2023年12月25日更新

「ゼイチョー」の最終回あらすじ・全話ネタバレ!原作漫画からドラマ最終回の結末を予想

このページにはプロモーションが含まれています

10月期の日本テレビ系土曜ドラマは、菊池風磨主演の『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』が放送開始。原作は慎結による漫画『ゼイチョー! ~納税課第三収納係~』で、菊池風磨は主人公の「徴税吏員」を演じます。 この記事では、原作漫画「ゼイチョー」のあらすじをネタバレありで解説し、ドラマ版についても紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 >原作漫画の結末をネタバレ

AD

【ネタバレなし】「ゼイチョー」のあらすじ

饗庭蒼一郎(あいばそういちろう)は、市役所納税課で働く職員。滞納されている税金を納めてもらう仕事を任される「徴税吏員」です。仕事の内容は、まず税金滞納者の経済状況を把握して自宅を訪問し、税金を納めてもらうように促すというもの。 彼の職場に新入職員の百目鬼華子(どうめきはなこ)が配属され、彼女の教育係を務めることに。2人はタッグを組んで、様々な事情を抱える税金滞納者に向き合い、真摯に解決方法を探っていきます。

徴税吏員(ちょうぜいりいん)とは?

本作の主人公の職業「徴税吏員」とは、わかりやすく一言でいうなら「税金の取り立て屋」。市役所で働く公務員ですが、直接税金滞納者の自宅に訪問し、場合によっては財産の差し押さえも行えます。 ただしただ“取り立てる”というわけではなく、税金に関する専門知識を持っていて、滞納者の様々な経済状況を考慮し、公的支援や税金控除を受けられるように助言して問題を解決していきます。

【ドラマ】第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

みゆきの市役所納税課徴税第三係で働く饗庭蒼一郎(菊池風磨)は、滞納されている税金の徴収をおこなう「徴税吏員」です。お堅いイメージではありますが、彼本人は柔和な笑みと巧みな話術、そして軽いノリで人を引き込む「人たらしっぷり」をみせています。 そんなある日、第三係には真面目な新人・百目鬼華子(山田杏奈)がやってきました。実は徴税吏員は役所でも敬遠されがちなのですが、彼女はとあるワケがあってみずからこの仕事を志願したといいます。 饗庭と華子がふたりで向かうことになったのは、和菓子屋「喜泉」の主人である泉喜和(笹野高史)のところ。彼は3年分の住民税を滞納しているのですが、なぜか固定資産税はきっちり納めており、何か事情があるようで……?

AD

ネタバレ

実は泉は安価で取引してくる業者に困らされているといいますが、滞納していた住民税の1年分をすぐに支払います。あまりにスムーズにいったことが逆に心配で、一度去ったふたりが再び泉のもとを訪れると、彼は首を吊って自殺を図っていました。 発見が早かったおかげで泉は助かったため、饗庭と華子は問題の取引先に向かうことに。それは「なべしま」という高級料亭で、高額滞納者でもありました。すったもんだの末、ふたりはなべしまの徴税に成功し、泉にも少しでも楽に税金を払える方法を紹介するのでした。 そんな中、新たな副市長として相楽義実(本郷奏多)が市役所にやってきます。彼は饗庭が財務省にいた頃の同期で、なぜか華子のことも知っているようすで……?

【ドラマ】第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

饗庭(菊池風磨)が働くみゆきの市役所に、彼の元同期である相楽(本郷奏多)がやってきました。 新・副市長に就任した彼は初日から厳しい姿を見せ、市役所内に波乱の予感を呼び起こします……。さらに彼は華子(山田杏奈)とも関係があり、それを知った饗庭を驚かせるのでした。 饗庭と華子の次の徴収先はパチンコ店で働く小沼真名美(田辺桃子)。彼女はずっと催促状や催告書を無視し続けてきた挙句、自分の前に現れた華子を見て「復讐に来たのか」などと言い出します。実はふたりは小学校の同級生で、かつて華子は真名美にいじめられていたのです。 生活保護を受けている人や年金の受給者がパチンコに来ている、つまり自分の税金が回り回ってパチンコ台になることを理由に、絶対に払いたくないと主張する真名美。しかしその裏には別の理由があるようで……。

AD

ネタバレ

話は戻りますが、相楽と華子は実は元きょうだいでした。華子の母親の再婚相手が相楽の父親で、一時期だけ家族として過ごしたことがあったのです。 さて、真名美は口では「払いたくない」と言いつつ、「払えない」状況にもありました。恋人である内田卓也(戸塚純貴)と同棲しているものの、いろいろあってお金に困っている彼を養うため、貯金を切り崩していたのです。 周りが手を差し伸べても税金を払おうとしなかったため、饗庭と華子は真名美の家の家宅捜索をすることにします。その結果、内田が嘘をついて真名美から金を吸い上げていたことが発覚。真名美は彼と別れ、最終的には税金を納めると心を入れ替えました。 一件落着した後、饗庭はとある病院で誰かに相楽のことを話しています。その相手は、かつてビルから飛び降りた饗庭の同期・奥林(結木滉星)で……。

【ドラマ】第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

「子育ての街」としてアピールするみゆきの市。ある日の親子向けイベントの後、饗庭(菊池風磨)は後輩である増野(松田元太)から住民税を滞納しているシングルファーザー・木下裕介(小関裕太)について相談を受けます。 保育園に通う2人の子どもを持つ木下は、仕事に育児にと忙しく、とにかく余裕がありません。一方、彼と同じくシングルファーザーである瀬戸知宏(見津賢)は、木下とは対照的に公私ともに完璧で、SNSでも「理想」と褒めたたえられているほどです。 増野はどうにか木下を助けたいと思うのですが、本人は役所に頼る気はこれっぽっちもないようす。そんな中、最近シングルマザーになったという出渕恵美(大西礼芳)が、税金の執行停止を願い出るため納税課にやってきます。

AD

ネタバレ

実は瀬戸と出渕は元夫婦。しかし本当に離婚をしたわけではなく、偽装離婚をしていました。その理由はお互いシングルマザー・ファーザーとなり、子育て支援を最大限に活用するため。 実は出渕は出産を機に育休に入った途端、保育園から「育休退園」を迫られ、困り果てていたのでした。 しかもそれを指示したのはなんと市役所保育課の課長である町田……。待機児童を減らす目的のためでしたが、当然ながら許されないことです。結局、偽装離婚の件は警察に届けられる運びとなりました。 やがて増野が一生懸命寄り添う姿勢をみせた甲斐もあって、木下は子育て支援を頼ろうと思うようになれます。その後義母に子育てをお願いすることもできるようになり、彼の生活には少しずつ余裕が取り戻されていくのでした。

【ドラマ】第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

とにかく多くの税金を集めることを求めてくる副市長・相楽(本郷奏多)。徴収率98%を達成するため、必要であれば人員整理もするという彼の姿勢に、一同は騒然とします。 そんな中、饗庭(菊池風磨)と華子(山田杏奈)は、浜村(白洲迅)もあわせてプロサッカー選手である小田倉翔馬(柿澤勇人)のもとへ徴税に向かうことに。彼は輝かしい成績を残した人気選手であり、高額納税者でもありましたが、ケガをきっかけに年俸が減ってしまい住民税と固定資産税を滞納していたのです。 しかし本人は滞納の事実を認めようとせず、饗庭たちも途方にくれます。さらにその場に居合わせたスポーツライター・犬飼(味方良介)によれば、小田倉はチームを解雇されるかもしれないという話で……!?

AD

ネタバレ

その後小田倉とその妻である涼花(小林涼子)との話し合いを経て、今後の返済の方向性が決まります。 また小田倉のスポンサー契約も延長されるとのことで、これで一件落着……と思いきや、事件が発生。なんと小田倉の豪遊や税金滞納のスキャンダルの記事が出てしまったのです。 しかし実はこの記事、小田倉が犬飼に頼んで掲載してもらったもの。彼は選手としての自分に限界を感じており、スキャンダルはたしかに事実ではあったものの、それをわざわざ「徹底的に書いてほしい」とお願いすることで、自分の選手生命を断とうとしたのです。 迷惑をかけるからと妻とも離婚しようと考えていた小田倉ですが、すべてを知った彼女はこれからも夫を支えると決意。 最終的に小田倉は、選手ではなくコーチとしてサッカーと関わっていくことになりました。滞納されていた税金も無事に納められ、めでたしめでたしです。

【ドラマ】第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

今回のエピソードでメインとなるのは、国民健康保険税と住民税を未納しているベトナム人・グエン(葵揚)。彼は国保税のおさめ方がわからないといって相談にやってきたのですが、調べたところ住民税のほうも払えていなかったのです。 しかしグエンによれば、自身が働く「いくしま農園」の代表が払うという約束で、給料から天引きされているはずだといいます。その後、雇い主の生嶋妙子(大島さと子)に饗庭(菊池風磨)と華子(山田杏奈)が確認してみると、そんな話にはなっていないとのこと。 結局、グエンが勘違いしてしまったのだろうという結論になりかけますが、別のベトナム人・チュン(ジョージアナ)の相談をきっかけに、饗庭があることに気付き……。

AD

ネタバレ

チュンは派遣会社に登録していましたが、その会社が給料から天引きしていた彼女たち外国人労働者の住民税を着服していたのです。饗庭が確認してみると、結局、生嶋も同じことをしていました。 しかし生嶋の場合、グエンやその他の外国人労働者を騙していたのではなく、むしろ彼らのほうから善意でおこなっていたこと。生嶋は夫を亡くして以来、経済的に困窮しています。 それを知った皆は、天引きされていないことを知ったうえで、生嶋の生活の足しになるようにと住民税のぶんを個人的に渡していました。 饗庭にそのことを聞かれると、生嶋は素直に認めてすぐに税金を支払います。彼女はお金を受け取り自分のものにしてはいたものの、一切手は付けていなかったのです。

【ドラマ】第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ある日、納税課が取り仕切る「インターネット公売」で「ゆで卵器」の価格が100万円に跳ね上がるという異例の事態が発生します。 公売とは税金滞納者から差し押さえた物品を売却し、支払われていない税金に充てるのが目的のものです。他にも価値があるものはたくさんあるはずなのに、なぜゆで卵器……。 どうやらこの品をめぐって競り合っているのは、元の持ち主の息子である熊川一哉(田中幸太朗)と英二(古屋呂敏)でした。 このふたりと下にもうひとり、弘三(吉村界人)という弟を合わせた三兄弟は、昔は仲が良かったものの今は険悪な関係にあります。兄ふたりがそこまでゆで卵器にこだわる理由とは一体?

AD

ネタバレ

兄弟の確執の理由は、経営者だった3人の父・良太郎が、三男である弘三を跡継ぎに指名したこと。それに対し長男と次男は恨みを抱いており、会社が倒産して父親が亡くなった後は、遺産相続を放棄して三男だけに負の遺産を背負わせていました。 そんな中浮上したのが、ゆで卵器の存在です。実はそこには暗号が書かれており、それが隠し財産のありかを示していると考えた長男と次男は、三男には内緒ですべてを手に入れようとしていました。 しかしいざ金庫を開けてみれば、そこにあったのは三兄弟の成長を記録したスクラップブック。紆余曲折のすえ、彼らはかつての絆を思い出し仲直りします。そして三男だけが背負っていた滞納金を、皆で分けることにするのでした。 最後には饗庭(菊池風磨)や華子(山田杏奈)の過去についてわかりそうな気配もあり、次回以降の展開に期待が集まります!

【ドラマ】第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

納税課庶務係にて、市民の還付金合わせて1000万円をたったひとりの口座に振り込んでしまうミスが発生。世間に知れる前にどうにかしようとする一同ですが、還付金を受け取った者は「口座に入った以上は自分のもの」だと言って聞く耳を持とうとしません。 そんな中、その人物が住民税を滞納していることが発覚し、饗庭(菊池風磨)と華子(山田杏奈)はそれにこじつけて口座を差し押さえるよう上から無茶を命じられます。しかもその人物とは、華子の憧れの人で元徴税吏員の羽生詩織(市川由衣)だったのです! ショックを受けつつ、饗庭とともに羽生のもとへ向かう華子。すると羽生は、なぜか還付金の返還の交換条件として「市長との面会」を求めてきて……。

AD

ネタバレ

実は羽生は徴税吏員として働いているとき、市長から命じられて「徴税禁止リスト」を作らされていました。 つまり、税金は平等に徴収されるはずなのに、特定の滞納者を見逃すことが裏でおこなわれていたというのです。しかし当然、リストはそう簡単に見つかる場所にはありませんでした。 事情を知った華子は、彼女に市長に会わせることはできないとしつつも、現役の徴税吏員である自分たちが必ずリストを見つけ出すと約束します。1人で背負わないよう説得された羽生は、彼女の言葉に心打たれ、還付金の返還にも応じるのでした。 どうやらリストは今もなお作成されており、相楽(本郷奏多)とも無関係ではないようす。果たして華子と饗庭はその存在にたどり着くことができるのでしょうか?

【ドラマ】第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

「徴税禁止リスト」の件を認めない相楽に対し、饗庭(菊池風磨)と華子(山田杏奈)は現物を見つけることを条件に調査と公表の約束を取り付けました。当然、手がかりはほぼゼロですが、滞納金の徴収のために潜入したクラブにて、思わぬ収穫を得ることになりました。 それは、ふたりが徴収のために会いに行った星野芽依(今井アンジェリカ)による、「友達が裏技を使って税金を払わずに済んだ」という衝撃発言。 普通で考えればありえないことなのですが、その友達・若月大輝は以前市の職員と思われる人物と話していたうえ、リストに深くかかわっていると思われる「相楽グループ」の会社でアルバイトをしています。 そのため饗庭たちは、裏に例のリストの存在があるのではないかと疑念を抱き、この件をしっかりと調べることに……。

AD

ネタバレ

調査の結果、徴税禁止リストを作成させられていたのは鷺沼(猪塚健太)だと判明。鷺沼は若月の幼なじみで、経済的に困窮している彼のことを気にかけ、代わりに税金を納めたこともありました。そんな中、上の人間からリストの存在を知らされ、作成にかかわることになったというのです。 良心の呵責に苛まれていた鷺沼は、ことが明らかになると饗庭たちにリストを渡します。しかしその現物を見せても、相楽は「本物だという確証がない」ととぼけてみせるのでした。 その後、饗庭は責任を取って退職しようとする鷺沼を引き止め、ともに真相を追う戦いをすることを提案。一方、相楽の父は邪魔者である饗庭を排除しようと動き始めていて……?

【ドラマ】第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

引き続き「徴税禁止リスト」の証拠を手に入れるため奔走する、饗庭(菊池風磨)と華子(山田杏奈)をはじめとする第三係。 一方、相楽(本郷奏多)は相楽グループにかかわる税金滞納者に対する捜索を進めていました。その動きに、饗庭はいわゆる「トカゲの尻尾切り」を疑ってしまいます。 さらにその影響で、相楽グループによって支えられていた商店街が存続の危機に直面することに……。そちらはそちらで心配ですが、そんな中相楽グループの「サガラトノサキ製作所」が突如としてリストから外されたことが明らかになります! こうして調査を口実にリストにまつわる証拠をつかむチャンスを手に入れた饗庭たち。果たして彼らの努力はきちんと報われるのでしょうか?

AD

ネタバレ

実は相楽グループは商店街を無くし、跡地にショッピングモールを作ろうとしていました。 事情を知った饗庭たちは、人々に「相楽に頼ることなく商店街を盛り上げるプラン」を提案。若年層の移住者の受け入れや地元銀行との協力、クラウドファンディングなど、具体的な方法を提示され、皆は自分たちの力で再興を目指すことを決めます。 その後サガラトノサキ製作所へ捜索に向かった饗庭と華子たちですが、相楽にそれを止められてしまいました。彼が言うには、すでに滞納金の納付が済んでおり、調べる理由がなくなってしまったというのです。 しかしそこで思わず怒りをあらわにする饗庭に対して、相楽は自身の真の目的が「父の不正を晴らすため」だと明かし……?

【ドラマ】第10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

相楽(本郷奏多)は饗庭(菊池風磨)と華子(山田杏奈)に対し、自分の父がこれまでしてきた悪事を暴くため、みゆきの市にやってきたと打ち明けます。彼はずっと、自分と饗庭の友人・奥林(結木滉星)がその件に関与させられ、自殺未遂するほど追い詰められていたことに、心を痛めていました。 その後饗庭をはじめとした第三係は、徴税吏員が使える「最後の切り札」を行使し、ついに相楽ホールディングスの捜索にとりかかります。しかし当然ながら敵も一筋縄ではいかず、すでにあらゆる証拠を葬り去っていたのです……。

AD

ネタバレ

しかしそのときの社員の不審な動きを手がかりに、彼らは相楽ホールディングスの「隠れ家」の存在を突き止めます。この別荘は彼らが所有する不動産として記録されていなかったため、無事差し押さえに成功するのでした! その後相楽の連携のおかげもあって、相楽ホールディングスは徹底的に調査されることに。「公務員、なめないでくださいね」の名言も炸裂し、一連の騒動はめでたしめでたしで幕を閉じます! 奥林は相変わらず目を覚ましていませんが、饗庭と相楽がお見舞いに行った際、指が動く描写もありました。いつかまた3人で笑い合える日も近いのかもしれません。 その後も饗庭と華子は相変わらず第三係で徴税吏員としての仕事を続け、理不尽なクレームを受けつつも頑張っています。すべては公正公平な税の徴収のため、彼らはこれからも走り続けるのでした。

【原作漫画】結末を簡単にネタバレ

型破りな新人徴税吏員・百目鬼華子の過去

仕事ができて、歯に衣着せぬ物言いもする型破りな新人職員・百目鬼華子。原作漫画では華子が主人公であり、最初に彼女の壮絶な過去が明かされています。 母子家庭で育ち、幼少期に母親が住民税を滞納していたため、徴税吏員が自宅に「強制執行」にやってきたこともありました。また、中学高校と一緒だった同級生が税金滞納者として登場した際には、彼女を含む同級生たちから壮絶ないじめを受けていたことも語られています。

謎の副市長の正体は?

原作漫画の第2巻では、華子たちが務める幸野市の市庁舎に新たに相楽副市長が赴任します。実は彼は華子の兄で、納税課のメンバーたちはそれを知って驚いていました。 相楽副市長は徴収率を上げるため、納税強化対策を掲げます。しかしそれは、華子が理想とするやり方とは対極にありました。さらに相楽は饗庭とも過去に因縁があり、2人にとっては大きな壁となる存在なのです。

ラストの結末とは?

高額滞納者の武谷は建設会社の御曹司で、幸野市の「徴収禁止リスト」に入っている人物。一切税金を払う気がない武谷に対しても絶対に信念を曲げない華子に、同僚たちも協力してくれるようになります。そして実は、相楽も禁止リストの撤廃を目標にしていたことが明らかに! 兄と和解した華子でしたが、迷惑系ユーチューバーに煽られて失言してしまい、叱られてしまいます。それでもめげることなく、饗庭が昇進試験を勧めるも「まだ学びたい」と断って、現場の職員として働き続けるのでした。

ドラマ版の主演を務めるのは菊池風磨

ドラマ版の主人公は饗庭蒼一郎で、みゆきの市の納税課職員であり徴税吏員です。原作同様に軽いノリの脱力系キャラで、第一印象で誰にでも好かれるといういわゆる「人たらし」。実は元財務省の官僚で、税の豊富な知識も持ち合わせています。 ドラマ版で主演を務めるのは、Sexy Zoneの菊池風磨です。日テレ系土曜夜10時枠ドラマでは、2023年1月期の『大病院占拠』にも出演。本作でGP帯ドラマ初主演を飾ります。

原作漫画とはキャラ設定が大きく異なる?

原作漫画では新人徴税吏員の百目鬼華子が主人公であり、彼女が理想とする「滞納者に寄り添う徴税」をメインに物語が進みました。しかしドラマ版は菊池風磨が主演となり、主人公も華子の指導役である饗庭蒼一郎がメインとなるようです。 となると、キャラクター設定が原作とドラマでは大きく異なる可能性も。原作では華子と兄の相楽副市長の物語がクローズアップされていましたが、饗庭が主人公となると彼の過去に焦点が当たるとも考えられます。

ドラマ「ゼイチョー」のあらすじネタバレは毎週更新中!最終回の結末は?

菊池風磨主演の日本テレビ系土曜ドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』は、2023年10月14日よる10時から放送スタート!ciatrでは各話あらすじをネタバレありで更新していきますので、引き続きチェックしてみてください。