2024年1月10日更新

日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の最終回ネタバレ・全話あらすじ!衝撃の結末や犯人・伏線の解説も

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『VIVANT』
©TBS

2023年7月期のTBS系列「日曜劇場」枠にて、ドラマ『VIVANT』が放送されました。9月17日には最終回が放送され、怒涛の伏線回収に驚いた視聴者も多いのでは。この記事では全話のネタバレや伏線、ラストシーンの謎を紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 >最終話のネタバレはこちら

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【ネタバレなし】「VIVANT(ヴィヴァン)」の簡単なあらすじ

大手商社丸菱商事の社員・乃木憂助は、130億円の誤送金の疑いをかけられ、損失回収のためバルカ共和国へと向かいます。お金を受け取ったとされる人物までたどり着きますが、その人物は「VIVANT」という言葉を残し爆破されました。 乃木はバルカ共和国で爆破事件の容疑者として現地警察に追われながら、謎の言葉「VIVANT」の謎に迫っていくことに。 公安の野崎、医師の薫、ドラムらの助けを受けて乃木は、誤送金や爆破の真相を解き明かしていきます。裏切り者は誰なのでしょうか?乃木の容疑は晴れるのでしょうか? そして、乃木自身の出生の謎にも迫っていきます。単なる誤送金だと思っていた事件はテロ組織を巻き込む、大きなうねりとなり乃木たちを飲み込んでいくのでしたーー。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

丸菱商事の乃木(堺雅人)は、バルカ共和国の会社「GFL社」と太陽エネルギー事業を勧めています。乃木は1千万ドル、約14億円をGFL社に振り込みました。 しかしなぜか1億ドル、約140億円が振り込まれていたのです。すぐにシステムエラーが疑われますが、エラーは見当たらないとのこと。 乃木は9千万ドルを取り返すためにすぐバルカ共和国へ。しかしGFL社のアリ(山中崇)には返金してもらえず、会社では乃木がわざと誤送金したのではと疑われることに。 乃木はCIAに勤める友人のサムに情報をもらい、アリが1億ドルをダイヤモンドに変えて運び出し、それにザイールという男が関わっていると知ります。 乃木はタクシー運転手に騙され、砂漠の中で倒れ込んでしまいます。アディエルとジャミーン親子に助けてもらい、乃木は何とかアマン建設のザイールの元にたどり着きました。 するとザイールは「お前がヴィヴァンか?」と乃木に問い、ザイールは体に巻きつけられた爆弾を爆発させようとして……。

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ネタバレ

乃木は間一髪、野崎(阿部寛)という男に助けられます。しかし爆発によって、まだ近くにいたアディエルは亡くなってしまいました。 野崎は乃木を匿い、病院の医師・薫(二階堂ふみ)に治療を依頼。その後逃げようとしたところを地元警察に見つかり、3人とも捕まってしまいました。 しかし野崎の仲間・ドラムの助けにより脱出成功。見つかったら捕まってしまうため、治外法権が認められる大使館を目指すことにします。途中車を襲撃されたり、警察犬から逃れるために汲み取り式便所の下に入り込んだり……。遊牧民に紛れて逃げるなど、過酷な逃亡劇が続きます。 そして大使館前。野崎は自ら運転手となり、ダンプカーで大使館の前を中央突破します。野崎は何台ものパトカーを突き飛ばし、3人は何とか大使館の中へ。 実は野崎は、乃木がずっとザイールの仲間だと思いマークしていました。野崎は公安の人間で、野崎は乃木に質問をします。 乃木は、自分に情報をくれたのはCIAと説明。そしてザイールに「お前はヴィヴァンか?」と聞かれたと答えます。 薫は「ヴィヴァン」とは「生き生きとした」という意味だと説明。しかし乃木や野崎は、「ヴィヴァン」とはいったいどういう意味なのか分かりませんでした。 その頃ある男(二宮和也)は、父(役所広司)にアディエルが亡くなったことを打ち明けます。そして父は「悲しいことばかり起こるな。この大地は」と呟いていて……。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

大使館にたどり着いた乃木(堺雅人)の元に、現地の外務大臣と警察官のチンギスがやってきます。身柄を引き渡すよう要求する外務大臣ですが、大使の西岡(檀れい)が「証拠がない」と申し出を強く断ってくれました。 野崎(阿部寛)はザイールのバックに謎の組織があり、丸菱商事の誰かを使って誤送金を起こさせたと推測。その組織は世界の諜報機関から「テント」と呼ばれており、犯行声明もなく本当に謎の組織だと野崎は乃木に言います。 そして野崎は現地警備員の話から、「VIVANT」が「BEPPAN」、つまり「別班」のことだと考えます。その後乃木たちは、大使館から秘密の地下トンネルを使って外に脱出。しかし出口にはチンギスたちが控えており、野崎は脱出情報が盛れていることに気づいたのです。

ネタバレ

裏切り者は、なんと大使の西岡。西岡はバルカ共和国政府に弱腰で、外務大臣と実は繋がっていたのでした。乃木たちはドラム(富栄ドラム)や職員のナジュムの協力を得て、無事大使館の外へ。そしてモンゴルとの国境へと向かいます。 しかし薫(二階堂ふみ)は、病院から抜け出したジャミーンに会いに行くと言い出し……。無事ジャミーンに会えたものの、ジャミーンは脱水症状で危険な状態に。薫は亡くなったジャミーンの父のアディエルと婚約しており、「ジャミーンを必ず守る」と訴えます。 野崎は国境の超える作戦を中止し、3人とドラムは5日間ジャミーンの看病に徹します。ジャミーンは無事目を覚まし、野崎は唯一警備されていない死の砂漠と呼ばれる「アド砂漠」をラクダに乗って7日間移動し、国境を超える決断をしました。 ちなみに「別班」とは、自衛隊の陰の諜報部隊。政府非公認の組織で、超一流の人材が集まっていると野崎は乃木と薫に伝えます。こうしてジャミーンは日本に向かい、薫、乃木、野崎とドラムはいざ砂漠に向かったのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

乃木(堺雅人)は砂漠の中で薫(二階堂ふみ)がいないことに気づき、探し出します。野崎(阿部寛)を待たせ、なんとか乃木は薫を発見。乃木は度々現れるもう1人と会話しながら、自分無事国境付近にたどり着きます。 しかしそこに待っていたのは、チンギス。逮捕寸前まで追い込まれましたが、モンゴル国境警備隊のおかげで解放され、乃木、薫、野崎、ドラム(富栄ドラム)は無事日本にたどり着いたのでした。 乃木はすぐに誤送金問題の容疑で会社から追及されるも、何も知らないふりをします。その後、乃木と薫と野崎は、薫が勤めることになった病院で再会。薫は、アディエルとの婚約は嘘だったことを2人に明かしたのです。

ネタバレ

そして野崎は乃木を、サイバー対策課の東条(濱田岳)に会わせます。乃木は、同期で元情報システム部の山本(迫田孝也)を頼って、会社のサーバールームに侵入しサーバーのコピーを取ることに。 山本が警備員を引き留めているうちに、乃木はサーバールームに侵入。途中で警備員に気づかれそうになりましたが、乃木は床下に隠れて難を逃れました。そして東条はシステムを調べ上げ、誰が送金しても「0」が1つ追加されて送金されるよう改ざんされていたことを突き止め……。 このシステムを書き換えた人物のパソコンは、経理部長の原(橋本さとし)のものと判明。しかし原は当日出張に行っており、誰かが原のパソコンを使ったことになります。 防犯カメラ映像を調べると、夜中に原のパソコンを使っていたのは財務部の太田(飯沼愛)と判明したのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

太田(飯沼愛)は自宅におらず、太田はHDを焼いて証拠を隠滅していました。一方ジャミーンとドラム(富栄ドラム)が来日し、乃木(堺雅人)は薫(二階堂ふみ)にジャミーンの手術費用のためクラウドファンディングを提案します。 野崎(阿部寛)や東条(濱田岳)は、太田がブルーウォーカーと呼ばれる有名ハッカーであることを突き止めます。しかし太田とテントの繋がりが見つからず、真犯人はテントのモニターか、別班か……。野崎は太田と頻繁に連絡を取っていた人物に連絡し、待ち合わせをすることに。

ネタバレ

そこにやってきたのは、専務の長野(小日向文世)。長野に太田との関係を聞くと、彼女とは不倫関係にあることが判明します。さらに野崎は長野の空白の2年間の経歴を突っ込むと、防衛大時代に薬物に手を染めて2年間更生施設に入っていたと明かしました。 長野が黒幕ではないと分かり、野崎は乃木に指示を出します。乃木は山本(迫田孝也)の協力で原(橋本さとし)、宇佐美(市川猿也)、水上(古屋呂敏)を呼び出し、3人に公安が疑っていると告げます。 しかし本当は、乃木は山本がジャミーンのアルバムに写っているのを見つけていました。乃木と野崎は太田を利用した黒幕が、山本であると見抜いていたのです。 山本は慌てて太田の元に向かい、野崎たちは尾行します。そんな山本を助けたのは黒須(松坂桃李)。そして山本の前に、乃木のもう1人の人格の乃木が現れました。乃木は黒須と仲間で、別班のメンバーであると明かします。 乃木はずっと、わざと仕事ができないふりをしていました。山本に自白剤を打ち、テントについて聞き出す乃木。山本はアリの世話で訓練を受け、テントのリーダーの最終目的は日本だと言います。しかしテントのリーダーは知らないとの一点張りで……。 野崎は、山本が監禁した太田を無事救出します。乃木は「この美しき我が国を汚すものは許さない」と、山本を自殺に見せかけて殺害したのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

山本(迫田孝也)の遺体が発見され、野崎(阿部寛)は自殺であることに違和感を感じます。勘のいい野崎は、自分たち公安以外に唯一山本の正体を知っていた乃木(堺雅人)が怪しいと睨むように。 野崎は徹底的に乃木を調べ、乃木が丹後隼人という名前でミリタリースクールを首席で卒業していたことを知ります。大学時代から乃木憂助を名乗っており、野崎は再びバルカ共和国へと向かいました。 野崎はチンギスを味方につけ、防犯カメラを調べます。すると乃木がドラム(富栄ドラム)の盗聴に気づいていたこと、乃木もザイールを撃っていたことが判明。 その後野崎は乃木が過ごした舞鶴へと向かい、乃木がバルカ共和国で人身売買の被害に遭っていたことを知り……。

ネタバレ

乃木は戦場ジャーナリストに助けられ、日本へ。しかし強い記憶障害を患っていました。 野崎はその後、乃木の実家へ。乃木の叔父・寛道(井上順)は、弟で乃木の父・卓(林遣都)は警視庁を辞めて農業使節団としてバルカに渡り、そこで亡くなったと野崎に伝えます。 その頃乃木は野崎の行動を監視しつつ、アリ(山中崇)を拉致。アリの母親や妻、娘も監禁し、アリからテントの情報を聞き出します。乃木と黒須(松坂桃李)は、アリにテントの情報を話さないと家族を首吊りにしていく様子を映像で見せて……。 乃木はアリから、テントのリーダーがベキ(役所広司)であることを聞き出します。乃木はテントの異常な結束力から非常な手段に出ただけで、アリの家族は結局全員無事でした。 その頃野崎は、乃木家の家紋がテントの残すマークと同じであることを知ります。さらに乃木が、自分の親を探していたことも発覚しました。 ベキの正体はテントのリーダー、そして乃木が幼少期に生き別れた父・卓だったのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

乃木(堺雅人)はアリ(山中崇)とその家族を逃がすため、飛行機を手配します。アリは組織の恐ろしさを乃木に伝え、最後に謎の番号が書かれた紙を乃木に渡しました。「有効期限は残り5日だ」と告げ、アリは去っていきます。 その頃テントの会議では、誤送金の時に着服をしたギリアムという人物が追い詰められていました。ベキ(役所広司)は映像を確認し、ギリアムを日本刀で殺害したのです。 乃木は人身売買をされた後、乃木の別人格の「F」と出会いました。乃木はベキに会いたいと感じていましたが、Fは「ベキに会うのはベキを殺す時だ」と忠告。一方の野崎(阿部寛)は、乃木卓(林遣都)が昔公安にいたことを知ったのです。

ネタバレ

太田(飯沼愛)が保釈され、野崎は別班が保釈金1億を払って太田を買ったと睨みます。黒須(松坂桃李)は太田の家を用意し、アリのメモを解読させました。アリのメモはQRコードとなっており、太田は残り時間の中で解析を急ぎます。 一方ジャミーンの手術が無事終わり、薫(二階堂ふみ)と乃木は意識回復を祈ります。ジャミーンは無事に目を覚まし、薫と乃木は抱き合って喜びました。薫は乃木が気になるようになり、乃木も「薫が好き」と伝えたのです。 その時乃木に緊急連絡が入り、黒須と太田の元へ。太田は2人が本当に別班なのかを疑って自殺しようとしていましたが、乃木は山本を殺す動画を見せ太田は2人を信じることに。 そこに野崎たち公安がやってきます。しかし乃木は壁に穴を空けて隣の部屋にPCなどを隠しており、野崎たちは令状がないため諦めて退散したのでした。太田は無事解析に成功し、出てきた文言を見た乃木と黒須は息を飲みます。 後日乃木と黒須は、経産省の入札会場へ。入札後に残った面々の前に、別班の司令塔である櫻井(キムラ緑子)がやってきました。櫻井は「あなた方6人に集まってもらったのは、他でもなく国家の危機を未然に防ぐためです」と告げ……。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

乃木(堺雅人)は別班の会議で、ベキ(役所広司)が自分の父であることを告白します。3年前に別班から送られてきたテント情報の中に、乃木家の家紋と同じものがあり分かったとのこと。 卓(林遣都)は公安に所属し、バルカの内乱に巻き込まれて亡くなったと記録されていました。救助要請の記録がなく、もしかしたらベキは日本を恨んでいるのではと野崎(阿部寛)も推測。さらにテントのNo.2がノコル(二宮和也)と分かり、別班はノコルとの接触を試みます。 一方乃木は、薫(二階堂ふみ)と徐々に距離を縮めていきます。乃木にとって初めてのキスをし、2人は一緒に料理を楽しんだのでした。

ネタバレ

野崎は乃木を徹底マークし、チンギスと共にバルカ入りした乃木を尾行します。乃木も尾行に気づき、タクシーで仲間と入れ替わることに。こうして乃木たちはテントの集合場所に行き、ついにノコルと対面します。 乃木はノコルから銃を奪い、ノコルを人質に取ります。そしてなんと、乃木は別班の黒須(松坂桃李)や仲間たちに突然発砲。撃たれた5人の別班メンバーはその場に倒れ、乃木はノコルに「私はベキの息子だ、会わせてほしい」と頼んだのです。 野崎も、ドラム(富栄ドラム)が仕込んだGPSで乃木の居場所へと急ぎます。乃木は意識のあった黒須と共にノコルに捕縛され、ノコルも自分はベキの息子であると認めました。 そして2人は牢屋に入れられ、黒須は「作戦でしょ?」と乃木を問い詰めます。しかし乃木はそれを否定し、そこにベキが現れて……。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ベキ(役所広司)は乃木(堺雅人)が本当に別班を裏切ったのか証明するために、乃木に黒須(松坂桃李)の殺害を命じます。ノコル(二宮和也)の拳銃で乃木は黒須に発砲しますが、最初は打ち損じ。次に頭部に発砲しますが、弾切れとなったのです。 別班の4人は棺桶に入れられて公安が輸送したと、ベキに報告が上がります。黒須殺害は中止となり、ノコルはウソ発見器を使って乃木の調査を開始。乃木は別班に入った経緯などを、全てノコルに打ち明けました。

ネタバレ

ベキはDNA検査を命じ、ベキと乃木が99.9%の確率で親子であると証明されます。ベキは涙を流して喜びますが、ノコルは複雑な表情を浮かべて……。ベキは優秀な乃木を利用すると決め、テントの裏帳簿を乃木に渡したのです。 裏帳簿から、テントは金銭目的でテロ活動や犯罪を請け負っていたことが判明。しかもベキや幹部に支払われたお金は、複数の孤児院の運営費に使われていたのです。テントの目的は孤児の救済でした。 乃木は孤児院で、ヤスダ(音尾琢真)のお米の横流しを見抜きます。このことでベキは乃木を深く信頼し、乃木とノコルは7才差、血縁関係はないが息子であること、そしてノコルの会社で兄弟で働くよう指示したのです。 ノコルの会社「ムルーデル」で、乃木は経費削減を命じられます。乃木は帳簿から、テントの使途不明金・約6億円がムルーデルの売上と一致しているのを発見。ムルーデルが3年前から土地購入を積極的に行っていることも分かったのです。 なぜテントはテロ活動を多く請け負って、土地を購入していたのか。乃木は購入した土地に何かがあると睨んだのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ベキ(役所広司)は乃木(堺雅人)に、なぜバルカの土地購入をしているかを明かします。実はバルカの北西部には、高純度の99%のフローライトという蛍石が埋まっているとのこと。このフローライトを政府や他国よりも先に採掘し、孤児たちを助けたいと動いていたのです。 テントはテロを起こす時、一般人への被害が最小限になるよう計算していました。そこで乃木はベキに、テロではなく株で残りの土地の買収額・1千万ドルを稼ぐと提案。別班の顔を使ってお金を手に入れると言い、ベキも血を流したくないという思いから、乃木の提案を受け入れることに。

ネタバレ

そしてベキは、自らの過去を乃木やノコル(二宮和也)に明かし始めました。ベキは明美(高梨臨)と結婚し、公安外事課の任務でバルカに赴任。武装組織に襲われた時に、ベキは明美と幼い乃木を助けるため、日本政府にヘリの救助を依頼しました。 ヘリが来た時に武装勢力もやってきたのですが、ヘリは引き返してしまい……。指揮官の命令で引き返すよう指示があったようで、その後乃木は人身売買され、ベキと明美にはひどい拷問が続きました。 明美は拷問の末に亡くなり、ベキはバトラカ(林泰文)の助けを得て乃木を探し回ります。しかし乃木が見つからず、そんな時に赤ちゃんだったノコルと出会い……。ベキはノコルの親代わりになることを決め、バトラカとピヨも加わって銃の訓練などを始めます。 そして、ジャミーンの父・アディエルとも出会い、ベキはアディエルも育てました。こうしてテントという組織を拡大していったベキ。ベキは乃木に、「日本への恨みはない」と断言。日本へのテロの依頼も断ってきたと告げます。 しかしバルカ国土交通大臣がフローライトの存在に気づいてしまいます。ノコルの親友・ゴビ(馬場徹)は、乃木が現れたからフローライトの情報が漏れたのではと疑い……。 するとノコルは乃木が撃った別班4人が、生きていることを突き止めました。ノコルは乃木を拘束し、「別班の任務で来たのか?」と問い詰めます。 「F」が「言うな」と口止めしたのですが、乃木は「別班の任務で来た」と言ってしまい……。

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最終回のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

乃木(堺雅人)は別班の任務でテントに潜入したことをベキ(役所広司)に打ち明けますが、ベキは最初から見抜いており乃木を殺しませんでした。 乃木の作戦を知っていたのは、櫻井(キムラ緑子)のみ。そして乃木は、もう1人の協力者は野崎(阿部寛)だと明かしたのです。 野崎は乃木の「スネイプ社」など、あらゆる言葉から乃木の潜入作戦を悟って協力者となりました。こうしてベキは乃木と黒須と共に、フローライト採掘と裏切り者探しを行っていくことに。 そんな中、乃木やノコル(二宮和也)たちはワニズ外務大臣に呼び出されます。そこには大使の西岡(檀れい)の姿も。そこでワニズはフローライト採掘において、ノコルにかなり歩み寄った提案をしてきました。 しかし太田(飯沼愛)の調査によって、フローライトの情報を政府に流した裏切り者は。ゴビの秘書のジャンであることが分かり……。

ネタバレ

5日後、ノコルは政府の提案を受け入れ調印します。しかしゴビが裏切って政府の味方となり、フローライト採掘は政府が主導権を持つことに。そこにやってきたのは野崎とチンギス。野崎は西岡に、決断を迫ったのです。 5日前、ジャンがゴビに操られていたことが分かりゴビの裏切りが発覚。乃木は最終手段として野崎に協力を依頼することをベキに提案しますが、それはベキが捕まるということ。ベキは最初からテロで人を殺してきた罪を償うつもりで、ベキは野崎と対面を果たしました。 野崎は西岡にバルカ政府ではなく自分たちと手を組むよう説得し、西岡はワニズを裏切って乃木たちの味方に。こうしてノコルはフローライト採掘の責任者となり、今後も孤児たちを救っていくことを宣言。ワニズ、ベキ、バトラカ、ピヨは逮捕されたのでした。 しかしベキたちは日本で逃亡を図ります。別班4人の生存情報をテントに流した日本のモニターは、新庄(竜星涼)でした。ベキはまだ日本への恨みを持っていて、乃木は日本が危ないと帰国を急ぎます。 ベキは内閣官房副長官の上原(橋爪功)と家族を監禁。上原は当時のベキの上司で、バルカでベキの救助中止を言い渡した張本人でした。ベキは上原に発砲しますが、その前に乃木がベキ、バトラカ、ピヨを銃撃。ベキは乃木の腕の中で、倒れ込んでしまい……。 乃木は神田明神へ。そこで薫(二階堂ふみ)とジャミーンと再会を果たします。しかしFが「置いてあるぞ」と現れ、乃木は祠の赤い饅頭を発見したのでした。

【真犯人】日本のモニターの正体はあの人だった

日本に潜入しているテントのモニターが、新庄(竜星涼)であることが判明しました!長野専務説が濃厚と思われていましたが、新庄を予想していた声も多かったため大きな意外性はなかったように思います。 別班4人が生きている証拠を集めてベキに報告し、最後はベキ、バトラカ、ピヨを逃亡させた新庄。新庄はこれまで何度も尾行に失敗したり、公安にしては怪しい点も多かったため納得の黒幕でしたね。

【結末】最終回の伏線まとめ

ベキは乃木の特技で狙いに気づいていた

冒頭で、ベキは乃木が別班を裏切ったのではなく別班の任務でテントに潜入したことを見抜いていました。乃木には物を持っただけで重さが分かるという特技があります。 ベキが黒須を殺せと乃木に命じた時、乃木はノコルから渡された銃に弾が1発しか入っていないことを確認。その1発をわざと外したため、ベキは乃木が仲間を裏切るような人間ではないと気づいていたのです。 ベキにも相当な観察力があることが、最終回で改めて痛感させられましたね。

ハリポタオタクの野崎も伏線だった

野崎は乃木に「超好きだ!」と即答するほど、ハリーポッターの大ファン。そこで乃木は「スネイプ社と商談がある」と野崎に伝えたのですが、それは重要なキーワードだったことが分かりました。 ハリーポッターでは、スネイプ先生は裏切り者に見えて実はハリーたちを助けるために潜入していた重要な人物。野崎は乃木=スネイプ先生と気づき、別班4人が死んだと見せかけるための棺桶を用意するなど、乃木のために動き出しました。 乃木と野崎は直接的な会話なしに協力関係となりました。この伏線には鳥肌が立ちますね!

第2話での野崎の行動もまさかの伏線

野崎は第2話で「最後にやることができた。ちょっと抜ける」と姿を消したシーンがありました。この間、野崎はナジュムに監視カメラを仕掛けさせ、西岡の動きをあらゆる角度から監視する体制を作っていたことが分かりました。 この空白もしっかりと伏線回収されましたね。結果的に西岡を仲間にすることができたので、野崎のその時の判断力には感服します。

チンギスもテントの孤児院出身者だった

最終回で、チンギスもテントの孤児院の出身であることが判明!この展開は予想していなかったのでかなり驚きました。実はバルカの警察官は、テントの孤児院出身者が多数いるとのこと。チンギスはベキを見送るシーンで膝をついて頭を下げ、本当にベキに感謝している姿が印象的でしたね。 チンギスは1話ではすごく恐ろしいイメージでしたが、ラストには最強の味方となりました。

野崎にかけた乃木の言葉と、赤いまんじゅうの意味は?

乃木はバルカにいるノコルと電話をし、「皇天親無く惟徳を是輔く」と伝えました。この言葉の意味は、「天は正しい行いをした人物を助ける」です。乃木はベキ、バトラカ、ピヨに発砲しましたが、実は3人は死んでいないということを伝えたかったのではないでしょうか。 そして神田明神には、最後赤いまんじゅうが祠に置いてありました。赤いまんじゅうといえば、別班の新たな任務の合図。今後乃木は新たな別班の任務があることを示唆しており、続編への期待が高まるラストとなりました。

【予想】最終回の結末を大胆予想

最終回、乃木とベキは協力し、日本にいるテントのモニター・裏切り者を暴き出していくのではないかと予想します。9話のラストでベキは、乃木に対して刀を降り下ろしていました。しかし実際には斬らず、乃木のロープを切って助ける展開になりそうです。 ベキは既に、乃木が別班の任務として来ていることに気づいていると思います。そして誰かが、別班に「テントの最終標的が日本」と嘘を流したことになります。またフローライトのことを外に漏らした裏切り者もいますね。この2つが同一人物、もしくは裏で繋がっている人物による裏切りと考えられます。 ベキと乃木は共闘して、裏切り者を暴いていくのではないでしょうか。ベキと乃木の親子愛深まるシーンも見たいですね……!

テントの標的が日本は真実?それともデマ?

別班は「テントの標的が日本」という情報を得たため、テントを追うことになりました。この情報自体は、デマである可能性が高そうですね。 このことに対し、ベキは「日本への恨みはない」と断言しています。誰かがテントの目的が日本であるというデマを流し、別班を動かしたことになります。乃木はテントの本当の目的が分かったため、テントを追う理由もなくなりました。 そこから、やはりベキと乃木が共闘していく流れに繋がりそうです。しかし、明美は死に際に「復讐して」とベキに伝え亡くなりました。ベキが日本への恨みを本当に持っていないのかがポイントになりそうです。

フローライトの情報漏洩の犯人は?

フローライトの情報を外部に漏らしたのは、乃木ではないと思います。現時点で1番怪しいのは、ノコルです。 ノコルは突然現れた兄である乃木に、ずっと戸惑っている様子です。ポジションを奪われるのではないか、乃木が優秀であることも認めざるを得ないため、乃木に疑いが向くよう仕向けたのだと思います。 しかし、ベキはそのことに気づいていそうです。ここからも、乃木とベキが共闘し一緒にフローライト採掘に動くという流れになるかもしれませんね。

日本にいるモニターは誰?

そしてテントのモニターが、日本にいることが分かりました。別班4人が生きていると情報を流した人物です。1番怪しいのは、しばらく登場していない長野専務(小日向文世)だと予想します。 テントに送られてきたメールアドレスは「jmail」と書かれていました。これは、長野が太田に送っていたメール「fox.777@jmail.con」と同じです。また小日向がただの太田の不倫相手で終わるはずがない、とも思いますよね。 また櫻井も怪しい点があります。そもそも乃木をテントに潜り込ませたこと自体が櫻井からの指令かもしれません。長野か櫻井がモニターであると思います。

薫は本当にただの医者なのか……?

薫もずっと、裏があるのではと怪しまれていました。当初は薫の経歴が分からなかったり、二階堂ふみがただの医者を演じるのか?という疑問が出ていましたね。確かに薫は、このままいい医者で終わるとは考えにくいです。 まず薫は、砂漠で1人だけはぐれたことがありました。ここで何をしていたかが疑問です。また乃木と距離を縮めることで、別班の動きを見張っていた可能性もあります。実は薫は孤児で、かつてベキに助けられテントの仲間になったという展開も考えられますね。 しかしテントは、ジャミーンの安否を知らない様子でした。薫がモニターであれば、当然テントはジャミーンの現在を知っているはず。最終回、薫の正体には要注目です。

【新事実】9話で明かされた情報とは

アディエルはテントの仲間じゃなかった

アディエルは自爆テロに巻き込まれて亡くなったため、テントの仲間ではないかと考察が出ていました。しかしベキは、アディエルはテントから離れて生活していたことを明かしていましたね。よってアディエルはテントの仲間として活動していなかったことが分かります。 よって、ジャミーンもテントの仲間ではないと考えられます。

ベキは公安に見捨てられた過去を持っている

ベキは武装勢力に襲われ、公安に助けを求めました。公安はヘリでベキを助けに来たのですが、引き返してしまいましたね。ベキは公安に見捨てられ、そこから拷問を受けることになってしまいます。 しかもその拷問の末、妻である明美を亡くしてしまいました。このことからベキは相当日本に恨みを持っていると考えられ、別班も「テントが日本を狙っている」と信じるのは、この過去も踏まえてでしょう。 しかしベキは、もう日本に恨みはなく噂が広まっただけと答えていました。この発言が果たして真実なのかが、最終回の重要なポイントとなりそうです。そもそもなぜベキは公安に見捨てられなければならなかったのか、その指示を出した人物がいるのかも気になります。

【目的】テントがテロを仕掛ける理由

第8話で、テントの目的が「孤児支援」であることが判明。テロを請け負うことによって資金を得て、それを児童養護施設の運営に充てていたことが分かりました。 テントはベキの部下・バトラカ(林泰文)が代表を務める民間軍事会社で、政府や他国のテロや暗殺計画を請け負って資金を入手しています。3年前から積極的に依頼を受け、その資金を今度は土地購入に回していることも明らかとなりました。 そしてベキは「この半年が勝負」と言っており、時間に焦っている様子が伺えます。テロ活動と土地購入を急いでいるには、何か理由がありそうです。

3年前から土地購入をしている理由は?

ベキは土地購入をすることで、自らの国家を作り上げようとしている可能性があります。「テント」とは仮住まいという意味。真の目的は自らの国を作ることで、バルカの土地資源を狙って資金を得ながら土地を拡大しているのではないでしょうか。 孤児を守っているのも、土地を購入して孤児たちの新たな場所を作っていくという意味もあるかもしれません。しかしそれだけでなく、新たな国家に必要な人材を確保するため子供たちを育てているとも取れます。 または資源が採れる土地を購入して、バルカ政府が進める資源エネルギー計画を阻止していることも考えられますね。資源発掘が公害に繋がるため、環境を守るために先に土地を購入しているのかもしれません。

テントとノコルの会社「ムルーデル」の関係

VIVANT テント ムルーデル

【真相】乃木は結局別班を裏切ったのか

棺桶に入れられた4人は生きていそう!?

乃木に銃で撃たれた別班の4人は、公安によって棺桶に入れられて運ばれていました。その場には、もちろん野崎の姿も。しかし本当は亡くなっておらず、生きている可能性が高そうですね。 というのも、別班4人が撃たれた場所にノコルや他のテントメンバーがいました。即死かどうかは、その場で確認することができたはず。それに別班4人が棺桶で運ばれていた時に、野崎の姿があったことポイントになりそうですね。 やはり乃木と野崎は裏で繋がっていて、乃木が別班4人をすぐ匿って治療するよう野崎に頼んだのではないでしょうか。

追記:9話で判明!別班4人は全員生きていた!

9話で棺桶に入れられた4人が全員生きていたことが判明しましたね!しかしこれによって乃木が新たなピンチに……。一体この危機をどう乗り切るのか、注目が集まります。

黒須も乃木の狙いに気づいている?

乃木に裏切られたと思っている黒須ですが、黒須も乃木の狙いに気づいていると思います。 乃木は物を持っただけでグラム数が分かるという、特殊能力を持っています。よってノコルに渡された銃に、弾が1つしか入っていないことは容易に分かったはず。そして黒須は乃木に撃たれなかったため、黒須はその瞬間に乃木の狙いに気が付いていそうですね。 乃木は別班ですから、銃を外すなど本来ならあり得ません。そこで黒須は、乃木が本当に別班を裏切ったとは思っていないと思います。

【伏線?】ノコルが日焼けしない理由とは?

公式SNSでは第8話の放送前に、「ノコルが日焼けしない理由が判明する」と発表されていました。確かに二宮和也が演じるノコルは、肌が白いです。他のテントのメンバーは日焼けをしているので、明らかに白さが目立っていましたね。 この日焼けをしていないことにも伏線があるのでは、と放送前から盛り上がっていました!

結局日焼けしない理由とは?

結果として、日焼けをしていない直接の描写は描かれていませんでした。ただしノコルは外での危険なテロ行為などは行わず、テントの中枢として重要な人物であるということを伝えたかったのだと思います。 ノコルは会社を経営し、ベキの右腕としてとても重宝されている様子でした。以前ベキは「何としてもノコルに犯罪歴をつけさせるな」と発言しています。テントにとってノコルはとても重要な人物であり、ベキによって守られているということが分かりますね。

【裏切り】7話ラストの衝撃!銃撃の真相は

第7話のラストで、乃木が別班を裏切りました。乃木が別班を裏切った理由としては、「自分はベキの息子で、ベキに会いたいから」。以前から乃木は父親に会いたいとこぼしていましたが、本当にその理由だけで別班をお裏切ったのかが気になるところですね。 予想ですが、父に会いたいというだけで乃木は別班を裏切らないでしょう。テントについて調べているうちに公安が父を裏切ったことを知り、徐々にテントの活動に共感していったのかもしれません。それか、裏切り自体が櫻井による指令だった可能性もあります。 乃木は別班の仲間たちを銃撃しましたが、いずれも急所を外しているようにも見えます。殺意があったのではなく、裏切りを邪魔されないよう発砲したのではないでしょうか。

乃木が野崎の手に触れながら言った言葉とは

乃木はバルカに向かう飛行機の中で、野崎に「あなたは鶏群の一鶴。眼光紙背に徹す」と手を触れながら伝えました。この言葉は、1人だけ抜きん出て優れた人が混じっており、紙の裏まで見通すという意味です。 この言葉の意味から、乃木は野崎が抜きん出た能力を持っており自分を見透かしてくれるという期待が込められていると感じます。乃木は野崎に、自分が別班を裏切って行動を開始するということを伝えたかったのかもしれませんね。 野崎に別班を裏切ることを伝えたことによって、別班メンバーを銃撃した時にすぐに野崎に助けを呼んでもらい、別班メンバーを救ってもらおうとしたのではないかと予想します!

「乃木は別班ではない」と言い切る野崎の意図

野崎は、「乃木が別班ではない」と言い切っています。しかし野崎が乃木と話す時には、明らかに自分は乃木が別班だと分かっている体で話していますよね。 野崎は乃木が別班だと気づいていますが、公安の仲間たちにそれを悟られないように「別班ではない」と発言したと思います。ということは、乃木と野崎は裏で繋がっていて野崎は事前に乃木が別班を裏切ることを知っていたのかもしれません。 今後は乃木と野崎の関係性に、要注目です!

なぜ乃木は薫にこだわる?

乃木は薫に「好き」だと告白しました。砂漠の中でも薫を探すのに一生懸命になっていたり、愛を知らない乃木が徐々に薫に惹かれている展開になっています。乃木は愛を知っていき、今後人として成長していくのかもしれませんね。 しかし乃木が、薫やジャミーンを調べている可能性もあります。薫もジャミーンもテントに関わっている可能性があり、乃木は好きになったと見せかけて薫を油断させ、正体を暴いていくつもりなのかもしれません。 別人格「F」も、乃木がなぜそんなに薫にこだわるのか疑問に思っている様子。薫も突然乃木の家にやってきたりと行動が怪しいので、何かを隠している可能性が高そうです。

【正体】ノコル(二宮和也)はベキの息子?

ノコルの正体は、リュウ・ミンシュエンである可能性が高いです。リュウはドラムのような優秀なエージェントで、野崎の元後輩。頼りない雰囲気ですが芯を持っているところが乃木に似ていると、野崎が7話で語っていた人物です。 乃木に似ているというヒントから、乃木とリュウが兄弟である伏線なのではと予想します。リュウは既に亡くなったと野崎は言っていましたが、実は生きていそうですね。リュウは今も公安のエージェントを続けていて、今はノコルとしてテントに潜入している可能性もあります。 ノコルは自分がベキの息子だと認めていましたが、本物のノコルなのか……気になるところです。

ノゴーン・ベキは何者なのか

ノゴーン・ベキこと卓は、元々公安警察に所属していました。公安としてバルカで内乱が起こらないように尽力しており、日本の国益を守るために内乱を監視していたようです。 しかし1983年に内乱が起こり、卓は日本政府に助けを求めましたが見捨てられた可能性が高いとのこと。これが本当であれば、ベキは日本に恨みを持ってテントとして日本を潰そうとしているのかもしれません。 しかし乃木の父親ですし、本当に日本を恨んでいるとは考えにくいですね。何か別の目的があってテントとして活動しているように見えます。

【別班】現在明らかになっているメンバー

第6話の時点で、別班のメンバーが7人明らかになっています。別班で司令を務めるのは、櫻井(キムラ緑子)。別班のリーダーであり、乃木は櫻井の元で動いているようです。 その他のメンバーは、乃木と黒須の他に4人。役名はまだ発表されておらず、演じるのは市川笑三郎、平山祐介、珠城りょう、西山潤の4人です。別班は現在7人の存在が明らかになっており、「国家の危機を未然に防ぐため」に櫻井によって集められています。 集まった場所は、経済産業省で行われた資源エネルギー庁の入札の会場。乃木は丸菱、黒須はJKT資源開発の社員、その他のメンバーも別の会社の社員になりすまして落札に成功。野崎も気づけなかった方法で別班は集結し、こうして会議を行っているようですね。

【黒幕?】テロ組織・テントとは?

第4話では、テロ組織・テントの最終的な標的は「日本」であることが分かりました。山本によると、それは世界各国諜報部の最新情報とのこと。乃木は日本を見限った山本のことが許せず、山本を自殺に見せかけて殺害しました。 乃木はテロ組織に母を殺され、乃木の父が裏切った日本政府を裏切って憎んでいる可能性があります。よって日本政府を恨むテントのリーダーは実は乃木の父で、役所広司がテントのリーダーかもしれません。 別班とテントの対立は、これからも物語の中心となって描かれるのではないでしょうか。

ノゴーン・ベキの本性とは

第6話でテントのリーダーのノゴーン・ベキの、恐ろしい実態が明らかになりました。横領した部下を日本刀で切りつけ、殺害。その時ベキは「何のために金集めをしているのか分からないのか?」と、厳しい形相をしていました。金集めに強いこだわりがあるようです。 しかしベキはただテロを起こしたいのではなく、逆にテロを撲滅しようとしているのかもしれません。それか人身売買を辞めさせたり、世界に対して何かを訴えたい組織のようにも見えます。 ベキは恐ろしい人物のように見えていますが、本性は悪党ではないのかもしれません。

【まとめ】過去の考察・解説

【仲間】ジャミーンもテントのメンバー?

乃木(堺雅人)の命の恩人で話せない少女ジャミーンがテントのメンバーではないかと考察されています。 第4話で放送されたのが、父・アディエルとジャミーンがテントのメンバーと写っている写真。このことから、ジャミーン親子はテントと何らかの関係がありそうです。 ということは、ジャミーンを心配し日本に連れてきてまで治療をしている薫もテントと関係が……?さらに第5話では別班の司令がジャミーンのことを「奇跡の少女」と呼ぶシーンも。ジャミーンはテントにとっても別班にとっても重要なキャラであることは間違いなさそうです。

【別人格】乃木(F)は別班だった!?

第4話で、乃木の正体が別班であることが判明しました!乃木には別人格(F)があることが第1話から分かっていましたが、乃木とFはずっと公安の野崎を利用していたという展開となりましたね。 乃木、そして別班の今回の目的は、テロ組織である「テント」に接触しリーダーの正体を明らかにすることが目的でした。ただし目的はそれだけではないはずですし、まだ何かを隠しているでしょう。 正体が分かっても、たくさんの謎が隠されていそうです!

少しずつ明らかになっている乃木の過去

別班の諜報員である乃木の過去は、かなり壮絶なものでした。乃木は3歳の頃、バルカで両親と離ればなれになり、人身売買されていたところをジャーナリストに保護され舞鶴で警察に保護。 強いストレスから記憶障害を起こし名前も思い出せなかった乃木は「丹後隼人」と名付けられ、いじめられていたものの成績優秀で米国留学特別支援制度(ミリタリースクール)にトップ合格し留学します。 ずっと記憶喪失だった乃木ですが、17歳の時に乃木家の家紋をテレビで見たことで、自分が乃木憂助であることを知りました。 別人格の「F」と乃木は、子供の頃に日本に戻ってきて「消えてしまいたい」と思っていた頃に出会いました。そして米国のミリタリースクールを乃木に勧めたのは、F。その後家族愛を知らない乃木は代わりに日本に愛国心を持ちたいと思うようになり、別班に入ることを決めました。 乃木は子供の頃にFと出会い、大人になるまでずっと一緒に生きていることが分かっています。

ついに登場した黒須(松坂桃李)も別班!

出演者に松坂桃李が発表されていましたが、第3話まで登場せず……。ようやく第4話に登場し、黒須は乃木の仲間で同じく「別班」であることが分かりました。黒須は山本に自分も仲間だと信じ込ませて近づき、山本を捕えることに成功しましたね。 第4話でようやく松坂桃李が出演し、SNSでも歓喜の声が挙がりましたね!「もう出てこないのかと思った!」「悪役なの!?まだまだ黒須が謎すぎる」との声が挙がり、黒須の正体についてもこれからが楽しみですね。

【犯人】誤送金問題を仕組んだ裏切り者は?

4話では真犯人は山本であることが判明!

3話のラストでは太田が犯人と分かりましたが、4話で本当の黒幕は山本であることが判明しました!ハッカーであり、ブルーウォーカーの太田に裏で指示を出していたのは山本。さらに山本は、テロ組織・テントのモニターであることも分かりましたね。 山本はテントに資金を流すために、誤送金を仕組みました。山本はダークウェブでテントに招待されて、ネパールに出張に行くふりをしてバルカへ入国。アリの元で訓練を受け、2年前に勧誘しておいた太田を使って誤送金を仕組んだ黒幕だったのです。

3話で明かされた犯人は太田梨歩!

3話ではホワイトハッカーの東条(濱田岳)が登場し、誤送金問題の犯人を探り始めます。 彼によると、誤送金が乃木のしわざではないなら、システムそのものが改ざんされている可能性が高いとのこと。さらに、自らが開発した「別のサーバーに履歴がコピーされる」仕組みが利用されているかもしれないというのです。 乃木と親しい同期・山本巧(迫田孝也)も協力することで、データルームの中のサーバーからデータを回収することに成功します。 抜き取ったデータを確認すると、原部長のパソコンで誤送金されるようにプログラムを書き換えられたことが判明。そして防犯カメラを確認すると、原のパソコンを使って改ざんをしている太田梨歩(飯沼愛)の姿が映っていたのです。

【意味】判明した「VIVANT」の意

2話では野崎の推測のもと、「VIVANT」が「別班」を意味していることが判明しました。 別班とは、自衛隊の裏でスパイ活動をしている政府非公認の組織です。自衛隊の中でも特に優秀な人達から構成されており、日本の安全を守っているとのこと。 政府非公認だからこそ、法律などを気にすることなく「好き勝手に」活動することができるそうです。本作において、どのように別班が関わってくるのか注目ですね! ちなみに乃木は経歴に怪しいところが何一つないため、別班のメンバーではないと野崎が語っています。

【伏線?】テントの仲間は誰?タイトルが頭文字になっている!?

現時点では、テントの仲間はリーダーが乃木の父(役所広司)、そして息子(二宮和也)も仲間の可能性が高いです。 また医師の薫も、乃木の父の仲間でありテントの可能性もありますね。ジャミーンを利用して日本に来て、乃木を別班と睨んで行動を監視しているのかもしれません。 またSNSでは、「タイトルの頭文字が所属組織を表しているのでは」と考察されています。乃木が別班のV、薫が医師のI、黒須が別班のV、野崎が日本警察のN。 残るTはテント、そしてAは暗殺者?さらに乃木の「F」は、Father=父親の頭文字なのではとも予想されています!

【1話終了】残されている謎の数々とは?

①乃木は二重人格?

第1話で、乃木が2人登場しているシーンが多くありました。乃木はもう1人の乃木とよく会話しており、別人格があるとみて取れますね。恐らく乃木は二重人格であると考えられます。 普段の乃木は少し頼りなく、優しい一面があります。しかしもう1人の人格は厳しく、疲れている乃木に対して「何しけたツラしてるんだよ」と厳しい言葉を浴びせていました。2つの人格は対照的なものであり、それぞれの人格同士で会話ができることも分かっていますね。 そして乃木は過去の体験がフラッシュバックし、うなされていました。過去の体験がもう1人の人格を作り上げ、乃木を苦しめている可能性が高そうですね。

3話では乃木の別人格の名前が「エフ」であることが判明!

3話では乃木の別人格の名前が「エフ」であることが判明。 バルカの砂漠で薫をおんぶして歩いている乃木に別人格が話しかけた時、「エフなのか?」と話しかけていることや、日本帰国後に「なあ、エフ。この件が収まるまで出てこないでくれ。」を頼んでいることから、名前が「エフ」であることが推測できます。 そんな「エフ」の由来については、英単語の頭文字の「F」から来ている説や、乃木の別人格が「別班」でそのコードネーム説があるのですが、現時点では明かされていません。

②裏切り者は果たして誰?

裏切り者は、現時点では乃木のもう1人の人格ではないかと考えられます。 防犯カメラの記録からして、乃木が送金の時間にパソコンを操作して送金していた可能性が高いです。しかし乃木は記憶になさそうな態度を出していたので、もう1人の人格が送金したのではないでしょうか。 乃木を苦しめている過去の体験の復讐のためにもう1人の人格が生まれ、復讐を行っているのではないでしょうか。そのことに、普段の乃木が気づいていない可能性が高そうです。

③二宮和也と役所広司は何役?

第1話のラストに登場した、二宮和也と役所広司。 二宮は役所のことを「お父さん」と呼んでいたので親子関係だと推測できますね。そして父を失ったジャミーンの面倒を見ると役所が発言してたため、ジャミーンは役所の孫?ではないかと考えられます。 そうなると、ジャミーンの父・アディエルもしくは母が、二宮と兄弟である可能性が高いですね。

【舞台】物語が展開されるバルカ共和国とは?

VIVANTの舞台は「バルカ共和国」という国ですが、実在しない架空の国です。 ロケはモンゴルで行われていて、バルカ共和国もモンゴルに近い場所に位置している設定となっています。バルカ共和国の首都はクーダンという都市で、ドラマではモンゴル語が使われていました。 ドラマでもモンゴル人俳優が起用されており、スタッフにもモンゴル人が加わっていることが分かります。バルカ共和国はモンゴルをモチーフとしていて、架空の国として作り上げられています!

【反響】第1話放送後の視聴者の感想

ここからは、第1話放送後の視聴者の感想の一部を紹介していきます。

すべてが豪華!一体どんだけお金使っているんだ……

まず最もよく見られた感想が「お金がめっちゃかかっている!」というもの。モンゴルでロケをしていたり、主演級のキャストが勢ぞろいしたりしていることから、放送前にも関わらず「このドラマにTBSの命運もかかっているのでは」と噂されていましたね。 実際にドラマが始まるとモンゴルでの壮大な景色だけではなく、従来のドラマとは桁違いの使用された銃弾の数、あらゆるものを破壊しまくる爆破シーンや、街を爆走するカーアクションなど予想以上の予算のかかり具合に驚いた視聴者も多いのではないでしょうか。 さらに、第1話のラストシーンにはシークレットゲストとして、役所広司と二宮和也も登場。事前情報無しの突然に解禁に、ドラマを観ている人からは「日曜劇場アベンジャーズじゃん」と歓喜の声が上がりました。

日本のドラマながら、日本語以外の言語が飛び交う

日本のドラマでありながら、日本語以外の言語が飛び交っていることも視聴者を驚かせた要素の1つ。 ドラマの舞台が架空の国「バルカ共和国」であることから、主要キャストたちがモンゴル語を話す場面が多く登場しています。筆者はモンゴル語が全くわかりませんが、キャスト陣が流暢に話している様子だけはなんとなく理解できました。 しばらくはバルカ共和国が舞台になりそうなので、モンゴル語を話すシーンがもうしばらく観られそうですね!

ドラムがかわいい!優秀過ぎるサポーター

野崎の仲間であるドラムがかわいいという感想も、放送後には多く見られました。日本語を完璧に理解しているだけではなく、運転技術に優れており、肘でどつくだけで人を気絶されられるほどの力の持ち主。これらのスキルを活かし、逃走する野崎たちを救出してくれる心強い協力者です。 ドラムを演じたのは富栄ドラム。2008年から2021年まで相撲界で活動していた元力士で、引退後にはYouTubeを中心に活動しています。最近はNetflixドラマ「サンクチュアリ」にも出演しており、作品出演が増えている俳優の1人です。 ドラムというキャラクターの大きな特徴が、言葉を発することができないということ。発声できない代わりに使用するのが、携帯の翻訳機能です。翻訳機能の声を担当するのは、「コナン」の灰原哀役でおなじみの林原めぐみ。可愛らしい声と愛嬌のある話し方がクセになること間違いなしです。

乃木はポンコツに見えて、実は優秀な人間説

本作の主人公である乃木憂助は、多額の誤送金問題に巻き込まれてしまい、問題解決のためにタクシーに乗車したところ砂漠の中放置され、挙句の果てには爆発テロにまで巻き込まれ怪我をしてしまいます。 この様子から、乃木は半沢直樹のような堅物ではなく、少し抜けている部分も多い人間だと思った人も多いのではないでしょうか。 しかしよくよく考えてみると、そもそも乃木は「丸菱商事」に務めている商社マン、いわゆる「エリート」です。また高校時代の親友はCIAに勤めていることから、周囲の人間は非常に優秀であることがわかります。 さらに、乃木は現地の人とは日常会話だけではなく、ビジネス会話もできるほどモンゴル語が堪能。CIAに務めている友人に電話をかける時には英語で話していることから、日本語・モンゴル語・英語を話すことができるトリリンガルであることがわかります。 こうしたことから、乃木は実は非常に優秀な人間なのではと噂されています。これから明かされる乃木の秘密に期待したいですね。

原作はなし!放送前のストーリーを予想

ドラマ『VIVANT』は原作なしのオリジナルストーリー。「限界突破!アドベンチャードラマ」と銘打っているものの、詳細は明かされていません。 そんな謎の多い本作ですが、注目すべきは豪華すぎるメインキャスト!主演の堺雅人はもちろん、「日曜劇場」枠常連の阿部寛、『この世界の片隅に』の松坂桃李と二階堂ふみ、『陸王』の役所広司と同枠を代表するドラマの主演キャストが勢ぞろいしました。 ドラマファンの間でも話題を呼び、ティザービジュアルに添えられた「敵か味方か、味方か敵か」の一文から、「スパイものでは?」と予想する声も……。 また、「キャストがヤバい」「アベンジャーズ感がある」といった反響が寄せられています。

ビジネス系?一体どんなストーリーに

ストーリーが明かされていない本作ですが、スーツ姿の堺雅人が走っているシーンが映っており「ビジネス系のストーリー」になると予想します。 また2カ月半に渡って、モンゴルで撮影が行われていることも分かりました。このことから、「世界を股にかけたビジネスドラマ」の可能性が高いですね! このドラマには、通常のドラマの3倍以上の制作費がかけられています。放送前で既にシリーズ化、映画化も検討されているということで、相当な気合を感じられるドラマですね。 主演の堺雅人も、「このドラマでの主演は大きな覚悟が必要」と語っていました。熱いドラマになることは間違いなさそうです。

「VIVANT」の意味とは?

「VIVANT」は、フランス語です。意味としては、「生きている」「命のある」「生き延びている」、また「生きている人,生者」といった意味もあります。 ビジネス系ドラマと予想していますが、「生きていくこと」が主軸となったヒューマンドラマの一面も描かれるのではないでしょうか。豪華なキャスト陣の誰が敵なのか味方なのか、そういった人間模様にも注目が集まります。

「VIVANT(ヴィヴァン)」のキャスト

堺雅人

堺雅人は2020年版「半沢直樹」以来3年ぶりの「日曜劇場」出演。2013年版「半沢直樹」の最高視聴率は、平成の民放ドラマ歴代1位の42.2%を記録しました。その他の代表作に、「リーガル・ハイ」シリーズや大河ドラマ『真田丸』(2016年)があります。 その唯一無二の存在感を武器に、日曜劇場作品で再びヒットを生むかもしれません!

阿部寛

阿部寛

ドラゴン桜」シリーズや「新参者」シリーズ、「下町ロケット」シリーズ、「DCU」(2022年)と数々の作品で主演を務め、「日曜劇場の顔」となった阿部寛も参戦。弁護士や刑事などのキャラクターに扮してきましたが、彼が今回演じる役柄とは……? 連ドラでは主演の堺雅人と初共演になるので、どんなやり取りを見せるのか注目ですね。

二階堂ふみ

二階堂ふみ

紅一点として作品に華を添える二階堂ふみ。2012年公開の映画『ヒミズ』では、ヴェネチア国際映画祭の最優秀新人賞を獲得する快挙を成し遂げました。彼女が「日曜劇場」に出演するのは、『この世界の片隅に』(2018年)以来5年ぶりです。 リメイク版「将軍」(時期未定)で海外進出も決定し、勢いは留まるところを知りません。

松坂桃李

松坂桃李

松坂桃李は二階堂ふみと同じく、『この世界の片隅に』以来の「日曜劇場」出演となります。 今やイケメン俳優から演技派へ成長を遂げ、映画『新聞記者』(2019年)の演技で第43回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞しました。引っ張りだこの松坂が自ら出演を志願した作品とあって、本作への期待はますます高まります。

役所広司

役所広司

日本映画界が誇るベテラン俳優・役所広司。樹木希林とW主演を務めた『わが母の記』(2012年)などが国際的な評価を獲得し、日本を代表する俳優の1人になりました。「日曜劇場」への出演は、20年ぶりにTBS連ドラに出演した『陸王』(2017年)以来です。 映画『孤狼の血』(2018年)でバディを組んだ、松坂桃李との再共演も注目されています。

監督は『半沢直樹』の福澤克雄

半沢直樹

監督は「日本で最も視聴率を獲得するテレビドラマディレクター」の福澤克雄。 池井戸潤原作の作品の演出家として知られ、先述の『半沢直樹』など以外に『ルーズヴェルト・ゲーム』(2014年)、『七つの会議』(2019年)も手掛けています。その他、「ドラゴン桜」シリーズや『華麗なる一族』(2007年)も世に送り出してきました。 今回自ら脚本も執筆し、慣れ親しんだキャストや「日曜劇場」の制作スタッフと共に、完全オリジナルストーリーの作品を作り上げます。 本作も「日曜劇場」らしい、スリリングでスカッとするようなドラマになるかもしれません。

日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の最終回ネタバレ・全話あらすじ

豪華キャスト集結の『VIVANT』は2023年7月放送スタート。ストーリーや役柄は初回まで一切明かさないとのことで、異例の宣伝手法も話題になっています。 モンゴルで長期ロケが行われたとの報道もあるので、放送を楽しみに待ちましょう!