2023年9月20日更新

ドラマ『ハヤブサ消防団』最終回の結末は原作とは異なるものに!アビゲイルのその後に続編希望の声も

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『ハヤブサ消防団』
©池井戸潤「ハヤブサ消防団」/テレビ朝日

2023年7月期に、テレビ朝日の「木曜ドラマ」枠で放送された『ハヤブサ消防団』。池井戸潤原作小説が実写ドラマ化されたのですが、ドラマのラストは原作と異なる展開になりましたね! この記事では『ハヤブサ消防団』の最終回のラスト、続編への期待の声についてまで詳しく解説していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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最終回前までの『ハヤブサ消防団』

作家の太郎(中村倫也)は、東京から亡き父の故郷・ハヤブサ地区に移住します。そこでハヤブサ消防団に加入することになりますが、町では度々放火が発生。浩喜(一ノ瀬ワタル)という住民が亡くなり、太郎は消防団として活動しながらハヤブサの謎に迫っていきます。 太郎は同じく移住してきた彩(川口春奈)と付き合うように。しかしそんな彩はアビゲイルという宗教に入っていて、しかも消防団の仲間・省吾(岡部たかし)がアビゲイルに加担し、放火を行っていたことが判明します。省吾は遺体となって発見されました。 しかもアビゲイルはハヤブサ地区に乗り込み、太郎は展子(小林涼子)という女性がアビゲイルに深く関わっていることを突き止めます。そして太郎は住職の江西(麿赤兒)から、展子の秘密を聞くことになり……。

最終回では聖母の悲しい過去が明らかに

太郎は映子(村岡希美)や江西から展子について聞き出し、「聖母アビゲイルの生涯」という小説を書き上げます。展子は父親の忠男から虐待を受け、当時高校生だった江西は妹となった展子を気にかけていました。その後展子は病気になり、アビゲイルを作ろうとする集団と出会います。 展子はアビゲイルに勝手に聖母として祀り上げられ、展子亡き後、アビゲイルは展子の出生地であるハヤブサを拠点にしようと動き出します。真鍋(古川雄大)がソーラーパネルの営業としてハヤブサに来ていたのも、ハヤブサの土地を手に入れるため。 そして次に、彩が聖母に祀り上げられようとしていて……。太郎は彩に「展子さんは聖母なんかじゃない」と訴え、説得します。

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彩の説得でハヤブサに再び平穏が来る

ハヤブサ消防団
©池井戸潤「ハヤブサ消防団」/テレビ朝日

彩は太郎の説得に応じ、省吾が連続放火を起こし、浩喜と省吾を殺害したのは真鍋(古川雄大)であると信者たちに真実を伝えます。それを知った信者たちは、ハヤブサの地から姿を消しました。 真鍋は彩を恨んで銃を発砲しますが、太郎が彩を庇い……。太郎は腕を怪我してしまいましたが、真鍋と教団の杉森(浜田信也)は逮捕。彩も拘置所に入ることになります。 太郎の説得に応じた彩のおかげで、ハヤブサには平穏な日々が戻りました。

太郎と彩は文通、一方アビゲイルには新聖母が……

1年が経ち、太郎はハヤブサに住みながらベストセラー作家へと成長していました。太郎と拘置所にいる彩は、文通を続けています。 しかし東京で、ある女性(ちゃんみな)は太郎の新刊を手に、アビゲイルの信者たちの元へ。その女性はアビゲイルの新聖母となり、「こんにちは。アビーって呼んでください」と言い……。 太郎は今日もハヤブサの地で、消防団として訓練を続けていくのでした。

原作とは異なる結末に視聴者の反応は?

『ハヤブサ消防団』
©池井戸潤「ハヤブサ消防団」/テレビ朝日

原作とドラマでは、結末が異なりました。ドラマでは原作には描かれていない、アビゲイルの残党の動きが描かれていましたね。これに対し「続編絶対ある!」「アビゲイルはまだ終わってない」と、視聴者から続編の期待の声が高まっています。 考察も大いに盛り上がったため、続編があることを期待したいです!