゃんとこなしたりして、冬ならではのイベントを楽しむのでした。
『天狗の台所』のキャスト
飯綱基役/駒木根葵汰
飯綱基はオンの兄で機械音痴な青年。二百三年ぶりの先祖返りとされ、14歳を過ぎても隠遁生活をしています。背中に小さな羽が生えているものの、空を飛ぶことはできません。 演じる駒木根葵汰は、2018年にメンズモデルとしてデビュー。恋愛リアリティ番組でも活躍し、主演を務めた『機界戦隊ゼンカイジャー』(2021年)で一気に知名度が上昇しました。
愛宕有意役/塩野瑛久
愛宕有意は天狗の末裔の1人で基の幼馴染み。普段はIT系企業のサラリーマンとして働いており、稲刈りなどの際には手伝いにやって来ます。 演じるのは「劇団EXILE」所属のネクストブレイク俳優・塩野瑛久。「HiGH&LOW」シリーズなどで注目を集め、2024年放送の大河ドラマ『光る君へ』の出演も決定しました。
飯綱オン役/越山敬達
飯綱オンはNYから日本の田舎へやってきた現代っ子。本人が憧れる天狗パワーとは少し違うものの、動物と話せる特殊な能力を持っています。 そんなオンを演じるのは、「EBiDAN」の企画ユニット「CZ'21」出身の子役・越山敬達。雑誌『ニコプチ』のレギュラーモデルを務めるなど多岐に渡って活躍中です。
『天狗の台所』の魅力
作品に出てくるメニューが美味しそうすぎる
『天狗の台所』の注目ポイントは食材を作るところから始める自給自足生活。収穫したものを丁寧に下ごしらえし、美味しそうな料理を作り上げるのです。 オンは手間のかかる作業を天狗パワーで省略できないことに不満気でしたが、まさに無駄なく、美しい基の手際に見惚れてしまいます。読んでいるだけで食欲が刺激される上、工程も細かく描かれているので、再現してみたくなること間違いなし!
年の差兄弟の設定にほっこり
『甘々と稲妻』や『ばらかもん』など、年の差コンビに萌える人(特に女性)におすすめ。 オンは年相応に生意気だけれど根は純粋な少年で、嫌なひねくれ方はしていません。一方、オンの言動にカルチャーショックを受けつつ、大人の余裕でマイペースに接する基。1年間だけの共同生活だからこそ、正反対の凸凹兄弟が過ごす一分一秒が愛おしくなります。
『天狗の台所』最新巻までのネタバレ・あらすじを徹底紹介
今回は『天狗の台所』の原作あらすじをネタバレありで紹介しました。 食をテーマにした作品の中でも、天狗や年の差兄弟など異色の要素がつまった本作。実写ドラマ化されるこの機会に、ぜひ原作漫画も読んでみてくださいね!