2024年1月22日更新

料理・グルメドラマおすすめ人気ランキング!美味しそうな一品がたくさん登場【2024年最新】

このページにはプロモーションが含まれています
『舞妓さんちのまかないさん』
©小山愛子・小学館/ STORY inc.

恋愛もの、刑事もの、学園もの、歴史ものなど多岐にわたるドラマのジャンル。その中で、テレ東系を中心に深夜枠で強い存在感を放っているのがグルメドラマです。 食材の焼ける音、麺をすする音に立ち上る湯気、目にも楽しいスイーツ……画面を通して香りまで伝わってそうな料理に、思わずお腹が鳴ってしまう! 今回はciatr独自調べで、そんな名作グルメドラマをピックアップしました。ぜひチェックしていってくださいね。

AD

1位「きのう何食べた?」シリーズ(2019年〜)

きのう何食べた?
©「きのう何食べた?」製作委員会

アラフィフ同性カップルの食事風景を軸に、ゲイであるが故の悩みや葛藤を交えつつ、“愛する人と日常を共有できる喜び”を描いた心温まる作品です。よしながふみの同名漫画をドラマ化し、多くの飯テロドラマを生んだテレビ東京系の「ドラマ24」枠で放送されました。 西島秀俊と内野聖陽がW主演を務め、同性カップルの心情を丁寧に表現した好演はもちろん、ビジュアルの再現度の高さにも称賛が集まったようです。 毎日の料理を担当するのは、西島演じるシロさんこと筧史朗。月25,000円の食費を上手にやりくりし、「チキントマト煮込み」や「具沢山ナポリタン」などのおうちごはんを作ります。 高級食材も、特別な調理法も使いませんが、健康への気遣いや家計に優しく、美味しく食べるための工夫に溢れた愛情料理なのです。

2位『グランメゾン東京』(2019年)

すべてを失った天才シェフ・尾花夏樹が、同じく料理人として行き詰まっていた早見倫子と共に3つ星レストランを作ろうと奮闘する大人たちの青春ストーリー。2019年10月から12月まで、TBS系の「日曜劇場」枠で放送されました。 主演を務めた木村拓哉の鮮やかな手際は、放送時間帯も相まってかつての「ビストロスマップ」を思い起こさせる、とファンから喜びの声が上がったようです。 舞台が高級レストランのため、SNSでも話題になった「鹿肉のロティとコンソメ」やまかない飯「アッシパルマンティエ」といった、目にも鮮やかなフランス料理が登場。 インターコンチネンタルホテル東京ベイの「マロンラムレザン」にアレンジを加えた、「モンブラン・アマファソン」などスイーツまで隙なし!そのため、“高級飯テロドラマ”と称されました。

AD

3位『王様のレストラン』(1995年)

父親の死で突然フレンチレストラン「ベル・エキップ」の若きオーナーになることになった原田禄郎が、有名なギャルソン千石武とともに、潰れかけのレストランの再生を目指していきます。 フレンチレストランが活気を取り戻していく様子や、やる気になった従業員たちが新メニューを考える様子は必見!出てくる料理はどれも美味しそうで「フランス料理食べてみた〜い」と多くの人に思わせたドラマです。 三谷幸喜脚本なのでコメディとして楽しめるのはもちろん、筒井道隆、山口智子、鈴木京香、西村雅彦らが見せてくれるレストランを舞台とした悲喜こもごもが楽しめるドラマとなっています。 ドラマ内で出てくるフランス語がかっこよくて真似したという人も多数!フレンチというあまり馴染みのない料理を題材にしたドラマなのに、観る人を魅了し3位にランクインしました。

4位『ランチの女王』(2002年)

「キッチンマカロニ」という洋食店に住み込むことになったランチ好きなヒロインを中心に、店の4兄弟との恋模様や、彼らを取り巻く人々との交流を描いたフジテレビ系列の月9ドラマです。 舞台が洋食屋ということで、オムライスをはじめハンバーグやカレーなど、定番の人気洋食メニューが登場し、視聴者の食欲をそそります。 また出演者も超豪華なことでも有名。ヒロインの麦田なつみを演じるのは竹内結子。4兄弟は堤真一、江口洋介、妻夫木聡、山下智久が演じています。「キッチンマカロニ」の見習い人・牛島 ミノル役に山田孝之を起用しました。 4兄弟全員がなつみを好きになるという羨ましすぎる逆ハーレム状態であり、堤真一演じる長男・健一郎のダメ男っぷりも話題に。

AD

5位「深夜食堂」シリーズ(2009年~)

『深夜食堂 第五部』
©2019 安倍夜郎・小学館/「深夜食堂 -Tokyo Stories Season2-」製作委員会

安倍夜郎の漫画のドラマ化で、TBS系で放送されました。舞台は、顔にキズを持つマスターがひとりで切り盛りする小さな食堂。食事メニューは豚汁定食のみですが、言えば可能な限りなんでも作ってくれる、深夜のみ営業の食堂です。 マスターと語りを務めるのは、味のある役者・小林薫役。店には何かと問題をかかえたお客が来店し、訳アリの人間模様が描かれます。グルメドラマであり、人情味溢れるヒューマンドラマでもある作品です。

6位『天皇の料理番』(2015年)

実際に宮内省の料理長を務めた秋山徳蔵をモデルとしたドラマの2015年版です。TBSテレビ60周年を記念して製作されました。 怠惰な日々を過ごしていた主人公が、ある時カツレツの美味しさに感動し、西洋料理人になることを決意。その後、様々な失敗を重ねながらも、日本一の料理人にのぼり詰めるまでを描きました。 主役の秋山を演じた佐藤健は、すべての調理シーンを代役をたてず自分で行ったそうです。料理は未経験でしたが、プロの指導を受け「じゃがいものシャトー剥き」などで見事な包丁さばきを見せています。

7位『舞妓さんちのまかないさん』(2022年)

『舞妓さんちのまかないさん』
Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』1月12日(木)より独占配信中

舞妓を夢見て青森からやってきたキヨとすみれ。舞妓に向いてないから帰れと言われてしまったキヨですが、まかないさんとして屋形で働くことになるというストーリーのドラマです。 週刊少年サンデーで連載中の大人気漫画が原作で是枝裕和監督初のNetflix作品としても話題となりました。 子どもの頃からおばあちゃんに家事を仕込まれたというキヨが作る料理は、どれも美味しそうで温かい気持ちになるものばかり。心温まるザ・家庭料理が観る人の心まで癒やしてくれます。 疲れた舞妓を癒やすキヨの料理に明日の活力をもらえるドラマ。『舞妓さんちのまかないさん』は、「明日私も作ってみよう」と思えるような、身近な家庭料理がたくさん出てきます。観るとお腹が減ってしまう飯テロドラマなので、ダイエット中の人は注意してくださいね。

AD

8位『みをつくし料理帖』(2017年)

大阪に生まれた天涯孤独な少女・澪が料理の腕を頼りに江戸に行き一流の女料理人となるまでを描いたドラマです。黒木華のNHK初主演ドラマとなり、風貌が江戸時代にぴったりではまり役だと評判になりました。 『みをつくし料理帖』では、現代でも起こる西と東の味付けや水の違いに苦労する澪が描かれます。江戸の食事情についても描かれ、ドラマ内で出てくる澪が苦労して作った料理はどれも食べてみたくなるものばかり。 ドラマの最後には「澪の献立帳」コーナーがあり料理の作り方を紹介してくれるので、食べてみたくなったものは再現できるのもポイント。古き良き日本の和食を観て、さらに再現して楽しめるドラマとなっています。 天涯孤独の澪の頑張りは涙なしには観られません。料理だけでなく澪自身の生き方を楽しめるドラマです。

9位『Chef〜三ツ星の給食』(2016年)

世界中から注目される三ツ星レストランの天才女性シェフが、学校給食づくりに挑む痛快エンターテインメントドラマ。三つ星レストランと給食という真逆の組み合わせが話題となったグルメドラマとして話題を集めました。 給食は日本に住む私たちが皆経験してきた料理。そんな給食が題材ということで出てくる料理は身近なものばかりです。しかし、三ツ星シェフが作り出すのだから、そんじょそこらの給食とは違った工夫がされており、思わずよだれが出てしまいそうになってしまいます。 予算や栄養面など給食ならではの壁にぶつかりながらも、三ツ星シェフが乗り越え美味しい給食を生み出していく様子は爽快です。 毎回天才シェフによって作り出される三つ星給食は「こんな給食を食べてみたかったなあ」と思わせるものとなっています。給食×三ツ星の組み合わせを楽しんでみてくださいね。

AD

10位『ごちそうさん』(2013年)

東京の西洋料理店に生まれ育った食いしん坊の西門め以子が、恋愛や結婚、戦争などを経験し、大阪で妻や母として成長していく様子を描いたNHKの連続テレビ小説です。 主人公のめ以子は杏が演じ、夫の西門悠太郎役は東出昌大が務めました。劇中に登場する店の看板料理「オムレットライス」は、洋食の定番「オムライス」のことで、め以子がチキンライスと特大オムレツを合わせることを思いつき誕生したという設定になっています。

11位「孤独のグルメ」シリーズ(2012年~)

孤独のグルメ
©2015 久住昌之・谷口ジロー・fusosha/テレビ東京

輸入雑貨業の主人公・井之頭五郎が、仕事の合間にふらりと立ち寄った店での食事風景を淡々と描いたドラマです。久住昌之(原作)と谷口ジロー(作画)の同名漫画をドラマ化し、テレビ東京系で放送されました。 井之頭五郎を務めるのは、本作がドラマ初主演という松重豊。五郎が入る店は親しみやすい一般大衆食堂がほとんどであり、その豪快な食べっぷりと味わい深いモノローグでじわじわと人気に火がつき、これまでにSeason8まで製作されています。 登場する店とメニューは実際に存在するため、ファンの間では五郎と同じメニューを食べ歩く「聖地巡礼」もされているようです。

12位『問題のあるレストラン』(2015年)

あまりにも女性を軽視する会社に見切りをつけた主人公・田中たま子が、同性の友人やゲイのパティシエと共にビストロレストランを開店し、男社会に立ち向かい奮闘するというストーリー。フジテレビ系の「木曜劇場」で放送されました。 主人公の田中たま子を務めたのは、真木よう子。レストランの仲間役として、二階堂ふみ、高畑充希、松岡茉優らが出演し、安田顕演じるゲイのパティシエ・几ハイジ役も話題となりました。 このレストランのイチオシは「ポトフ」。レシピサイト「クックパッド」に本番組の公式ページがあり、ポトフをはじめ番組で登場したおいしそうなメニューのレシピがチェックできます。

AD

13位『dinner』(2013年)

有名イタリアンレストランを舞台に働くことや生きることの意味を問いかける笑って泣けるドラマです。 超一流のシェフでありながら究極の合理主義者である主人公・江崎を演じるのは江口洋介。他にも倉科カナ、松重豊、ユースケ・サンタマリアなど豪華な出演者が揃っています。 「伝統や愛など料理には一切必要ない」と語る江崎ですが、そんな嫌な男である江崎の作り出すイタリアンはどれも魅惑的です。料理に関して妥協を知らない江崎が大切にしているのは「素材×調理方法=味」という一点のみ。 こだわりの料理とスタッフや客が織りなす人間劇は、笑いもあり感動もあります。「生きるって何だろう……」料理を通じて、人生の意味まで考えさせてくれる『dinner』は必見のグルメドラマです。

14位『まんぷく』(2018年)

戦前から高度経済成長期の大阪で、発想力と行動力を武器に「インスタントラーメン」の開発に挑む夫と、彼を支え続けた妻のサクセスストーリー。日清食品創業者として有名な安藤百福と、その妻・仁子の半生をモデルとした、2018年後期のNHK連続テレビ小説です。 ヒロイン・今井(立花)福子役の安藤サクラは、2017年に第1子となる女児を出産しており、“朝ドラ史上初のママさんヒロイン”に!福子の夫で、発明家の萬平を長谷川博己が演じました。 関西風の白みそのお雑煮など、舞台となった大阪周辺の料理も登場します。しかし、一番の見所はストーリーの要所に絡んでくるラーメンでしょう。初めて出会った日や初デートの日、戦後の焼け野原でも分かち合った味が、ラーメンの開発へと繋がるのでした。

AD

15位『女くどき飯』(2015年)

「彼氏いない歴5年」のライター・神林恵が、雑誌の連載企画のために初対面の男性と飲食店でデートを重ね、理想の相手を追求するグルメコメディです。峰なゆかによるエッセイ漫画をドラマ化し、2015年にTBS系で放送、翌年にシーズン2が制作されました。 主人公は峰本人から架空の女性ライターに変更され、貫地谷しほりが演じました。毎話、デートの相手役として、桐山漣、山田裕貴や竜星涼ら様々なイケメン俳優が登場します。 登場する店も、洗練された雰囲気を醸す東京・中目黒の燻製の店「nakameguro 燻製 apartment」をはじめ、雰囲気のある場所ばかり!本作は「グルメ」と「恋愛」の要素を兼ね備えており、食事デートに関するアドバイスもあるので、ぜひ実践してみては?

16位『忘却のサチコ』(2018年)

忘却のサチコ
©阿部潤・小学館/「忘却のサチコ」製作委員会

完璧な仕事ぶりから、職場で鉄の女と一目置かれる主人公・佐々木幸子が、失恋を忘れるために全国の美食を食べて、食べて、食べまくるグルメコメディ。阿部潤の同名漫画を2018年にSPドラマ化し、年内に連続ドラマ化、2020年に新作SPドラマが放送されました。 真面目になるほど突拍子もない行動をするサチコを、主演の高畑充希が全力で演じます。コスプレにダンス、高畑お得意のミュージカルと、体を張った演技が反響を呼びました。 “忘れるために食べる”という設定が斬新で、一人飯ドラマであり、放送局がテレ東であることから、「女性版・孤独のグルメ」とも呼ばれています。 東京・北大塚のおにぎりの店「ぼんご」や、宮崎県の地鶏を味わうことができる「丸万焼鳥本店」など、多くの有名店が登場しました。

AD

17位『失恋ショコラティエ』(2014年)

チョコレートが大好物というサエコに恋心を抱く爽太は、バレンタインに手作りのチョコレートをプレゼントしますが振られたことをきっかけにフランスに渡り、有名店で修業を積みます。 その後、爽太は有名なショコラティエとなって帰国。サエコを振り向かせたいと思い続けていましたが、彼女は結婚し人妻として、爽太のお店にチョコを買いに訪れます。爽太はサエコに会う度に心が揺さぶられて……。 繰り広げられる爽太の妄想と切ない恋心と共に、サエコ役を演じた石原さとみの小悪魔ぶりも話題となりました。ドラマに登場する宝石のようなチョコレートも見どころのひとつ!

18位「ワカコ酒」シリーズ(2015年〜)

武田梨奈の連続ドラマ初主演作となった作品。酒と料理を何より愛し、初めての店でも迷わず暖簾をくぐる呑兵衛OL・村崎ワカコが、“女ひとり酒”を堪能する姿を描きます。原作は新久千映の同名漫画で、2020年にはシーズン5の放送が決定しました。 『忘却のサチコ』と同じく、原作の連載当初からファンの間では「女性版・孤独のグルメ」と呼ばれ、ワカコの呑み方を真似する人も! ワカコは肴に合わせて酒を選ぶタイプで、「エイヒレ×焼酎」やら「餃子×ビール」といった、呑兵衛ならではのラインナップが満載です。ひとり気ままに呑み、至福の瞬間の締めにふと漏れる「プシュー」という声には、思わずつられてしまうかもしれません。

AD

19位『花のズボラ飯』(2012年)

掃除も洗濯も苦手な主婦の花は、旦那さんが単身赴任中。そのため、1人で食べるご飯はついつい手抜きに……。でも、おいしいものが大好きな彼女は家にあるものをかき集めて、簡単だけど大満足な料理を完成させます。 お昼に自分のごはんを作る主婦のみなさん、深夜に帰宅した独身さんなら、こういうシーン、誰しも思い当たるフシがあるのではないでしょうか。 ドラマで作られる料理のレシピは番組の中で紹介されるため、探せば家にありそうな材料を見て、深夜にも関わらずお腹が空いて作って食べてしまった視聴者もいるかもしれません。 主演の倉科カナがおいしそうに食べ物をほおばるカワイイ表情にも注目。

20位『めしばな刑事タチバナ』(2012年)

刑事課の警部である40代独身の主人公・タチバナが、B級・C級グルメについてめしばな論を繰り広げるグルメドラマです。2013年4月から7月までテレビ東京系の『ソコアゲ★ナイト』水曜枠で放送されました。 大半のグルメ作品で描かれる料理の素材や調理法、食後の感想などには特に触れず、店の体制や歴史、その食品の価格や食べ方などのウンチクをメインに語るという異色の作品です。 また、婦警達がスイーツを食べるミニコーナーや、番組内で説明をする際にウィキペディアのパロディ・メシペディアが登場するなど、細かな部分にも見どころが散りばめられています。 多くの人気作品にてトリッキー且つ存在感抜群の役を演じてきた俳優・佐藤二朗が主演を務め、小沢仁志やAKB48の元メンバー・河西智美、温水洋一など個性たっぷりのメンバーが出演しています。

AD

21位「晩酌の流儀」シリーズ(2022年〜)

不動産会社に勤める女性の晩酌をテーマにしたドラマで、主演の栗山千明の豪快な飲みっぷりと食べっぷりが話題となりました。 晩酌が1日の楽しみとなっている人は多いのではないでしょうか。「晩酌の流儀」もまさしく、晩酌を生きがいとする主人公を追ったドラマ。「1日の最後に飲むお酒をいかに美味しく飲むことが出来るか」にこだわる主人公の様は観る人に元気を与えてくれます。 晩酌のために定時で帰り、近所のスーパーで安く仕入れた食材を使ってつまみを作る様子は、観る人の晩酌ライフの参考にもなるでしょう。単なるグルメドラマではなく、料理番組としての要素も含まれたドラマです。 晩酌をしている人もしていない人も、主人公の飲みっぷりや食べっぷりを観ていると爽快な気持ちになるはず。スペシャルや2も作られた話題作は要チェックですよ。

22位『信長のシェフ』(2012年)

フレンチシェフである主人公・ケンが、戦国時代にタイムスリップしてしまうところからストーリーは始まります。自分の名前や素性さえも記憶から消えてしまっていますが、ひょんなことから織田信長に気に入られ専属料理人となります。 その後、様々なピンチに襲われ……。他のことは記憶は消えてしまっていても、身に付いていた料理の技術と知識で切り抜けていきます。 日本の戦国史の流れとともに、当時の日本の食生活から現代の食生活に至るまでの料理の発展の歴史が融合した新感覚の歴史ドラマ!今は当たり前のように食べている料理も、当時の人からすると奇天烈で、だけど感激の味なのでしょうね。

AD

23位『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』(2001年)

それぞれに訳アリな様子のイケメン3人組が営む洋菓子店を舞台に、店を訪れるお客たちとの様々な人間模様を描いた心あたたまるコメディドラマです。よしながふみの漫画『西洋骨董洋菓子店』を原作に、フジテレビ系の月9枠で放送されました。 ケーキ大好きな元ボクサー・神田エイジを滝沢秀明、店のオーナーなのにケーキ嫌いの橘圭一郎を椎名桔平、無口な天才パティシエを藤木直人が務めています。 各回にはこだわりの芸術的なケーキが登場し、観ているだけでも幸せになれます!

24位「味いちもんめ」シリーズ(1995年~)

料亭「藤村」に板前見習いとして入った伊橋悟の成長を描いた物語で、あべ善太(原作)と倉田よしみ(作画)の漫画をドラマ化し、テレビ朝日系で放送されました。 天才的な味覚を持つ自信過剰な主人公・伊橋悟をSMAPの中居正広が自然体で演じ、やんちゃな悟と彼を取り巻く人々との掛け合いも楽しく好評のため、第2シリーズやスペシャルドラマも製作された人気作品です。 中居はドラマ初主演だったものの、「中居といえば味いちもんめ」と言われるほどの代表作となりました。

25位「喰いタン」シリーズ(2006年〜)

無類の大食漢の喰いしん坊探偵・高野が鋭い味覚で謎を解いていくという、グルメ×推理のドラマです。注目すべきは高野の食べっぷり。とんでもない量の食事をどんどん食べていく高野の様子は観ているだけでも気持ちよくなってきます。 高野の食欲はすさまじく、事件現場にあった証拠品の寿司まで食べてしまう始末。ですが、その味覚で謎を解いてしまう点も爽快です。食べることによって推理力を働かせる破天荒な「喰いしん坊探偵=喰いタン」の活躍は必見! グルメドラマの中でもミステリー要素の入った珍しいドラマである「喰いタン」は、スペシャルや2も作られた人気ドラマです。原作は寺沢大介の漫画でサスペンスやコメディ要素がふんだんに含まれています。「お腹空いた」が口癖の高野の食べっぷりを堪能しましょう!

26位『ハングリー!』(2012年)

人気俳優・向井理の本格的な連ドラ初主演作となった作品。ロックスターを夢見て音楽活動をしていた主人公はミュージシャンとしては芽が出ず、亡くなった母のフレンチレストランを継ごうとするが、店は既に他人の手に渡ってしまい……。 料理に関しては天才的な才能を持った向井理演じる主人公が作る料理の数々は、料理研究家として有名な服部幸應氏が指導! 高級フレンチメニューからフランスの庶民の味、様々なフランス料理が登場し、思わずよだれが出てしまいそう。CHEMISTRYの川畑要、三浦翔平、塚本高史など、脇を固める俳優陣も豪華です。

27位「ラーメン大好き小泉さん」シリーズ(2015年~)

麺の湯切り音を録音して聴き惚れるほどのラーメンマニアな美少女・小泉さんが、思い立ったらどこまでも出かけ、何時間でも並んでお目当てのラーメンを一心不乱に食べる、というドラマです。鳴見なるの漫画を原作にフジテレビ系で放送されました。 ラーメンに関して膨大な知識と無尽蔵の愛を持つ小泉さんを演じたのは早見あかりで、これが初主演作だそうです。 実在のラーメン店が登場し、そのラーメンに関する蘊蓄を真摯に披露したあと脇目も振らずラーメンをすすり、スープの最後の一口を飲みほした時の恍惚の表情がたまりません。 美山加恋や古畑星夏らが共演し、「ラーメン二郎」、「蒙古タンメン中本」、「Japanese Soba Noodles 蔦」、「天下一品 」など実在の人気店が紹介されています。

28位『高校生レストラン』(2011年)

三重県多気郡多気町に実在し、県立相可高等学校の調理クラブが運営する通称「高校生レストラン」こと、“まごの店”をモデルとしたヒューマンドラマ。同校の教師で、調理部クラブの顧問を務める村林新吾の著書を原案に、日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送されました。 主人公の村木新吾を演じたTOKIOの松岡昌宏や吹石一恵のほか、クラブの中心メンバーに扮した神木隆之介、川島海荷らフレッシュなキャストも集結。 シンプルだからこそ難しい「だし巻き卵」、伊勢芋を使った「とろろうどん」といった、多気町の特産品を使った料理が登場します。とろろうどんや日本一のお茶漬け定食として料理番組でも取り上げられた「松阪肉のすき焼き茶漬け」などは、まごの店のメニューに存在するそうです。

2023年放送の注目の最新作を紹介

『フェルマーの料理』

『フェルマーの料理』

2023年秋には、また1つ名作グルメドラマが誕生します。『フェルマーの料理』は、これまでのグルメドラマにはない数学と料理をかけあわせた作品です。 小林有吾の原作をドラマ化したもので、天才数学少年・北田が料理会のカリスマ・朝倉と出会い、料理の道に突き進んでいくというストーリーになっています。 数学の知識を活かして作り出す料理の数々は、どれも観る人を唸らせるものばかり。数学的思考を料理に活かす高校生の北田を演じるのは高橋文哉。高橋文哉は料理人になりたかった過去を持っており、料理の手際も期待できそうです。 カリスマ料理人の朝倉を演じるのは志尊淳で、北田の才能を見抜き料理の道へと導きます。2人の若き才能がぶつかり、美味しい料理を生み出す数学×料理の新感覚ドラマが2023年は視聴者の食欲を刺激してくれるでしょう!

食べて!飲んで!心まで満たされる料理ドラマおすすめ人気ランキング

今回は、飯テロ必至間違いなしの名作グルメドラマを紹介してきました。料理を食べ、お腹いっぱいになった主人公たちの幸せそうな表情は、こちらの心まで満たしてくれますね。 一口にグルマドラマと言っても、料理がメインテーマになっている作品もあれば、ストーリーのスパイスになっている作品もあって本当に面白いジャンルです。 ファンによる再現レシピや公式レシピ本なども存在するので、真似して作ったり、モデルになった店を聖地巡礼したりして、ぜひお気に入りの一作を見つけてくださいね!